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ゴストゥルーパー・ドールズ臨時レス置き場
13
:
【ゴストゥルーパー・ドールズ】長篠 鉄
◆fr8igvtEPg
:2014/04/17(木) 15:34:23
>「20分……悠長に作戦立ててる時間は無い! もう一人の歌姫とパイロットを早く!」
突然の妖怪出現の報に、阿部が動揺して出撃を急かすが、そういうわけにはいかない。
まず第一に、自衛隊との連携について確認を取り、次に、無人機による誘導と挑発で、妖怪の攻撃手段を少しでも理解しておかねばならないからだ。
そうしなければ、わずか10分弱の時間の間に自衛隊と役割分担ができていなかったせいでもめ、さらには妖怪の攻撃に対抗手段を見いだせないまま時間切れまで何もできないかもしれない。
妖怪との戦闘中に考える暇がない以上、始める前に十分に備える他ないのだ。
>「落ち着くのだアベマリア。20分もあれば充分だ」
鉄がその旨を伝えるより早く、いつの間にか鉄の後ろにいた金髪の、肩にサルを乗せた男が阿部を落ち着かせる。
鉄にはその男に見覚えがあった。
「オスカー、 オスカー・ファン・ハルベルト、何故ここに?」
彼の名は、 オスカー・ファン・ハルベルト。
優秀なロボット乗りで、自衛隊在籍時に鉄も一緒に戦ったことがある。
だが、彼は、ほかの隊のパイロットだったはずだ。
オスカーの登場に驚く鉄の前で、オスカーの後ろの分厚い自動ドアが開き、髪の長い女性が入ってきた。
第5小隊のもう一人の歌姫、笹倉桜だ。
「新しい歌姫の子は?」
入ってくるなり、桜が鉄に尋ねる。
挨拶はしている場合ではないため省くが、少なくとも顔は知っておかねばならないという事だろう。
しかし聞いた瞬間、彼の横に花嫁衣装に似たコスチュームを着てすでにスタンバっている女性を見つけ、彼女なのだと納得し、うなづいた。
「私がこの小隊の歌姫です、よろしく」
彼女の方を向いた桜は、短く、それだけ述べた。
次いで、オスカーにいぶかしげな視線を送る。
あなたはだあれ?と。
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