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艦娘がいない鎮守府のようです
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◆L6OaR8HKlk
:2019/02/07(木) 21:19:53 ID:vpwffbZI0
『よだか』。俺のあだ名だ。宮沢賢治の小説は読んだことあるか?国語の授業で習っただろ?
『実にみにくい鳥です』。他の鳥はそいつの顔を見ただけで嫌になっちまうっつってな。他人事じゃねえと思ったよ
ただ、あの話は最後に、鷹に迫害されて住処を追い出されたよだかが、空高く舞い上がって星になるっつーオチだった。
気に食わなかったね。他の鳥を見返しもせず、最後はお星様だぁ?
意味がわからなかったし、テストで『作者の心情を答えよ』と問われても、俺にはさっぱりだった
だからせめて俺は、突っ張って生きてやろうと思った。馬鹿にした連中には噛み付いてやったし、誰にも負けないように腕っ節も鍛えた
そうして行き着いた先が、『海軍』っつー腕力が物を言う職場だった
ガキの頃は『せんそうはいけないことです』だなんて教育が当たり前だったよな?
だが今となっちゃ、『いけないこと』をしなきゃ生きていけない環境になっちまってる。言い換えりゃ『戦争で食える』世界だ
兵士は正に天職だった。死と隣り合わせだが、殺せば殺すほど評価される。しかも相手は同じ人間じゃねえ。海からやってきたバケモノ、『深海棲艦』とその眷属
それと宗教の為なら自爆も辞さないクソテロリスト。良心はチクリとも痛まなかったね
男ばかりの組織も、ブサイクな俺には気が楽だった。勘違いしてもらっちゃ困るが、別にそっちの気があるワケじゃねえ
顔面格差による劣等感も、いくらか安らいだってだけだ。戦場を渡り歩いた戦友とも、良い関係と築けていた
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