■掲示板に戻る■ ■過去ログ 倉庫一覧■
両儀式「立香、こっちに来て。耳かきをしてあげましょう」
-
ぐだ男「ええっ? でも…」
両儀式「もう、私とあなたの仲なんだから良いでしょう? それともあなた、もしかして私のこと…」
ぐだ男「べっ、別にそんなっ… わ、分かったよ、もう!」
両儀式「ふふ…こうしてあなたに膝枕してあげるのも久しぶりね… ほら、挿入っていくわよ…力を抜いて…」クリクリ
ぐだ男「んっ…ふぁっ…」
両儀式「ちょっと…変な声を出さないで。その…心地が悪いわ」
ぐだ男「ご、ごめん…でも他の人に耳かきされるのって初めてで…」
両儀式「もう…おかしな人。小さな頃お母様の膝元でこういうこと、されたことない?」
ぐだ男「え…えーと…母さん…俺の、母さん…? あれ…なんで…全然、思い出せな…」
両儀式「あっ… ご、ごめんなさい。つまらないことを聞いたわね。 ほら、こっちを向いて? もう片方の耳も掃除してあげるから」
ぐだ男「ええっ!?それは、流石にっ…!」
両儀式「…お願い。 『別にそんなことない』って、言いかけたでしょ?」
ぐだ男「う、ううう…///」
両儀式「…ねえ立香… この生活は、好き?」
ぐだ男「え? それって、どういう…」
両儀式「その通りの意味よ。 私や、ジャンヌたちと一緒に過ごして、幸せかしら?」
ぐだ男「うん。もちろんだよ。 ずっとこんな暮らしが続けばいいなって思うくらい」
両儀式「そう…ありがとう、立香。そう言ってくれると、私もとっても嬉しいわ…」
ぐだ男「…うん…」
両儀式「あら…どうしたの、立香? もしかして眠くなってきちゃった?」
ぐだ男「そんな、こと…」
両儀式「もう、変なところで子供なんだから。大丈夫よ。 安心して、私の膝で眠ってくれても。 私がずっと見てあげるから…」
ぐだ男「んん… 式… 姉さん…」
-
両儀式「…」
邪ンヌ「…寝てるの?そいつ」
両儀式「オルタ…盗み見なんて、趣味が悪いわ…」
邪ンヌ「ハッ、あんたがそれを…」
両儀式「う…くっ、 ううっ…!!」
邪ンヌ「…」
両儀式「あ、はは…ごめんなさいね。 私もすっかり歳かしら。ちょっと、足がしびれちゃったみたいで…」
邪ンヌ「別に…隠す必要なんてないわよ。 無様なものね、『両儀式』」
両儀式「ああ、やっぱり…あなたはもう、思い出して…『戻って』いるのね…」
邪ンヌ「おかげさまで、ね。 全く、根源接続者が聞いて呆れるわ」
両儀式「…怒ら、ないの?私が、その…」
邪ンヌ「はあ?なんで私が怒らなきゃいけないのよ。 あの聖女サマやこいつはどうか知らないけど、私やリリィは元々人理なんかに興味はないし。守ってやる義理も、こいつがマスターでなくなった今となっては消えた。むしろ…」
邪ンヌ「…こうやってこいつの側に居れるこの世界のほうが、私にとってはずっといいわ」
(しゃがみこんで寝ているぐだ男の頬を軽く撫でる邪ンヌ)
-
両儀式「…オルタ、さん…」
邪ンヌ「まああんたのその様子だと、あんまりそれも長くは続かなそうね。」
両儀式「そうね… 根源接続者と言っても、そんなに便利なものじゃないわ。特に今のサーヴァントという『型』に押し込まれた私の…『 』の力は弱まっている。カルデアからの魔力供給もなくなって、立香…マスターとの繋がりも切れてしまった今では…」
邪ンヌ「あんたの『メンテナンス』にも綻びが生じる、と。なるほど、ね 皮肉なものね。 魔力切れなんていう初歩中の初歩みたいな問題で根源接続者サマが頭を抱えるなんて」
両儀式「サーヴァントとしての私ではなく… 本当の『両儀式』なら、魔力など問題にはならない。けれど、もし『あの』私が顕現してしまえば… 私は人類悪として顕現することになるでしょう」
邪ンヌ「ああ…面倒ね。 そうなれば、抑止力の目を誤魔化すこともできなくなる。 たちまちに守護者が送り込まれて、あんたが倒されればあんたも、こいつも、私たちもこの世界も一息に剪定されて、世は事もなし、と。 ままならないものね
ったく…腹立たしいけれど、どうやら悪い事って長続きしないようにできてるらしいわね。 …フランスでも、新宿でもルルハワでもそうだった」
両儀式「ええ…恐らくは、持ってあと…一か月、あるいは数週間か…」
邪ンヌ「…」
両儀式「…でも、いいの。私はこれまで立香と居れて、十分に幸せだった。元々私は一時の夢のようなもの。 私が消える前に最後に彼を元の世界に届けて、私は…」
邪ンヌ「甘ったれたこと言ってんじゃないわよ…」
両儀式「え…?」
邪ンヌ「あんた、その程度でこんな大それたことやったわけ? 魔力が切れたからはいおしまいって? ふざけんなっての。 あんたはそれでいいでしょうけど。 巻き込まれた私たちはどうなるのよ? 手前勝手に私の世界を滅茶苦茶に弄った挙句にやっぱナシ、なんて認められる訳ないじゃない」
両儀式「オルタ、さん…?」
邪ンヌ「一時の夢なようなもの? ああそう。でもね、だったらこちとら泡沫の夢よ。 意味分かる? 私はね、こいつの旅が終われば跡形もなく消えるのよ。私が世界にほんのひと時でも存在したという証拠を一切残すこともできずに、私は、反転したジャンヌ・ダルクという存在は『なかったこと』になる。
私だってそれでいいと思ってたのよ。 ただ一人の狂人の個人的な復讐の道具として生まれた私が、それ以上の価値を見つけてくれた人と出会って、そいつが生きていけるような未来を創る。 そいつが健やかに生きていくという事実に満足して、消えて、そこで私の『復讐』は完遂する。それで上等だと、思っていた。想っていたのに…!」
両儀式「………」
邪ンヌ「あんたが余計なことするから… 余計に希望なんて持たせるから…! 私に立香と一緒に過ごしていいなんて幻想を見せておきながらそれを壊すとか… 私やあの冷血女よりもよっぽど邪悪よあんたは…!」
邪ンヌ「こんな想いにさせるくらいなら… 勝手に、中途半端に世界なんて書き換えてんじゃないわよこの馬鹿ぁ…!!」ポロポロ
-
いい
-
(下手したら人類悪ルートだったし)ま、多少はね?
-
泣く(呪怨)
-
両儀式「オルタさん…」
邪ンヌ「…ふ、ふふ… 悪かったわね。 どっちが子供なんだか。 ええ、そうね、仕方ない、わね。 精々あと数週間。あんたの茶番に付き合ってあげようじゃないの…それで… その後は…」
両儀式「あなたの言う通りね… 私は…その、私の力に伴う責任を、よく考えていなかったかもしれない。 私がこの世界の理を敷いた以上、それを維持するのは私の義務ね。 あなたのおかげで目が覚めたわ。 私は…もう少しだけ、抗ってみることにする」
邪ンヌ「発破をかけたつもりはないんだけど…」
両儀式「はぁ…これから忙しくなるわね」
邪ンヌ「? どこに行くの?」
両儀式「どれだけ足しになるか、あるいはただの延命に過ぎないのかは分からないけど。 できるだけ、魔力を集めてみる」
邪ンヌ「…!! 待ちなさい!」
両儀式「…どうしたの? あなたもこの世界の維持を望んでいるのではなくって?」
邪ンヌ「確かにそうだけど。 …刀は、要らないんじゃないかしら?」
両儀式「でも… 魔力が…」
邪ンヌ「はぁ… 全知全能が聞いて呆れる… いい?確かにこの世界の人間を殺して回って魔力を回収すればそりゃあ多少の延命にはなるでしょう。けれどそのしわ寄せは必ずどこかで発生するだろうし、何より…」
邪ンヌ「…こいつがそんなの許さない。 こいつはマスターであろうとなかろうと、どれだけ非力でも、そういうのは絶対許せないし、絶対に敵わないと知っていてもいつかあなたの前に立ちはだかる。そういう奴よ」
両儀式「…」
邪ンヌ「ていうか、魔力供給なら簡単な方法があるでしょ? 確かにこいつはマスターじゃなくなったかもしれないけれど、それでこいつの魔力そのものが消えたわけでもないし、あんたほど結び付きが強いならパスを繋ぎ直すこともできるはず」
両儀式「えっと… つまり…?」
邪ンヌ「え… 知らないの…? その…粘膜を通した魔力供給…」
両儀式「ね、粘膜、って… えっと、その、キ、キス、とか、よね…?///」
邪ンヌ「えぇ…(困惑)」
-
両儀式ってサーバントだったん
-
原作レイプやめろ
-
すっかり>>1に書くのを忘れてしまったのですがこじらせた両儀式(セイバー)が自分とぐだ男とジャンヌたちが一家族という優しい世界を作ったという設定です。
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read_archive.cgi/internet/20196/1564771933/l50
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read_archive.cgi/internet/20196/1564848422/l50
と繋がってます
-
剣式すき
-
これは空の境界に出てきた両儀式とは別人なの?
-
両儀式「そ、そんなの、破廉恥、だわ…」
邪ンヌ「いやそんなこと言ってる場合じゃ…」
両儀式「それに、その、私と立香は一応、姉弟、だし…」
邪ンヌ「…幼馴染とか、許嫁とか、『そういうこと』にすればいいじゃない。いくら力が弱ってるとはいえそれくらいはできるでしょ」
両儀式「ええ…それはそうだけれど…」
両儀式「私は…誰よりも立香と近いところにいたいから…」
邪ンヌ(あの聖女もだけどこいつも大概面倒臭いわね…)
邪ンヌ「はあ…いい? もう破廉恥とかどうとか言ってる場合じゃないの。あんたがあいつを大事にしたいのは分かるけど。 あいつと一緒にいたいなら、やらなきゃいけないことよ。 それに…その、あいつだって悪い気はしないはずよ」
邪ンヌ(ったく、なんで私がこんなアドバイスをしなきゃ…)
両儀式「そこまで言うなら…」
両儀式「…付き添いを、お願いできるかしら」
邪ンヌ「…は?」
-
>>12
どう見てもう別人だろ!
-
ここからぐだ男と両儀式と邪ンヌの3Pを書こうと思っていたのですが僕の解釈と原作への理解が足りなかったようで原作ファンの人を不快にさせてしまったようなので止めます。申し訳ありませんでした
>>12
アサシンの両儀式は空の境界で黒桐幹也と結婚して子供も設けてます。FGOでもぐだ男に特に特別な感情は抱いてません
セイバーの両儀式は上の両儀式とは同一人物で別人格という設定ですがFGOではどうやら霊基が分かれ式とは別の肉体も得ているようで絆レベル5でも結構好意的なことを言ってくれるので彼女の設定も絡めてこのSSを書いた次第ですが表現力が足りませんでした。申し訳ありません
-
>>12
これは剣式で空の境界のは殺式
-
>>15
やめないで
-
>>15
これじゃ余計生殺しだから最後まで続けて、どうぞ
-
>>15
どうして諦めるんだよ!そこで!
書くから最後まで書ききらないと好きで読んでた人まで裏切る事になるゾ
-
>>15
アンチはほっといて続けて、どうぞ
-
原作レイプとか言ってるのはFGOも知らない様な層だろうからスルーすればOK
-
せっかくだし続けてくれよなー頼むよー
-
剣式好きだから続けて(切実)
-
セイレムアビーはどこ…?ここ…?
-
(二次創作なんだから多少は自由でも)いいだろ清姫!
-
雪の夜の子が肉体持ったのね。FGO知らないからわかんなかったわ。なんかごめんね
-
>>26
気にするな!(チャ)
-
わたしはいいと思う(ザ・マン)
-
私待つわ
いつまでも待つわ
-
これもう(どうしたらいいか)わかんねえな…お前どう?
とりあえず待ってくれている人もいるのと書きだめして捨てた部分がもったいないので明日か明後日あたりまた整えて続き書いてみたいと思います。セイバー両儀式流行らせコラ!
-
>>30
お待ちしてナス!
-
FGO式むちゃくちゃ抵抗あるけど態々ここで言ってもね
普通に面白いので待ってナス
-
>>30
がんばえー
いつでもいいから待ってます
-
>>30
楽しみにしてます
-
型月ファン怖いなーとずまりすとこ
-
コラボキャラだからむずかしいやんな
-
式は設定がぶっちぎりで複雑かつ古参の人気ヒロインという一歩間違えたら大爆発する火薬庫みたいな難しさあるからね、仕方ないね
-
読んでて面白かった型月ファン怖すぎぃ
-
このスレでやるより新しいスレでまた続けた方がいいかもしれない(希望的観測)
新作お待ちしてナス!
■掲示板に戻る■ ■過去ログ倉庫一覧■