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【誕生日スレ】今日は何の日?【総合】
324
:
Republica de Venexia
:2014/10/21(火) 01:18:49 ID:???
10月21日はトラファルガーの海戦が行われた日です
>>211
などで見たように、ナポレオンはオーストリア、プロイセン、ロシアなどを破り、大陸領のほぼ全てを制圧する快進撃を見せていました
海上においては、イギリス海軍を撃破するため、ナポレオンはフランス海軍と支配下にあったスペイン海軍の連合艦隊を編成、イギリス海軍を撃破しイギリス本土上陸という計画を立てます
ここでフランス海軍とイギリス海軍との力関係を見ておきましょう
イギリスは強大な海軍を有し、
>>243
のアルマダの海戦以来18世紀末まで、その海軍力により海上覇権を確立していました
しかし18世紀末にはフランス海軍が台頭し、アメリカ独立戦争において度々イギリス海軍を撃破し、アメリカ独立に大きく貢献しました
イギリス海軍はその反省を活かし、海軍の改革に乗り出します
チャールズ=ダグラス提督により砲術の改良が行われ、軍艦の射撃を迅速かつ正確にし、また離れて火力で掃射するのではなく、敵艦隊に肉薄し接近戦によって撃破するようにしました
これを可能にしたのが新しい信号体系で、従来の海戦よりも遥かに柔軟性・統制力を発揮することができました
ナポレオンのイギリス本土上陸を阻止するため1805年10月21日に行われたトラファルガーの海戦においても、イギリス海軍の戦術が効果を発揮しました
ネルソン提督に率いられたイギリス海軍は信号文によって柔軟に艦隊行動をとり、フランス・スペイン連合艦隊の側面を縦列で突くというネルソン・タッチにより連合艦隊に大勝します
ネルソン自身は戦死しましたが、この海戦によりイギリス海軍は制海権を確保、ナポレオンのイギリス本土上陸を阻止することに成功したのでした
本日は信号文「英国は各員がその義務を尽くすことを期待する」の誕生日です、おめでとうございます
参考文献
・ロイ・アドキンズ、山本史郎訳『トラファルガル海戦物語』原書房、2005年
・小林幸雄『図説イングランド海軍の歴史』原書房、2007年
・マイケル・ハワード、奥村房夫・奥村大作訳『ヨーロッパ史における戦争』中央公論新社、2010年
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