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昔桃子やベリの学園小説書いてた者だけど〜新狼

1791:2015/08/25(火) 03:51:19
「お早う…」と真野ちゃんは答えると、「今ちょっと、買ってきた薬品を置きに来ただけだから…」と、なぜか言いわけでもするように俺に言った。
「あっ、そうなんですか…」と俺。そして、沈黙が流れた。

この気まずい空気は、やはり早めにどうにかしといた方がいい。
それに昨日、嗣永センセイにも「真野ちゃんに優しくしろ」と念を押されていたのだった。

俺は意を決して言った。

「あの、真野センセイ…」
「何?」 警戒した表情の真野ちゃん。
「一昨日は、生意気なこと言って、済みませんでした」
「えっ?」
「俺、あんな風に言うつもりは…」
「あっ、それは私も全然気にしてないから。むしろ取り乱したりして、私の方が悪かったかも…」

明らかに無理に作り笑顔を見せる真野ちゃんだった。


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