したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

艦娘がいない鎮守府のようです

35 ◆HS4z8y6JHc:2016/04/03(日) 16:20:17 ID:62pQqJ3.0
('A`)「しかし、そんなことがあったのか……」


口を噤むと、聞こえてくるのは蛍光灯の音と羽虫の鳴き声
外には街灯すらなく、窓から見える海には、まるで飲み込まれそうな暗闇が広がっている

人里離れた場所での、怪奇で猟奇的な噂に溢れた鎮守府。そう考えると、背筋がゾッと凍った


(;'A`)「とんでもねえ場所に、送られちまったんだな俺ら……」

( ^ω^)y-~「僕らは自業自得だから、割り切れるけどNE!!」

('A`)「あ、自分が悪いって自覚はあるんだ」

( ^ω^)y-~「もっとこっそりやればよかったお」

('A`)「やっぱ反省はしてねえのな……」

(´・ω・`)「俺は納得してねーよ。もっとここに送られるべき野郎は大勢いるぜ?」

( ^ω^)y-~「お?」

('A`)「……?」


ほんの、ほんの僅かだが、ショボンの目つきが険しくなる
無意識にだろうか、机の上に置かれている拳は固く握られていて
何か、嫌な過去を思い出したかのように見えた


(´・ω・`)「……うん?あっ、ああ、なんでもねえよ」


俺ら二人の視線に気付いたオッサンは、パッと表情を戻し、立ち上がる


(´・ω・`)「じゃあ、俺は疲れたから先に休ませて貰うぜ。朝飯は……一応、7時半ってことにしとくか」


それだけ言うと、食堂を後にした


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板