したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

艦娘がいない鎮守府のようです

352 ◆HS4z8y6JHc:2017/01/04(水) 00:53:43 ID:BYyQ37mk0
川 ゚ -゚)「ヒト唯一の天敵は、同じ武器を持つヒトであり、他種生物からその支配を脅かされることなど、まずありえなかった」

川 ゚ -゚)「しかし、そこに現れたのは『外来種』。つまりは、深海棲艦」


彼女の蒼眼が、仄かな光を放つ
それを見た男の顔から、血の気が引いていく


川 ゚ -゚)「海の底から現れた、現代兵器が通用しない怪物……いや、ここはあえて『生物』と呼ぼうか」

川 ゚ -゚)「我々と、同じような生き物だ。海の底でどのような営みが行われているのか定かでは無いが、飯を食い、睡眠を取り……」


引き出しを開けると、判子や文房具と並んで、仰々しいデスクには大よそ似つかわない性的玩具が入っている
それを手に取り、男の眼前に放り投げ、喉の奥で短く笑い声を漏らした


川 ゚ー゚)「セックス……まで、嗜んでいるかは知らないが、生殖器がある以上、ある程度の想像は出来る」

川 ゚ -゚)「ヒトの営みと酷似し、その上でヒトの能力を上回る『新生物』だ。当然、『欲』もあるのだろう」

川 ゚ -゚)「美味い飯が食いたい、十分な睡眠を取りたい、寂しさを埋める恋人が欲しい……」


川 ゚ -゚)「暗い海の底から、日の光注ぐ陸の上で生活をしたい……そこで邪魔になるのが!!」


突然大声を出し、芝居がかった態度で手を一つ叩く。男は肩をビクリと竦ませた


川 ゚ -゚)「地上に蔓延るヒトの存在だ。ああ、確かに共存という道もあっただろうがしかし!!奴らはそうはしなかった!!何故か!!」

川 ゚ -゚)「所説あるが、私はこう思うのだよ。ヒトより優れた生物であるなら、共存など回りくどく面倒な方法でしかない」

川 ゚ -゚)「有力な攻撃手段も、堅い外殻も持たない、弱小な生物など、取るに足らないからだ」


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板