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【エルデンリング】黄金律最終報告リマスター版:投稿者【同人拓也】
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:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2022/12/29(木) 17:25:58 ID:eSxl5OGY
ブライヴ、ミリセント、エドガー、ラーヤ、拓也の五人で急遽パーティーを組むことになり、ついたばかりの祝福で早速ラーヤが地図を広げてから目的地を確認。まずは王都の外壁を越えようってことで、ブライヴはアルター街道の三叉路を通って一直線に城壁を抜ける道を提案。それはラーヤに危険すぎるってことで否定されて、夜に迂回路を通ろうという話に。
ラーヤ「ここは夜陰に乗じて敵陣をすり抜けつつ、アルター街道の三叉路を北に向かい、森渡りの大橋の転送門で橋を渡ったのちに、外壁へ向かいましょう。夜陰を行くのですから、投石機も使えないはずです」
ラーヤ「正門には多くの兵と、二体のツリーガードが陣を張っています。その付近には星呼びの者たちも隠れ潜んでいます。英雄たる皆様がたでも、苦戦は必至かと」
ブライヴ「ツリーガードに、星呼び共となると、運が悪ければ星の獣とも鉢合わせか…これは確かに、正面は無理筋だな」
ミリセント「ラーヤ、すごいじゃないか!君は本当に詳しいんだな。ありがとう」
ラーヤ「ありがとうだなんて、そんな…英雄様にそう言っていただけるだなんて…私、恥ずかしいです…」
拓也「ツリーガードってなんすか?」
ブライヴ「黄金の鎧を纏った騎士だ。巨大な盾を持ち、重厚なハルバードを縦横に振るう、馬術にも長けた強敵だ。兵どもに加え、そんな者を二騎も相手にしてられん」
その説明で大体検討がついたぜ。初めてここに来た辺りで見かけたあの全身凶器系騎士だ。あれを二体も相手にしたらいくら拓也の頑丈なタフマンでもマジ逝きは避けられない。そんな激ヤバな奴らがひしめく道を回避することになってよかったぜ。それから拓也は探索仲間と共に夜を待つ。
そして作戦開始の時が来た。
先頭を夜目が効くブライヴが歩いて、その後ろをネフェリとラーヤが続いて、拓也とエドガーは三番手って感じで列になって歩き、敵兵の目を潜り抜けながら面白いくらいスムーズに進んでいく。敵兵がテントの前で居眠りしている間に、三叉路まで到着した5人は地図を確認。ラーヤに道を指してもらうと、棘のついた鉄球がラーヤの頭目掛けて飛んできた。
ミリセント「伏せて!」
ラーヤ「きゃっ!」
ミリセントがラーヤを片手で突き飛ばすと同時に、鉄球を剣で弾き返す。エルデでの旅路は相変わらず激しい!襲ってきたのは全身黒ずくめの殺し屋系騎士だ。転んだラーヤをエドガーがガッチリガードして騎士のハンマーをまた防ぐと、今度はブライヴが大剣で騎士の馬を突き上げて、騎士はどんどん戦いに狂っていく。
騎士が仰け反って鎖で繋がれたハンマーを振り回すたびに「ガン!ガン!ガン!」とブライヴの大剣が金属音で雄鳴き。「こんな夜にも襲って来るのかよ!??」もうオレも雄鳴きすることしかできない。
ブライヴ「好き勝手打ちやがる!お前はラーヤを連れてここを離れろ!たくや!」
「あん、あん、あん、うっす!・・いいです!」拓也も汗たらしながらラーヤの手を掴んで戦場からの脱出を試みる。「ほら、お前の相手は俺だ」ハーハー息切らして調子が悪そうなブライヴに超デカハンマーが突き刺さる寸前「あーっ、だめです!」というラーヤの声と同時に、ミリセントのガタイが弓なりになって硬直すると、そのまま弾けるように跳ねて騎士の胴体にジャンプ。ブライヴに向けて振り上げられた騎士のハンマーを剣で弾いてから、騎士の肩に強烈な一太刀をお見舞いする。
ミリセントに騎士が斬られて怯んでる隙に、エドガーが騎士の手から武器を払い飛ばして、ブライヴが全力で騎士の横っ腹に大剣をぶち込み、動きを止めさせて言葉責め。「誰がお前のご主人様なんだ?え?」「あー、い・・言えぬ・・・」「忘れてるだけかもな。思い出させてやらないとな」「う・・っぐ!ぅあーーっ!」騎士の内臓が破れるほどの剣のガン掘り。こうなるともう悲鳴も出ねぇよ。血がドロドロ流れて騎士の全身の筋肉という筋肉が脱力していく。決着がついたと確信した拓也は、ラーヤと一緒に脚を止めた。
「あー、マ・・マルギット様・・お許し・・下さい!」という騎士のギブアップ&ダウンのサインに、ブライヴは武器にかける力を抜く。騎士はしばし開放されて死にゆきながら「貴様のことは忘れぬぞ…」と言って、ブライヴに「いや、忘れるぜ。馬にまたがり、歩いたままな」と返されてる途中に、馬の上でうつ伏せになってブライヴの凶器が突き刺さった箇所から血をまた流して、息絶えたと同時に馬と一緒に夜の闇に消えていった。
ラーヤと一緒にブライヴと合流した拓也に、ブライヴが聞いてくる。
ブライヴ「マルギットという名に聞き覚えはあるか?」
拓也「え?えっと、何処かで聞いたっす。たしか…」
聞いたことのあるような無いような名前を思い出すために、拓也が右手で乳首を摘むとミリセントから「見てはだめ」という声が聞こえてラーヤが目を塞ぐ。ガタイで分析しないと思い出せないんだからしょうがないじゃん!そのまま左手で金玉を揉みしだいて拓也の脳は高速回転を始め、すぐに答えをドピュッと口から弾き出した。
拓也「思い出したぜ!ストームヴィル城の前で戦った、頭からちん毛みたいなツノ生やしたヤツ!」
エドガー「なんと下品な男だ…」
ブライヴ「もっとマシな例え無かったのかよ…巻き枝のようなツノを頭から生やした者と言えば、祖霊の民か、忌み者だな」
エドガー「忌み者であるなら、名は聞き覚えがある。伝承によれば、長きに渡りリムグレイブの辺境には、英雄や褪せ人を狩って回るマルギットという忌み鬼がいるらしい」
エドガー「しかし騎士を従える忌み者など、聞いたことがない。忌み者は剣に呪いをかけられ、騎士に連れ回されるものだ」
ブライヴ「結局、誰が主かは分からずじまいか…」
拓也の推理はエドガーからの印象が少し悪くなって終了。なんだよ、せっかく思い出したのにさってグレはじめると、戦いの音を聞きつけた兵士が松明片手にゾロゾロ集まってくる。「逃げるぞ!」ってブライヴの一声で、全員が三叉路から北に向かって駆けていく。
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