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「不器用な女の子の不思議な質屋さん」3 隠れた気持ちと不思議な着物

74シティごりら:2019/08/28(水) 21:27:41 ID:r4d7zACQ
真姫「その時作られたのがあの着物ってことね」

海未母「ええ、そうです。しかし、その着物の素晴らしさが逆に仇となったのです」

海未母「結納の日、その着物を娘が着て盛大に祝ったのですが、それを目にした人達は娘よりも着物の美しさを口にしました」

海未母「あげくの果てには着物に娘が着られているなどといった心無い言葉を周りからかけられ、娘は笑われました」

海未母「とても大切な日にそんな事が起きてしまい、娘はとても傷ついてしまいました」

穂乃果「‥ひどい」

口を両手で抑えながら言葉をこぼす。

海未母「傷ついた娘はそんな周囲の声を恐れてずっと家の中に閉じこもってしまいました。結局縁談も破断になり、しばらくした後、娘はそのまま自ら命を絶ちました」

海未母「その最期の時に身につけていたもの、それがあの着物だそうです」


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