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【エルデンリング】黄金律最終報告リマスター版:投稿者【同人拓也】
246
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/02/10(金) 01:10:34 ID:Zrpx31Q6
ラニ「さて、それでは、律無き世の証を示したお前たちに、約束を果たすとしよう」
すっかり約束を忘れてたオレはラニの言葉で思い出して、例の呪痕っすか?ってたずねると、「呪痕ではないが、その在処を示すものだ」って言いながら、ラニはモコモコマントからそこそこデカい彫刻を取り出してマレニアに渡す。
マレニア「…これは…?」
ラニ「それは、カーリアの逆さ像という。カーリア書院に眠る、私の秘密を暴くものだ」
ラニ「書院の先の神授塔に、私の呪痕は遺されている。新たな律が欲しくば、そこに向かうといい。もっとも、その律がお前たちの求めるものかは分からぬがな」
マレニア「…礼を言う。貴公の施しは忘れない」
ラニ「礼か。そんなものを聞いたのは、この身になってからはブライヴとイジー以外からは初めてだ」
ラニ「やはりお前はお人よしだ……もう、いくがよい」
ラニからちょっとデカい像をもらって、俺たちはラニの部屋から出て塔の出口に向かう。一時はマジでどうなるかと思ったけど、なんだかんだでちゃんと新しい律の手掛かりは手に入ってよかったぜ!ラニのやったことが正しいのか間違ってるのかオレにはまだ分かんねーけど、良いぜ!分からないままでも、どうせ修復ルーン使ってエルデンリングを直したら、新しい世の中が生まれるんだし、その時はオレもいないしな。でもオレがいなくなったあとの世界はやっぱり心配。オレが考えても仕方ないけどね(笑)
塔の出口を出てからここにきた時の祝福に向かってると、遠くの後ろから呼び止める声。振り返ると塔の入り口にラニがいて、オレたちはマレニアと一緒にストップ。ラニの言葉に耳を傾ける。
ラニ「マレニア。幼き日の私は、お前を嫌悪していたわけではない。ただ、疑問に思っていただけなのだ」
ラニ「なぜ我が父ラダゴンが、女王マリカの王配となったのか…真実を知らぬ身であった頃、それについて、お前たちには辛くあたってしまった」
ラニ「すまなかったな」
遠くに立ってるラニは、帽子を深く被りすぎてて顔が全然見えない。いつも深く被ってるけどさ。
マレニアは急に子供時代の話を振られて、懐かしむみたいにフッと笑う。
マレニア「私は、兄妹皆が壮健で、ブライヴやイジーを友としていた貴公が、羨ましかった」
マレニア「腐敗に怯え、黄金律を疑い、兄様と母様以外に信じられる者のいなかった私には、貴公は眩しかったのだ」
マレニアはそう言ってから、向き直ってまた祝福に向かう。なんだかわだかまりが解けた感じがして不思議な一体感。思い込みかもしれないけどさ。俺たちもマレニアについて行って、浅く水が張ってる広場の祝福に到着。そしたらマレニアの隣にいつの間にかブライヴが立っててマジビビり!なんでいるんだよって聞くと
ブライヴ「“私の旅は終わった。今はあの者らに付き、支えてやってくれ”…だそうだ」
なんて言うんだから、断る理由も無くてオレもブライヴの復帰を待っていたかのように握手を要求。ブライヴは「こういうのは慣れんのだがな…」なんて照れ臭そうに言いながらキッチリ俺とマネージャーに握手。「また貴公と共に戦えて、嬉しく思う。これからよろしく頼む」ってマレニアにも「またでは無いだろう。まぁ、悪い気はしないがな」ってナチュラルに接してくれる。ネフェリはどうか分かんないけど、アイツのことだからきっと分かってくれるぜ!ラニも粋なことするよな!
たしかにラニは色々企んでたかもしれないけどさ、だからってマリカがエルデンリングを砕くとまでは考えてなかったと思うんだよね。だってもしそんな風に考えてたら、エルデンリングをマリカから奪ってただ宇宙に持っていくだけでいいところを、わざわざエルデンリングをマリカに砕かせてから破砕戦争起こして、そこからエルデンリングを繋ぎ直してそれを宇宙に持っていこうとしてたって事になるから、手間が掛かりまくって大変じゃん!オレの知らねーことは他にも色々あると思うから、詳しいことはマネージャーに任せるけどさ。そういうこと考えても今更なんで、オレはとにかく律探し頑張るぜ!
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