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【エルデンリング】黄金律最終報告リマスター版:投稿者【同人拓也】
231
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/02/09(木) 22:52:11 ID:2l6KutCI
運命は奧深い 投稿者:ビルダー拓也
ネフェリ「あのままであっても、マレニアの心は晴れなかった。ならば名誉ある戦死はせめてもの救いじゃないか?マレニアもそう望んでいただろうしな」
マネージャー「名誉ある戦死はまったく良くありません!蛮地にありがちな英雄的名誉だけを重んじてる肝い考えです!」
マネージャーが蛮地の倫理観に現代の倫理観で戦いを挑んでるころ、拓也とマレニアはアレキサンダーを背もたれにして座って、砂丘を掘り返しては死体を墓地に運び続けるラダーンを眺める。遠くのラダーンは相変わらずこっちには目もくれずに黙々と作業してて、マレニアも一回お祭りおじさんに手伝いたいって言ったけど、知らねーよ、そんなのって感じで相手にもされなかった。
思えば破砕戦争でヤリまくる前に、ひ弱な馬のためにプロ級の重力魔法使いになって、宇宙人?の侵略から街ひとつ守って、デミゴッドの運命まで止めて、その状態でマレニアと戦って腐敗を食らって流石に休ませてくれって感じでずっとグッタリだったけど、それでもグッタリしてるのに重力魔術を覚えてたり、今も星を止めてるなんてやべーよ。それで今は敵と味方の遺体を1日中埋葬するみたいなペースでずっと働き詰めだし、こんなにハードな毎日を送っているのに泣き言ひとつ言わね〜ってのはすげーなって、オレもマレニアと一緒に思うぜ。
オレに最高のクリスマスをくれたセンパイ以上の男はいないと思ってたけど、今ならオレの雄膣をラダーンに提供しても良いぜ!オレのパンプしたビルダーガタイよりも太い星砕きデカマラで、オレをケツマンごと粉砕しても構わないぜ!なんて淫乱な妄想に耽っていると、隣のマレニアがラダーンを眺めながら話しかけてきた。
マレニア「…ミリセントは、腐敗の中での死を望んでいた」
拓也「え?はっ、はん、はい?」
いきなりの不穏な語り口に「またかよぉ!」って思いながら
俺は服の上から両手で乳首をガードしつつ身構える。
マレニア「だが、その彼女を貴公は気の毒に思い、ケイリッドにて命を救った。彼女は円卓に招かれ、貴公らと共に戦い、多くのものを見た。私が見ることの無かった、輝ける景色を」
マレニア「そして彼女は私へ還り、私が感じ、私が抱えるはずだった痛みを、心と共に私に与えてくれた」
マレニア「痛む心は私を罪へと向き合わせ、聖樹で微睡むだけだった私に、真実を見せた」
マレニア「そして今、私はこうして貴公と共にケイリッドにいる。私が罪を犯し、ミリセントが生まれ、剣を握った地に」
マレニア「…私は兄様と共に黄金律を見限った。回帰性も、因果性も、それが我らを救うことなどないと断じた」
マレニア「だが……私が全てを喪い、あらゆるものを諦めた時…回帰と因果の輪は巡り、私はラダーンに心を救われ、生きよと言われた」
マレニア「私はこの出会いに、運命を感じずにはいられない……貴公らとの出会いが、私に歩むべき道を示したのだ」
そこまで話して、マレニアがこっちを見てきて拓也も恥ずかしくなって、頭を掻いて誤魔化す。恋心とかエロスは全然なかったけどさ、全然無いからこそ、こういう時に胸が高鳴るのは特別なんだよな。それこそマレニアが言った運命みたいな力を信じられるテンションになるんだ。
マレニア「拓也。私の回帰と、因果を巡らせたのは、貴公なのだ」
マレニア「貴公こそが、私の運命だったのだ」
マレニア「ありがとう…あの時ミリセントを…私を救ってくれて」
マジ!?これってお誘い!?そーいう関係になろうってこと!?
オレにその気は全く無いけど、微笑んでくるマレニアはなんかその気なんじゃないかって思えて、俺は慌てて「あー、オレ、男じゃないと駄目なんすよ!すいません!」って謝るけど、マレニアは一瞬キョトンとしてから「ああ、身構えることはない。貴公が考えたようなことを結ぶつもりはない」って苦笑いで済ませてくれたから助かったぜ!マジびっくりさせるなよな!
マレニア「ただ貴公には、確かに頼みがある」
マレニアはそう言うと立ち上がって、オレに左手を差し出してくる。
マレニア「私を、貴公の友としてくれないか。私はこの剣を、多くの者のために奮いたいんだ」
マレニア「ケイリッドのため、将軍ラダーンのため、聖樹のため、そして貴公らのために」
マレニア「どうだろうか」
何かと思ったらそんなことかよ!今更なんだよな。変に身構えて損したな。
良いぜ!その申し出、受けてやるぜっ!
拓也「ウッス!よろしくお願いしまっす!」
オレはマレニアの手にパチンと手を合わせて、硬い握手を交わす。そしたらオレ達の背もたれになっていたアレキサンダーがブルブルとバイブみたいに震えだす。オレの背中で壁オナしてたのかな?
アレキサンダー「おお…おおぉ…!」
アレキサンダー「素晴らしい…なんと美しい光景だ!」
アレキサンダー「神話の英雄が人と交わり、共に戦い、真に尊いものを見出す…これが戦士の物語だ…これこそが英雄譚だ…!」
両側からアレキサンダーに抱えられて、拓也とマレニアの肩がギュウっと密着。マヂ苦しいけど酸欠になるほどじゃなくて、気まずさだけを感じて「あっ、すっ、すいません」って他人行儀でつい謝っちゃうぜ。こういうところが日本人的でオレって奥ゆかしいよな。
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