[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
|
1-
101-
201-
301-
401-
この機能を使うにはJavaScriptを有効にしてください
|
【エルデンリング】黄金律最終報告リマスター版:投稿者【同人拓也】
197
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/01/23(月) 22:26:19 ID:1INPoOOE
マレニア「うう…」
少し唸ってから、マレニアが起き上がる。オレ達の視線はマレニアに釘付けになって空気が一気に張っていく。オレはまず最初にやらなきゃいけないと思ったから、緊張でパンプしたビルダーガタイを張ってから、頭を下げて嫌な沈黙を真っ先に裂く。
拓也「ウッス!すみません!申し訳ないす!ラーヤがいなくなったことは、全部オレのせいです!罰としてマンコを腐敗マンにされても構わないです!」
マレニアの前に立ってオレが深々と頭を下げると、マネージャーとネフェリも口々に謝罪。
マレニアは無表情でオレを見つめると
拓也「グボボ!」
マネージャー「あ!」
テーブルの上から身を乗り出して、片手で拓也の首を締め上げる。マレニアのギン目に睨まれてオレの意識が遠くなる。「頼むマレニア…私達が悪かった…やめてくれ…!」ってネフェリがマレニアの手を掴んで引き離させようとしてるけど、両手で力を込めるネフェリでも神人バワーの腕力はビクともしなくて、マネージャーも「すみませんでした!もう二度とあんなことはしませんから…!」ってマレニアの前で必死で頭を下げる。マレニアの表情が辛そうなものに変わっていくと、俯いてからオレを解放。息が吸えるようになった拓也は酸欠で後ろに倒れ込むところをネフェリにキャッチされる。
マレニア「フフッ…」
マレニア「兄様を待たずに…私は…ここで何をしているんだ…」
マレニア「己の友ではない者が去れば、幼な子のごとく悲嘆に暮れ…拓也の首を締め上げれば…貴公らとの日々に、それを遮られる…」
マレニア「…私の日々ではないというのに…」
マレニアはテーブルに座って、ため息をつく。
疲れ切っていることを、丸めた背中が教えてくる。
マレニア「マネージャー…助けてくれないか……私はもう、迷い疲れたのだ…」
SOSはいつも突然だ。しかも出しているのは神様で、その神様は酒に酔って弱みを全部さらけだしたあとの絶不調ゲロマシーンと化したマレニアだ。これで拒否したら、オレ達はただマレニアに嫌がらせをしただけの罰当たりなイジメっ子だし、そんなことはミリセントの奴も決して絶対に望んじゃいないぜって、オレは眼と乳首だけをキョロキョロ動かしてマネージャーに訴える。ネフェリは「私の準備はできている」って普通に言ったけどね。
マネージャーは顎に手を当てて、しばらく眼を閉じて考えてから答えを出した。
マネージャー「……分かりました。なんとかやってみましょう。滅びの火で黄金樹を燃やす前に、やるべきことはやると言ったのは、私ですからね」
マネージャー「マレニアさん?あなたはミリセントさんの全てを継承していると言っても過言ではありませんから、あなたが探求の末に律を見出す可能性がある限り、あなたの迷いに私達も付き合うべきなのでしょう」
マネージャー「拓也?あなたは私の部屋からバッグを持ってきてください」
拓也「ウッス!」
マネージャー「ネフェリさんはローデリカさんを呼んできてください。彼女ならマレニアさんの力になれるかもしれません」
ネフェリ「わかった」
オレがマネージャーの部屋からカバンを持って戻って来ると、円卓にはローデリカが立っていた。オレにもマネージャーのやりたいことがなんとなく分かったぜ!オーラの泉作戦で、マレニアに付かず離れずのスピリチュアル体験をさせるんだよなって期待が高まる。
マネージャー「それに、ほとんど顔見知りと言っても良いあなたが、私たちのせいで弱ってるんです。お願いするのはむしろ私の方です」
マネージャー「罪滅ぼしをさせてください。お願いします」
そう言ってマレニアにマネージャーが頭を下げると、オレとネフェリも頭を下げた。
マレニアは何も言わなかったけど、頷いてくれたんでOKも無事にもらえたぜ。
いきなりこんなこと見せられてローデリカも困っただろうね(笑)
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板