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昔桃子やベリの学園小説書いてた者だけど〜新狼

1351:2015/08/17(月) 11:52:08
女の子が色気づいて、やる気になったところで、「ハイご苦労さん」って…
酷えよ、清水センセイ…。

(これじゃまるっきり、俺はただの当て馬じゃねえか…)と、軽くショックを受けた自分だった。

しかし…
よくよく考えてみれば、俺がダンスなんてやったって、女の子たちの邪魔になるだけなのは明らかだっだ。
鞘師だって、俺に教える暇があったら、自分の練習をした方が、よっぽど優勝の確率が高まるというものだ。

それに、鞘師はあんなに優勝したがっていたではないか。
だからこそ、清水センセイに言われるまま、俺に「入部してくれ」と、頭を下げてきたのだ。

だとすれば…
(ここは潔く身を引くのが男ってものか…)

そこまで考えたとき、ちょっと憤然とした表情で鞘師が言った。
「ちょっと待ってください!清水先生!」


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