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【エルデンリング】黄金律最終報告リマスター版:投稿者【同人拓也】

188名前なんか必要ねぇんだよ!:2023/01/23(月) 22:03:10 ID:1INPoOOE


マレニアとの絡みショウ   投稿者:ビルダー拓也


シラフになって円卓に戻ると、また椅子に座る。ネフェリとマネージャーはいつものように座ってるけど、二人とも目線が落ちてるぜ。まぁしょうがないけどね。ミリセントがいたらその隣にいつもラーヤはいたけど、そのラーヤがいないってことが、円卓で決定的な何かが変わったことを嫌でも教えてくる。そして義手と兜を外した状態のマレニアの雰囲気は、マジで一瞬錯覚を覚えるくらいミリセントに似ていた。

マネージャー「…マレニアさん」

マレニア「なんだ」

マネージャー「まずは…あなたに礼を言うべきでしょうね…ミリセントさんの遺志を汲んでほしいとは言いましたが…あれは、ミリセントさんに戻って来てほしい一心で、言ってしまったことです…」

マネージャー「ミリセントさんではないあなたに…私からの一方的な言葉に、従う義務はありません…それなのに、こうして円卓にまで来てくれました」

マネージャー「…ありがとう、ございます」

マレニア「礼を言うことではない」

マネージャーが話しかけると、マレニアが低音イケメンセクシーボイスで応える。ヅカ系のイケメンに耳元で囁かれたら即勃起する自信があるけど、声の主はあのマレニアだ。胸のサイズも控えめで、顔も声もガタイも男みたいに完璧なギリシャ彫刻ガタイでも、オレは絶対に勃起したくなくて、マレニアのガタイをオンナらしい形に妄想して必死に自分を抑える。同じヅカ系イケメンが相手でも、ミリセントに顔向けできねーからな。

マネージャー「…あなたは、金の針と一緒に、ミリセントさんを取り込んだ…そうですよね?」

マレニア「そうだ」

マネージャー「…そうですか」

マネージャーは自然な会話を心がけてるみたいだけど聞きたい事が多すぎるし、ぶつけたいことも多すぎてどうしても尋問みたいな空気が出てきてぎこちない。それを意識しないようにマネージャーはひと呼吸を入れるけど、ネフェリは頬杖をついて疲れ目でマレニアを眺めはじめる。

マネージャー「…それでは、腐敗は今は治まっているんですね?」

マレニア「疼きは、止まっている」

マネージャー「なるほどね…」

唇をキュッと結んで、マネージャーが次の話題を考えてると、ネフェリが案の定、業を煮やした。

ネフェリ「間怠っこしいな」

椅子から立ち上がったネフェリは円卓の周りをズンズン歩いて、あのマレニアの隣の椅子を引く。「ちょ、ちょっと…」って焦りだすマネージャーをネフェリは無視しつつ、ドカっと座って片肘をテーブルにつき、高身長なマレニアを下から覗き込むように睨む。いきなりヤベー空気になって、流石にそれはマズいって拓也の乳首が警報を鳴らしはじめる。

ネフェリ「お前は、ミリセントのことを覚えているのか?」

マレニア「何を私に期待している」

ネフェリ「なに?」

マレニア「私はミケラの刃たる者、マレニアだ。貴公の知るミリセントは、すでに無い」


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