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さゆえり「れいなはココが感じるの?w」5@新狼

1名無し募集中。。。:2014/05/25(日) 00:02:24
このスレのプロローグ――
さゆえりレズSEXを不意に目撃してしまったれいな
拒否反応を示して嫌悪感をあらわにするれいなを捕獲するさゆえり
抵抗するれいなを口封じのために2人で気持ちよくさせて一言
さゆえり「れいなはココが感じるの?w」
れいなは抵抗するものの、自然と漏れてしまう甘い吐息
れいな「ハァハァ」

キャラ紹介兼相関図最新ver.
http://image02.wiki.livedoor.jp/m/9/mdpg119/4a3d6cffa630dabb.jpg
かめれな世界相関図
http://www.hayasoft.com/reina-her-ways/cgi-bin/src/rena-pai0573.jpg
学年まとめ
http://image01.wiki.livedoor.jp/m/9/mdpg119/05eb84fab2469c9c.jpg

前スレ
さゆえり「れいなはココが感じるの?w」4@新狼
http://yy21.kakiko.com/test/read.cgi/morning/1390394170/

まとめサイト
http://seesaawiki.jp/w/e6esr/

429名無し募集中。。。:2014/11/07(金) 23:38:46
突然ですが飯窪さんお誕生日おめでとうございます
取り敢えずこんなものをばお祝いに……
いらねーよ!という方&苦手な方は平にご容赦のほどを……

430名無し募集中。。。:2014/11/07(金) 23:39:37
到着した中等部男子達は、次々に黒服に腕を取られて一室に閉じ込められた。
訳も分からずに示された席に腰を下ろし、顔を見合わせる面々。
そこに、ふらりと、人影が現れた。
「さ……全員服を脱ぐの……………」
人影の妖し過ぎる眼の光に、言葉を失って身動きが取れなくなる。
業を煮やした人影が合図をすると、先刻部屋に案内した黒服たちが現れる。
儚い(?)抵抗も虚しく、彼らは阿鼻叫喚の中服を剥ぎ取られてその肌を露わにしていった………。

同じ頃、到着した中等部女子達は、丁重に案内されて一室に導かれた。
「みなさん、申し訳ありません。こんなときにお願い事をしてしまって……」
「ううん、全然!」
「こんなに可愛い服が着れるんだもん!かえって嬉しいよ」
「本当本当!それもまだ発売前の服なんでしょ」
「可愛いし、オシャレだし、目移りしちゃいますよね!」
それぞれの弾んだ声が、部屋の雰囲気をさらに明るくする。

着替えを済ませて、ウキウキした気分で女性陣が部屋を出てくると、廊下では男性陣が(約1名を除き)仏頂面で立っていた。
「何で俺らがこげん恰好ばせんまんとや?」
「ワシ、童顔じゃけ、こんな恰好は避けとるんじゃけんのう……」
「オレも、こんなガキっぽい恰好はあんましたくないっつーか……」
「えー、まさはこの服好きー!」
「まーちゃんは良いだろ!そのベスト、ハルが着てーよ!」
そんな男性陣も、女性陣を見た瞬間、顔が一様に綻ぶ。いや、(約1名を除き)一斉に鼻の下を伸ばす。
「うお!みじゅきぃ、お嬢様やん!色っぽくて可愛かぁ〜」
「そ……そんなんじゃ、無いもん……」
「香音ちゅわぁ〜ん、そのチェックの服似合うのう。ベルトがまたイイカンジに強調して……デュフフフ……」
「里保ちゃん!またくだらないこと考えてるんじゃないだろうね!」
「あ、あゆみ、そんなに腕出して寒くねーか?胸元もちょっと……開いてっし……」
「どぅー!どこ見てんのよ、エッチ!!」
「小田ちゃん、その白い服可愛い!ほらほら、まさのこの服と色、おそろだよぉ!」
「佐藤さんもそのデニムのベスト、恰好良いですよ!」

431名無し募集中。。。:2014/11/07(金) 23:41:13
ワイワイとはしゃいでいると、ネイビーのスーツを着たみちしげ君が現れた。
「あらあら、随分賑やかなの」
「道重さん、酷かっちゃが!」
「あんな風に服脱がされるけぇ、ワシ、何かされるかと思うた……」
「そうっスよ!あんな怪しい出方しなくても良いじゃないっスか!」
すかさず、3人が食ってかかる。
「説明が面倒でしょ」
みちしげ君は涼しい顔だ。
「それにあんた達、着替えなきゃそんなに鼻の下伸ばしてらんないでしょ?」
ニヤニヤ笑いのみちしげ君を見て、男性陣は(約1名を除いて)慌てて顔を引き締める。
ニコニコ笑って相も変わらず相手を見ているのは佐藤君ぐらいだ。

「まあ!みなさんよくお似合いです!」
そこへ、ハニーイエローのドレスを纏った春菜もやって来た。
「うわぁ、はるなん素敵!」
ドレス姿の女性を見るのに慣れている聖は感嘆の声を上げるが、他はぽかんと見つめるばかりだ。
「でもさ、聖達はこんな楽な恰好させて貰ってるけど良いの?」
「先程も申し上げましたとおりみなさんにはモデルをしていただきますので」
「それなんだけど……人前でポーズ付けたりするの?」
「いえ、ご紹介したときに1度だけ前に出ていただければ」
「それだけ?」
「ええ。後はお好きなものを召し上がっていただいて構いませんが、多少視線が集まるのはお許しくださいね」
「で、はるなんと道重さんは?」
「私はオーナーとしての挨拶がありますから。道重さんにはご面倒ながらエスコートをお引き受けいただいていまして」

辺りに漂う甘い匂いに、先刻からそわそわしていた佐藤君が
「ねーねーはるなん、今日はケーキいっぱい食べて良いんでしょ?」
「勿論!ケーキもあるし、口直しのサンドイッチやスープも用意してるからね」
「やった!小田ちゃん、一緒にいっぱい食べに行こうね。色んなの食べたいから半分こずつね」
「はい……」
にこにこと無邪気に笑う佐藤君だが、手は、ほんのりと赤くなって僅かに俯くさくらとしっかり繋いだままだ。
……他3人の男性陣は、それを羨ましそうに、いや、恨めしそうに見ていた。

432名無し募集中。。。:2014/11/07(金) 23:42:40
「お嬢様、そろそろお時間です」
「はい。では、みなさんは合図がありましたらご登場ください」
「若君、本日はよろしくお願いいたします」
「こちらこそ。じゃ、飯窪」
スッと差し出された腕に、自らの腕を絡める。
緊張の所為か、ヒールが僅かにカーペットに引っ掛かった。
「震えてるわよ」
「あの、少し……」
「どーってことないから大丈夫よ。先導するのはさゆみなんだし」
「ええ……」
「そこにいるのは偉いおじちゃんおばちゃんじゃなくて、南瓜とじゃが芋の集団だと思いなさい」
「……」
「挨拶のときは深呼吸して。そうすれば声も震えないから」
「はい」

ふたりの背中を見ながら、生田君が少しだけからかうように言う。
「道重さん、優しかっちゃねぇ〜」
「えりぽん!」
「よろしいのですよ、譜久村のお嬢様」
「でも……あんなに緊張する場面、聖も出たこと無い……」
「若が10歳になられて、初めてパーティーにお出になったのを思い出しました」
「え!そんなに早く!」
「お父上が次期当主をご辞退なされたのがその頃でしたので」
「……」
「緊張して泣きそうなお顔をなさりながら、当主であるお爺様と手を繋いでおられましたよ」
聖ばかりでなく、全員が真剣な表情で聞き入る。
「先程の“南瓜とじゃが芋”と“深呼吸”は、そのときにお爺様が若に仰ったお言葉です」
「そうでしたか……」
「あのお言葉を覚えていらっしゃったのですね……」
「ええ……」
「人前に出たときには、既に緊張も見せずに堂々とされて、お子様らしからぬご立派なご挨拶をなさったのですよ」

433名無し募集中。。。:2014/11/07(金) 23:43:51
店内には、既に様々な服がディスプレイされていた。
カジュアル服とはいえ、オーダーも受け付けるという体制は、既製服主体の日本ではあまり見られないものだ。
その為か、はたまた飯窪財閥の跡取り娘の器量を図ろうとしてか、大勢の財界関係者が夫人や娘を連れて来ている。
娘達は、早速ディスプレイされた商品の品定めをしているようだ。
みちしげ君のエスコートで春菜が現れると、あちこちから声にならないどよめきが起こった。
「飯窪」
「……はい」
「胸だけは張りなさい」
「……」
「最初のひと言が出れば、後は大丈夫だから」

緊張を隠せぬまま、春菜は壇上に立った。
先刻みちしげ君に言われたとおり、ひとつ、深呼吸をする。
……すると、張り裂けそうなまでに早鐘を打っていた心臓が落ち着いた。
辺りの人の顔が、目に入って来る。
父の友人であるあの人も。
以前縁談を申し入れてきたあの家の人も。
確かあのご夫妻は、昔の同級生であった人の両親だっただろうか……。
集まった人々の顔を見渡すと、その場が水を打ったように、しん、と静まり返った。

そっと、マイクに手を添える。
「みなさま、本日はようこそ『S&H』の開店記念パーティーにお越しくださいました」
拍手が起こる。
「オーナーの飯窪春菜でございます。こちらでは、主に若者向けのカジュアル服を取り扱ってまいります」
聞き入りながら値踏みをするような不躾な視線にも、もう春菜は動じない。
「服地は確かな繊維業者から最高のものを、また、デニム地は既に2号店がございますフランスより、ニーム産のものを取り揃えております」
それを聞いて、夫人や娘達から微かな溜息が漏れる。
「こちらではオーダーメイドの商品もお取扱いいたします。お客様のご要望に最大限デザイナーがお応えし……」
流れるような挨拶を聞きながら、みちしげ君は、そっと傍らの春菜を見た。
そこにはもう、緊張で半ば怯えている少女の姿は無かった。
若いながらも、堂々と一歩を踏み出した実業家の姿が、そこにあった。

434名無し募集中。。。:2014/11/07(金) 23:44:56
春菜の合図の後、生田君と聖が、鞘師君と香音が、工藤君と亜佑美が、佐藤君とさくらが手に手を取って壇上に立った。
譜久村家の令嬢がモデルとして登場したことに、招待客は皆、一様に驚いたようだ。
「こちらのモデルになっていただいた方々は、みな、私の大切な学友でございます」
ほう、と、財界人の声が上がる。
「カジュアル服は、日の光の下が良く似合います。今回は、それを踏まえまして、明るい時間帯のティー・パーティーに致しました」
夫人達が微笑みながら頷く。
「こちらの軽食とデザートは、飯窪が提携したパティシエが腕を振るったものでございます。どうぞご歓談なさりながらお召し上がりくださいませ」
娘達は、目を輝かせて目の前のスイーツに見入る。
春菜が壇上から降りると、座が徐々に崩れて、テーブルの方へと移動する。
それと同時に、ギャルソンがその場を回りながら、客に飲み物を勧める。

「小田ちゃん、これ、美味しいよ!」
そう言いながら、フォークに差して目の前に出されたクラシックショコラを、さくらはそっと口に入れる。
「ねーねー、まさ、そっちも食べたい!」
「はいはい」
苦笑し、零さないように苦労しながらタルト・フリュイをフォークにすくう。
佐藤君は待ちきれないと言わんばかりに顔を近付けて、パクッと頬張る。
「香音ちゃん、ワシ等もあれやろう!」
「……ふたりとも同じの食べてるのに?」
香音は、鞘師君の方が少しだけ多く減っている、ナッツとショコラのトルテを見ながら呆れ顔で言う。
「あゆみ、これ、美味ぇな!」
「ちょっと、どぅー、クリーム付いてるよ」
亜佑美はそう言うと、工藤君の唇の端についている生クリームを指で取り、悪戯っぽい笑みを浮かべて自分の口に運ぶ。
それを見て、工藤君の顔が、訳も無く、赤くなる。
「……俺は大人しくしてた方が良かっちゃね」
「うん。ごめんね。聖の知ってる人も大勢いるから……」
それでも、生田君は、聖にケーキを取り分け、紅茶を淹れる。
「……賑やかよねぇ」
「……本当に」
そう言うみちしげ君と春菜の眼は、誰よりも穏やかだった。

435名無し募集中。。。:2014/11/07(金) 23:46:36
「そうそう、これ」
みちしげ君はいつの間にか手に持っていた包みを春菜に手渡す。
「これは……?」
「開店祝いと、あと、誕生日でしょ」
全身が熱くなった。
熱が頭に上り、それが、涙になって零れる。
「泣くんじゃないの」
「でも……」
「後で開けてみて」
「……はい」
「“普通”の感覚を忘れないことが、難しいけど大切なの」
「はい」
「それを忘れないで」
「……肝に銘じます」

「ところで、本当に亀井さんや田中さんをお呼びしなくてよろしかったのですか?」
「スイーツは取り分けてあるんでしょ?」
「それは勿論……」
「本当はさゆみもえりと並んでケーキの食べさせあいっことかやりたかったんだけどね」
「でしたら……」
「あんたこの後お客様達を連れて店内を案内するんでしょ?」
「はい」
「そのときにあのふたりがフィッティングルームででも盛ってたらどうするつもり?」
「あ……………」



飯窪さん生誕記念   サード・エスコート        了

436名無し募集中。。。:2014/11/07(金) 23:48:51
以上になります
ややこしい言葉ばかりの妄想で申し訳ありません

437名無し募集中。。。:2014/11/08(土) 01:56:13
凛々しいはるなん素敵や…そしてはるなんといる時の実業家としてのシゲはあまりにカッコよすぎる…(//∇//)

周りの子たちに比べて上の年齢で入ってきて、いまやさゆ以外で唯一の20代となり、さらにもうすぐ(年齢順で)グループのトップに立つリアルはるなんともリンクする感じがして…だからこそシゲのはるなんへの教えがグッとくる…

……でも、この場に居ないかめれなが最後に全部もってっちまったよww

438名無し募集中。。。:2014/11/08(土) 02:51:05
転載しとくよー

439名無し募集中。。。:2014/11/10(月) 16:01:03
http://stat.ameba.jp/user_images/20141109/23/morningmusume-9ki/64/75/j/o0472035413124531130.jpg
里保ちゃん残念w

後ろのもラブラブですな

440名無し募集中。。。:2014/11/10(月) 17:49:10
聖くんえりぽん(*´Д`*)

441名無し募集中。。。:2014/11/10(月) 18:54:27
りほちゃんめっちゃ不満顔w
鈴木くんも罪なオトコよのぉ〜ww
そして聖くんにベッタリなえりぽんかわゆい…

442名無し募集中。。。:2014/11/10(月) 19:37:30
2人の解禁が楽しみ過ぎて(>_<)

443名無し募集中。。。:2014/11/12(水) 12:50:02
从*´◇`)つhttp://stat.ameba.jp/user_images/20141112/10/sayumimichishige-blog/ca/de/j/o0315047213126761397.jpg
http://stat.ameba.jp/user_images/20141112/10/sayumimichishige-blog/75/1c/j/o0472031513126761416.jpg

从#´◇`)<この写真なんなんだろうね
ノd*´ー´リ <そ、それは無理矢理撮られたんじゃ!!
从#´◇`)<真ん中で随分嬉しそうだけど?
ノd;´ー´リ!ギクッ
从#´◇`)<里保ちゃんが割り込んで来たように見えるけど?

ノd;TーTリ(香音ちゃんが一緒に撮ってくれんからじゃ…)

444名無し募集中。。。:2014/11/13(木) 06:54:00
>>443
泣くな鞘師君

445名無し募集中。。。:2014/11/13(木) 22:27:29
隣に並べて良かったな鞘師君w
http://stat.ameba.jp/user_images/20141113/22/morningmusume-10ki/30/00/j/o0480048013128249693.jpg
http://stat.ameba.jp/user_images/20141113/22/morningmusume-10ki/a1/93/j/o0480036013128232912.jpg

446名無し募集中。。。:2014/11/13(木) 22:33:50
鞘師君の目www

447名無し募集中。。。:2014/11/13(木) 22:57:51
ノd*´ー´リ<香音ちゃん…今晩どうじゃ?グフフ

って顔してるな

448名無し募集中。。。:2014/11/20(木) 03:04:24
落ちるまでの時間早すぎない?
なんかあったのかな

449名無し募集中。。。:2014/11/20(木) 06:38:34
スレ乱が有ったみたい

450名無し募集中。。。:2014/11/20(木) 13:28:48
迷惑な話だねぇ…

451名無し募集中。。。:2014/11/20(木) 18:05:25
まだ乱立してるのかな
新スレいつ立てようか

452名無し募集中。。。:2014/11/20(木) 18:31:31
建てれるなお願いなの

453名無し募集中。。。:2014/11/20(木) 22:25:07
( ■_■)<立ててきます。

454名無し募集中。。。:2014/11/20(木) 22:30:38
( ■_■)<新スレでございます。

さゆえり「れいなはココが感じるの?w」72
http://hello.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1416490002/

455名無し募集中。。。:2014/11/20(木) 22:49:53
ありがとうございます

456名無し募集中。。。:2014/11/21(金) 14:31:27
http://stat.ameba.jp/user_images/20141121/10/sayumimichishige-blog/d8/f9/j/o0480064013135613625.jpg
http://stat.ameba.jp/user_images/20141121/10/sayumimichishige-blog/14/97/j/o0480064013135609772.jpg
http://stat.ameba.jp/user_images/20141121/10/sayumimichishige-blog/86/d7/j/o0480048013135613629.jpg

石田君良かったな

457名無し募集中。。。:2014/11/21(金) 15:36:48
おっきしちゃった石田君のチビいしクンが当たっちゃって、でもそのサイズ感がなんともどストライクで思わずさゆみん…的な3枚目の妄想w


あるいは世界変わって、はるなんに迫られてつい「石田の方がいいの」…なんていってギュッとしてるところにひょっこり現れた工藤君のみるみる変わる表情に思わず…的な妄想ww

458名無し募集中。。。:2014/11/21(金) 19:16:54
              ノノハヽ
   _ノ⌒\_ノ   ノd*;´ 。.`;) ハァハァハァハァ
 /       ピシッΣ(=====)
(\ ノハヽ 彡     ( ⌒)っ)。'。゚_・゚ ピュピュッ
 <ノdo+´ 。`ル  / ̄ ̄ ̄'し ̄ ̄/\
  \  ⊂ )  ̄ ̄ ̄ ̄| | ̄ ̄ ̄ ̄
  /    \      | |
  し ̄ ̄ ̄\)     ./ \

道重さんだからといってやっていい事と悪い事があります!

459名無し募集中。。。:2014/11/21(金) 20:11:05
ピュピュッじゃねえよw

460名無し募集中。。。:2014/11/24(月) 21:39:00
ノd*´ー´リ<香音ちゃんずっと握ってて大丈夫じゃけん

@
アルバムイベ2回目最初の挨拶は「右隣のメンバーのいいところを言う」
香音ちゃん→りほりほ「手の皮が柔らかいところと親指の爪の触り心地がイイ」

461名無し募集中。。。:2014/11/24(月) 22:37:45
9|‘_ゝ‘)<指の方がって事やったりしてw

462名無し募集中。。。:2014/11/25(火) 00:46:50
香音ちゃんに指触られてなんだかモヤモヤしちゃう鞘師くん
ていう妄想余裕でした

463名無し募集中。。。:2014/11/25(火) 00:52:42
避難所が鞘香専用スレみたいになってんね

464名無し募集中。。。:2014/11/25(火) 01:18:01
規制される鞘香ヲタ達

465名無し募集中。。。:2014/11/26(水) 19:07:28
http://i.imgur.com/fHI5xn9.jpg

ノd*TーTリ<がのんぢゃあぁぁわん僕の唇お掃除して欲しいんじゃぁぁ

从*´◇`)<そのわりにはしっかり抱いてるんだろうね

466名無し募集中。。。:2014/11/27(木) 10:01:18
またシゲ鞘小説書いて
その後に泣いてる鞘師君を慰めるために唇ぺろぺろチュッチュしてあげるんだろうな

从;´◇`)。oO(あ、道重さんと間接キッスになっちゃう!)

467名無し募集中。。。:2014/11/27(木) 22:09:10
本スレに書き込みたいけど規制がかかって保全もできない
お役に立てなくすまない

468名無し募集中。。。:2014/11/27(木) 23:15:56
自分も本スレ行きたいけど恐らく永久巻き込み規制で書けんのじゃ

469名無し募集中。。。:2014/11/27(木) 23:18:48
転載しておいたよ

470名無し募集中。。。:2014/12/01(月) 14:22:27
http://i.imgur.com/SbmllWQ.jpg
ノc|o´ 。`ル(優樹…可愛いな……)
川* ^_〉^)<どぅ!顔紅い!イヒヒヒ



川*- 。.-)つノc|+` ロ´)o勝手ニ写真ミルナ!
イッチャダメナノ

471名無し募集中。。。:2014/12/01(月) 23:27:48
すみません…話はまーどぅーで盛り上がってましたが……
取り敢えず書き終えたまーさく話など
いらねーよ!という方&苦手な方は平にご容赦のほどを……

472名無し募集中。。。:2014/12/01(月) 23:28:37
「さぁ〜みぃ〜よぉ〜〜!」
車を降りた途端、工藤君の大声が辺りにこだまする。
……のが普通の大声なのだが、ここは土手の上だ。川の水に吸い込まれて、声が響き渡ることは無い。


事の発端は、佐藤君とさくらに、送られてきた1通のメールだった。
『約束の星空観察会を○○日に行います。寒くないようにしっかり服を着て、6時にお店に来てください』
いつぞやのイベントで入賞したご褒美の【おほしさま】に行くという、カメラ屋店主からのメールだ。
「小田ちゃん、メール来てるの、見た?」
「え?……あ、ホントだ!カメラ屋のお兄さんからですね!」
「それそれ!」
「じゃ、早速みなさんにお伝えしなきゃ!」
「うん。どぅー!ちょっと来て!」
佐藤君は、さっさと帰り支度を済ませていの一番に教室を飛び出そうとしていた工藤君の背中に叫んだ。
「……んだよぉ、まーちゃん」
亜佑美の教室へすっ飛んで行くつもりだった工藤君は、佐藤君に呼び止められて憮然とした表情で戻ってくる。

「これ!」
佐藤君はスマホの画面を工藤君の目の前にグッと差し出した。
「えー、何々、約束の星空観察会を……」
メールを読み上げるうちに、工藤君の眼も少しずつ輝いてきた。
「まーちゃん、これ、あのポエムの?」
「そう!」
「オレらも行っていいのか?」
「うん!どぅーとあゆみんとみにしげさんとはるなんも、って言ったから」
「じゃ、オレ、あゆみのトコ行ってこのこと言ってくる!」
「まさ、小田ちゃんといっしょにみにしげさんとはるなんトコ行く!」
3人は、揃って駆け出した。
途中、それぞれの目的地へ行く為に枝分かれする。
工藤君は、上級生の教室へ行く為に階下へと。
佐藤君とさくらは、高等部の校舎へ行く為に渡り廊下へと。

473名無し募集中。。。:2014/12/01(月) 23:29:30
約束の日時にカメラ屋の前に行くと、店主のお兄さんはボックスカーの暖房を効かせてくれて待っていた。
それに乗り込み、出発する。
「行く場所はね、都内から出るけどほとんど郊外みたいなところなんだよ」
「そんなトコで星が見えるんスか?」
「この近辺では珍しく街灯が少ないところでね、星がよく見えるんだ」
「へぇー」
「江戸川、っていう大きな川沿いのところでね。今日はその土手で星を見るからね」

それまで黙って話を聞いていた春菜が口を開く。
「そう言えば、北海道で天文学のご研究をなさっていたそうですけれど……」
「ええ。でも、親父が病気をしましてですね。2年前にこっちに帰って来たんですよ」
「今でも、天文学のご研究をなさってるんですか?」
「ええ、まぁ、大学にいた時の様にはいきませんが……。それが何か?」
「今度、ウチで高尾の方にプラネタリウムを併設した小さい観測ドームを作ることになりまして」
「へぇ!それは是非お邪魔したいですね」
「こちらこそ、是非」
「楽しみにしていますよ」
「ええ。子どもたちを対象にした観測会も計画していますので、その折には……」
春菜と店主が始めた難しい話は、4人の耳を左から右へと通過していく。
そして、それを子守唄にして、いつの間にか眠ってしまった……。

「ほら、着いたよ。起きなさい」
みちしげ君に頬をペチペチと叩かれて、工藤君と佐藤君は目を覚ました。
「さ、起きて。着いたよ」
傍らでは、亜佑美とさくらが春菜に揺り起こされている。
「じゃ、用意は良いかな?」
店主は、ひとりに1つずつ、使い捨てカイロを配ってくれた。
それを揉んで温め、コートをしっかりと着直して、全員が車の外に出る。
「さぁ〜みぃ〜よぉ〜〜!」
工藤君の大声はあえなく川面に吸い込まれていった。
他の面々も、震えながら歩いていた。……が。

474名無し募集中。。。:2014/12/01(月) 23:30:36
ふと、空を見上げると、山の上のように大きくは見えないものの、満天の星空が大地を抱きすくめている。
「わぁー、きれーい!!」
さくらが、思わず、というように感嘆の声を上げる。
邪魔な光が無いので、自分の家の近くでは探すのに苦労する星座も簡単に見つかった。
店主が、それぞれの星について、話をしてくれる。
昔、夜に歩くときや夜の航海で大切な役割をした北極星のこと。
カシオペア座と、それにまつわるギリシャ神話の話。
北斗七星は、熊の尻尾だなんて知らなかった。
それにまつわる妖精カリストーの悲話も、初めて聞いた。
中国では、また違う話が伝えられているってのもちょっと面白いかも。
北斗七星にある二重星が、兵士の視力検査に使われてたなんてことは、先生も知らないんじゃないかな?

説明が終わって自由行動になると、工藤君はすかさず亜佑美の手を取り、どこかへ駆けて行った。
(フフッ。やっぱり可愛いなぁ……)
ふたりの背中を目で追いながら、さくらはそっと微笑んだ。
………と同時に、ほんの少しだけ、胸がチクリと痛んだ。
(どうして、気にしちゃうんだろ?)
耳の中で、繰り返し、こだまするのは、いつだったか、工藤君にフラれた女子生徒に投げつけられた言葉。

『あんたみたいなブスが近付くと工藤君が汚れちゃうでしょ!傍に寄らないでよ!しっしっ!!』

「ま、そうだよね……………」
独りごちて、さくらは電気の点かない街灯にもたれ掛かった。
目頭が熱くなる。
それと気付いて、何度も何度も瞬きをし、必死に堪える。
星空を見上げる、その瞳は、虚ろだ。
星を見たら、堪えているものが溢れだしてしまいそうだから。
見詰めるのは、暗闇だけを。
このまま、あの闇に吸い込まれてしまえば、このまま消えてしまえれば……………。

475名無し募集中。。。:2014/12/01(月) 23:31:28
「小田ちゃぁぁぁん!!」
堂々巡りの昏い思いは、突然闇を切り裂くように聞こえた声で中断された。
「何してんのぉ?!こっちこっちぃ!!」
声の方に振り向けば、ブンブンと振り回す懐中電灯の光が見える。
「今……」
行きますと声に出しかけて、その声が涙を含んでいるのに気付いた。
言葉をぐっと飲み込み、懐中電灯の光の方に駆け出した。
その声に驚いたのだろう。懐中電灯の光が揺れながらこっちに近付いてくる。

「小田ちゃん!」
懐中電灯の光は、随分遠くに見えたのに。
精一杯の力で走ってきたのだろう、思ったよりも早く、佐藤君はさくらの傍に来た。
はあはあと荒い息を吐き、膝を押さえている。
「佐藤さん……」
「ね、どうして、泣いて、るの?」

………やっぱり、隠し切れなかったんだ………

「ち、ちょっとだけ、センチメンタルに浸ってたんです……」
「そう?」
「そう、って?」
「そんな感じじゃ、なかったよ。何か、ヤなこと、あった?」
「いえ……工藤さんと石田さんを見てたら、何となく……」
羨ましいとは、言えなかった。
自分には縁の無いことだと思うから。
私じゃ、羨ましいって、そう思うことだって、分不相応だよね。

………なんて、言葉には出さなかったのに。それなのに………。

ふわりと肩に何かが掛けられた。
そっとそれに触れてみると、それは、佐藤君が来ていたダッフルコート。
片袖を脱いで、着せかけてくれたのだろう。

476名無し募集中。。。:2014/12/01(月) 23:33:09
「佐藤さん、風邪引いちゃいますよ。ちゃんとコート着なきゃ……」
「このコートおっきいし、こうすれば寒くないよ」
佐藤君は、背後から左腕でさくらの体を抱き、右腕でコートをしっかりと押さえた。
「まさ、体温あついから……ふたりで、あったかくなろ?」
「体温…高いから…ですか……」
さり気なく言葉を訂正してみるものの、佐藤君は動じる様子も無い。

「小田ちゃん…さくらちゃん……」
「え?」
急に名前で呼ばれて、ドキッとする。
「こんなに、ほっぺた、冷たくなって……」
頬擦りをされる。心臓が、ドクンドクンと、激しく動き出す。
「どうして、ひとりで泣いてたの?」
「べ、別に……」
「寒いトコで、ひとりで泣いてたら、よけい寒くなるよ」
「でも……」
「ん?」
「わ、私には、一緒に居てくれるひとなんて……………」

佐藤君は、左腕にさくらをぐっと抱え込み、右手でさくらと包まっているコートを引っ張った。
自然に、さくらの体は、佐藤君と向き合う形になる。
「さ、さと……」
「まさ、ダメ?」
「……え?」
「いっしょしちゃ、ダメ?」
「佐藤さん?」
「かなしいとき、いっしょに泣きたい」
「あ、あの……」
「うれしいとき、いっしょに笑いたい」
「……」
「今日みたいに寒いときはいっしょにギュッとしてたいよ………さくらちゃん、大好きだから」
「……………!!」

477名無し募集中。。。:2014/12/01(月) 23:34:26
コートの中に、熱が、こもる。
体中が、我知らず、熱くなる。
激しい鼓動は、収まる気配を見せない。
私、こんな言葉、貰っても、良いの………?

こもった熱は、瞼の裏に集まった。
それが、知らぬ間に、涙になって流れ出す。
「え…ど、どうしたの、さくらちゃん?」
佐藤君の慌てるような声も、どこか遠くで聞こえるようだ。
「い、嫌だった?まさ、じゃ」
さくらは、静かにかぶりを振った。
「い、嫌じゃ、無いの?」
言葉が出ないまま、こくんと頷く。
「でも…泣いてる……」
しばらく涙が流れるままに任せた。塞がっていた喉が、ようやく楽になってきた。
ひとつ息を吸い、涙の痕を残したまま、笑顔を作って、顔を上げる。
「佐藤さん」
「な、何?」
「嬉しいときも、涙って、出るんですよ」

やっと、事態を理解した佐藤君が、こっちに笑顔を向ける。
どんなに綺麗な星よりも、月よりも、ううん、太陽よりも、輝いている。
「じゃ、じゃあさ、あの……」
暗い中でもそれと判る程に、真っ赤に顔を染めて、佐藤君はさくらに向き直った。
「この間の、つづき、しても、いい?」
「続き?」
「ソフトクリームの、つづき……………」
一瞬キョトンとしたさくらだったが、次の瞬間、思い当たってハッとする。
そうだ。あのとき、一緒に買い物に行って、その後でソフトクリームを食べたとき……。
さくらは、佐藤君に負けず劣らず真っ赤な顔をして、こくりと頷く。

478名無し募集中。。。:2014/12/01(月) 23:35:23
佐藤君は、キュッとさくらを抱き締めて、そっと顔を寄せた。
さくらは、そっと目を瞑って、顔を心持ち上げる。
……唇に触れたものは、今迄に触れたことがある、どんなものよりも、柔らかかった……。
その柔らかいものは、僅かにさくらの唇を掠めた後、啄むように、唇を包み、吸う。
ほんの少しだけ顔を離し、真っ赤な顔で見つめ合った後、佐藤君は腕の力を強めた。
さくらは、それに合わせるように、佐藤君の肩に顔を埋めた。
お互いしか見えていないふたりは、星の光に交じって、ふたつの双眼鏡がキラリと光るのにも気が付かなかった。



星に想いを〜〜まーさく編〜〜      了

479名無し募集中。。。:2014/12/01(月) 23:37:31
以上になります
何だか似たような妄想ばかりで申し訳ありません
嗚呼、もっと自在に書き分けられる筆力と発想力が欲しい!

480名無し募集中。。。:2014/12/02(火) 00:54:24
転載しますーー

481名無し募集中。。。:2014/12/02(火) 17:40:12

前回のシゲ鞘のDL数に慄いて
「みんな目を覚ましてえぇぇっ!」と思って書いた
聖君とえりぽんの第3弾です。
http://www1.axfc.net/u/3368105
パスワードは【fukueri3】です。
覚悟を決めた方だけどうぞ。

鈴里は……今年中は無理っぽいですorz
ごめんね里保ちゃん。

482名無し募集中。。。:2014/12/02(火) 18:25:06
相変わらず禿し...激しいお二人でw母村さんも

ノd*´◇`)<安心したようなしないような....。
ノリ#´ー´リ<無理せんようにの!待っとるんじゃ

483名無し募集中。。。:2014/12/02(火) 19:18:44
いやぁ……相変わらずのおふたりさんで……素敵♪
やっぱり作者さんの愛情でアンナコトやソンナコトの描写が生まれるんでしょうねぇ
当方の書きかけにも少々流用させていただきたいくらいです(テイストが違うからしないというより出来ないでしょうけど)



鈴里は勢いでアンナモン書いてしまったので書きにくくなったのでしょうか?
だとしたら大変申し訳ありません
まぁこちらはゆーっくりと待っておりますので……

484名無し募集中。。。:2014/12/06(土) 23:23:58
>>481
新作来てた!
毎度まとめて貰うのも悪いし、どうにかiPhoneでも見れる方法無いかねぇ。
いよいよPC買うかな

485名無し募集中。。。:2014/12/07(日) 11:52:55
>>484
自分もiPhoneだけど文字変換アプリ使ってなんとか読んでるよ
でもそのアプリは改行してくれないから行間とかシーンの変化とかわかんない時あるw

486名無し募集中。。。:2014/12/07(日) 14:08:00
>>485
ありがとう!
おかげで>>481も見れた!
えりぽんの攻めようとするんだけどやり返される感じがイメージ通りでニヤニヤが止まらなかった笑

487名無し募集中。。。:2014/12/07(日) 17:14:53
http://livedoor.blogimg.jp/wai1111/imgs/b/2/b2af194c.jpg

488名無し募集中。。。:2014/12/07(日) 18:24:41
デケェしスゲェ量だなww


ノd∮// _l//)

489名無し募集中。。。:2014/12/07(日) 22:40:32
流れとは全く関係ありませんが本スレの>>327-332を見ていて浮かんだものをちょいと3レスほど
セリフは上記の小ネタを使わせてもらっておりますがご容赦いただければこれ幸い…
またいらねーよ!という方&苦手な方は平にご容赦のほどを………

490名無し募集中。。。:2014/12/07(日) 22:41:53
今日は、冬にしては珍しく、暖かい日差しが室内に入って来る日だった。
勿論、外はこれからが本番!というくらい寒いのだろうが、部屋の中は、暖房の所為もありぽかぽかして風情が楽しめる度だ。
こたつで昼食を摂ってひと休みし、この季節では珍しく外に干せた洗濯物を取り込んださゆみは
「やれやれ……今日も結構あったよねぇ……」
などと独りごちながら、洗濯物をたたんではタンスにしまっていた。
それをれいなは、のんびりと肘枕などしながら眺めている。

「ちょっとれいなぁ、手伝ってよぉ」
「えー、今日ぐらいは良かっちゃろぉ」
「だって、この洗濯物の半分以上はれいなのじゃない」
「…れな最近は忙しかったやん。この間はまた佐世保のベースに呼ばれたばっかりやし」
あ、そうか。そう言えば、そうだった。
「だけど随分仕事があるよねぇ。佐世保のベースって、そんなに人多いの?」
「いや、結構人が入れ替わっとるっちゃん」
「ふーん。そう」
「やけん、他ン人のタトゥーば見て、れなに声が掛かるとよ」
僅かに鼻をひくつかして得意げに言うれいなに
「……って、それ、れいなの名前しか知らないからじゃない?」
「えー?」
「吉澤さんのこと知ったら、れいなじゃなくて吉澤さんに声が掛かるかもね」
「さゆぅ。それはちょっと酷かっちゃん」
憎まれ口を叩きながら、さゆみは、夫のとろけそうな表情にそっと目をやった。
れいなは、出張で稼いだ金で買う予定の、愛妻と愛娘へのクリスマスプレゼントをぼんやりと頭に浮かべていた。

するとそこへ、隣の部屋にいた優樹がトテトテと入ってきた。
「あらあら、もう積み木はいいの?」
さゆみの顔が思わず綻ぶ。
れいなの様子を見ると、寝てはいないようだが、肘枕のまま少々とろんとした目をしている。
優樹も、いつもと違うれいなの様子に気付いたのだろう。
ちょいと小首をかしげて見ている。その仕草が何とも愛らしい。
そして、いつもであればパッとれいなに飛び付くのだが、今日は、足音を忍ばせるように、そろりそろりと近付く。

491名無し募集中。。。:2014/12/07(日) 22:43:48
「チーチ」
「んー?何ねぇ……」
夢うつつのれいなの傍にちょこんと座る。そして、その小さな手でれいなの頬をペチペチと軽く叩きながら
「ネーンネェー、コォオーイーヨー、オコォーオーイーヨー」
と、まだ回らぬ口で、どこかで聞き覚えた子守歌を歌いだした。
頬を撫でるが如くの小さな手の感触と、回らぬ口ながら意外にも上手い歌を聞いていたれいなは……

Zzzzzz……Zzzzzz………

……本当に、夢の中に入っていってしまった。
「まぁったく。どっちが赤ちゃんなのかわからないの」
と、呆れ顔でさゆみが呟く。

コテンと仰向けになったれいなに、優樹は
「ウンショ、ウンショ……」
と言いながら胸の上によじ登る。そして
「チーチィ……」
と言うが早いか、れいなの上でとろとろと眠り始めた。

洗濯物を片付け終わったさゆみは、その様子を見て、ふたりを起こさないようにそぉっと立ち上がった。
こんなところで寝てしまっては、幾ら部屋が暖かいとは言っても風邪を引く。
れいなが風邪を引く分には自業自得だが、可愛い娘に風邪を引かせる訳にはいかない。
キュッとれいなのスウェットを握り締めている、優樹の手をそっと取り、小さな指に手を掛ける。
「優樹。こんなところじゃなくて、ベッドでちゃんとお昼寝しようね」
と、手を剥がそうとするが、半分おねむの優樹は
「ヤー!ヤー!チチトォ……」
と、いやいやをする。
それどころか、その手でさゆみの指を捕まえて
「ハーハ!ハハモォ……」
などと、言い出した。
おねむでぐずる優樹が駄々をこねだしたら聞かないのを知っているさゆみは、フゥッと溜息を吐いた。
まぁ、部屋は暖かいし、ここはホットカーペットの上だし、何か掛ければ風邪を引くことは無いだろう。

492名無し募集中。。。:2014/12/07(日) 22:45:46
さゆみは、またもや立ち上がり、寝室から予備の掛布団を取り出してきた。
そして、また、部屋に戻り、今度は本格的に寝入っているれいなと優樹に掛ける。
そして、布団に自分も潜り込んで、優樹を自分が抱き取り、枕代わりにれいなの腕を伸ばさせて
「こんなのも、偶には、良いかもね……」
と言いながらすうっと寝入ってしまった……………。

1時間ほど、思いも寄らぬほどにぐっすりと眠った3人は、ほぼ同時に目を覚ました。
ぼんやりした頭を何とかすっきりさせ、優樹をベビーカーに乗せてスーパーへと買い物へ向かう。
「お昼寝なんて久し振りにしたね」
「そうやね」
「なんだかちょっと体が軽くなったみたい」
「れなも、ここントコの疲れが無くなったみたいっちゃん」
「でも優樹、上手に子守唄歌ってたねぇ」
「うんうん。録音しとかんやったンが勿体無かったと」
「今度はさゆみも歌ってみようかなぁ」
……それを聞いたれいなと、ベビーカーの中の優樹の顔が、笑顔のまま、ほんの少ぉしだけ引きつる。
「さ、さゆは歌わんでも大丈夫とよー……」
「バブ……………」



小さな幸せの中で       了

493名無し募集中。。。:2014/12/07(日) 22:48:26
以上になります
小さな小さなスレタイ無視の妄想で申し訳ありません
タイトルをつけるほどのものではありませんが珍しくこちらが文章より先に浮かびましたので取り敢えず

494名無し募集中。。。:2014/12/07(日) 23:03:36
転載します!

495名無し募集中。。。:2014/12/08(月) 11:43:15
チビまー可愛い!

496名無し募集中。。。:2014/12/08(月) 17:09:23
本スレ重くて書き込めない

497名無し募集中。。。:2014/12/08(月) 17:56:40
直ったっぽい

498名無し募集中。。。:2014/12/08(月) 21:21:50
http://i.imgur.com/rVXgROZ.jpg
鈴木君!

499名無し募集中。。。:2014/12/08(月) 21:39:35
すごく…大きいです…

500名無し募集中。。。:2014/12/08(月) 21:51:31
ノリ*´p´リ ハァハァハァハァ



ノd;´◇`)。oO(なんだか寒気がするんだろうね…)

501名無し募集中。。。:2014/12/08(月) 22:03:24
早く抱いて差し上げろ

502名無し募集中。。。:2014/12/08(月) 23:50:00
ノd*´◇`) 僕達にはまだ早いんだろうね…?


ノリ*☆p☆リ カイキンカイキン***

503名無し募集中。。。:2014/12/13(土) 22:26:43
本スレの流れを見て
http://i.imgur.com/3xCz97u.gif

504名無し募集中。。。:2014/12/14(日) 09:58:50
http://stat.ameba.jp/user_images/20141213/22/morningmusume-9ki/8c/af/j/o0480048013157988832.jpg

505名無し募集中。。。:2014/12/14(日) 22:44:33
あーそれでは本スレで言ってた“短いの”など少々
いらねーよ!という方&苦手な方は平にご容赦のほどを……

506名無し募集中。。。:2014/12/14(日) 22:45:27
「寒くなってきたからかなぁ……」
教室で、鞘師君の後姿を見ていた香音はほんの少しだけ眉根を寄せてつぶやいた。
その香音の表情と呟きに気付いたものは誰も居なかった………。


「あれ?鞘師ここに居たのか?」
「おう。香音ちゃんと一緒に帰ろうと思うてのう」
「っつうか、てっきり……」
と、話し出したクラスメイトの口を、一緒に居たもうひとりが慌ててガボッと塞ぐ。
「んーっ!んーっ!」
「い、いや、何でも無えんだ。ハ、ハハハ……。ボケ!あの様子じゃヤベエって!」
後の言葉は口を塞いだクラスメイトに内緒ごとのようにささやいたのだが、あいにく鞘師君との距離も近い。
お蔭で、しっかり鞘師君にも聞こえてしまった。
「何が“ヤバい”んじゃ?」
「い、いや、何でも……」
「ワシが怒る前に白状した方が良えぞ」

鞘師君は、決して大声を上げた訳では無い。
が、目を細め、眼光鋭く睨みつけるその表情に、ふたり共、ビクッとする。
「何があったんじゃ?」
「そ、その……鈴木が誰かと一緒に校舎裏に行くのを見かけて……」
「あ、ば、バカ!」
「誰か、じゃと?」
鞘師君の声のトーンが上がる。
「う、うん」
「で、どんな奴じゃった?」
「……」
「どんな奴、じゃったんじゃ?!」
「あ、あー……」
「答えんかぁ!!」
「そ、その……お、男………」

507名無し募集中。。。:2014/12/14(日) 22:46:25
ガタン、と、椅子を蹴って鞘師君は校舎裏に向かって走り出した。
「こら鞘師!廊下を走るな!」
「すみませーん!」
いつものようにおどけた口調ではなく、切羽詰まったような声色に、怒鳴り付けた先生も唖然とする。
「何だ?どうしたんだ、あいつ」
鬼のような鞘師君の形相に、廊下を歩く生徒達も慌てて道を開ける。
一度、ワックスを塗り直した個所を踏んづけてしまい、派手ににすっ転んだ。
が、誰ひとりとして、笑ったり囃し立てたりする者もいなかった。
廊下を全速力で走り、階段の手すりを滑り降り、渡り廊下に差し掛かった。
(居た!)
渡り廊下から見えたのは、ふたりの人影。
ひとりは、紛れも無く香音だ。
そしてもうひとりは……あれは、高等部の制服?
(み、光井さんじゃ!)

鞘師君は、思わず物陰に隠れた。
香音と光井君からは少し距離があるので会話は切れ切れにしか聞こえないが、ここ以外には隠れる場所が無いのだから仕方が無い。
「……ッチ、ですか?」
「そう。やっぱり…が基本やな」
「それって、ふたりで…の方が良いんですか?」
「うーん、やり方も色々…やろうけどなぁ。ひとりでも効果的なんも……」
ふたりでの方が良い?
ひとりでも効果的?
香音ちゃん、何の話をしとるんじゃ??

不意に、ポンと肩を叩かれた。
「り……」
みなまで言わせず、鞘師君は、相手の口を塞いで抑え込み、ささやき声で怒鳴り付ける。
「えりぽん!静かにせぇ!」
「……里保、苦しかっちゃろーが!」
押さえつけられた生田君も、負けじとささやき声で鞘師君に怒鳴り返す。

508名無し募集中。。。:2014/12/14(日) 22:47:29
「お前、何ばしよーとや。盗み聞きとか、カッコ悪かぞ」
「今、香音ちゃんが光井さんと何か親しげに話しとるんじゃ」
「あ?」
言われて、生田君も鞘師君の視線を追う。
確かに、向こうに居るのは香音と光井君だ。
が、耳を澄ませて聞いてみたものの、鞘師君が特に心配するような話はしていないようだが………?
「とにかくこっちに来んね、里保」
生田君は鞘師君を無理やり引っ張り、その場を離れた。

渡り廊下のすぐのところにある教室には誰も居なかった。
これ幸いと、生田君は鞘師君を引っ張り込む。
「ここなら普通の声で喋っても大丈夫っちゃろ」
「誰にも、聞かれとう、無い……」
弱々しい声音に驚いて、生田君は鞘師君をまじまじと見詰めた。
何を思った(勘違いしたか)知らないが、うっすらと目が潤みかけている。
思わず、生田君の声もひそひそ声になる。
「どうしたと?里保」
「香音ちゃんと……光井さんが……」
生田君は、呆れて鞘師君を見た。
「あのな」
「何じゃ?」
「光井さんはお前らのことを一番応援してくれとらす人っちゃろ?」
「ん……」
「そもそもお前らが付き合うきっかけをくれたンも光井さんやったんやなかと?何も心配いらんとやなかとね」
「そうじゃけど……話の中身が……」
生田君の頭の中を、クエスチョンマークが乱舞する。
別に、何でも無い話をしとっただけやん。

運がいいのか悪いのか、話の真っ最中に、聖と亜佑美が側の廊下を通りかかる。
「えりぽんまた里保ちゃんと仲良く話してる……」
「男同士の方が気が楽なんじゃない?」
「また何かくだらない話してるのかなぁ……」

509名無し募集中。。。:2014/12/14(日) 22:48:14
「のう、えりぽん」
「何ね?」
「その…聖ちゃんと……」
「聖?」
「あ、ああいうコトの、話とか、するんかの?」
ああいうコト?
ああ、先刻香音ちゃんと光井さんがしてた話ね。
「ま、ほんっとーーーに時々やけんが、話ばすっこともあっとよ」

……………へ?

「そ、そんな話も、するんか?」
「別に普段はせんけんが」
すがるような眼差しで生田君を見る鞘師君に、呆れ返った生田君は、内心溜息を吐きながら話を続ける。
「ま、あれくらいやったらひとりでもするっちゃろ?」
「ひ、ひとりで!」
「(?)いつも里保と居る訳でも無いけんね……」
「……」
「聖もよくするって言いよったと。お風呂上がったあととか寝る前とか……」
「……」
「里保?」
突然、ぽたぽたと涙を流し始めた鞘師君に、生田君は唖然とする。
カタン、と、椅子を引く音がする。
「ちょ、里保、どこ行くと?」
呆れ交じりの生田君の問いかけも耳に入らず、鞘師君はフラフラと教室を出た。
「あいつ、どげんしたとや?」

とぼとぼと教室に戻りながら、鞘師君の頭の中はグルグルと回る。
やっぱり…ワシ…香音ちゃんを満足させられんかったんかのう……。
香音ちゃん…シたときずぅーっと不満じゃったんかのう……。
やっぱり…ワシのアレじゃ物足りんかったんじゃろうか……?
ワシ…男として…自身が無くなってきたわい……。

510名無し募集中。。。:2014/12/14(日) 22:49:02
「あれ、里保ちゃん待っててくれたんだ……って、どうしたの?」
教室に戻ってきた香音は、どよーんと暗い雰囲気に包まれている鞘師君を見て、呆気にとられた。
「あ、香音ちゃん……」
鞘師君はそろりと顔を上げ、心ここに非ずというような眼で、香音を見る。
驚いた香音は、それでも、笑顔になり、鞘師君の隣の席に座る。
「ね、どうしたのぉ!鞘師里保ぉ!」
おどけたような声色で、鞘師君の肩を抱き、ゆさゆさと体をゆすぶる。
……………が。
いつもならばこれで表情が緩む鞘師君が、何の反応も示さない。
「里保ちゃん?」
俯く顔を覗き込んだ香音は、目を見張る。
鞘師君の頬に、僅かに残る涙の痕を見つけたのだ。
「……とにかく、もう帰ろ。で、落ち着いてお話しようよ」
鞘師君は、こくんと頷き、のろのろと立ち上がる。

数刻後、ふたりは、鞘師君の部屋に居た。
鞘師君のお母さんは
「香音ちゃんが一緒に来てくれたから安心ね」
と、買い物に出かけてしまい、家の中にはふたりだけが残された。
床にぺたりとふたりで座る。
「で、どうしたのよ?里保ちゃん」
「ん……」
どうも鞘師君の歯切れが悪い。
「ね、里保ちゃんってば」
「……のう、香音ちゃん」
「何?」
「今日、光井さんと話しとったじゃろ」
「何だ、里保ちゃんそこ通ったの?」
「まあ……」
「だったら声かけてくれれば良かったのに」
何のてらいも無く言う香音に、鞘師君は、萎えそうな気力を振り絞り、言葉を続ける。

511名無し募集中。。。:2014/12/14(日) 22:50:02
「か、香音ちゃんは……」
「うん、どうしたの?」
優しい口調に泣きそうになる。
「や、やっぱり、ワシの…その…アレが…一般男性平均より小さめなのがお気に召さんのじゃな……」
「は?」
「じゃけ、光井さんに相談しとったんかの?」
「ちょ……」
「ふたりの方が良えんかとか、ひとりでも効果的とか……」
「ねえ、里保ちゃ……」
「ワシとスるとき…やっぱり不満じゃった……」
「里保ちゃん!」

ビシッ!
「痛でっ!!」

鞘師君は、思わず額を押さえて蹲った。
「痛い!何するんじゃ香音ちゃん!」
「あたしだって痛いよ!爪が!」
香音は、親指の先で中指の詰めを擦っている。
香音のデコピンが綺麗にヒットした鞘師君の額には、くっきりと赤く痕が残っている。
「何ちゅう恥ずかしい勘違いしてんのよ!バカ里保!!」
「ば、バカとはなんじゃ、バカとは?!」
「バカにバカって言って何が悪い!大体何であたしが光井さんとそんな恥ずかしい話すんのよ!」
「……えっ?」
「え、じゃない!光井さんとしてた話はこれだってば!」
香音は自分の鞄を開けて、取り出した本をバサッと鞘師君の目の前に置く。
「へ……?」
鞘師君は、目の前に置かれた本を見て、目を白黒させていた。

『図解で説明するシリーズ ストレッチ・マッサージ』

512名無し募集中。。。:2014/12/14(日) 22:51:24
鞘師君は、呆けた表情で、ペタンと尻餅をついてしまった。
それを見て、香音は、フッと口元を緩め、鞘師君の前に座り直す。
スッと両腕を鞘師君へ伸ばし、鞘師君の頭を抱いて自分の胸元に引き寄せる。
「里保ちゃん、さ」
「……」
「最近よく腰擦ってるでしょ?また腰が張ってるんじゃないの?」
そう、なのかの?
「去年腰痛めたのも、今頃だったじゃない」
そう言えば、そうじゃったかの?
「だからさ、光井さんに相談したんだ。里保ちゃんの腰の痛みに何が効くか、って」
そう、じゃったんか……。

香音の腕に力がこもった。
「あのさ…そ、そういうコト、だったら…ひとりでなんて、嫌だよ」
「……」
「里保ちゃんとだから…里保ちゃんが、シてくれるから、イイんだもん……」
「……」
「それに、ひとりでなんて、どうすればいいのか、分かんないし……」
「……」
「分かってたって、ひとりじゃヤだ。心の中も、寒いしさ……」
「か、香音ちゃん!」

鞘師君は、深い谷間に顔を埋める極楽から、思い切って頭を上げた。
そのまま、勢いに任せて香音を押し倒す。
押し倒された香音は、顔どころか耳までも真っ赤にしている。
「ふ、不満だったんじゃ、無いんじゃな?」
「うん。里保ちゃんの……」
香音は鞘師君の手を取り、そっと自分の頬に添える。
「この手、大好きだしさ…そ、その……」
「何かの?」
「た、多分、里保ちゃんの、あたしには、充分、おっきいと、思うし……」
口籠る香音を、鞘師君はようやく出た笑顔で、ギュッと抱き締めた。

513名無し募集中。。。:2014/12/14(日) 22:52:37
「愛してる。香音ちゃん」
「あの…あたしも…り……」

カサリ

…………………………ん?

ふたり共、互いの体温にうっとりして互いにささやき始めたとき、ドアの前で、不審な物音が鳴った。

トン……トン……トン……

足音を忍ばせるような音が、階段から聞こえる。
このタイミングで…この音は…まさか!

「えりぽん!」
「えりちゃん!」

目配せし、ドアをいきなり引き開けて、ふたりは同時に人影に怒鳴り付けた。
「あ、どうも……」
「どうもじゃない!」
「おんどりゃ、何しとるんじゃ!」
「いやその…里保が何か落ち込んどったやん。やけん、通りもんでも食べて元気出さんかな、って言おうかと……」
「それは良いけど、お前、立ち聞きしてたんか!」
「いや、ちょこっとだけ聞こえただけっちゃん……」
「どこから聞いてたのよ!」
「えっと、里保が腰痛めたかも、ってとこから……」

ゴチン!
ドドドドドド!

香音が投げ落とした英和辞書は、綺麗に生田君の眉間にヒットした。
哀れ生田君は階段を転げ落ちて気絶してしまった……………。

514名無し募集中。。。:2014/12/14(日) 22:53:20
〜〜〜〜〜数日後のこと〜〜〜〜〜

「ねぇ、香音ちゃん」
放課後、教室に来た聖を見て、香音は、思わずガタンと椅子を蹴った。
何やら、聖の眼が、妖しくも艶めかしい光を帯びている……?
口元にも怪しい笑みを浮かべ、聖は、香音の両肩にそっと手を掛けた。
思わず、背筋が凍る。全身に、鳥肌がブワッと立つ。
聖は、香音のうなじにホウッとアツい息を吹きかけ、香音の耳元でささやいた。
「聞いたんだけどさ、ひとりでスるやり方、知らないんだって」
「え、えっと……」
「良かったらさ、今日、聖の家においでよ」
「い、いや……」
「ウチのお風呂場広いからさ、手取り足取り教えてあげるから、さぁ……」
「け、結構、です……」
「そんなコト言わないで…気持ちイイんだから、ね……」

そこに、ちょっと先生に用を頼まれていた鞘師君が帰ってきた。
鞘師君の顔を見たら、冷たく強張っていた体が温かくなって、動けるようになった。
決死の想いで聖の手を振り切り、香音は、脱兎のごとく鞘師君の背後に回り込む。
「里保ちゃん助けて!」
「ど、どうしたんかの?香音ちゃん」
「大丈夫。怖いことしないよ。イイこと教えてあげるだけだってば」
この状況に頭が付いていかない鞘師君に、香音は早口で顛末を耳打ちする。
「あ、あの、聖ちゃん。そ、それは、ま、ま、間に合うとるけんのう」
「えー。香音ちゃんにも必要なことじゃなぁい?」
どんどん鼻息が荒くなる聖を見て、鞘師君は、力の限り、叫んだ。
「えりぽぉぉぉん!お前の彼女、なんとかしろぉぉぉぉぉぉぉ!!」



ひとりが、イイの?         了

515名無し募集中。。。:2014/12/14(日) 22:54:54
以上になります
急ごしらえの雑な妄想で申し訳ありません
セリフには本スレ小ネタのセリフを使用または一部改変して使用しておりますのでこちらもご容赦を賜りたく……

516名無し募集中。。。:2014/12/14(日) 23:08:53
最高!恋ingな香音ちゃん対して聖ちゃんは魔性じゃ
つーか生田君がバラしたのかw

517名無し募集中。。。:2014/12/14(日) 23:32:43
久々のSS嬉しい
にしてもふくちゃんw

518名無し募集中。。。:2014/12/14(日) 23:49:04
転載します

519名無し募集中。。。:2014/12/15(月) 00:01:36
すみません
連投で規制されて>>515が書き込み出来ませんでしたm(__)m

520名無し募集中。。。:2014/12/15(月) 00:04:01
時間置いたら出来ました^^;

521名無し募集中。。。:2014/12/15(月) 00:32:56
ふくちゃんに手取り足取り教えてもらいた(ry

522名無し募集中。。。:2014/12/15(月) 10:42:44
男の自信を取り戻せて良かったね鞘師君
香音ちゃんはつくづくええ女や…

523名無し募集中。。。:2014/12/15(月) 20:45:24
うわぁぁぁぁぁ!
改めて読んでみたら誤字脱字に加えて余計な字まであり過ぎる!
他人様にお見せ出来るようなデキではない無茶苦茶な文章じゃないか!

……本スレにも書きましたがこんな文章をお目にかけてしまって大変申し訳ありませんm(_ _)m
それなのにたくさんの感想までいただきましてありがとうございます……恐縮です……

524名無し募集中。。。:2014/12/15(月) 21:24:55
それぞれの世界の彼女たち
http://www.hello-online.org/img/Michishige%20Sayumi-512219.jpg
http://helloshop.jp/shopimages/helloshop/0000000020542.jpg
http://helloshop.jp/shopimages/helloshop/000000002055.jpg
http://helloshop.jp/shopimages/helloshop/0000000020562.jpg
http://helloshop.jp/shopimages/helloshop/000000002057.jpg
http://helloshop.jp/shopimages/helloshop/0000000020592.jpg

525名無し募集中。。。:2014/12/15(月) 21:30:12
あぁ鞘師君の幸せの隙間

526名無し募集中。。。:2014/12/16(火) 13:08:19
またBBx規制だかで書き込めなくなった
何なんだ一体

527名無し募集中。。。:2014/12/17(水) 03:48:21
メイドれいなって何の話?

528名無し募集中。。。:2014/12/17(水) 09:12:34
BDイベント3分辺り
http://youtu.be/29Ll2RdAaqk


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