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艦娘がいない鎮守府のようです
151
:
◆HS4z8y6JHc
:2016/04/03(日) 20:44:51 ID:62pQqJ3.0
視界が開け、顔面に風が直接吹き込んでいる
右手でヘッドギアに触れ、確認してみると、右側に一本の筋が刻まれていた
頬に生暖かい液体が流れ、米神に激痛が走る。頭部裂傷だ。流れ出る血の量は少なくない
直撃では無いが、砲弾が掠めたのだろう。面のパーツは衝撃で吹き飛んだらしい
人の身なら、掠っただけでも吹き飛んでいたはずだ。改めて、艤装の性能に感心する
だが、ステータスが確認できなくなったのは大きな損失だった
機関部はまだ動く。今の砲撃で艤装自体の損傷は無い
(メ#'A゚)「ぐ……!!」
『脳震盪』、身体のダメージが深刻であった
視界はぐらりと揺れる。腹からこみ上げた吐瀉物を、喉奥でむりやり押し戻した
(メ#'A゚)「ッッッ……!!!!!」
不安が残る距離だが、ここで決めるしかない
重たい右腕を左手で支え、狙いを定める
(メ#'A゚)「オオオオオオアアアアアアアアアアア!!!!!!!!」
咆哮と共に、砲撃を放つ
向かい風に煽られた砲火が、顔面を撫でたが、瞬きすらも許されない
命運を懸けた砲弾の行く末を、見届けなければならないからだ
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