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【誕生日スレ】今日は何の日?【総合】
433
:
Republica de Venexia
:2015/01/18(日) 00:57:18 ID:???
1月18日はフリードリヒ1世、ヴィルヘルム1世が戴冠式を行った日です
>>327
で見たように、「大選帝侯」と呼ばれたブランデンブルク選帝侯フリードリヒ=ヴィルヘルムは三十年戦争以降独自の道を歩み、スウェーデンとポーランドがバルト海の覇権を巡って争った北方戦争にも関与しました
この際、大選帝侯は軍事力の提供に反対する領邦等族を押し切り、戦争終結後も動員した軍隊を常備化しようとします
当然これに対し領邦等族は猛反発しますが、大選帝侯はこれに打ち勝ち君主権の大幅な強化に成功、プロイセン絶対王政の基礎を築いたのです
この大選帝侯の後を継いだのがフリードリヒ3世で、彼は
>>107
でハプスブルク家を支援し、その見返りとして神聖ローマ皇帝レオポルト1世から王号を名乗ることを許されました
そして1701年1月18日に戴冠式が行われ、フリードリヒ3世は「プロイセンの王」となり、フリードリヒ1世として即位したのでした
またここから時代は下り、
>>221
の普仏戦争においても新たな君主が誕生します
セダンの戦いでフランス皇帝ナポレオン3世が捕虜となった後も、パリで樹立された国防政府の抵抗や、ドイツ側によるアルザス・ロレーヌの併合要求などもあって戦争は継続され、翌1871年にパリで休戦条約が結ばれました
この間にプロイセンは南ドイツ諸国とのドイツ統一に関する交渉が進められ、北ドイツ連邦を拡大する形での連邦国家の形成でまとまります
そして1871年1月18日、プロイセン王ヴィルヘルム1世はヴェルサイユ宮殿にて戴冠式を行い、「ドイッチャー・カイザー(ドイツ皇帝)」という称号で初代皇帝に即位したのでした
本日はプロイセン王国、ドイツ帝国の誕生日です、おめでとうございます
参考文献
・セバスチャン・ハフナー、魚住昌良・川口由紀子訳『図説プロイセンの歴史 伝説からの解放』東洋書林、2000年
・木村靖二編『世界各国史13 ドイツ史』山川出版社、2001年
・大内宏一『ビスマルク ドイツ帝国の建国者』山川出版社、2013年
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