したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

【エルデンリング】黄金律最終報告リマスター版:投稿者【同人拓也】

179名前なんか必要ねぇんだよ!:2023/01/17(火) 20:59:17 ID:h0pwMgm6

ネフェリ「おい、どうした?何を見て…」

俺の後ろからは、ネフェリが言葉を切って息を呑む音が聞こえる。そのあとまた水音がしてマネージャーとラーヤが小さな声を漏らす。オレ達はみんなして水溜りに足を踏み入れたまま固まっていて、遠くで座っているオンナから目が離せない。

するとオレ達が入ってきた入り口からそよ風が吹いてきて、ミリセントの髪についていた枯葉を宙に舞わせる。
舞った枯れ葉はオンナの足元の義手に乗ると、また流れていって、奥の暗い影に隠れた。

「…長い、夢を見ていた」

オンナが声を発して、オレ達はまた息を呑む。
そして、その一挙手一投足に様々な感情を覚える。
興味、期待、不安…そして悪寒付き恐怖を感じて、それでもオンナから目が離せない。

「体は貧金、血は腐れ」

「幾万の屍を積み上げ、ただ一人を待つ」

オンナは重々しくガタイを起こすと、屈んで義手を拾う。
それから義手を右肩につけて、兜を手に取って頭に被った。
そして剣を構えた時、オンナの足取りから重さが全く無くなった。


マレニア「貴公らも、知るが良い。ミケラの刃、マレニアを」

マレニア「敗れを知らぬ戦いを」


穏便なファーストコンタクトがマレニアに無視されて、気づいた時には一触即発になっていた。ただならない雰囲気を感じ取ったマネージャーはラーヤの手を引いてドームの隅に退避。ネフェリとミリセントも武器を取ったけど、その瞬間にはもうミリセントの鼻先にマレニアが現れていた。

ネフェリ「なにっ!?」

ほとんど瞬間移動に近い超スピードで現れたマレニアに、オレはおろか、ネフェリですらも全く反応できなくて、気付けばミリセントが袈裟懸けに斬られる。ミリセントもいつ斬られたのか分からずに、血を流しながらそのままヨロヨロと後退して、跪いて吐血する。

ミリセント「な…なにが…いつ斬られた…」

マネージャー「え…なに?何が起きたの?」

ネフェリ「うおおおっ!」

間合いに入られてミリセントが斬られたことで、ネフェリは反撃するしかなくて、両手の斧を振り上げて空中攻撃を仕掛ける。でもネフェリの斧がマレニアの兜に当たる瞬間、ネフェリは何故か背後からマレニアに斬られて、地面に叩きつけられていた。

拓也「ウッソだろお前…」

ドラゴンボールみたいな激ヤバのスピードで、一瞬にしてミリセントとネフェリを倒したマレニアが、拓也の胸元を鷲掴んで垂直に放り投げる。そしてオレのガタイを激長ブレードで刺し貫こうとして、ミリセントの剣に阻まれた。

拓也「あ!」

いきなり深傷を負ったミリセントは、わざとかどうかは分からないけど一気に咲きかけ状態に移行。朱色のミキサー攻撃がマレニアに炸裂する。ミリセントはそのままマレニアを勢いに任せて押していき、空中に飛んでいたオレは地面に落ちて、両乳首とチンポを同時に強打して悶絶。その間もミリセントはマレニアを押しまくるけど、攻撃自体は全部マレニアの剣に阻まれて、ガガガって音と一緒にド派手な火花を撒き散らすだけだった。

ネフェリ「おおお!」

聖杯瓶を一発キメたネフェリが立ち上がって、マレニアに向かって例の人間洗濯機を繰り出すことでミリセントに援護を入れる。マレニアはミリセントとネフェリからの怒涛の同時攻撃を剣で受けてるけど、流石に勢いが強烈だったらしく、後ろに大ジャンプして距離を取る。その間にオレはラーヤとマネージャーに合流。ネフェリには聖杯瓶が残ってるし、ミリセントは咲きかけてるお陰か傷の治りが速くなってる。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板