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【エルデンリング】黄金律最終報告リマスター版:投稿者【同人拓也】

272名前なんか必要ねぇんだよ!:2023/02/12(日) 23:18:01 ID:cI0CeQ5Q

マレニア「マリケス。貴公の死のルーンは、あの夜に多く奪われた、残るはそのひと握りだけなのだろう?」

マレニア「もはや戦う力も無い。その僅かなルーンのために、傷つくことはないのだ」

マレニア「さぁ、ルーンを」

マレニアが手を差し伸べると、マリケスは右手に持ったナイフを宝石に向ける。壊す気だぜ!拓也がそう言う間もなく「壊されます!奪ってください!」ってマネージャーからも指示が飛んで、マレニアはダッシュをかけたけどあと一歩ってところでマリケスのナイフは宝石を粉砕。赤黒い煙が散らばって、マレニアもバックステップで離れる。

マネージャー「遅かった…死のルーンが破壊されたようです…」

やられたぜ!奪われるくらいなら使えなくする鎌倉武士みたいな戦略を取られて、オレ達の計画マジ狂い!黄金樹に死をもたらすことが出来なくなってマネージャーがガックリしてるけど、マレニアとブライヴの様子がおかしい。二人とも剣を下げないし、むしろ今までで一番緊張した表情で赤黒い煙に包まれたマリケスを見ている。何が見えてんだよ?って激エロ遠眼鏡を構えた拓也の眼に、見たこともない光景が映される。

獣の司祭「D…よくぞ死を集めた…お主に、感謝するぞ」

獣の司祭「死よ、今一度、我が剣に」

赤黒い煙が晴れていくと同時にマリケスの服が焼けていって、中から金に縁取られた黒い鎧と引き締まった獣ガタイがさらけ出され、焼けたローブから覗いた黒くて鋭い兜の上に、銀色の髪が広がる。そこにはボロボロの服を着たデカい捨て犬は消えていて、気付くとかっこよさではブライヴさえも超える黒騎士系高身長イケメン狼が黒々とした大剣を構えていた。そのあまりの迫力と激エロさに拓也の乳首もチンポと共に強烈に勃起して鎧の中を暴れ狂う。

拓也「マジエロっ!」

マネージャー「言ってる場合じゃないですよ!非常事態です!」

マネージャー「マレニアさん!彼は死のルーンを壊したのではなく、解放したようです!剣の形に成形できるほどの死を何故持っていたのかは分かりませんが、さっきまでのようにはもういかないはずです!気をつけてください!」

そんなことはバリバリに警戒してるマレニアもブライヴも分かってると思うけど、マリケスは死の力をラニとマリカとライカードに奪われたのに、なんで今持ってんのか全然わかんねー!Dが何かしてたみたいだけど、アイツもギデオンの仲間か何かで、オレ達の知らないところで何かしてたのかよ?殺人は起きるしフィアってオンナは消えるし、オレはもう円卓にいるみんなの事が信じられなくなってきて、ローデリカやネフェリもちょっとだけ怪しく思えてきてマジ疑心暗鬼に落ちそうになる。そんなこと考えてる場合じゃない!

雑念に囚われ始める拓也の見てる先で、ブライヴが吠えてマリケスに斬りかかるけど、今まで見せてこなかった大ジャンプとともにマリケスが宙に浮いて、そこから赤黒い刃をビュンビュン飛ばし始める。マレニアとブライヴはその攻撃を剣で防いだけど、ここでブライヴの剣が真っ二つに折れた!

マネージャー「ウソ!?」

拓也「マジかよぉ!」

剣を一撃で叩き折られたブライヴは赤黒い炎に巻かれてぶっ飛びダウン。マレニアの義手もビシビシ音を上げて軋み始めて、たまらずマレニアも義手を抑えて膝をつく。そこに空中でグルンと回ったマリケスが、赤黒いフリスビーみたいになって突っ込む「あぶない!」マネージャーの叫びが響いて、マレニアは飛び込むように伏せてマリケスを回避。地面を回転しながら滑るマリケスの剣は、石の柱を通り抜けて黒い線を空中に描きだす。

マネージャー「ど…どういうことですか?あの剣、どうなってるんですか…?」

ベルナール「マリケスの剣には運命の死が宿った。死は石を砕かぬが、あの半狼の剣に込められた力は殺したようだ」

マネージャー「そんな…」

ベルナール「貴公らも、覚悟しておくことだ。悲惨たる死を」

ハンマーを握るベルナールの両手がギリっと音を出す。コイツも死ぬまで抵抗をする気だけど、あんな拓也の人生史上最強のチョーSを相手にどうすれば抵抗できるのか全く想像がつかない。倒れたブライヴは折れた大剣を杖にしてどうにか立ち上がって、マレニアもフラフラだ。「マレニア様!死の剣と打ち合ってはいけません!死が義手から這い上がります!」ラーヤからのアドバイスが飛んだ直後に、マリケスもブライヴに向かって飛ぶ。

ブライヴ「うおお!」

上空から襲撃してきたマリケスをブライヴは飛んで回避。でもブライヴが着地すると同時にマリケスはまた飛んで、空中からの縦回転から赤黒い刃を発射!「うあああ!」ブライヴは死の力をモロに浴びて二度目のぶっ飛びダウン。そのままピクピクと痙攣することもなく動かない。「やべーよ!マジ死ぬぜ!」残ったマレニアの前にマリケスが着地すると同時に、オレもブライヴ目掛けて駆け出す。

マネージャー「拓也!?ダメですよ!」

ラーヤ「ベルナール様!拓也様が危険です!連れ戻してください!」

オレを連れ戻しにベルナールが追ってきたけど、これが幸いした。二人いればブライヴを引きずって救助できるからだ。そう思った拓也がブライヴを掴むと、ベルナールもオレの意図を察してブライヴを抱える。そうしてる間にマリケスはマレニアに向かって吠えて剣を上段に構えていた。

ブライヴ「なぜ来た拓也…お前、死ぬぞ…」

拓也「激エロのお前を見殺しにしたら死んだも同然だぜ!」

ブライヴは前に俺は死なないみたいなこと言ってたけど、いくら不死身でも死そのものを大量注射されたらどうなるかわかんねえよ!息絶え絶えで意識朦朧状態のブライヴを二人で抱えながら戦線を離脱してると、オレの背後で水鳥乱舞がぶっ飛ぶ音が聞こえる。
流石のマリケスでもアレを食らったらたまらないぜ!オレは逃げながら後ろを振り返って、それから絶句。

マネージャー「あれは…!?」

剣を振りまくっていたのはマリケスの方だった!
しかも地面に剣をぶっ刺しただけで、マレニアの水鳥乱舞の倍は速い超高速の刃を乱れ飛ばしてて、マレニアを、一方的にマレニアを斬りまくる!全身を超スピードで斬られまくって赤黒い炎に包まれたマレニアはその場にダウン。荒い息をあげてガクガク震えながら起きあがろうとするけど、そこにマリケスの縦回転攻撃が何発も叩きつけられて意識がぶっ飛び気絶。マレニアを戦闘不能にしたマリケスがゆっくりとこっちを向く。

拓也「ウッソだろお前…」

ベルナール「おおおーっ!」

何が起きたか受け止めきれないオレの目の前で、ベルナールがハンマーを構えて突撃。マリケスの懐に潜り込んで殴ろうとするけど、チョースマート体型のマリケスはそのハンマーを軽くかわして剣を振り回す。ベルナールもその剣を必死こいたローリングでかわすけど、マリケスが後ろに下がりながら横回転して剣を振るうと、その先端がベルナールの武器に当たってハンマーの先っぽが砕ける。あのハンマーまで壊れたら何もかも終わりだぜ!そう思った拓也は全身の筋肉を恐怖と焦燥感でパンプさせ、デカい図体のブライヴを一人で引きずっていく。そこに蛇になったラーヤの援護が入った!


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