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リヴァイ「どこまでも」ハンジ「戯れてゆく」
1
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/03/24(日) 21:06:26 ID:shFq.iOU
1スレ目、リヴァイ「ひたすらに」ハンジ「戯れる」
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read_archive.cgi/internet/14562/1387721339/
2スレ目、ハンジ「戯れの」リヴァイ「ハズだった」
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read_archive.cgi/internet/14562/1393766145/
3スレ目、リヴァイ「気ままに」ハンジ「戯れた」
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read_archive.cgi/internet/14562/1399643095/
4スレ目、ハンジ「戯れに」リヴァイ「戯れた」
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read_archive.cgi/internet/14562/1406120445/
5スレ目、リヴァイ「延々と」ハンジ「戯れたい」
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read_archive.cgi/internet/14562/1415881553/
6スレ目、ハンジ「戯れて」リヴァイ「過ぎる日々」
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read_archive.cgi/internet/14562/1427978790/
7スレ目、リヴァイ「いつまでも」ハンジ「戯れよう」
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read_archive.cgi/internet/14562/1441112985/
8スレ目、ハンジ「戯れは」リヴァイ「終わらない」
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/14562/1463146389/
9スレ目、リヴァイ「緩やかに」ハンジ「戯れようか」
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/14562/1485956035/
10スレ目、ハンジ「戯れも」リヴァイ「幾星霜」
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/14562/1514206364/
の続き。えぇ……な11スレ目。短編の様なモノでリヴァイとハンジ(女)がただいちゃいちゃしてるだけという念の為の説明
とにかく時系列やなんやらかんやら無視しながら思いつきで書いていく。その為サ○エさん時空化
まれにR18エロ有り。今回は2話目から
その後はないかもなので期待はしないでくれ。〆の後に∫や∬がついたら次の話がR18というお知らせ
月刊のネタバレとかあったりする。なるべく分からないように紛れ込ませるつもりだがどうなるか分からない
記憶喪失ネタの途中。も一つおまけの記憶喪失ネタが入る予定。予定は未定。スレのURLで溺れそう
43
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/04/07(日) 22:26:53 ID:KyL4xPTs
ハンジ「え」ギクッ
ニファ「一気にぶわぁーっとなのか徐々になのか……でも少しずつ思い出してたようですからじわじわなんですかね?」
ハンジ「まぁ、徐々にだよね、うん。いつの間にか思い出してたみたいな」
ニファ「へぇ、不思議ですね」
アーベル「一気に思い出す方が頭に負担かかりそうだな」
ケイジ「記憶失ってた時の記憶はあるんですか?」
ハンジ「じわじわ思い出した所為か覚えてるよ。妙な感覚だね」
モブリット「何にしても良かったですねぇ」
ハンジ「本当だよ。もう二度とごめんだね」
〆
44
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/04/07(日) 22:28:18 ID:KyL4xPTs
108【何故バラそうとする!?】
ニファ「何かある度に思い出したんですか? それとも何となく勝手にですか?」
ハンジ「――何となく勝手に、だよ」
リヴァイ「…………」
ハンジ「うおっ!? リヴァイ!?」
リヴァイ「勝手に、か」
ニファ「え?」
ハンジ「ばっ! シー!! リヴァっ、なんの用さ!」ワタワタ
ニファ「??」
リヴァイ「お前のサインがない」ペラッ
45
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/04/07(日) 22:28:59 ID:KyL4xPTs
ハンジ「あ、あぁ、この書類ね。ごめんごめん」
リヴァイ「さっきの話だが」
ハンジ「ダァァァァ!! わあぁぁぁぁ!!」
ニファ「???」
モブリット「ハンジ分隊長、うるさいですよ」
アーベル「いきなりどうしたんですか?」
ケイジ「奇行はいつものことですけどびっくりしますから落ち着いてください」
ハンジ「あ、いや、」
リヴァイ「思い出した過程だが……」
ハンジ「ダァァァァ!!! なんっだよっ!! マジで何しに来やがった! リヴァイ!!!」
46
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/04/07(日) 22:29:35 ID:KyL4xPTs
リヴァイ「サインを貰いにだが」
ハンジ「だったらそれだけ済ませよ!! 何なんだよ!」
リヴァイ「…………」
ハンジ「……何?」
リヴァイ「思い出しやすくするためにエルヴィンに提案され」
ハンジ「ぬあぁぁぁぁぁ!!!!!」
モブリット「…………兵長、あれ遊んでるな」
アーベル「反応が楽しいんだろうな」
ケイジ「たまに子供っぽいことしてるな、あの人たち」
ニファ「……………………気になる」
〆
47
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/04/07(日) 22:30:14 ID:KyL4xPTs
109【隠しもの】
――ハンジ自室――
ハンジ「なんでバラそうとするんだよ、あなたは」ハァー
リヴァイ「つい、な」
ハンジ「ついってなんだよ」
リヴァイ「ハンジ」
ハンジ「何?」
リヴァイ「……ハンカチはどうした」
ハンジ「ん?」
リヴァイ「洗って返すと言って返してねぇだろ」
ハンジ「…………あ」
リヴァイ「どこにやった」
ハンジ「えーっと、紅茶淹れた時に持っていってたんだけど……どこやったかな?」スタスタ
48
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/04/07(日) 22:32:16 ID:KyL4xPTs
リヴァイ「……」スタスタ
ハンジ「寝室かなぁ?」ガタガタ
リヴァイ「なんで寝室に…………あれは」
ハンジ「ん? あぁ、リヴァイくま?」モフッ
リヴァイ「必死に隠してたのはこれか」
ハンジ「? あ、記憶失ってた時ね。ぬいぐるみをリヴァイに見立てるほどなのかって恥ずかしくてね」
リヴァイ「……」
ハンジ「まぁ、思い出せばこの子が来た過程なんてたいしたことないんだけど」ポフポフ
リヴァイ「何を隠してやがったのかと思っていたが」
ハンジ「何? 気にしてたの?」
リヴァイ「…………」
ハンジ「あはは! どのみちこの部屋あなたがまた掃除するから隠してても見つかるでしょうに」ケタケタ
リヴァイ「俺が掃除するのが当たり前にしてんじゃねぇ」
〆
49
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/04/07(日) 22:32:46 ID:KyL4xPTs
110【もう忘れない】
ハンジ「あ、あったあった。はい、ありがとう」スッ
リヴァイ「ああ」
ハンジ「……ねぇ」ポフッ
リヴァイ「あ?」
ハンジ「“音”が聞きたいな」
リヴァイ「あ?」
ハンジ「あなたの心臓の音」スッ ←手を広げた
50
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/04/07(日) 22:33:58 ID:KyL4xPTs
リヴァイ「…………」スッ、ギュッ
ハンジ「…………」
リヴァイ「…………」
ハンジ「うん、リヴァイの音だ」ギュッ
リヴァイ「当たり前だ」
ハンジ「そうだね……リヴァイ」
リヴァイ「ん?」
ハンジ「紅茶、飲みたいな」
リヴァイ「注文してばっかか。お前が淹れろ」
ハンジ「美味しい紅茶が飲みたいんだよ」スリッ
51
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/04/07(日) 22:34:52 ID:KyL4xPTs
リヴァイ「先にお前が淹れろ。次は俺が淹れる」ポンッ
ハンジ「次、ね」
リヴァイ「あぁ、次だ。どうせその後は俺が淹れることになるんだろうがな」ナデナデ
ハンジ「確かに」
リヴァイ「否定しろ」チッ
ハンジ「正直なもので」
リヴァイ「…………忘れるなよ」
ハンジ「……あなたもね」
リヴァイ「ああ」
ハンジ「…………」ギュゥ
〆
52
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/04/07(日) 22:35:51 ID:KyL4xPTs
これで二人同時記憶喪失終了
次からはまた通常に戻る。そして忘れないとか言いながらリヴァイの記憶喪失がww
まぁ、別次元の話だけど
日曜に。ではまたーノシ
53
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/04/08(月) 01:49:13 ID:a6V6Jntw
乙
リクエストに応えてくれてありがとう
54
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/04/14(日) 22:42:41 ID:NBM4i3us
【家族の花見】
――花の咲く丘(山?)――
ハンジ「あー、花が散り始めてるねぇ」
リヴァイ「お前の所為でな」
ハンジ「なんで私の所為だよ」
リヴァイ「お前がいつまでも引きこもってやがったからだろうが」
ナナバ「はいはい、夫婦喧嘩は二人のときにして」
ミケ「もう飲むぞ」
エルヴィン「放っておけば二人分の酒を多く飲めるぞ」
ナナバ「そうすりゃよかった」
55
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/04/14(日) 22:43:18 ID:NBM4i3us
ハンジ「ちょっと! 今日は良い酒持ってきたんでしょ? 仲間外れはやめてくれよ」
ナナバ「じゃあ喧嘩なんてしてないでこっち来なさいよ」
ハンジ「はーい」
ミケ「リヴァイも突っ立ってないで来い」
リヴァイ「ああ」
エルヴィン「……ふむ」
リヴァイ「どうした」
エルヴィン「いや。ほら酒だ」
リヴァイ「ああ」
エルヴィン(……四人が親子に見えたとは言わない方がいいだろうな。酒を奪われそうだ)
〆
56
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/04/14(日) 22:43:56 ID:NBM4i3us
【からかう】
ミケ「! おい、リヴァイ」
リヴァイ「あ?」
ミケ「ハンジが寝たぞ」
ハンジ「」クカー
リヴァイ「コイツ……」
ナナバ「あー、引きこもってたってことはあんまり寝てなかったんだろうね」ヨシヨシ
57
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/04/14(日) 22:44:27 ID:NBM4i3us
ハンジ「んがっ」
エルヴィン「ちゃんと背負って帰るんだぞ、リヴァイ」
リヴァイ「ああ?」
エルヴィン「なんだ、抱きかかえて帰るのか? 短い距離ならともかく山道でそれは危険じゃないか?」
リヴァイ「……」
ミケ「嫌なら俺が背負ってもいいぞ」
リヴァイ「黙れ」
〆
58
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/04/14(日) 22:45:45 ID:NBM4i3us
【忙しいリヴァイ】
ハンジ「んあ?」パチッ
リヴァイ「起きたか、クソメガネ」
エルヴィン「起きてしまったか」
ミケ「まだ寝ててもいいぞ」
リヴァイ「ふざけんな」
ハンジ「??」
ナナバ「気にしなくていいよ、ハンジ。男共の戯れだ」
ハンジ「えっ? 何それむさ苦しそう」
リヴァイ「戯れてたまるか」
〆
59
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/04/14(日) 22:46:23 ID:NBM4i3us
【大怪我必至】
ハンジ「いやいや、引きこもり終わってからちゃんと寝たよ。うたた寝しただけだら」
ナナバ「そうなの?」
ハンジ「徹夜明けで山に近い丘に登ったりしないよ」
ナナバ「なんだ」
ハンジ「ねぇねぇ、ところでそこのリヴァイさんや」
リヴァイ「なんだ、クソメガネさんや」
ハンジ「そこハンジさんやじゃないのかよ」
リヴァイ「お前はクソメガネで充分だろ。なんだ」
ハンジ「起きなかったら背負ってくれたの?」
リヴァイ「…………岩のゴロゴロした道を転がされたいのか」
ハンジ「背負われなかったら転がされるの!?」
〆
60
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/04/14(日) 22:47:08 ID:NBM4i3us
【馬鹿なこと】
エルヴィン「馬鹿なことはもういいから帰るぞ」
リヴァイ「てめぇらが始めたんだろうが」
ハンジ「よっしゃ、運べー!」ノシッ
リヴァイ「!? っざけんな、クソメガネ!」ブンッ
ハンジ「うひょっ! あっぶね!」ヒシッ
リヴァイ「ぐっ」
ハンジ「ほらーリヴァイが振り回すから手に力が入ったじゃないか」
リヴァイ「マジでふざけてんじゃねぇぞ。首絞めるな」
61
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/04/14(日) 22:47:43 ID:NBM4i3us
ハンジ「リヴァイが突然暴れなきゃ絞めてないよ」
リヴァイ「……降りろ」
ハンジ「やーだねっ。引きこもってて疲れてるから運んで?」
リヴァイ「疲れてねぇだろ。歩け、鈍るぞ」
エルヴィン「…………馬鹿なことはいいから帰るぞ?」
ハンジ「はーい」
リヴァイ「…………降りろ」
〆
62
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/04/14(日) 22:49:32 ID:NBM4i3us
レスありがとうございます
遅くなってすまんの。待っててくれてありがと
日曜に。ではまたーノシ
63
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/04/15(月) 06:13:58 ID:.1/FdywQ
乙です。毎週楽しみにしとる
64
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/04/16(火) 14:29:16 ID:.MjL/0T2
最近リヴァハンにはまって、ここ見つけて読み漁った。キュンキュンするー!
奔放なハンジさんと何気に包容力のあるリヴァイお似合いすぎ!
続き楽しみにしてます。
65
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/04/22(月) 19:36:09 ID:Aa2RcYl2
ちょっと体調崩したんで延期のお知らせ
今週中に来て、次の日曜にも来る予定なんですまぬよ
レスありがとうございます
毎週読んでくれてありがとやで。ほんと嬉しいわ
まさかここにきて新しく読んでくれる人が現れるとは思わなかった
ありがとう
66
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/04/22(月) 21:50:54 ID:HoU6rT9M
1さんのペースで大丈夫
気長に待ってるよ〜お大事に
67
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/04/25(木) 22:10:02 ID:yDXOp/Ic
【慣れ】
リヴァイ「へっくしょん!」
ハンジ「おや? 風邪?」
リヴァイ「分からん……が、たいしたことはない」
ハンジ「大事にすることに越したことはないよ。また素っ裸に剥かれて身体を拭かれたくなければね」
リヴァイ「今更」
ハンジ「確かに。なんだかつまらないね。見せびらかしても平気になっちゃうなんて」
リヴァイ「勝手に変態野郎に仕立てんじゃねぇ」
〆
68
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/04/25(木) 22:10:47 ID:yDXOp/Ic
【勘違い】
リヴァイ「大体てめぇだって平気だろうが」
ハンジ「素っ裸が平気なわけないだろ」
リヴァイ「……ほう」
ハンジ「な、なんだよその目」
リヴァイ「安心しろ、お前が寝込んだら俺が世話をしてやる」
ハンジ「お忙しい兵士長様のお手を煩わせるわけには参りません。部下に頼むのでお構いなく」
リヴァイ「ああ?」シワー
ハンジ「なんだよ」
69
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/04/25(木) 22:11:26 ID:yDXOp/Ic
リヴァイ「他の野郎に頼むつもりか」シワー
ハンジ「…………ニファだけど」
リヴァイ「…………」
ハンジ「……」
リヴァイ「……もう行く」クルッ
ハンジ「ちょっと待てよ。誰に頼むと思ったのかなぁ〜?」
リヴァイ「黙れ」スタスタ
ハンジ「野郎って言ったよね? ねぇ?」スタスタ
リヴァイ「黙れ、クソメガネ」スタスタ
〆
70
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/04/25(木) 22:12:00 ID:yDXOp/Ic
【春眠】
ハンジ「ふわぁぁぁ」
モブリット「眠そうですね」
ハンジ「うん。春って眠いよね」
ニファ「わかります。ちょっとのんびりしてるとうたた寝しちゃいそうで」
ケイジ「書類に斜めの線が入ってやり直しとかな」
アーベル「机に頭ぶつけたりな」
モブリット「少し休憩しますか」
ハンジ「あはは、そうだね。ちょっと眠気覚ましてくるよ。みんなもてきとうに休んで」
ハンジ班「「「「はい!」」」」
〆
71
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/04/25(木) 22:13:05 ID:yDXOp/Ic
【よしじゃねぇ】
ハンジ「さて、と」
ハンジ(眠気覚ましに散歩に出たはいいけどどうしようかな?)
ピピピ、チーチチチ……
ハンジ(鳥も元気だねぇ。風も心地いい)
ハンジ(どっかで一眠りしたいところだけど本格的に寝入ってしまいそうだ)
ハンジ(軽く運動、も後で寝ちゃいそうだし)
ハンジ(とりあえず気を逸らしたいなぁ)
ハンジ(巨人の話でもすれば目が冴えそうだけど聞いてくれる人がな……)
ハンジ「…………」
ハンジ「よし、リヴァイの所に行こう」
〆
72
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/04/25(木) 22:13:37 ID:yDXOp/Ic
【眺める幸せ】
ハンジ「サプライズなのでそーっと入ろう」ソー
ハンジ(リヴァイはいるかなぁ?)
リヴァイ「……」
ハンジ(あ、いたいた……ん?)
リヴァイ「」スゥスゥ
ハンジ「寝てる」
ハンジ(――っと、声は出さない方がいいな)
リヴァイ「」スゥスゥ
ハンジ(くはは、リヴァイも春の陽気にあてられたか)
73
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/04/25(木) 22:14:10 ID:yDXOp/Ic
リヴァイ「」スゥスゥ
ハンジ「ふふっ」
ハンジ(寝てるときのリヴァイって眉間にシワないからちょっと幼く見えるんだよね)
ハンジ(かわいい寝顔だ)クスッ
ハンジ(寝ようと思って寝たのかな? 軽く腕組んでるし)
リヴァイ「」スゥスゥ
ハンジ(……起こすのはかわいそうだな)
ハンジ(せめてソファにいてくれたら膝枕くらいしたんだけど)
リヴァイ「」スゥスゥ
ハンジ(リヴァイを観察するくらいしかできないな)フフッ
〆
74
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/04/25(木) 22:14:46 ID:yDXOp/Ic
レスありがとうございます
最近季節の変わり目に弱くなった。これが年か
そいじゃ日曜に。ではまたーノシ
75
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/04/26(金) 10:04:53 ID:1oFfH/f.
乙
お大事に
76
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/04/28(日) 23:12:30 ID:IBGaglj2
【いつの間に】
リヴァイ「……ん」パチッ
ハンジ「」スースー
リヴァイ「!?」ビクッ
ハンジ「」スヨスヨ
リヴァイ「…………」
リヴァイ(これは……いったいどういう状況だ?)
ハンジ「」スヤァ
リヴァイ「…………」
リヴァイ(わざわざ椅子を横に置いて座ったのか)
リヴァイ(その上で……寝たのか)
77
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/04/28(日) 23:13:05 ID:IBGaglj2
ハンジ「」スヤスヤ
リヴァイ「…………」
リヴァイ(枕が肩で痛くねぇのか?)
ハンジ「うぅん……」
リヴァイ「……」スッ
リヴァイ(ひとまずソファにでも移動させるか)グイッ
ハンジ「」スゥスゥ
リヴァイ「…………」ポスッ
ハンジ「」ムニャムニャ
リヴァイ「…………こいつ、何しに来たんだ?」
〆
78
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/04/28(日) 23:13:37 ID:IBGaglj2
【恥ずかしくて言えない】
ハンジ「うーん、立ったまま観察は疲れるね」
ハンジ「!」
ハンジ「もう一脚椅子があるじゃないか……」
ハンジ「――っと、」
リヴァイ「」スゥスゥ
ハンジ(危ない危ない。起こすところだった)
ハンジ(そーっとそーっと)
リヴァイ「」スゥスゥ
ハンジ(よしっと)ストンッ
リヴァイ「」スゥスゥ
ハンジ「……ふふっ」
リヴァイ「」スゥスゥ
ハンジ「…………」
79
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/04/28(日) 23:14:10 ID:IBGaglj2
ハンジ「……」ソッ
リヴァイ「」ピクッ
ハンジ「!」ジッ
リヴァイ「」…スゥスゥ
ハンジ「……」ホッ
リヴァイ「」スゥスゥ
ハンジ「…………」トロンッ
リヴァイ「」スゥスゥ
ハンジ「」……スゥ
リヴァイ「」スゥスゥ
80
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/04/28(日) 23:14:45 ID:IBGaglj2
―――
――
―
ハンジ「……」
リヴァイ「だから、なんでお前まで寝てやがったんだ」
ハンジ「い、いやぁ……」
ハンジ(寝顔見てたらくっつきたくなったなんて…………)
リヴァイ「おい?」
ハンジ(誰が言えるか!!!)
〆
81
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/04/28(日) 23:15:19 ID:IBGaglj2
【春眠暁なんて覚えてられない】
ハンジ「ところでさー」
リヴァイ「なんだ」
ハンジ「なんでソファに移動してるの?」
リヴァイ「俺は起きた。お前は寝てた。肩が枕のままだといてぇだろ」
ハンジ「あぁ、寝違えるかもしれないしね。ありがとう」
リヴァイ「いや……」
ハンジ「それで、なんであなたも寝てたの?」
リヴァイ「気持ち良さそうに寝ているお前を見てたら眠くなった」
ハンジ「……わりかしそういうの隠さないよね、リヴァイって」
82
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/04/28(日) 23:16:04 ID:IBGaglj2
リヴァイ「あ?」
ハンジ「いやいや、こっちの話。で、わざわざ私の下敷きになったの?」
リヴァイ「下敷きになったのは腹から胸辺りまでだ」
ハンジ「あなたななめに寝てたもんね。頭は肘掛に置いてたけど」
リヴァイ「ああ。そうやって抱き抱えたらしがみついてきたな」
ハンジ「そんなことはいいんだよ!///」
リヴァイ「そうか?」
ハンジ「そうだよ! ってか、本気で寝に入らないでよ。起きたんたら起こしてくれよ」
リヴァイ「まだいいかと」
83
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/04/28(日) 23:17:01 ID:IBGaglj2
/
ハンジブンタイチョー!!!!!!!
\
ハンジ「あぁぁ……探されてる」
リヴァイ「すぐここに来るだろ」
ハンジ「言い訳、言い訳考えなきゃ」
リヴァイ「寝坊だろ」
ハンジ「職務中なのに……」
リヴァイ「研究に没頭しすぎて会議を忘れるよかマシだろ」
ハンジ「…………それ、どっちもどっちだね…………」
リヴァイ「…………そうだな」
〆
84
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/04/28(日) 23:17:31 ID:IBGaglj2
【嘘ではないけれど】
ヒョオオォォォ……
ハンジ「昨日はあんなに穏やかな気候だったのに」
リヴァイ「戻り寒波ってやつか」
ハンジ「だいぶ遅い戻りだけどね。春の嵐って感じかな?」
リヴァイ「今日の立体機動は中止か?」
ハンジ「まぁ、そうなるだろうね。風が強すぎる」
リヴァイ「嵐並みじゃな」
ハンジ「うん」
リヴァイ「そんなことを言いに来たのか?」
ハンジ「いやぁ、寒くてさ」
リヴァイ「寒くて?」
85
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/04/28(日) 23:18:01 ID:IBGaglj2
ハンジ「リヴァイに紅茶淹れてもらおうかと」
リヴァイ「てめぇで淹れろ」
ハンジ「リヴァイの! 淹れた紅茶が飲みたいんだよ。リヴァイの紅茶はなんせ最高だからねぇ」
リヴァイ「……そうか」
ハンジ「そうそう。リヴァイが淹れた紅茶飲んだら他のは飲めないと言っても過言じゃないね」
リヴァイ「……」
ハンジ「淹れてくれる?」
リヴァイ「……分かった」ガタッ
ハンジ「やった! ありがとう、リヴァイ!」
リヴァイ「……ああ」スタスタ
ハンジ「…………」
ハンジ(背中がウキウキしている)
ハンジ(……ふっ、チョロいぜ)
〆
86
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/04/28(日) 23:18:39 ID:IBGaglj2
【お誘い】
リヴァイ「今夜は来るのか?」ズズズズ
ハンジ「ごふっ!」
リヴァイ「汚ぇな」シワー
ハンジ「い、ごほっ、いきなり、変なこと言い出すからでしょ」ゴホッゴホッ
リヴァイ「変なことじゃねぇ」カチャッ
ハンジ「何なんだよ」
リヴァイ「で、来るのか?」
87
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/04/28(日) 23:19:14 ID:IBGaglj2
ハンジ「……それは」
リヴァイ「寒いんだろ?」
ハンジ「……」
リヴァイ「来るんだな?」
ハンジ「…………」
リヴァイ「来るんだろ?」
ハンジ「………………ウン」
リヴァイ「そうか」ズズズズ
ハンジ「…………///」ズズズズゥ
〆
88
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/04/28(日) 23:21:00 ID:IBGaglj2
レスありがとうございます
平成最後の更新(どうでもいい)
あと約一時間後にアニメ!
次は令和最初の日曜に。ではまたーノシ
89
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/04/29(月) 01:15:52 ID:RYefxYZo
乙です!
90
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/04/29(月) 01:21:10 ID:RYefxYZo
途中送信してしまった
平成最後のラブラブ見れて良かった
令和でももっとイチャコラしてくれ
アニメも原作も大変な時だからここが本当癒しになる
91
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/04/29(月) 05:01:23 ID:N/sEPL4E
乙
令和でもよろしく
92
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/05/01(水) 01:33:23 ID:RtGu88c6
1のリヴァハン
マジ癒し
あと
令和なったね〜
93
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/05/03(金) 12:11:18 ID:F68GBsd2
いつもとは逆でハンジさんが兵長を洗ってあげるところが見たいなw
兵長のダメ出し多そうだけどw
94
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/05/05(日) 23:33:22 ID:pCNMxI7I
【花を咲かせるのは大変】
――街――
ハンジ「春になると街も華やかに見えるね」
リヴァイ「そうか?」
ハンジ「なんだかんだ花が咲くからあちこちに飾られてるだろ?」
リヴァイ「あぁ……」
ハンジ「ガーデニングなんかしてるところはちょっとした観光スポットだよね。花であふれてる」
95
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/05/05(日) 23:34:00 ID:pCNMxI7I
リヴァイ「たまに見かけるな。花で埋もれるんじゃねぇかって家が」
ハンジ「あれらを管理するの大変だろうね。咲いてない時も世話しないと次の年に花をつけないかもしれないし」
リヴァイ「手間がかかるな」
ハンジ「本当に」
リヴァイ「…………」ジッ
ハンジ「なんだい?」
リヴァイ「本当に手間がかかるな」
ハンジ「??」
〆
96
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/05/05(日) 23:34:43 ID:pCNMxI7I
【オレンジ】
「いらっしゃいませー! 今が旬だよー」
ハンジ「お、珍しい。道で果物が売ってるよ。オレンジだね」
リヴァイ「移動販売か」
ハンジ「こんにちは! これおじさんが作ってるのかい?」
おじさん「まあな! ちっとばかし規格外のやつを安く売ってんだ」
リヴァイ「なるほど。大きさが様々だな」
ハンジ「そうだね。あ、これすっごいちっちゃい。手の平サイズだ。かわいいな」
97
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/05/05(日) 23:35:54 ID:pCNMxI7I
おじさん「あーそこまでのは弾いてたはずなんだが混ざってたか」
ハンジ「いくつか頂こうかな」ヒョイヒョイ
おじさん「はいよ、このちっさいのおまけであげるよ」
ハンジ「ありがとう」
おじさん「こちらこそ、ありがとなー」
リヴァイ「……いくつか、のわりに買ったな」
ハンジ「うん、部下に分けようかと」
リヴァイ「そうか」
〆
98
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/05/05(日) 23:36:25 ID:pCNMxI7I
【お裾分け】
ハンジ「はい、お裾分けだよー」
ニファ「わぁ、オレンジ! いい香り〜」
モブリット「ありがとうございます、ハンジ分隊長」
ケイジ「うまそうだな」
アーベル「さっそく食うか」
ニファ「あ、皮捨てるならちょうだい」
アーベル「ん? どうするんだ?」
ニファ「石鹸作ろうかなと思って」
99
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/05/05(日) 23:37:01 ID:pCNMxI7I
ケイジ「オレンジでか?」
ニファ「石鹸に混ぜるんだよ」
ハンジ「オレンジの皮には油を落とす成分が含まれてるからちょうどいいね」
モブリット「そうなんですか」
ニファ「オレンジの香りも爽やかで石鹸にするには持ってこいなんですよ〜」
リヴァイ「ほう」
ニファ「出来たらハンジ分隊長とリヴァイ兵長にもお渡ししますね」
リヴァイ「いいのか?」
ニファ「はい! 是非!」
ハンジ「ありがとうね」フフッ
〆
100
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/05/05(日) 23:37:41 ID:pCNMxI7I
【ちっちゃいオレンジの行方】
ハンジ「はい、リヴァイ」コトッ
リヴァイ「これは」
ハンジ「せっかくだからあのちっちゃいオレンジを使ってオレンジティー作ってみたんだ」
リヴァイ「……」ズズ…
ハンジ「どうだい?」
リヴァイ「……悪くねぇな」
ハンジ「よかった。ハチミツも少し入れてるんだよ」
リヴァイ「そうか」ズズズズ
101
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/05/05(日) 23:38:20 ID:pCNMxI7I
ハンジ「ちっちゃいけどちゃんと実はあったからね。まぁちょっと酸っぱかったからハチミツで調節したよ」
リヴァイ「ん」
ハンジ「おかわりかい? どうぞ」
リヴァイ「ん」
ハンジ「本当、ニファの言うとおりいい香りだ」ハァー
リヴァイ「そうだな」
ハンジ「ふふっ、なんだかいい日だね」
リヴァイ「……ああ」ズズズズ
〆
102
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/05/05(日) 23:39:07 ID:pCNMxI7I
【穏やかな午後】
リヴァイ「……で、寝るか」
ハンジ「」スヨスヨ
リヴァイ「まぁ、徹夜ばかりしているよりかはいいか」ナデ…
ハンジ「」ニヘー
リヴァイ「……」
ハンジ「」スヨスヨ
リヴァイ「……」
ハンジ「」ムニャムニャ
103
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/05/05(日) 23:39:48 ID:pCNMxI7I
リヴァイ「人の膝の上でいい気なもんだ」ナデナデ
ハンジ「」スヨスヨ
リヴァイ「硬ぇ枕のはずだがな」ナデ…サラッ
ハンジ「」ニヘー
リヴァイ「……腑抜けたツラしやがって」
――ハンジ『ふふっ、なんだかいい日だね』
リヴァイ「…………」
ハンジ「」スヤスヤ
リヴァイ「あぁ、全くだな」
〆
104
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/05/05(日) 23:43:44 ID:pCNMxI7I
レスありがとうございます
令和だな! 令和初更新。いろいろ有難い言葉をありがとう
リクエストさんくす。ニファが石鹸作ってるからチャンスだ
4/14のオレンジデーになるか? 紅茶花伝のオレンジティーが美味いからネタにしたんだがww
何かが混ざってんの好きじゃなかったんだけどこれは好きなんだよな
どうやらオレンジティーを定番化してくれたみたいなのでステルスしてないマーケティングをしてみたw
日曜に。ではまたーノシ
105
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/05/06(月) 07:36:57 ID:gOKpUTIs
ニファ女子力たけぇ
106
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/05/07(火) 22:38:37 ID:FtjYbOac
乙
紅茶花伝のオレンジティーあれ美味しいよな
107
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/05/12(日) 23:05:53 ID:7lVexdaA
わくわく
アニメとここの更新があるから日曜日好き
108
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/05/12(日) 23:09:55 ID:iS4PpTpQ
【騒がしい】
キャハハハ ウフフフ
窓||リヴァイ「?」))
ハンジ「?」))
リヴァイ「ニファ? と他にもいるな」
ハンジ「あぁ、石鹸作りだよ」
リヴァイ「この間言っていたあれか」
109
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/05/12(日) 23:10:30 ID:iS4PpTpQ
ハンジ「そうそう。オレンジの皮干してたしね」
リヴァイ「あれっぽっちで大丈夫なのか?」
ハンジ「なんか色々な石鹸作るって言ってたよ」
リヴァイ「そうか」
ハンジ「そしたら私も私もって人が集まったみたい」
リヴァイ「…………」
アハハハハ! キヤーハハハハ
〆
110
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/05/12(日) 23:11:46 ID:iS4PpTpQ
【見守り兵長】
リヴァイ「石鹸作りは外でじゃねぇとダメなのか?」
ハンジ「そういうわけじゃないけど換気が必要だし人数も多いから外にしたんじゃないかな?」
リヴァイ「そうか…………なんだ、あの格好は」
ニファ「準備できたー?」←ゴーグルにマスクにエプロンに保護用手袋
ハンジ「劇物使うからだろうね」
リヴァイ「劇物?」
111
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/05/12(日) 23:12:19 ID:iS4PpTpQ
ハンジ「水酸化ナトリウム、俗称、苛性ソーダっていう物を使うんだけどこれが劇物なんだ」
リヴァイ「……」
ハンジ「肌に付着すると皮膚を溶かしちゃうし、目に入ると失明してしまうこともある」
リヴァイ「やべぇやつじゃねぇか」
ハンジ「確かに凄く危険な物質で取り扱いの注意は必要だね。
固形のものにいきなり水を混ぜたりしたら爆発的反応したりするし」
リヴァイ「……」
ハンジ「ニファはちゃんと扱い方知ってるから、心配しないで」
リヴァイ「……ならいいが」
〆
112
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/05/12(日) 23:13:19 ID:iS4PpTpQ
【なんだと】
リヴァイ「その苛性ソーダとかいう皮膚を溶かす劇物が石鹸には混ざっているのか」
ハンジ「そうだね。油なんかを混ぜて石鹸にするんだ」
リヴァイ「油?」
ハンジ「廃油を使って石鹸を作ったりするよ。石鹸化してしまえば皮膚が溶けたりはしない」
リヴァイ「石鹸化……」
ハンジ「昔は鹸化って言ってたんだけど定義が変わったみたいでね」
リヴァイ「その辺はどうでもいい」
ハンジ「だよね。とにかく反応して石鹸って物質になるんだよ」
リヴァイ「そうか」
ハンジ「完成するまで1ヶ月くらいかかるんだよね」
リヴァイ「!?」
〆
113
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/05/12(日) 23:14:04 ID:iS4PpTpQ
【作り方】
リヴァイ「そんなに大変なのか」
ハンジ「まぁそうだね、まずあの出で立ちと苛性ソーダに強い器ガラスとかが必要だ」
ハンジ「鉄なんかは腐食したり変質したりするからね」
ハンジ「材料は油と水と苛性ソーダね。油と水を水酸化ナトリウムで中和させることで石鹸ができるんだ」
ハンジ「油の種類によって使い心地が違ったりするよ」
ハンジ「水も精製されたものじゃないとダメだし」
リヴァイ「…………」シワー
ハンジ「……ざっくりいこうか」
114
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/05/12(日) 23:14:50 ID:iS4PpTpQ
ハンジ「苛性ソーダ水を作り、それと油の温度を同じにして少しずつ混ぜる」
ハンジ「休まず20分くらいかき混ぜていい具合になったら香り付けしたりして型に入れて1日から2日保温」
ハンジ「固まったら取り出して均一に切って1ヶ月間日の当たらない風通しのいいところで熟成、乾燥させる」
リヴァイ「苛性ソーダに水を混ぜると危ねぇんじゃねぇのか」
ハンジ「そうだよ。だから少しずつ温度も見ながら混ぜるんだ。刺激臭もあって吸い込んだりすると良くない」
リヴァイ「結構面倒なんだな」
ハンジ「うん。取り出すときも手袋が必要だったりもするね。まぁ、劇物使うから多少はね」
リヴァイ「…………そうか」
〆
115
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/05/12(日) 23:15:36 ID:iS4PpTpQ
【困ったような顔】
ニファ「兵長!」
リヴァイ「ニファ?」
ニファ「石鹸、やっとできたんですよ! どうぞ」スッ
リヴァイ「…………」シワー
ニファ「? どうしたんですか?」
リヴァイ「いや、貰っていいのか? 手間かかったんだろう?」
ニファ「へ?」
ハンジ「あ、ニファ! 石鹸出来たのかい?」
ニファ「ハンジ分隊長。はい、出来ましたよー。今持っていくところでした」
リヴァイ「……」シワー
ハンジ「リヴァイどうしたの?」
116
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/05/12(日) 23:16:24 ID:iS4PpTpQ
ニファ「あ、リヴァイ兵長。問題ないですよ! 沢山作ったんです! 他の人にも配ったりしてますから!」
リヴァイ「……そうか」
ハンジ「あー……もしかして遠慮しちゃったのか」
ニファ「?」
ハンジ「いや、作り方をざっくり教えたんだけどさ」
ニファ「あぁ……みんなで楽しくやりましたし、レクリエーションの一つなんで気にしないでください」
リヴァイ「……そういうことなら」
ニファ「はい! 貰ってくださった方が嬉しいです!」
リヴァイ「そうか。ありがとう」
ハンジ「…………」ムズムズ
ハンジ(ヤバイな、頬が緩む。抱き締めて撫でくり回したい気分だ)
〆
117
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/05/12(日) 23:18:09 ID:iS4PpTpQ
レスありがとうございます
作者曰くニファはおしゃれ番長らしいから
あのオレンジティーは常に冷蔵庫に1本ある(毎日飲んでるわけじゃない)
お待た
石鹸の作り方。詳しく書いてたらなんのSSか分からんなと思ってダイジェスト
手作り石鹸良さそうだけど大変そうだから無理だわ
苛性ソーダって身分証提示しないと買えないってさ。さすが劇物
日曜に。ではまたーノシ
118
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/05/12(日) 23:45:16 ID:7lVexdaA
乙です
なんか勉強になったw
遠慮するリヴァイがかわいい
119
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/05/19(日) 22:35:16 ID:sZ5F3njo
【されるがまま】
ハンジ「んー」ナデナデナデナデ
リヴァイ「……」
ハンジ「んふふふ」ギューナデナデナデナデ
リヴァイ「……おい」
ハンジ「うふふふ」ナデナデナデナデ
リヴァイ「おい、クソメガネ」
ハンジ「ん? なんだい?」
リヴァイ「これはどういう状況だ」
ハンジ「私がリヴァイを抱え込んで撫でくり回しているところだよ」
リヴァイ「そんなことは分かっている。なんでそんなことをしている」
ハンジ「したかったから」ナデナデナデナデ
リヴァイ「…………」シワー
〆
120
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/05/19(日) 22:35:54 ID:sZ5F3njo
【奇行】
ハンジ「はぁー満足した」プハー
リヴァイ「…………そうか」グッタリ
ハンジ「紅茶もありがとうね」カチャッ
リヴァイ「……俺が、飲みたかったからついでだ」
ハンジ「うん、ありがとう」
リヴァイ「……」ズズズズ、カチャッ
ハンジ「あーおいし」
121
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/05/19(日) 22:36:26 ID:sZ5F3njo
リヴァイ「なんだったんだ」
ハンジ「ん? だから撫でくり回したかっただけだよ」
リヴァイ「意味が分からねぇ」
ハンジ「だけどあなた撫でられ放題だったねぇ」クスクス
リヴァイ「意味が分からなかっただけだ」
ハンジ「? あ、私に何かあったと思ったのかな?」
リヴァイ「何も無いようで何よりだな」グッタリ
ハンジ「ごめんごめん。本当に撫でたかっただけなんだ」
リヴァイ「やっぱり意味が分からねぇ」
〆
122
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/05/19(日) 22:39:14 ID:sZ5F3njo
【使い方】
リヴァイ「…………」フム
ハンジ「石鹸がどうかした?」
リヴァイ「いや、よくできてるなと思ってな」
ハンジ「うん、凄いよね。そうそう、手作り石鹸は体や髪だけじゃなく掃除や洗濯、食器洗いにも使えるよ」
リヴァイ「そうなのか?」
ハンジ「うん。茶渋なんかも綺麗に落ちると思うよ。ただ香り付きのものはあまり的さないかもね」
リヴァイ「まぁ、食器洗いにはそうだな。いろいろ使えてかなり便利だが掃除洗濯……体に悪くねぇのか」
ハンジ「洗浄力はそれなりにあるけど体に悪くはないよ。
それどころか余分な皮脂を落として落とさなくていいものを残してくれるから肌にいいよ」
123
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/05/19(日) 22:39:59 ID:sZ5F3njo
リヴァイ「そうなのか」
ハンジ「市販のものは安定性や使用期間を延ばすためのものが入ってるし、ガッツリ色々落としちゃうね」
ハンジ「その変わり安定してるしばらつきもないし、手軽で使用期間も長い。
どっちにも良いところ悪いところがある」
リヴァイ「これはどれくらい持つんだ?」
ハンジ「大体1年くらいかな? 物によっては3ヶ月とか……。
まぁ、最後は見た目や匂いで判断しないといけないけどね」
リヴァイ「そうか」
ハンジ「あやしいけど捨てるにはって感じなら洗濯や掃除に使うといいよ」
リヴァイ「そうだな、そうする」
〆
124
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/05/19(日) 22:40:33 ID:sZ5F3njo
【好み仕立て】
リヴァイ「……」スンッ
リヴァイ「!」
ハンジ「どうかした?」
リヴァイ「紅茶の香りがする」
ハンジ「今飲んでるから当たり前でしょ」
リヴァイ「違う、石鹸からだ」
ハンジ「どれどれ……本当だ。紅茶を使ったのか」
リヴァイ「そういうのもありなのか」
125
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/05/19(日) 22:41:10 ID:sZ5F3njo
ハンジ「うん。自分の好きな香りを付けるんだよ。これはオレンジと紅茶、両方入れたんだね」
リヴァイ「ほう」
ハンジ「いろいろ作ったって言ってたから他にもあるんだろうね」
リヴァイ「だろうな」
ハンジ「花の香りは定番だからいろんな花のものがあるだろうなぁ。今は花も盛りだしね」
リヴァイ「ああ」
ハンジ「……その中で紅茶、か。ニファってば」クスクス
リヴァイ「あ?」
ハンジ「ニファは良い子だなって」
リヴァイ「…………そうだな」
〆
126
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/05/19(日) 22:41:50 ID:sZ5F3njo
【常に漂う】
ハンジ「紅茶には消臭、殺菌、抗酸化作用があるからますますあなた好みだね」
リヴァイ「そうか」
ハンジ「ニファのことだから肌に優しいもの使って作っただろうし、使うのが楽しみだ」
リヴァイ「お前も貰ってたな」
ハンジ「うん。花の香りのものもあったよ」
リヴァイ「そうか」
127
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/05/19(日) 22:42:40 ID:sZ5F3njo
ハンジ「ふふっ」
リヴァイ「なんだ」
ハンジ「いや、これをあなたが使うのが楽しみだな」
リヴァイ「?」
ハンジ「紅茶の香りを纏ったリヴァイ…………あれ?」
リヴァイ「なんだ」
ハンジ「いつもとそんなに変わらなくない?」
リヴァイ「知るか」
〆
128
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/05/19(日) 22:44:10 ID:sZ5F3njo
レスありがとうございます
本当に
日曜に。ではまたーノシ
129
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/05/20(月) 07:51:32 ID:QPBSNXgA
ハンジの蘊蓄とそれを真面目に聞いてるリヴァイというこのシリーズでお馴染みの光景すき
130
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/05/26(日) 22:04:57 ID:ZgteaAwc
【ずっと見てる】
リヴァイ「……」フム
ハンジ「……」
ハンジ(あの石鹸ずっと持ってるな)
ハンジ(気に入ったのかな?)
ハンジ「…………」
リヴァイ「…………」つ石鹸⊂
131
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/05/26(日) 22:05:29 ID:ZgteaAwc
ハンジ「……ね、せっかくだし、今からお風呂入る?」
リヴァイ「あ?」
ハンジ「背中流してあげるよ」
リヴァイ「……どういう風の吹き回しだ」
ハンジ「だってあなたカラスの行水じゃないか。石鹸ちゃんと使わないと勿体ないだろ?」
リヴァイ「ちゃんと使う」
ハンジ「まーまー。さぁ、行くよ」グイグイ
リヴァイ「……」
〆
132
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/05/26(日) 22:06:36 ID:ZgteaAwc
【洗うのはお前だ】
ハンジ「さぁ、座って」
リヴァイ「……待て」
ハンジ「なんだい?」
リヴァイ「なんでてめぇは服着てんだ」
ハンジ「入るの私じゃないし」
リヴァイ「服が濡れるだろうが」
ハンジ「大丈夫大丈夫背中だけだから」
リヴァイ「ふざけんな、脱げ」
ハンジ「いやいや」
リヴァイ「ここは風呂場だ。脱げ」
133
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/05/26(日) 22:07:55 ID:ZgteaAwc
ハンジ「せ、背中流すだけだし」
リヴァイ「ちゃんと洗えと言ったのはお前だろうが」
ハンジ「洗えとは言ってないね! ちゃんと使えって言ったんだよ」
リヴァイ「ほぅ? そのちゃんと、とやらは背中だけのことなのか?」
ハンジ「ち、違うけど」
リヴァイ「言ったことの責任は持て、ハンジよ」
ハンジ「ぐっ……わ、分かったよ!」
リヴァイ「なら脱げ」
ハンジ「脱衣場で脱いでくるよ! 首洗って待ってろ!」
バタンッ!!
リヴァイ「…………洗わねぇで待っててやるよ」
〆
134
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/05/26(日) 22:08:36 ID:ZgteaAwc
【その場の空気というもの】
ハンジ「……座れ」
リヴァイ「タオルか」
ハンジ「すっ裸で来れるか!」←タオル巻き巻き
リヴァイ「何故そこで恥じらうのか分からんな。すっ裸でうろちょろしてることもあるだろうが」
ハンジ「うろちょろしてないよ! 何て言うか……雰囲気違うじゃないか!」
リヴァイ「……よく分からん」
ハンジ「もう! 分からなくていいから背中向けて! ほらほら」グイグイ
リヴァイ「……」
〆
135
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/05/26(日) 22:09:19 ID:ZgteaAwc
【風呂場に香る】
ハンジ「オレンジティー石鹸持ってきたよ。これでいい?」
リヴァイ「ああ」
ハンジ「泡立ててーっと」モコモコ
リヴァイ「……」スンッ
ハンジ「ふわぁーいい香りだねぇ! 爽やかだし」
リヴァイ「ああ、これはいいな」
ハンジ「お、相当気に入ったね!」
リヴァイ「悪くない」
ハンジ「良かった良かった。今度ニファに報告しておこう。じゃあ洗うよー」
リヴァイ「ああ」
ハンジ「ふんふーん」モコモコ
リヴァイ「……」
〆
136
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/05/26(日) 22:10:07 ID:ZgteaAwc
【ただ見たかっただけ】
ハンジ「お痒いところはございませんかー」ゴシゴシ
リヴァイ「ねぇな」ゴシゴシ
ハンジ「そっかそっかー」
リヴァイ「ハンジ」
ハンジ「なんだい?」ゴシゴシ
リヴァイ「背中はもういい」
ハンジ「…………」ピタッ
リヴァイ「いい加減皮が剥げる」
137
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/05/26(日) 22:10:48 ID:ZgteaAwc
ハンジ「そんなことはないさ」
リヴァイ「ハンジ」
ハンジ「……」
リヴァイ「洗うと言ったのはお前だ」
ハンジ「全身やるとは言ってないし……」
リヴァイ「何故洗うと言い出したんだ」
ハンジ「……この石鹸で洗ってあげたかったんだよ。気に入ってたみたいだし」
リヴァイ「?」
ハンジ「初めて使うときにどんな顔するのかな? って思ってさ」
リヴァイ「…………」
138
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/05/26(日) 22:11:30 ID:ZgteaAwc
ハンジ「ちょうど一緒にいたし……と、思って……」
リヴァイ「……ぃい奴だ」ボソッ
ハンジ「はい?」
リヴァイ「いや。どうせだ、全部洗え」
ハンジ「なんでそうなるんだよ!」
リヴァイ「むしろここまで来てそれはねぇだろ」
ハンジ「っ、そりゃそうだけどさ」
リヴァイ「背中だけで済むわけねぇことくらい分かっていたはずだろ?」
ハンジ「…………そりゃ、そう、だけどさ……」
〆
139
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/05/26(日) 22:12:05 ID:ZgteaAwc
レスありがとうございます
多分次の投下に∬が混ざるかなー? 多分だけど
もしかしたら日曜前に来るかもしれないがとりあえず日曜に。ではまたーノシ
140
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/05/26(日) 23:30:46 ID:at.B3yT2
乙です!
リクエスト応えてくれてありがとう
ものすっごい嬉しい
しかも今後のえろ展開が楽しみすぎてヤヴァイ…!
141
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/06/02(日) 21:45:34 ID:tnloF66Q
【囚われる】
ハンジ「……」
ハンジ(なんでこうなった……いや、自業自得というやつか)
ハンジ(予測はできたはずなのに、目先のものに囚われていた)
ハンジ(こんなことではダメじゃないか、ハンジ・ゾエ!)
リヴァイ「おい、ハンジ」
ハンジ「ん?」ゴシゴシ
リヴァイ「右腕ばっかり磨いてんじゃねぇよ」
ハンジ「ほいじゃ、次左腕ね」ポイッ
リヴァイ「右腕を放るな」
ハンジ「なんだよ、背中以外も磨いてあげてるんじゃないか」
リヴァイ「1ヶ所に集中しすぎだクソメガネ」
〆
142
:
◆uSEt4QqJNo
:2019/06/02(日) 21:46:04 ID:tnloF66Q
【戦略】
ハンジ「……」
ハンジ(つ、次はどうしようか……)ゴクリッ
ハンジ(背中、腕ときたらあとは前面と足……)
ハンジ(つまり正面に回らなければならないっ)
ハンジ(絶対ガン見される! 逆の立場ならガン見する……いや、見ないわ。見れないわ。リヴァイずるいな)
リヴァイ「……」
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