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【エルデンリング】黄金律最終報告リマスター版:投稿者【同人拓也】

262名前なんか必要ねぇんだよ!:2023/02/12(日) 12:33:31 ID:cI0CeQ5Q

しゃがんで白い雪原に右掌を置いて、猫に餌でもあげそうなポーズだけど、ラダーンの眼は怖いくらい真剣だぜ。「貴公とはいえ、時を超えるなど、無謀ではないのか?」マレニアに心配の眼を向けられても、「いくら貴方でも、出来るとは思えない」メリナに忠告されても、ラダーンの瞳はマジのままで揺るがない。良いぜ!乗ってやるぜ!ベロチューにはベロチューを。申し出をされたら断るわけにはいかないしな!オレはラダーンの掌に乗ると上腕をあげてガタイを強調。準備万端の意思を示して、ラダーンの重力を全身に受けて浮かび上がる。

マネージャー「たっ、拓也!?本気ですか!?」

拓也「ウッス!オレは行きまっす!ラダーンを信じますよ!」

オレの男らしい判断は流石に思いきりすぎたみたいで、マネージャーもブライヴも二の足を踏んで互いを見やって、伸るか反るかの二つにひとつのシチュエーションに怯んでる。そんな中、マレニアがラダーンの手に触れた。

マレニア「…私も、ラダーンを信じよう」

マネージャー「あなたまで……時間を超えなきゃいけないんですよ?」

マレニア「たしかに無謀かもしれない。だが私は、そのラダーンに救われた」

マレニア「私は、此度こそ信じたい」

マレニアも全身に紫色の光を受けて浮遊。ラダーンの右肩に乗せられる。
そしたらブライヴも諦めがついたみたいで「まぁ、二の足を踏むうちに、ギデオンに先を越されるかもしれぬからな」ってラダーンに触れて、重力バワーで左肩に引き上げられる。そこまできてマネージャーもやっと観念。「こうなったら、私も行くしかないじゃないですか…」って嫌々ラダーンの手にタッチ。バツの悪そうな顔で重力に包まれてふわりと浮き上がる。

メリナ「そう…貴方達がそう望むのなら、私も止めない」

メリナ「でも、どうか覚えておいてほしい。火の幻視が捧げられなかったファルム・アズラは、貴方達を受け入れていない」

メリナ「触れることも、見ることも、辿り着くことさえ、できないかもしれない。四鐘楼の道も、遥か昔に壊れてしまった」

メリナ「きっと過酷な旅になる。気をつけて」

拓也「ウッス!過酷なプレイには慣れてまっす!地図も持ってるんで、行けますよ!」

オレがダブルバイセップスでガタイを強調すると、オレ達の体が更に高く浮き上がってから、下の方に見えるラダーンも全身に重力をまとって地面と水平に身体を傾けて浮遊。オレ達は降ろされてラダーンの背中に乗る。それで気付いたけど、お前まだ背中の槍抜いてないのかよ!強がるのも大概にしろよな!「あの、槍刺さってますけど、いいんですか?」ってマネージャーもラダーンに聞くけど、モサモサの赤い髪が上下にブワッて動いて意思表示終了。

呆れた感じでマネージャーが槍に掴まったから、ブライヴとオレも槍にしがみつくけど、マレニアはずっと「傷が開くんじゃないか?」とか「本当に痛まないのか?」とか「マントに掴まるのでは駄目なのか?」って何度もラダーンに確認を取る。ここまで来て女々しいこと言ってんじゃねーよ!最後には業を煮やしたラダーンに重力魔法を使われて、体を槍に引き寄せられてビッタリ拘束されたから笑ったぜ。マレニアが窮屈そうにしているところに、痩せ馬クンがラダーンの背中の真ん中に座って準備が完了。「ウッス!行けます!」オレの合図と共に、ラダーンの全身から紫色の光が迸って、オレ達をドーム状のバリアで包む。こんなのファーストクラスのチケット買っても絶対体験できないぜ!

ラダーンはオレ達を乗せた状態で空に上がっていって、輝く水平線に体を向けて光を強めていくと、バリアの表面に紫色の稲妻が走る。「ウッス!行ってきまっす!」加速でぶっ飛ぶ前にオレがメリナに手を振ると、メリナもオレ達に手を振ってくれた。ラダーン空港、滅びの火の窯⇒ファルム・アズラ便のフライト開始だ!


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