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何を書いても構いませんのでpart14@ほのぼの絵にっき

884なーなしさん!:2023/04/23(日) 08:09:51
お目汚し失礼します。ものすごい長文になってしまったので2つに分けます、すみません。

彼女ができました。自分26歳、生物学的女性のXジェンダー。
彼女は4つ下のウクライナ人で、侵攻が始まる1年ほど前にゲームで知り合った。アニメや漫画の趣味も合って、連日連夜何時間も語り明かしてすぐに親友になった。日本人の友達が欲しかった彼女と、心を支えてくれる友達が欲しかった自分と、相性は最高だった。
私は次第に彼女と話すことが辛くなった。原因は自分の性自認。女性に対してだけ恋愛体質なくせに、女性に恋をしている間は性自認が男性になるというなんとも意味不明な性自認のせいで、高校の頃から恋をした女性に想いを告げた事は一切無かった。正直言うと告白どころではない、自分の体が女であることに耐えられなくて死にそうになる。
彼女に恋をしているんだと気付いた時から、私は彼女と距離を置くようになった。一人になりたいから、と言って連絡をやめて数ヶ月経った。ウクライナ侵攻が始まった。
ラジオでそのニュースを聞いた瞬間、彼女が私にとってどれだけ大切だったのかを、脳天に大岩が直撃したレベルで思い知らされた。泣きながら連絡を取った。戦争が始まるかもしれないと言っていたニュースを、こんな平和な時代にそんなことあるわけ……と聞き流していた自分を袋叩きにしてやりたかった。彼女からの返信は、わりとすぐに返ってきた。
彼女はロシアに対する怒りを顕にしながらも、私を安心させるように話してくれた。彼女が住んでいるのは、守りの固い都市部だった。それでも、ミサイル警報、爆発音、停電に断水……今に至るまで、彼女の家のすぐ近くに2度もミサイルが落とされている。私はその度に不安になって泣いた。彼女はいつも、そんな私を励ましてくれた。ウクライナは勝つよ! と、眩しいほどの信念をもって。
私は彼女に自分の全てを伝えた。彼女がなぜ私に優しくしてくれるのか不安になるくらい、彼女は私を好きでいてくれた、親友として。私は彼女に告白した。恋心を持ってしまったけれど、付き合いたい訳ではない、ただこの気持ちを伝えたい、と前置いて。彼女はバッサリ振ってくれた。そういうことに興味はないし、付き合いたくはない、でも私はあなたのことが親友として大好きです、と。
それから再び、辛くて楽しい日々を送った。彼女への恋心があふれて耐えきれなくなった頃、もう一度彼女に告白した。彼女は丁寧に振ってくれた。私達は永遠に親友だ、と思った。
私の悪い癖なのだけど、苦しいことがあると誰にも話さず閉じこもってしまう。仕事のことで色々あり、職を失うかもしれなくなって、私はまた彼女と話せなくなった。最後に話してから数ヶ月経って、彼女の方から連絡をくれた。
彼女は私が何も話さずに一人で抱えていると、怒る。ぷりぷり怒って励ましてくれた彼女に救われながら、また色々な話を二人でした。けれど私が眠くなって、また明日、と言うと、少し拗ねられた。ウクライナと日本の時差は6〜7時間もあり、彼女の大学の授業が終わって長話ができるようになる19時頃、日本は草木も眠る丑三つ時。そこから最長6時間の長話をすると朝になる。毎度そこまで話し込んでいた訳ではないが、私だってたまには早く寝たい。彼女からの信頼を重荷に感じ始めた頃……告白されました。
続きます↓




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