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艦娘がいない鎮守府のようです
314
:
◆HS4z8y6JHc
:2016/08/20(土) 22:32:45 ID:Eod.UO4Y0
|::━◎┥「……よくやった。さぁ、帰ろう」
打って変わって、優しい声色となった電は
蹲る響を立ち上がらせ、肩を担ぎ、ゆっくりと航行を始めた
〔 §圭 〕「ああ、ああ……うああああああ……」
|::━◎┥「……」
泣き止まない響に、電は叱咤をしなかった
今し方済ませた『禊』の辛さは、電もかつて経験したからだ
泣き止まない響に、電は慰めの言葉も掛けなかった
『禊』を強要した自分に、その資格は無いと思ったからだ
|::━◎┥「……」
しかし電は、司令官として、隊長としての威厳を保っていられるほど、成熟してはいなかった
|::━◎┥「クソ、気分、悪いよなぁ……俺も、初めて『人間型』を殺した時は、眠れなかった」
|::━◎┥「全く、悪質だぜ深海棲艦ってのは……どいつもこいつも化け物らしい見た目をしてくれりゃあ、もうちょいやり易いんだがよ……」
〔 §圭 〕「ヒクッ、グスッ……た、隊長もですニカ?」
しゃくりあげながらも、響は言葉を交わす
まだ足腰に力は入らないらしく、肩を借りたままであった
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