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【妄想】世界観・設定投下スレ【発散】

200ロイかぶり ◆eZKgukyN3c:2015/10/18(日) 22:09:21 ID:???
【事の始まり】

―――はるか昔 人間達生活圏を広げようと 世界各地を開拓していたころ
今は滅びし王国の放った調査団『第03調査団』は果てしない山脈の向こうにドワーフの住まう巨大な地下都市を発見
そこに膨大な量の貴金属が埋まっていると知る

彼らは鉱脈を調査すると共に採掘した金属を王国に献上するためにドワーフの領地に踏み込み始めた
それを快く思わないドワーフは人間を追い出そうし 両種族は抗争を始めた・・・

【異変】

時は流れ 両種族が流した血は瘴気を生み そこから悪魔とそれに付き従う魔物を呼び寄せた
悪魔は魔物を操り両種族を根絶やしにし そこに自らの拠点である【黄昏の領域】を構築せんとする

最初こそ両種族は個別に悪魔との戦闘を行っていたが 数と能力に劣る両種族は次第に数を減らしていく・・・

【転機】

事態を重く見た両種族は 人間族・03調査団団長ジョン・ウェスキンとドワーフ族族長ガルゴ・デニオ41世の名の下同盟を組む

ドワーフは人間に良質な武器を提供し 人間はより効率的な戦術を伝授する
そうして一方的な虐殺でしかなかった悪魔との戦いは徐々抵抗の色が見え始める

それを見ていたのは鉱山を司る神
神は両種族が手を取り合う姿に胸を打たれ 今回の一件に限り己の力を提供することを決める

ドワーフには己の青みを帯びた銀色に輝く金属の手の小指を砕き それを武器・防具に変える技術を教え
人間には作った武器に己の力を封じ込める神の文字を伝えた※

それにより連合軍には神の力の宿る武器と防具が生まれ
連合軍はナミニスとガルゴを含める両種族8名 計16名で組織された『蒼銀の騎士団』が発足する

【最後の戦い】

蒼銀の騎士団は神の力を存分に発揮し ついに悪魔を連なる山の一つ『ミリウス・ヒル』に追い詰める

一週間に及ぶ戦闘 多大なる犠牲 壮絶なる最終決戦の果てに連合軍は悪魔を打ち滅ぼす
こうして人間・ドワーフ連合軍と悪魔・魔物軍団との決戦は連合軍側に軍配が上がった

【そして 建国】

ドワーフはその一戦以降 調査団に対し このままここに定住するのであれば 今までの遺恨を全て水に流し これからも互いに手を取り合い助け合っていこうと提案
異種族に確かな友情を感じていた人間もそれに賛同し ここに人間とドワーフが共存する連合国家『レアメタルキングダム』生まれる

【その後】

現在蒼銀の騎士団はレアメタル・キングダム陸軍所属の特殊部隊『プラチナム・フォース』と姿を変え 今日も金属王国の治安を守っている
今わかっている旧蒼銀の騎士団の末裔は王族になったナミニス・プラチナム30世とギリル・デニオ79世

プラチナム・フォース総司令サザール・チタニウス ラナン鉱山商会金属販売部部長ミリー・スティーラーなどがいる
ドワーフ側はその殆どが元の鉱山夫に戻ってしまい 誰が末裔だかわからない状態である


※金属は神の右手の小指と言う説が有効だが 他にも
・神しか知りえぬ秘密の坑道を教えた
・ドワーフが命よりも大事にしている御神体を人間達のために武器に作り変えた
などがある

しかしわかっている事はその金属がどういう性質であるか・そしてどこで採掘できるかなど
殆どの部分がわかっていない事である

そして神の力を振るうための文字はは悪魔を倒した際に全て消え去ってしまい 今ではその力を振るう事は完全に出来なくなってしまった
しかしドワーフに伝えられた技術は武器・防具の製造技術に応用され その品質を飛躍的に高める事に成功し

神の力を使うための神の文字は現代語訳され 神への賛美歌と姿を変えた
また この出来事から金属王国では誰かに力を貸すと言う意味で「〜のために小指を砕く」という慣用句が存在する


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