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【もしもの時は】ここだけ世界の境界線【ここで】
248
:
ラディカル・ドクトール
◆4J0Z/LKX/o
:2019/03/03(日) 01:42:05 ID:???
>>247
イムカのリフラクターにより軌道を逸れた弾丸は、きりもみしながら乱反射し、横向きにコンクリートの壁へめり込んで砕ける。
その様子を見るにどうやら、彼女の放つ弾丸自体は物理的なものであり、通常弾と原理は変わらないようだ。
しかしてその推進剤は、無煙火薬とは比べ物にならない程高効率かつ大出力のものらしい。軌跡が青いのも特徴的だ。
どうやらHEXAは、異世界のテクノロジーをジョシュアらに集めさせ、こういう事に使っているらしい。
「彼女のAWMは高い威力と命中精度の両立のため、ボルトアクション式だ」
「どれだけ素早くボルトを引いても、安定(ステディ)までは約2秒はかかる……」
壁に隠れると射撃はピタリと止んだ。ハッシュは必中の弾丸を放つ一方で、当たる見込みのない弾丸は放たない主義らしい。
たとえ制圧射撃であろうとも、放つ弾丸を一つとして無駄にしないという徹底的にな拘りが感じられる。
故にイムカが壁越しの位置を露呈させるような不手際を晒さなければ、リフラクターのリチャージ時間が与えられるだろう。
ただ次は偏向率すら計算して撃ってくる可能性もある。命綱があろうと決して油断はできない。
「これを持っていきなさい、複合カーボンシートの携行シールドだ」
「10mmの装甲と同じ効果がある。真正面で受けなければ受け流せるだろう」
そこでドクはイムカに薄い携帯用の盾を支給する。どこから取り出したと聞かれれば、彼の使用する触手と同じである。
ジョシュアも過去に利用していたこの技術、今考えるとこれすらも異世界のテクノロジーの応用である可能性があるだろう。
さて、こうして防御の手段が与えられたことにより、「当たっても死なない」という状況を生み出せるだけの材料が揃った。あとは300mという恐ろしく長い距離を短期間で詰める必要がある。
ドクは頼れるが、そこまで戦闘経験が根付いている訳でもない。作戦の立案はイムカが行うべきだろう。彼はそれに追従する筈だ。
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