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【エルデンリング】黄金律最終報告リマスター版:投稿者【同人拓也】
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:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/01/11(水) 20:32:21 ID:pzPzsPLc
狭間の地は奥深い 投稿者:ビルダー拓也
祝福が灯って、黄金樹への道が開かれて、やっと終わったぜ!って帰る気でいた拓也をネフェリが引き止める。「おい拓也。黄金樹に本当に入れないのかどうか、まだ試していないだろう」だって。どうせ大ルーンが全部揃わないとダメだとか、マネージャーが言ってる「新しい律」が無いとムリだとかの話なんだろってガタイで予想をつけたところで、黄金樹のパックリマンコから出てきたミリセントが「だめだ、入れない」と言ってくる。
ミリセント「黄金樹の奥は、棘が硬く閉ざしている。手詰まりになってしまった」
拓也「棘くらいならミキサー攻撃でなんとかならないんすか?」
ミリセント「試してはみたが、無理筋のようだ。…ミキサー攻撃?」
拓也「アレっすよ、こう、ババババッて斬りまくるやつっすよ」
ミリセント「フッ、妙な呼び名だな」
ミリセントの雰囲気は、もうモーゴットと戦ってた時からいつもの感じに戻ってた。一瞬マジで別人かと思って焦ったぜ。でもディアロスは、そんなミリセントの前でショボショボの顔でシラケ気味。落ち込んでる理由をミリセントが聞くと
ディアロス「私はついぞ、何も出来なかった…貴公が追い詰められ、望んでいない力を振るってしまうのを、指を咥えて見ているだけだった」
ディアロス「貴公と共に旅をして、なにかを得た気になっていたが…それは幻想だったのだ…」
ディアロス「…情けない限りだ…」
なんてことを言ってくる。そんなこと言ったら俺なんて最初から最後まで見てただけだぜ!?って拓也が言っても、それは話が違うって聞かない。ミリセントは「君は十分、よくやったじゃないか」って言うけど、こういうヤツにはむしろ逆効果なんだぜ。だから結局ネフェリの言葉が一番ディアロスを慰めた。
ネフェリ「実力が足りぬと言えるようになっただけ、お前は器を上げたんだ。己を不甲斐ないと言うのなら、また鍛えればいい。その時は、私も力を貸そう」
「ああ、そうだな…すまない」ってディアロスの表情は少し緩んで、ネフェリなりに昔辛く当たったことも気にかけてるんだなぁって拓也も感心。上から目線でネフェリを評価しながら祝福に触る。円卓に帰ったら、マネージャーと一緒に話しておきたいことが沢山ある。ひとつは黄金樹がとんだ処女ケツ野朗で、キツマンを全然緩めないから入れないこと。もうひとつはメリナの言ってたマリカの言霊とかいうやつ。ネフェリがどうやって立ち直ったのかも気になるし、四つ目は、ミリセントの変化についてだぜ。これは前にも一度マネージャーに話す機会はあったけど、あの時は火山館で見たことが何なのか分からなかったし、ネフェリとギデオンの件で色々ぶっ飛んで、結局話す暇がなかったんだよな。
でもミリセントに起こったことを何て言えば良いんだろうって心で分析していると、祝福からまた「少し、話をさせて欲しい」ってメリナが出てきてた。モーゴットにやられたんじゃないのかよ!?
ネフェリ「何者だ!」
祝福からいきなり出てきたものだから、ネフェリが咄嗟に斧を構えたところを俺が慌てて制止する。そういえばこの二人、初対面だったんだよなって思い出して、拓也の説明がネフェリに補われる。俺にもメリナのことなんてほとんど分からないから説明もふわふわだったけど、敵じゃないことは分かってくれてネフェリは斧をしまった。また戦いにならなくてよかったぜ。
メリナ「…黄金樹の内に、入れなかったのでしょう?」
メリナ「棘の覆いが、貴方達を拒んだ。 …それは、拒絶の刺。黄金樹が外の全てを拒む、自我の殻」
また訳わかんねーこと言い出すのかと思ったら、結構すぐに役に立ちそうな話をしてくれそうで、拓也も聞き耳を立てる。ネフェリ、ディアロス、ミリセントの3人も、キリ目でメリナの話に集中している。
メリナ「エルデンリングに見え、玉座にエルデの王を戴くためには、その刺を超えなければならない」
メリナ「…私の使命は、そのためのものだった。だから、また私と旅をしてほしい」
拓也「また一緒に旅をしてよって言われてもさ、今までだって実感無かったし、ついて来たいなら来ればいいじゃん」
ネフェリ「旅をしろとは、何処へだ」
軽く無視された拓也がちょっと傷付いてる間に、ネフェリがメリナに地図を渡す。その地図にはラーヤの名前が入っていて、ネフェリがここに来れた理由もこれで判明。メリナは受け取った地図を開くと、目的の場所を指差した。
ネフェリ「…ここは…」
メリナ「遥か雲の上、雪深い巨人たちの山嶺。その頂きにある、滅びの火まで」
ディアロス「滅びの火?…本当にまだ残っていたのか…火の僧侶たちの迷信と思っていたが…」
メリナ「そうしたら、黄金樹を焼くことができる」
ディアロス「え?」
さらりととんでもないワードが出て、俺も含めて全員が自分の耳を疑ったと思うぜ。ネフェリとディアロスは互いに見遣って、俺もドラのやり過ぎて頭がおかしくなった可能性を考えてると、ミリセントが焦りを口にする。
ミリセント「焼くなんて…君は何を考えているんだ? 私はモーゴットに、黄金樹へ王を導くことを約束したんだ…」
ミリセント「それを君は…焼くだなんて…」
ネフェリ「私も反対だ。黄金樹を燃やしてしまえば、例え王を見出したとしても、座する玉座が無くなる。黄金律も失われ、終わらぬ荒廃が続くだけだ」
メリナ「心配はいらない。黄金樹は、エルデンリングさえ修復されたなら、律と共に再び力を強め、黄金の力を取り戻す」
ディアロス「そのようなことを言うが、証拠はあるのか!?」
メリナ「無いわ。ただ私は、知っているだけ」
メリナ「これが私の使命。焼けた体となってまで、私が在ることを許される理由なのだから」
メリナはそう言ってから姿を消した。またとんでもないことを言うだけ言って消えていったけど、今回は事情が違って超重要な話題だ。黄金樹に入れないまま、新しい律を持つ王様候補を見つけるか、黄金樹を焼いて入れるようにしたあとにするか。二つにひとつを選ばなきゃならないシチュエーションだとわかったぜ。こういう時はマネージャーに相談だ。
早速帰るぜってことでみんなで祝福に触れると、瞬間移動が始まる前にミリセントが拓也のズボンを弄る。え!何するの!?って乙女みたいにドキっとすると、ミリセントはズボンのポケットから、黄色い花を取り出してモーゴットの倒れてる方へ走っていく。それからモーゴットの胸の上に花を置いて、すぐに戻ってきた。ミリセントに聞くと「円卓の本で読んだんだ」って答えだけでよく分からない。
アルタスの花なんて置いてどうするのかなぁ?
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