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お芋さんから始まる小説スレ

17第12話 迎えに来た娘。 (後編):2015/11/22(日) 16:28:01
おやっさんから日当を受け取り帰るはーちん&あかねちん
その後を着いて歩るくフクちゃん&りほりほ

尾形「おいお前ら着いてくんなや!」
譜久村「まだあなたとお話出来てませんわ!
お話を聞いて頂けない事には帰れませんわ♪」
尾形「ウチはあんたの話なんか聞く気あらへん言うとるやろ!
何遍も同じ事言わすなや!」
譜久村「わたくし理解出来ませんわ…
折角貴女方に良い話をお持ちしたとお伝えしてるのに話を聞こうともしないなんて」
尾形「赤の他人が持ってきた美味い話なんて信用出来へん!
ウチはもう騙されるのは沢山なんや…」
譜久村「お話聞くだけなら…」
尾形「それ騙す奴の常套句やで…
ウチ買い物するからちょっと黙ってくれへんか」

闇市内の馴染みの八百屋の親父に声を掛ける

尾形「おっちゃん儲かってまっか?」
八百屋「ボチボチでんな♪
おっ今日はあかねちんも一緒かい!」
羽賀「おじさんこんばんは♪」
尾形「いつもショボい買い物で悪いけどお芋さん頼んます!」
八百屋「はいよ♪今日はこれで店閉めるからオマケしとくよ!」
羽賀「わぁ〜やった〜♪はーちん今日は1人2本食べられるよ!」
尾形「おっちゃんありがとう♪ほなまた明日!」

闇市を出る面々…

譜久村「それがお芋さんですの?
わたくし元の形初めて見ました…」

呆れて返す言葉が見つからないはーちん

羽賀「お姉ちゃん達焼き芋食べた事無いの?」
譜久村「噂には聞きましたが見た事も食べた事もございませんわ!」
鞘師「ワシはあるよ」
羽賀「焼き芋美味しいよね!」
鞘師「うん…」
羽賀「あかねお芋さん焼くの上手なんだよ!
ねっはーちん!」
尾形「うんあかねちんの焼くお芋さんは美味いで」
羽賀「そうだ♪今日はオマケしてもらったからみんなで食べない?そうしようよ!」
譜久村「是非ご馳走になりたいわ♪」
尾形「あんた図々しいんとちゃうか?」
鞘師「フクちゃんそろそろ時間じゃけん…」
譜久村「あらわたくしとした事が…これから所用がございましてそろそろお暇しないと」
羽賀「え〜帰っちゃうの?せっかくあかねの焼いたお芋さんご馳走しようとしたのに…」
譜久村「次の機会に…」
羽賀「じゃ約束だよ♪」
譜久村「ええ約束しますわ!それではごきげんよう♪」
羽賀「またね〜♪」

あかねちんが喜ぶのは嬉しいが面倒な事になりそうだと複雑な気持ちになるはーちんであった


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