クロノブレーク☆臨時レス置き場

31：チャコ ◆uMJFatUpYM：2014/06/13(金) 00:53:12: ＞「でもチャコちゃん。この雨じゃ火が使えないねぇ」

「うむ……。神殿まで行ったら設備があるはずじゃ、そこまでもうひと踏ん張りじゃ」

まず水の神殿に到着した二人はなめこで遅い朝食としてから、神殿内の捜索を行う。
これといった異常は見当たらず、光のクリスタルの神殿へと向かう二人。

＞「……巫女さん。誰もいないね」

「そうじゃの。昔はたくさんの巫女達がここで神の声を受け賜っていたと聞くが……」

次の日、神殿内の捜索を始めてみると……異変はすぐに見つかった。
光のクリスタルを包む巨大な水球。
これでは辺り一帯が大雨に見舞われているのも当然である。
その中にはいかにも怪しげな半漁人のような人物が鎮座していた。

「見つけたぞ、この怪異の原因はお前か！」

しかし、半漁人からは意外な反応が返ってくる。

＞「ぎょぎょ！そこのお嬢さんたち。助けてほしいんだぎょ」
＞「ぎょぎょ！説明させてほしいぎょ！光のクリスタルは言うならば情報という意思の結晶体なんだぎょ。
それに異変が起きてしまって今にも爆発してしまいそうなのだぎょ。
それを僕は水の力で封じ込んでいるのだが、無様なことに見ての通りぎょ」

＞「それほんと？おじさん嘘ついてない？」

半信半疑ながらもクリスタルのオーラを感知してみるチャコ。

「これは……！」

クリスタルから凄まじい熱を感じる。
どうやら、この半漁人が水球で覆って爆発するのを阻止しているというのは嘘ではなようだ。

水のダゴンと名乗った半漁人は、この世界の仕組みとクリスタルに関する情報を二人に教える。
その話から、光のクリスタルの異変は炎のクリスタルから
何らかの情報が流れ込んでいる結果のではないかという予測に至る。

＞「じゃあチャコちゃん。今度は炎のクリスタルの神殿を調べてみよ？」

「うむ、炎のクリスタル神殿には相当危険な奴がおるかもしれぬ。くれぐれも気を付けようぞ」

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