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昔桃子やベリの学園小説書いてた者だけど〜新狼

2841:2015/09/07(月) 04:37:58
童貞の俺が想像していたよりもずっと…、
(キスと言うのは生々しくて、気持ちのいいものだな)と、俺は思った。

目的の階についてドアが開くと、雅さんは俺の手をとってエレベーターを降りた。
俺がまるで、でくの坊のように、雅さんのなすがままに部屋の前までついて来ると、
雅さんはさも当然、という感じで、俺を部屋の中に導いた。

部屋のドアにカギをかけた雅さんは、俺の目を見て悪戯っぽく笑うと、
再びキスをしようとしてきた。

俺は思わず、それを制して、
「あ、あの…、雅さん…」と、問いかけた。

「なあに?」
「雅さんは…、東京に彼氏とかいないんですか?」
「もちろんいるわよ(笑)」
「それなのに…、いいんですか?」
「何が?」
「好きでもない相手と、こんなことして…」

瞬間、雅さんはまじまじと俺の目を覗き込んで、
「あら? ○○クンはみやのこと、好きじゃないの?」と真面目な顔で聞いてきた。

「もちろん、好きです!」と反射的に答えてしまう俺。
「じゃあ、いいじゃん。私も〇○クンのこと、嫌いじゃないわよ」
そういうと、再び雅さんは、俺にねっとりとしたキスをお見舞いしてきた。


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