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昔桃子やベリの学園小説書いてた者だけど〜新狼

5471:2018/05/17(木) 03:03:40
そんな稲場さんの素振りを見て俺は、
(この人、姉さん女房みたいで可愛いなあ…)と、思わずポーッとした気分になってきた。

と、その時、教室の後ろの入り口の方から「ねえ…、あざといから、ホントに…」と呆れたような、笑いを押し殺したような声が聞こえてきて、俺は我に返って振り向いた。
見ると、ポニーテールの女の子が、耳まで真っ赤にして俺たちを見つめていた。

稲場さんも振り向くと、「あざ…、あざとくないよぉ、ちいたん」と、その子に向かって言った。

「ちいたん?」と俺が聞くと、稲場さんは「あっ。この子、ダンス部の1年生の森戸知沙希ちゃん。知ってるでしょ?」と俺を見て言った。

ダンス部の練習の時、何度か見かけている顔の子ではあったけど、名前を聞いたのはこれが初めてだった。


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