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【エルデンリング】黄金律最終報告リマスター版:投稿者【同人拓也】
8
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2022/12/19(月) 17:30:59 ID:h6sxUnPA
しかたないから拓也は女の手を取ると、またピカっとした光。
今度は何だよ?ってガタイを震わせていると、周囲が西洋の昔っぽい部屋に変わってる。丸いテーブルの上には小便が混ざったザーメンみたいなものが浮いてるし、マジ淫乱だな!と感慨に耽っていると、いきなり後ろから首筋を掴まれて床に投げ飛ばされていた。
D「穢れ者め。なぜ祝福が貴様のような下衆者を導いた」
金と銀の鎧を着た騎士に組み伏せられて、床オナみたいな姿勢になった拓也がたまらず射精していると、今度は灰色の鎧を着たヤツが話しかけてくる。
ギデオン「D、不戦を忘れたのかね。いかに亜人とて、祝福に導かれたならこの円卓に入ることもあるだろう」
Dって呼ばれた騎士はオレの顔面に踵落としをキメると、しらけた様子でどこかに行った。
顔面鼻血まみれになって痛みと衝撃で頭がボヤけてるところに、今度は灰色の鎧のおっさんがロードオブザリングに出てくるアングマールの魔王みてーな頭を向けてくる。
ギデオン「あまり良い状況とは言えないようだが、ここは少なくとも外界よりは安全だ。死ぬことはない」
ギデオン「無論、ただの居候を歓迎するつもりも無いが、傷が治るまで身体を休めるぐらいは許そう」
ギデオン「黄金樹と円卓は、寛大ではあるのだからな。くつろぎたまえよ」
いきなりボコられてくつろげるわけ無いだろって言おうと思ったけど、全身痛いし息は苦しぃし、酸欠でマヂ死にそうだから何も言えない。そんな拓也に、ゴテゴテした鎧を着た兄ちゃんが憐れんだ目線でハンカチをくれたから、オレはその優しさに甘えてハンカチで顔を拭くけど、踏んだり蹴ったりな扱いにその優しさが余計に染みてなんだか泣けてくる。
しばらく円卓の床に寝そべっていると、鼻血が止まった頃にマネージャーからの着信。
こんな状況でも携帯通じるのかよってビクつきながら電話に出ると
「拓也?今、百智卿のギデオン・オーフニールから指名が入っています。すぐ来れますか?」
っていう、聞き慣れた声からの意味不明な内容を聞いて、すぐ行けまっすとも言えない。そしたらマネージャーに冗談ですと言われて携帯にGPS座標が送りつけられた。その座標が指してる部屋まで行くと、さっきの灰色の鎧を着たおっさんとマネージャーが立っていて、おっさんが色々拓也に聞いてくる。
仕方ないからオレは聞かれるままに答えたぜ。その格好はなんなんだとか、この小さいカラクリはなんなんだとか、亜人のくせにどうして喋れるんだとか、なんでお前の身長はこんなに小さいんだとか、最後までオレをバカにした感じで質問してきたけど、オレって紳士的で礼節を知ってるから大人の態度で最後まで答えたよね。
そしたら急に興味を無くして「今日はもう帰っていいよ」みたいな態度を取られてマヂでムカついたけど、鎧を着た騎士と殴り合っても絶対負けるから、オレは胸筋で威嚇しながら、丸いテーブルが置かれてる部屋に退散。
マネージャー「とんでもないことになりましたね、拓也。この円卓が無かったら、今頃どうなっていたことか…」
拓也「そうっスね。でも、ここってなんなんですか?映画の撮影?YouTube?」
マネージャー「ふざけないでください。少し調べて分かったんですが、ここは大祝福と呼ばれている安全地帯らしいです。ここにいる限り、外の世界の化け物から襲われることはないみたいです」
拓也「外の世界とか大祝福とか急に言われてもわかんないっスよ。新宿はどうなったんですか?」
マネージャー「新宿はありません。ここは私たちがいた世界とは別の世界なんですよ。よくネットの広告で都合の良い異世界転生モノが流れてくるでしょう?きっとあれと似たような物です。全く都合はよくありませんけど」
そんなこと言われてもって思ったけど、考えれば考えるほどにオレはそうとしか言えない状況にいることを確信する。ドンキの化け物、東京タワーよりデカい樹、あの変な格好した女。どれも新宿にあるわけないし、ここにはレオも水没紳士も色黒マッチョビルダーの常連もいないからだ。
マネージャー「状況を説明しますから、よく聞いてください」
マネージャーからの説明で分かったことがあるからメモをとった。
・この世界にはエルデンリングっていうルールがあって、そのルールがみんなを祝福してたけど、ある日その祝福が無くなった。
・祝福を無くした人は外の世界に追放されて、追放された先で一生を終えた。
・そしたら今度はエルデンリングが壊れて、この世界の住人の頭がおかしくなった。
・エルデンリングの主導権を巡って戦争が起きて、誰も勝たなかった。
・勝たなかったヤツらはデミゴッドって呼ばれてて、めちゃくちゃな強さを持っている。
・そのデミゴッドからエルデンリングのかけらを奪って、壊れたルールを修復するために、外の世界に追放された人たちが「褪せ人」として戻ってきた。
いやオレと関係ないじゃん!黄金律の祝福とかってヤツをオレは持ってたわけないし、誰かに取られたこともないからな!とんだとばっちりで拓也の頭はマジ狂い!拓也の人生は、オレの心を最後まで、徹底的に最後まで砕くなよな!
マネージャー「こうなったからには仕方がありません、拓也」
マネージャー「とっととエルデンリングを、いや黄金律を修復して、元の世界に帰りましょう」
世界に強力なエルデンリングを返すために、拓也の旅は始まった。
やっぱり競パンゎ拭いた方がいいかな…
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