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艦娘がいない鎮守府のようです
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:
◆HS4z8y6JHc
:2017/01/04(水) 00:51:33 ID:BYyQ37mk0
川 ゚ -゚)「生物の、序列について考えたことはあるか?」
女はレザーチェアに腰を掛け、デスクに両肘を着き手を組んだ
本来そこに座るべき男は、床に這いつくばりながら憎々しく彼女を見上げた
川 ゚ -゚)「頭の良さ、腕力、魅力……どれで順序を決めるかは様々だが、私は単純に『強さ』を基準にしている」
川 ゚ -゚)「例えば、霊長類だ。貴様ら『ヒト』は、そのカテゴリの中では下から数えた方が早いらしい」
川 ゚ -゚)「当然と言えばそうだ。ゴリラに殴り勝てる人間などいるはずもない。だから頭と手先を使い、『武器』で強さを補った」
晩酌をするつもりだったのであろう、デスクの上にウィスキーの瓶と、グラスが置かれていた
彼女はそれを手に取ると、瓶の栓を抜き、やや乱暴に注いだ
川 ゚ -゚)「『武器』を持つ上で成り立つ強さを以てして、ヒトはめでたくこの星の支配者となった」
グラスを掲げ、琥珀色の液体をしばし揺らしながら眺めた後
傍らに立つ、左目に眼帯を着けた少女に手渡した
从;゚∀从「呑めねえんなら置いとけよ……」
ボソリと文句を呟いた少女は、それを一口に煽り、グラスをデスクに叩きつけた
从 ゚∀从「っあァ、効く……」
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