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昔桃子やベリの学園小説書いてた者だけど〜新狼
263
:
1
:2015/09/07(月) 04:28:13
ようやく手を放してくれた光井センセイに、
「な、何でセンセイがこんなところにいるんですか?」と問いかけると、
「何で、じゃねえだろ」と、俺は頭を小突かれた。
光井センセイの代わりに、お姉さんが、
「愛佳はうちに下宿してるんだよ」と、勝ち誇ったような表情で言った。
うちの近所にこんな鬼門があったとは…。
そう思っていると、
「呆れた…。こんな大きなペットボトルの焼酎、一人で飲むつもりなだったの?」
と、光井センセイがかごの中を覗きこんで言った。
「だーかーらー、俺が飲むんじゃなくて、おつかいで仕方なく来たの!
てゆーか、嗣永センセイや清水センセイも、今俺の家にいて、
うちの姉ちゃんたちと宴会やってるの! いわば俺はセンセイたちに頼まれて、
仕方なく、酒を買いに来たようなもんなんですよ!」
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