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艦娘がいない鎮守府のようです

82 ◆HS4z8y6JHc:2016/04/03(日) 17:51:37 ID:62pQqJ3.0
('A`)「でも、突拍子もねえ話っつーことにも変わりねえよなぁ……」


リールを巻いて糸を戻す
釣針に引っ掛けてあった餌は綺麗に無くなっていた。随分器用にお食事するじゃねえか魚の野郎


('A`)「よっと!!」


餌を付け直し、竿を振って釣針を遠くに投げる
オッサンからは『マグロ釣ってこい。釣ってこなかったら殺す』と脅されているので、なんとしても釣り上げないといけない
って釣れるわけねーだろ頭にウンコ詰まってんのか


('A`)「ハァーァ……」


とまぁ、火傷のこともあり海軍及び艦娘には不信感を抱いていた彼ではあるが
初期艦娘として同時に配属されていた『叢雲』と生活していくうちに、艦娘に対する評価は変わったそうだ
『兵器』と分類されている彼女達も、人間と同じように感情があり、人格があり、『死』に対する恐怖がある
ファイルの『1』に記述されていたような、人間の横暴な振る舞いに、憤りを感じていることも

戦いに参戦した彼は、艦娘……兵士ついてこう語っている


『戦場に立つ兵士は、他者に与えられた大義の為に戦ってはいけない。他人の願いの為に命を懸ける必要は無い』
『全て自己の為に戦うべきである。自己の富、名誉、快楽……どれだけ薄汚れたものでも構わない。他人の御綺麗ごとの為に死ぬよりはよほどマシだ』


と。つまりは、命令されて戦いに赴くのでは無く、自己の目的を達成する為に戦えとの事だ
理に適っていると思った。人間だって、労働の為に労働する奴はいな……少ないだろう
生活や趣味に必要な金を稼ぐ為に、自主的に働いているのだ。『社会の為』だなんて、思っている奴はいな……少ない
だからこそ、早い時間に起床して遅くに帰る、大変な生活を四十年間も続けられるのだ


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