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艦娘がいない鎮守府のようです

171 ◆HS4z8y6JHc:2016/04/03(日) 21:08:50 ID:62pQqJ3.0
(  ・ω・)「三つ目、それは、君の致命傷を『バケツ』で治せたことだ」


『バケツ』とは、『高速修復材』の通称だ
艦娘はダメージを修復する為に、『入渠』しなければならない
修理には結構な時間が必要で、長くて丸一日拘束される場合もある

その修理時間を一瞬で済ませてしまうのが、ワンショット・グラス大の容器に入った緑色の液体だ
口から摂取することで、艦娘と艤装のダメージを即時回復させる、なんか若干恐い薬っぽい何かだ
しかし、それで『人間の傷』が治っただなんて、聞いたことが無かった


(  ・ω・)「これが、どういうことか分かるかね?君は艦娘の『艤装』に、初めて適応した人間なんだよ!!」

(  ・ω・)「まぁただ、戦闘時に吹き飛んでしまった右腕や左脚は戻らなかったけどね。お悔やみ申し上げるよ」


大佐が言うには、失くした箇所を再生させることは出来なかったが
爆破による皮膚の裂傷、骨折、内臓の破裂、脳への損傷がすべて元通りになったらしい
ただ、身体に掛かった負担までは治すことは出来ないらしく、しばらくはリハビリに専念する必要があると


(//A`)「ちょっと待てよ……俺が生きている理由は分かった。だが……」

(//A`)「『あの場所』には居なかったアンタが、何故俺が艤装に適応したことを知っている?」


大佐は『ふむ』と顎を擦った。胡散臭い奴だ


(  ・ω・)「ひょっとして君、ここが別の場所だと思ってる?」

(//A`)「え?」

(  ・ω・)「ここは君が配属されていた鎮守府の医務室だよ?え?見覚えない?」

(//A`)「え?」

(  ・ω・)「え?」


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