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死にたい

219(-_-)さん:2024/05/23(木) 21:30:32 ID:???
相撲ライターのどす恋花子こと佐藤祥子氏も概ね同意見だ。

「横綱、大関が新入幕力士に優勝を許すというのは、それだけ上位陣がだらしないということです。武蔵川親方(元横綱武蔵丸)は、よく『番付が崩壊している。横綱、大関の価値がなくなっているよ』と嘆いています。昇進基準にも問題はあります。たまたま勢いがあった時に、数字上で3場所計33勝以上というだけで大関になれてしまう。相撲内容や精神力といったものの評価はそこにありません。その結果、本人が苦労する結果になっています」

そして、佐藤氏も、稽古量の少なさとその質が一番の問題と指摘する。

「ここ数年、トレーニングジム的な筋トレに力を入れる力士が増えていますが、バーベルなどの負荷トレーニングで筋肉量を増やした結果、硬い筋肉がついてしまい、ケガにつながってしまっていると指摘する専門家や親方は多い。やはり、先人の知恵とはすごいもので、『四股、てっぽう、すり足』が相撲に合った柔らかい筋肉を作るのに一番適しているそうです。

これは、アメリカのNFLの研究でも証明されているとのこと。でも、最近はその基本をおろそかにする力士が多い。筋骨隆々だった千代の富士(元横綱)は、器具を使ったトレーニングを極力避け、脱臼癖を治すための腕立て伏せ、あとはひたすら四股、てっぽうの基礎稽古で体を作ったそう。やはり、基本に立ち返るのが一番だと思います」

そして、もう一つ別の視点から、現状の問題点を横野氏は語ってくれた。

「今の現役力士たちは小学生から相撲を始め、大学まで相撲を続けて入門する相撲エリートの子ばかりです。だから、相撲年齢は実はそれほど若くない。プロに入る頃にはすでに10年以上の相撲年齢で学生時代に何かしら故障を抱えていたり、トレーニングのし過ぎで筋肉が硬くなっていたりする。照ノ富士、貴景勝もケガを重ね、大関、横綱に上がる頃には満身創痍の状態です。昔は、全国にいる体格のいい子を中学卒業と同時にスカウトし、入門して初めて相撲に触れるという力士も多かった。15歳の若い子に相撲のために必要な体づくりをしっかり施し、成長と共にお相撲さんの体になっていった。

中学までバスケットボールをやっていた白鵬や鶴竜なんてまさにそうです。今の日本人力士は、相撲年齢的にすでにピークを過ぎてから入門しているようなものです。15歳で入門して、まさに叩き上げで25歳になった力士と、小学生から大学生まで相撲をやってきて25歳になった学生出身力士とでは、相撲年齢があきらかに違う。即戦力になるからスカウトする側も学生に頼ってばかりでじっくり育てる気風がない。少子化もあり未経験者が入ってこない現状もあって問題点は多く、一概に、こうするべきだとは言えないのです」

相撲協会も危機感を感じていることは間違いないのだから、何かしらの手を打つ必要はあると思うがーー。


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