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艦娘がいない鎮守府のようです

316 ◆HS4z8y6JHc:2016/08/20(土) 22:37:44 ID:Eod.UO4Y0
〔 §圭 〕「……司令、折り入ってお願いがありますニダ」


|::━◎┥「なんだ?」


〔 §圭 〕「今夜は、眠れそうにありません」


〔 §圭 〕「強い酒を一杯、奢ってください」


声に湿っぽさは残っていたが、力強さを感じさせた
また一人『兵士』が誕生したことに一喜一憂しながら、電は軽く笑い声を上げる


|::━◎┥「ああ、今夜は浴びるほど酒を飲もう」


|::━◎┥「落ち込んだ日のシメは、騒ぐに限る。少し飛ばそう。先行させた二隻に追いつかないとな」


二人は主機を唸らせ、海面を矢尻のように掻き分けながら帰路を急いだ




暁型二番艦、アンカーシステム第三世代、駆逐艦『響』

大隊長である電から『矛』を学び
アカツキ艦娘隊、守護部隊長古鷹から『盾』を学ぶ事となる新兵は

後に『副隊長』を務め、長きに渡って大隊長とアカツキを支える武勲艦となる


そこには、二人しか知らない兵士の起点があった―――――



Side story → Hibiki END


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