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【エルデンリング】黄金律最終報告リマスター版:投稿者【同人拓也】

169名前なんか必要ねぇんだよ!:2023/01/16(月) 04:54:38 ID:aUmnn46k



典礼街とエブレフェールで2連休    投稿者:ビルダー拓也


典礼街で休んだあとにエブレフェールにワープすると、いきなりとんでもない高さの木の枝に飛ばされてマジ狂い!落ちないように咄嗟に足元に伏せてしがみつく。エブレフェールの聖樹って文字通りの木かよ!しがみつく時にパリって剥がれていったキノコが、下に広がる霧に吸い込まれて音も立てずに消えていく。

拓也「マジかよぉ!転送する場所考えろって!」

マネージャー「なっ、何この高さ!?待ってください!無理ですって!」

マネージャーもオレにならって足元にしがみつく。さすがのネフェリもその場にしゃがみ込んでキョロキョロ見渡してる。
「待て!慌てて動くな…落ちれば助からんぞ」だって。そんなの見たら分かるぜ!

ネフェリ「ミリセント、これはどういうことだ?しろがね人の罠か…?」

ミリセント「分からない…転送門が壊れたのかもしれない…」

伏せた木の枝から、オレは歯を食いしばりながら顔を上げてあたりを見渡す。ここはスカイツリーレベルのチョー巨大な木の上みたいで、遠くに見える枝には例のマシュマロくんの集団が笛を吹いてるし、下の枝にはコモドドラゴンよりデカい蟻が何匹も歩いててマジグロい!でも木の根本あたりにはうっすら建物の密集した感じのやつも見えて、人が住んでそうな気配がある。でもここに来る為のルートがこの木の枝って、人を来させる気がねーよな!ウーバーイーツのにいちゃんが自転車ごと落っこちていく姿を想像して、オレの全身に鳥肌が立つ。

ミリセント「待て、あそこにいる彼らは王都にもいた。助けてくれるかもしれない」

ネフェリ「あの白くて丸っこい者か?助けてくれるとは、どういうことだ?」

ミリセント「彼らも、私をマレニアと思っているようなんだ。王都を進み歩いた時、彼らの同類に命を救われたことがある」

あー、アイツらのことか。懐かしいぜ。ミリセントが声を上げて手を振ると、遠くのマシュマロ軍団もこっちに気付いてすぐにお祈りのポーズに入ったり、感激しすぎて笛を落としたりしてて忙しい。雪は無いけど、高すぎる木の上はまだ冷え込みが厳しいし、高さにやられて手足が痺れてきてるから早く助けてくれって心で念じていたら、デカい蟻に乗ったマシュマロがやってきて、アリのデカ顎でガタイを挟んで運んでくれる。ネフェリとミリセント、マネージャーもキャッチされた。おー、こりゃあ楽だぜっ!

ネフェリ「人喰い蟻に運ばれるとは、妙なものだな」

拓也「え?人食べるんすかコイツ!?」

ネフェリ「食べるぞ。ただこの蟻共は、白い者達に飼われているようだ。何者なんだ?」

マネージャー「この白い子たちは、おそらくは信託の使者でしょうね。ギデオンの集めた本によると、なんでも新しい神や時代の到来に応じて、何処からともなくやってきて信託をもたらす存在らしいです。だから彼らはミリセントさんに祈りを捧げるんですね」

ミリセント「…つまり、彼らにとって、私は新しい時代をもたらす者…ということなのか?」

マネージャー「そうかもしれませんね。あなたが新しい律を生み出すという私の予想は、当たるかもしれません。そうなった場合、あなたが王になるのか、それとも神になるのかは分かりませんが、少なくともあなたが、私達を元の世界へ帰すことになるでしょう」

マネージャー「凄まじい大役です。正直に言いますと、これらの事に関しては引け目を感じます。律を見つける探求者が、あなたではなく金仮面卿であってほしいと、考えてしまうんです」

マネージャー「身勝手な話ですよね」

蟻に運ばれながらシリアスな話をしていると、これから食われるんじゃないかって気持ちになってくる。でも着いた先はチョーデカな大樹をグルっと囲んでる建物だった。しっかりした足場に降ろされて心の余裕が大きくなると、スゲーいい眺めに心が踊り始めて、チンポの血流も良くなって喜びはじめる。建物のひとつひとつがオシャレなアンティークみたいな形してて、シティーボーイなオレにもピッタリだぜ。

マネージャー「ここから先は歩き、ということでしょうか?」

オレたちを置いた蟻達は、元いた木の枝に去っていく。
マシュマロも礼をしてから、その蟻の後ろをついていった。

ミリセント「そのようだな。では、進もうか」

ミリセントを先頭にして、木で出来てるのか石で出来てるのか、それすら分からないオシャレすぎる建物を歩いていく。花とかツタとかまで建物に絡めてオシャレポイントを稼ぐのはいいけどさ、手すりはつけてくれないと怖くて歩きにくいんだよな。一列に並んで歩いているオレ達は、ネフェリの手にマネージャーの手が、ミリセントの手にオレの手が握られてて、拓也はまるでイケメン警察官に補導されてる一般Mウケビルダーだ。デスクワークが専門のマネージャーは腹が出ていない程度の、健康なタイプの細身な若干モチモチ体型だけどね(笑)


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