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【エルデンリング】黄金律最終報告リマスター版:投稿者【同人拓也】

31名前なんか必要ねぇんだよ!:2022/12/20(火) 01:51:43 ID:pqNC4SHE

門の奥には目がイッてるデカ犬と小さな小屋が見える。腐った肉と毒消しを味わう拓也と一緒に、全員で息を整えて一気に犬をガン掘りして突破するべくタイミングを合わせていると、ネフェリが拓也のギリシャ彫刻ガタイに欲情したのか、競パンに手を突っ込んでくる。オレにそんな趣味ねーよ!ってイヤイヤしていると、ネフェリの手には拓也の遠眼鏡が握られていた。

ネフェリ「あの小屋には人がいるらしい。ようやく運が回ってきたな、拓也」

ネフェリは拓也の遠眼鏡で小屋を確認した。マジこえー!レイプされるかと思って戦慄したぜ!そして結局あの犬を倒さないと小屋が壊されると思った拓也は、ネフェリの合図と共に三人で犬に突撃。ネフェリの斧で両肺を、アレキサンダーの両手で両目を、そして鼻を拓也の抱きつきで同時に責められてデカ犬は即昇天。口と目から血を吐きながらぶっ倒れて、そのままビクビクと痙攣しながら動かなくなった。

「邪魔するぞ」と言ったネフェリを先頭に、小屋に上がり込んだオレたちを、小屋に住んでる枯れ専にもウケなさそうな爺さんが出迎える。

ネフェリ「医術の心得のある者を探している。知らないか?」


?「治療が必要でしたら、この私に任せてくだされ」

ゴーリー「私はゴーリー。これでもかつては、賢者などと呼ばれておりました。医術も習熟しておりますぞ」


怪我人を背負って走り回っているところに、偶然にも医者に遭遇。
渡りに船だよな!片腕女を床に寝かせると、ゴーリーがいきなり話を始める。

ゴーリー「おお、ミリセントよ。苦労をしたのだね」

ネフェリ「知り合いか…?」

ゴーリー「ええ。ミリセントは私の娘。朱く深いエオニアの沼にて、私が拾い上げました」

ゴーリー「不憫な娘です。エオニアの沼に生まれたがゆえに、不治の業病を患ってしまったのです。かつて黄金樹華やかなりし頃、最も神に近いデミゴッドですら、それを治すことはできませんでした。この娘には、過ぎた重荷でありましょう」

ゴーリー「しかし、抑えることはできるのです…貴方様には、そのための針を探して頂きたいのです。サリアの街の眼前に拡がる、朱く深いエオニアの沼。そのどこかにあるはずの、無垢金の針を」

運命の出会いはいつも突然だ。丁度ネフェリが針を持ってる時にそのタイミングがやってきたぜ!「針ならここにある。今から治療できるか?」ネフェリが針を取り出すと、ゴーリーは即座に針を受け取り、家の外に出る。緊急出動できるゴーリーって消防隊員になれるかも。

ゴーリー「まずは針を修復するところから始めます。いやはや、よくできておりますな」

ゴーリー「生命のなんたるかを知り、繊細で、畏れを知らぬ…そんな名工の手になるものです。少しだけ時間を頂けますかな?いかによくできた針でも、折れたままでは役には立たないでしょう」

まぁ、片腕女?ミリセント?が治るなら少しくらい待ってもいいし、狭間の地のしごきは結構キツイからそこら辺を歩き回るのもやめとくぜ。ゴーリーが出かけて行ったんで、片腕女ことミリセントを家の中に寝かせたままにして、みんなで家の外で一眠りすることに。拓也たちが起きた頃にはゴーリーも戻って来てて、金の針はできあがっていた。

ゴーリー「修復は終わりました。この針は、腐れ病を抑えるでしょう」

ゴーリー「ああ、しかし私がここでした事などは、ミリセントには教えないでいただきたい。私は見ての通りの貧者。彼女にとって、良い父親とはなれなかったのです。私の名前も、どうかお伏せに」

そう言ってゴーリーは家の裏手に身を隠した。ネフェリとアレキサンダーも、家庭事情には触れないのがエチケットって感じで口を挟まない。誰にだって触れてほしくない痛みはあるんだぜ。オレは受け取った金の針を気絶してるミリセントの傷口に挿入する。

ミリセント「うあぁっ、あっ、あん、なっ、何をっ…!」

金の針に傷口を犯されたミリセントは、予想外のモーニングコールに腰を跳ね上げながら身体をくねくねさせて悶絶の声を上げる。ネフェリがその手足を抑えようとすると、動きが止まってミリセントが安心したような顔になった。

ミリセント「はぁ、はぁ、ら、楽になった…君たちが、やってくれたのか…?」

ネフェリ「一応、そういうことにはなる。私は反対したがな。せいぜい拓也に感謝することだ」

拓也「うっす!」

ミリセント「そ…そうか、ありがとう…おかげで助かった…」

ミリセント「だがこれは…こんなにも…」

それを最後にミリセントは眼から一筋の涙を流して、また女の子みたいにスースー寝息を立て始める。いや元から女の子だったけどさ。でも顔がヅカ系イケメン寄りであんまり女の子って感じがしないんだよな。男だったらかなりのアゲマン顔だと思うぜ。これでひと安心だよなって拓也がしみじみ思っていると、ネフェリが「もういいだろう?ここに置いていけ」なんて冷たいこと言うから、それにも拓也は猛反対。腐敗はおさまったけど、こんな激腐れのモロ死地に片腕が無い子が取り残されるとか可哀想じゃん!
なんて言うと「お前を殺そうとした女だぞ?存外甘い男なのだな、お前は」って呆れられる。
男は強くなくてもいいけど、優しくないとダメなんだよね。


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