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【エルデンリング】黄金律最終報告リマスター版:投稿者【同人拓也】

83名前なんか必要ねぇんだよ!:2022/12/29(木) 16:21:51 ID:eSxl5OGY


アルター高原で刺客が増えるよね  投稿者:ビルダー拓也


ブライヴから素敵すぎるモーニングコールを受けた拓也はシャワーも浴びずに早速着替えると、円卓に待機して隣にいる鎧を着たブライヴをグラサン越しにギン目で挑発。「なんで隣に座るんだよ、あっちに行け」の声にもめげずに熱視線を送り続けると、ミリセント、ラーヤ、ローデリカの順番で円卓の席が埋まっていく。最後に水をがぶ飲みしてるマネージャーが青い顔でやってきたけど、いつもの頼りになる奴の姿が見えなくて、埋まっているはずの空席に誰もが眼を移してしまう。

マネージャー「あいててて…いやー痛い、頭痛い」

ブライヴ「ははっ、昨日は相当飲んだそうだな」

マネージャー「飲まなきゃやってられなかったんですよ。あーいたいっ」

ミリセント「…あまり無理はするものではないよ」

マネージャー「わかってますよ。明日までには、なんとかしますよ」

っていう言葉を最後に、会話がブツっと途切れて気まずい沈黙が続く。ネフェリはどうしてるかな。ちゃんとメシを食って、ちょっとは体力回復したかな。なんて考えてる拓也がその話を振る前に「ネフェリ様は、大丈夫なのでしょうか…」というラーヤの声が耳に入る。
そこから会話が再開。

拓也「マネージャー、どうなんすか?」

マネージャー「ああ…彼女なら、今はリエーニエにいます。しろがね村の生き残りを探すそうです」

拓也「マジ?」

ミリセント「行かせたのか?まともに戦える状態じゃないだろう。連れ戻してくる」

マネージャー「その方が良いと思ったからです。この円卓にはギデオンがいます。同じ場所に二人を押し込めても、ネフェリさんが弱っていくだけです」

立ち上がって祝福に触ろうとしたミリセントは、マネージャーの言葉に一瞬何か反論しようとしたけど結局席に座る。気持ちは分かるけどさ。マネージャーは水をもう一度飲んだあとに、深くため息をついて椅子の背もたれに寄りかかる。

マネージャー「今日の探索目標はありません。予定もチーム分けも無しです。ここでの話も会議ではありません」

マネージャー「理由は二つ。まずひとつは、コンディションの悪さです。私は二日酔いで頭が回らないですし、ネフェリさんは傷心中。拓也も実質的に二日酔いの状態です。あとブライヴさん、あなたも本調子じゃないですよね?」

ブライヴ「チッ…」

拓也「え?マジ?調子悪いんすか?」

ブライヴ「まぁ、色々とな」

マネージャー「そうなると、今の事故率の低い組み合わせは、ミリセントさんとディアロスさんのペアになりますが…正直言うと、前の探索でのことをミリセントさんから聞く限り、それでも嫌な予感しかしないので、二人だけでは行かせたくありません」

ミリセント「…もう少し、ディアロスのことも信用してあげられないのか?」

マネージャー「信用はしたいです。…ですが今までの実績を考えても、緊急事態への対応力が拓也より低いので難しいですね。拓也は合ドラをキメながら新テクを開発とか言って、よく馬鹿なことをしていたせいか、妙な解決策を思いつくことは意外とあるんです。空回りすることも多いですけど」

ミリセント「それは…確かにそうかもしれない…」

褒められてるのに貶されてるとしか思えない拓也は、せめてもの抵抗で、開き直るかのように胸筋をパンプ。そこから両乳首をこねくり回しながらマネージャーに舌を出してチロチロと威嚇する。「不気味ですね…」というラーヤの声にブライヴが吹き出して、ミリセントがラーヤに同意すると、マネージャーがもうひとつの理由を突き出してくる。

マネージャー「もうひとつの理由は、まぁ皆さんも大体分かってるでしょう。これが最大の理由です。私の二日酔いはただの言い訳です」

マネージャー「もうひとつの理由は、私がギデオンと話したくないからです!」

その理由には、円卓一同で「ああやっぱり」「そうですよね」みたいな空気で一致。誰も理由は聞かないし、昨日の飲み会の最後がどうだったのかも知らない拓也でも一発で納得できたぜ。


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