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【エルデンリング】黄金律最終報告リマスター版:投稿者【同人拓也】

285名前なんか必要ねぇんだよ!:2023/02/13(月) 00:57:47 ID:u5QkRMTY

マネージャー「さて、この修復ルーンについてですが、どうすべきなのでしょうか」

マネージャー「神から黄金律を遠ざけて、大いなる意志も関わることができないようにするのが、金仮面卿のルーンの性質です。ですがこれはラニさんの計画と被る部分が多いです。もちろんギデオンが欠片を持っている、死の修復ルーンとも性質が異なります」

ディアロス「待ってくれ、死の修復ルーン?そんなものがあるのか?」

ブライヴ「死を欠かすことによって繁栄した黄金律に、死を回帰させる修復ルーンだ。それを使えば、律からは停滞と澱みが消え、腐敗や忌み角も、澱みに招かれし神々と共に去る」

ブライヴ「だがこれを使えば、女王マリカの望んだ新たな治世が敷かれ、律を巡るあらゆる災禍も続いていく。そうなればラニやミケラとは違う形ではあろうが、いずれは律に呪われし者が生まれ、やがて再び律は砕かれるだろう」

ブライヴ「だが幸か不幸か分からぬが、ギデオンが持っている死の修復ルーンは欠片のみ。残りの欠片の所在は不明のままだ」

金仮面卿が修復ルーンを託してくれたのはいいけど、取り扱い説明書ぐらいは付けてくれないと、オレ達もルーンの使い方をマスターできないぜ!だからみんなも迷いまくって、「とりあえず、ギデオンから修復ルーンの欠片を取り返してから決めるなんてどうすか?」っていうオレの意見がすんなり通って笑ったぜ。

それからはマレニアの水鳥乱舞で一人分にはデカすぎる墓を掘ってから、全員で金仮面卿を埋葬。マネージャーは「世界を救うかもしれない人の墓ですから、これでも小さいくらいですよ」って言ってたけど、確かに墓石も無いからその通りなりね。埋葬が終わったらいよいよギデオンに会いに行くことに。ブライヴの剣は折れたままだけど、こっちにはディアロスとマレニアがいるし楽勝だ。ブライヴは噛みつきもイケるしな。

きた道を戻って、デカい石像と例のマシュマロ三人組がいた場所につくと、懐かしい気持ちになりながらそこの柵を飛び越えて、下の灰の山に着地。そこから階段とエレベーターを使って登っていくと、黄金樹の大聖堂に到着。中に入ったら、腕を組んで仁王立ちしてるネフェリと、杖をついて立ってるギデオンが向かい合っていた。


ギデオン「…ああ、ようやく着いたのかね」

ギデオン「それで、エルデンリングに見え、エルデの王となる者は決まったのかね?」


向かいあったまま首だけこっちに向けて話しかけてくるギデオンは、散々待たせてやった割には気にしてないって感じだし、今までの悪行にも全然反省の色が見えなくてチョーウゼー!「お前のクチマンに人間便器マスクつけて、そこに小便するなんてどうすか?」オレの脅しにも完全な無反応。ブライヴ、マレニア、ディアロスの三人も無言で戦闘体制に入るけど、ギデオンはマネージャーからの「死の修復ルーンの欠片は、どこにあるんですか?」って質問にだけ答える。

ギデオン「あれなら、今も私の手の内にある」

ギデオン「しかし、君たちには必要ないだろう。すでにその手には、金仮面の完全律が握られているのではないかね?」

マネージャー「完全律?」

ギデオン「私の目と耳は、金仮面に付き従うコリンとディアロスを見張っていたのだよ。特にコリンという愚鈍には、君たちが手にした修復ルーンの価値など、永久に分かるまい」

ギデオン「あの超越的視座に行き着いた思索の道を、私も識っておきたかった。だがあの愚鈍の筆記が、凡愚のごとき自我により揺らぎ、十分ではなくなった。おかげでついに叶わなかったようだ」

ギデオン「まあいい。ともかく君たちは、選ぶことになった」

ギデオン「その完全律でエルデンリングを修復するのか、それとも死王子の修復ルーンの欠片を奪うために、この私と戦うのか。道は二つにひとつというわけだ」

マジかよぉ!?この圧倒的な戦力差で戦えなんて言うかよ普通!絶対罠だぜ!どうせどこかに兵隊を隠してるな、魔法が飛んでくるんだな、血没紳士が隙を狙ってるなってガタイで分析。あまりにも分かり易すぎる落とし穴にオレもモロ警戒で、逆に全員が攻めにくくなった。「それ、本気で言ってるんですか」ってマネージャーも探りを入れるけど、「それは君の経験に聞けばいいだろう」なんていうさらに混乱させるようなこと言ってきてもう訳がわかんねーよ!本当にオレ達の邪魔をするのが好きな客だぜ。

マネージャー「分かりました。それじゃあ戦いましょう」

マネージャーの決断でマレニアが義手刀をガシャンと変形させる。
これでギデオンも終わりだ。そう思った拓也に、掌を向けてストップを出したのはネフェリだった。

ネフェリ「私にやらせてくれ。一対一だ」

まぁそういうこと言うだろうなって感じはしてたけど、マジで言ってくるんだからネフェリは分かりやすい。「罠かもしれないんですよ?」「それでもいい。罠があるなら吹き飛ばすまでだ」「…じゃあ、危なくなったらマレニアさんを出します」「手出しはするな。これは私と義父の決着だ」言い合いの最後に、ネフェリが卑怯なキーワードを出してきてマネージャーも困った顔をする。家族の話を出されたらオレもディアロスも口出しできねーよ!ヤバくなった時は無理矢理終わらせる方法も色々あるからって、マネージャーも渋々了承。

マレニア「ブライヴ、いざとなったら私はギデオンを斬る。止めてくれるなよ」

ブライヴ「俺が止めると思うか?今斬ってもかまわんぞ」

マレニアとブライヴがヒソヒソ声で話すけど全部聞こえてるぜ!「それでは、合図はどうしますか?」ってマネージャーが言うけど、ギデオンもネフェリもそれは無視だ。それから一瞬静寂が訪れる。「…はぁ、無視ですか。困りましたね、拓也」「ウッス!」オレの声と同時にネフェリが斧を構えてギデオンに襲いかかった。


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