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死にたい

192(-_-)さん:2024/04/19(金) 22:32:38 ID:???
このように空想、とくに暴力的で性的な空想が重要な役割を果たすことは、快楽殺人に共通して認められる。ちなみに、快楽殺人とは、厳密にいえば殺す行為自体に性的快感を覚える殺人であり、性行為を目的とした性的暴行殺人あるいは暴行後の隠蔽目的の殺人とは区別して考えなければならない。岡庭容疑者も酒鬼薔薇少年も、少女を襲ったときも殺人を犯したときも性的暴行やわいせつ行為をしていない。したがって、殺人という行為自体に性的快感を覚えるタイプである可能性が高い。

「人を殺してみたかった」

もう1つ注目すべきなのは、岡庭容疑者が10年前に「連続通り魔事件」で逮捕された後、「人を殺してみたかった」と供述したことだ。同じような動機から殺人を犯した事件として思い出されるのは、2000年5月に愛知県豊川市で、当時高校3年生だった17歳の少年が、まったく面識のない60代の女性を殺害した事件である。

この少年は逮捕後、動機について「人が物理的にどのくらいで死ぬのか知りたかった。また、人を殺したとき自分はどんな気持ちになるか知りたかった」「自分には殺人を体験することが必要だった」などと供述した。また、なぜ自分が殺人を必要としたのかについては、「経験してみなければ知識にはならないと思っていた」と説明している。

その後の精神鑑定で、他人への共感性の欠如、想像力の欠如、強いこだわり傾向などが認められたため、「アスペルガー症候群」と診断され、名古屋家裁から医療少年院送致の処分を受けた。「経験してみなければ知識にはならない」というのは、おそらく想像力の欠如によるのだろう。

「アスペルガー症候群」は、発達障害の一種である。自閉症と同様に社会性、コミュニケーション、想像力の3つの領域で症状が出やすい。だから、対人関係が苦手なことが多いのだが、コミュニケーションの障害が軽微で、言語発達の遅れも目立たない。豊川主婦殺害事件で逮捕された少年は、特別進学コースに所属し、トップクラスの成績だったという。

一方、岡庭容疑者も「連続通り魔事件」で逮捕された後の精神鑑定で「広汎性発達障害」と診断され、医療少年院送致となった。「広汎性発達障害」は、自閉症や「アスペルガー症候群」などを含む一群の発達障害の総称なので、豊川主婦殺害事件で逮捕された少年と同様の動機から殺人を犯したのかもしれない。


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