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クー子「……少年の肉欲が常軌を逸していてヤバい」クー音「」
1
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/01/03(木) 20:10:12 ID:hQwlp4cI
近藤和泉の叔父が経営する喫茶店で今年最高炎天下を記録する下ネタトークシリーズ一覧
ニャル子「真尋さんが絶倫になりすぎてヤバイ」珠緒「え?」
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read_archive.cgi/internet/14562/1432961302/
真尋「ニャル子の事が好きすぎてヤバイ」ハス太「ふぇ?」
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read_archive.cgi/internet/14562/1439610006/
某所で描いた漫画(TNK-9999のところを誤ってTNK-999に、卿が郷になってるため読む気の方は予め脳内修正しといてください、他にも酷い誤植・誤字あるかも)
https://hebi.5ch.net/test/read.cgi/news4vip/1497955744/
https://hebi.5ch.net/test/read.cgi/news4vip/1515837151/
2
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/01/03(木) 20:10:53 ID:hQwlp4cI
https://i.imgur.com/yvO9U8t.jpg
3
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/01/03(木) 20:13:38 ID:hQwlp4cI
クー子「……少年とは一緒にいて短期間で種族を越えた信頼関係を築いてきた」
クー子「お互い対等な立場であり、話し、遊び、じゃれ合っている」
クー子「しかし、いくら関係が種を越えようと」
クー子「種としての身体の強弱まで対等になる事はありえない」
クー子「それをおろそかにしてはしないし、なるはずがない」
クー子「コネとはいえ惑星保護機構の一員として少年を守りながら仕事をしているわたし達が一番わかっている」
クー子「だから夜のプロレスごっこでも我々邪神が優位に立つ」
クー子「意識しなくても潜在的にそう判断するのが当然」
クー子「……邪神の肉欲に人間が勝るはずない」
クー子「……そんなふうに考えていた時期がわたしにもありました」
クー子「でも目の前の光景とわたし自身が直に体感したから断言できる」
クー子「……少年の肉欲が常軌を逸していてヤバい」
クー音「」
4
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/01/03(木) 20:15:23 ID:hQwlp4cI
クー子「……少年とニャル子がそういう関係になっていた事は薄々気付いていた」
クー子「だからこの際やけくそで夜のプロレスごっこ中で飛び込んでみたら」
クー子「フォークで刺された」
クー子「痛かった」
クー子「けどそれよりも少年がニャル子の主導権を握ってた事実に驚いた」
クー子「人間が邪神を上回る訳がないというのは自然界においての本能に刻まれた遺伝子」
クー子「だからニャル子が少年を立てているのだと考えた」
クー子「だが違った」
クー子「それから色事を体育座りで見物していた」
クー子「それからだった」
クー子「知能が拒むような、真実と偽りの区別がつかず姉さんのボイスレコーダーに結婚を約束した時に見た、当時、未体験のホラー番組と同一の恐怖を思い出したのは」
クー音「」
5
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/01/03(木) 20:16:17 ID:hQwlp4cI
クー子「……後にニャル子から聞いた」
クー子「初めは人間と邪神相応の交尾であったとの事」
クー子「だが僅かな違和感は生まれていた」
クー子「しかし邪神の本能が理解を遅らせた」
クー子「ニャル子は気がついた時には」
クー子「少年に主導権を取られていたらしい」
クー子「……正直ニャルラトホテプ族特有の虚言癖だろうと片付けた」
クー子「ニャル子は少なくとも爽快なジョークを口走ってもそんな嘘をつく事はなかった」
クー子「けどニャル子との幼稚園の頃からの深い絆よりも、わたしの本能はニャルラトホテプ族への偏見」
クー子「レイシャル・プロファイリングを優先してしまった」
クー子「ニャル子との信頼関係を著しく傷つける判断だと思う」
クー子「でもそれを恥じないほど、ニャル子の言葉は信じられない単語の羅列だった」
クー音「」
6
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/01/03(木) 20:17:10 ID:hQwlp4cI
クー子「……だから真相を確かめるべく」
クー子「夜の営みを正座で観戦した」
クー子「言葉通りほぼ少年が優位に立っていた」
クー子「たまにニャル子が上になる事もあったが」
クー子「それは少年の慎み深さがあって成立したもの」
クー子「ニャル子の言葉は何一つ虚言や誇張もない」
クー子「すべての立場を平等に表した真実だったけど」
クー子「……光景が理解を置いていった」
クー音「」
7
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/01/03(木) 20:18:27 ID:hQwlp4cI
クー子「……少年の激しさは次第に増していき」
クー子「休日ともなるとまる一日し続けるほどのスタミナを手にしていた」
クー子「今が少年のもっとも盛りの時期だから?」
クー子「だとしても邪神に勝てない」
クー子「邪神ハンターの息子だから?」
クー子「そもそも少年のお母さんは邪神ハンターといっても対象はほぼ地球産の在来種」
クー子「ヒュプノスを倒せるとはいえ規模は地球に収まる程度」
クー子「それに少年の邪神ハンターの血はフォークがあってこそ」
クー子「その光景とは何も関係ないはず、あったとしてこうまで邪神を超える力が身につくものか」
クー子「身について何で人の身を滅ぼしかねない、否、滅ぼすはずの力に少年は耐えられる?」
クー子「確かにわたし達と共にいた少年の環境適応能力は高い、でもついてくるのがやっとのはず」
クー子「理解がおいつかないその情報量に」
クー子「わたしの頭はオーバーヒートを起こした」
クー音「」
8
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/01/03(木) 20:22:31 ID:hQwlp4cI
クー子「……雌と雄の匂い」
クー子「それ以上の現実にオーバーヒートでショートしているわたしに、ニャル子はわたしを少年の側室に迎えてくれた」
クー子「今思えばうれしいサプライズ」
クー子「ニャル子と少年、両方の恋人になれる事と同位でこれほど望んだ事はない」
クー子「けどオーバーヒートを起こしたわたしの頭には、感動に打ちひしがれる事もできず」
クー子「ただうなずいて受け流されていた」
クー子「……今思い出すとニャル子も限界だったんだと思う」
クー子「少年の愛をすべて受け入れるのは限界に達していた」
クー子「だから一番近くの信頼出来、それをもっとも望むわたしを選択してくれたんだと思う」
クー子「頭がパンクしていたわたしは感情表現をする暇なく」
クー子「少年と行為に及んでいた」
クー子「らしい」
クー音「」
9
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/01/03(木) 20:23:21 ID:hQwlp4cI
クー子「……処女を失った出来事は霞の如くおぼろげで」
クー子「本来なら痛覚や快楽を身に刻むはずなのに、何度も繰り返すけどオーバーヒートしすぎて痛覚も機能しなかった」
クー子「事が終わり十数時間が経った頃、ようやく現状を把握できた」
クー子「と思っているが今でも夢か幻覚だったんじゃないかっていうのは正直ある」
クー子「なんかニャル子も少年も申し訳なさそうだったし」
クー子「わたしはわたしで、把握した情報の整理でボーっとしていたから無理もないと思う」
クー子「その後も何度もヤってるけど大抵わたしの脳の処理がおいつかず気付いたら朝になっている事が多々ある」
クー子「もうなんかすごいし、すごいという言葉しか出ないし」
クー子「なんていうか」
クー子「精液ボテってあるんだね」
クー音「」
10
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/01/03(木) 20:24:22 ID:hQwlp4cI
クー子「……もうニャル子と少年なしでは生きていけない身体になった」
クー音「」
クー子「……だから少年に害を与えないようにね」
クー子「わたしも本気で怒るよ」
クー子「じゃあ、伝えたい事終わったし、帰るね」
クー子「すみません、お会計お願いしまーす」
和泉「かしこまり!」
クー子「……クー音姉さんのおごりで」
クー音「」
11
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/01/03(木) 20:25:19 ID:hQwlp4cI
外
クー音「……」トコトコ
クー音「「「何でクー子より先にニャルラホテプとヤってんのよ! まるで意味がわからんわ! 答えてみろルトガー!」」」
クー音「「「絶対に許さんぞ! 地球人ども! 一匹残らずなぶり殺しにしてやるゥゥッッ!!」」」ゴオオオオッッッ
友佳「うわぁ……フリーザの台詞でザマスみたいな事言ってるよ」
珠緒「略してフリーザマスね――ってあの人もしかして……」
クー音「師匠ッッッ!!!」
友佳「うげっ、タマ姉の知り合い?」
珠緒「え……う、うん、元々メル友の関係だったんだけど、最近クー子ちゃん……同級生の親戚だってわかって何度か会ったのよ」
友佳「へ……へぇ」アトズサリー
珠緒「あれ、急に距離感じるんだけど何でかな?」
クー音「その子師匠の友達?」
珠緒「従妹だよ――」
友佳「絶縁したタイプの親戚だった関係です」
珠緒「」
12
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/01/03(木) 20:26:38 ID:hQwlp4cI
珠緒「うらぎりものー!」
友佳「どうしたんですか、暮井さん、そんなに騒がないでください、目立つじゃないですか」
珠緒「急に他人行儀にならないで、可哀想な人を見る眼差しをこっちに向けないで!」
クー音「師匠も大変なんだね」
珠緒「全部あんたが原因だよ!」
クー音「ところで彼氏との関係はどうなったのよ」
友佳「え、タマ姉彼氏出来たの? 何で言ってくれないのよ」
珠緒「だから彼氏じゃないって、知人に頼まれて無理矢理付き合ってんのよ」
友佳「また何で」
珠緒「平たく言うと幼馴染がホモになりそうだから、そうなる前にノーマルにしてほしいんだって」
友佳「すでにホモだったら詰んでない?」
珠緒「それはそれで手遅れという事で断る理由にはなるんじゃないかな?」
珠緒「悪い人じゃないけど、そこまで興味を引く相手じゃないし、相手も事情知ってるから毎回距離感がある接し方なのよ」
珠緒「別れるなら代わりに女性紹介するよう頼まれてるんだけど、その代わりが見つからなくて」
友佳「へぇ」
13
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/01/03(木) 20:31:00 ID:hQwlp4cI
珠緒「という訳で友佳ちゃん、お前が彼女になるんだよ!」
友佳「タマ姉が気にいらない相手を、あたしが気にいると思わないから断る」
珠緒「じゃあクー音さん――」
クー音「虚弱貧弱無知無能の地球人如きがあたしの彼氏が務まるか、戸籍もろとも灰にしてやる!」
友佳(さっきからこの人訳わからないヤベェ事言ってるけど、大丈夫かなぁ、外国人っぽいし日本語間違えてるだけ? ってかこの人に会ってからすごく熱いんだけど、今日曇りだよ)
斉藤(なんだろう、八坂クトゥグアさんがいる教室並みにここ熱いな)たまたま通りすがった
友佳「一応聞いておくけど、どんな男の人なの?」
珠緒「とても幼馴染想いでやさしい人だよ」
友佳「そのやさしさはタマ姉に少しは向かってる?」
珠緒「全然、しかも割り勘どころか個別会計」
珠緒「お釣りが出ないようにあらかじめ小銭を用意するのが面倒だったよ」
14
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/01/03(木) 20:32:09 ID:hQwlp4cI
珠緒「今の幼馴染との触れ合いで満足してるリア充だよ」
クー音「そこまで聞くと幼馴染と付き合わせた方が早くない?」
珠緒「その子と付き合うよう依頼した子は、もう1人の幼馴染が好きらしくて、今付き合ってる高原君って人はその事知ってるし異性として見てないからそういう気はまったくないのよ」
友佳「その高原って子が満足ならもうほっとけって感じだけど、ところでそいつはホモ扱いされるような事したの?」
珠緒「依頼した理々ちゃんが好きなもう1人の幼馴染である深山君って子と高原君が仲良いのよ」
珠緒「学校で付き合ってるという噂が立つレベルで」
友佳「どういう触れ合い方よ」
クー音「校内でホモセでもしてたの?」
珠緒「そんなんじゃないよ、おそらく」
珠緒「高原君が深山君を幼い頃から可愛がり立派な男の娘に育て上げたんよ」
友佳「アウトじゃねぇか」
15
:
耕平「お前も加担した事伝えとけよ」理々「えー」
:2019/01/03(木) 20:33:56 ID:hQwlp4cI
クー音「生粋の素質と」
クー音「幼少からそこまで計画出来る知能を持つヤベェ奴じゃない」
珠緒「そういうクー音さんも、従妹のクー子ちゃんと結婚出来るよう、幼稚園のクー子ちゃんに『けっこんする』とか約束させてボイスレコーダーに記録してるし大差ないでしょ」
珠緒「クー子ちゃんから聞いたよ」
友佳「えぇ……」
クー音「従妹だしセーフっしょ」
友佳「うわぁ……」
クー音「師匠も従妹がいるならわかるでしょ!」
珠緒「ないない」
珠緒「友佳ちゃぁん、そんな気一切ないから、離れないでー、はぐれちゃうよぉ」
友佳「そ、そういう趣味、一切ありませんのでー」ガクブルガクブル
珠緒「ほら、変な事言うからー」
クー音「自分の気持ちに正直になろうよ」
珠緒「なってこれだよ」
16
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/01/03(木) 20:35:04 ID:hQwlp4cI
友佳「それで高原の顔はどんな感じよ」
珠緒「あれ、付き合ってくれるの?」
友佳「そこまで聞いて付き合う気にはなれないけど、友人に紹介ぐらいはしようかなって」
珠緒「それは助かるよ」
珠緒「まず目が細目」
クー音「大抵が作中の秘密を握る強キャラっぽく登場するけど上位には勝てず中堅で収まるポジションね」
友佳「あるある」
友佳「友達にそのポジジョンがいる気がするのは何故だろう」
17
:
科乃(失礼な事言われた気がしたのは気のせいかな?)
:2019/01/03(木) 20:39:44 ID:hQwlp4cI
珠緒「強キャラっていうより幼馴染の世話が好きな保護者的な立場だと思うけど」
クー音「じゃあアニポケのタケシか」
友佳「タケシ以外の糸目保護者キャラっていたっけ?」
珠緒「まぁそれ以外に特徴がない歳相応の男子かな、運動神経はまぁまぁで、美術部員だったっけ」
友佳「だいたいあんな感じ?」
耕平「今日は参考になったよ」
ハス太「どういたしまして」
琥太郎「もぉ、せったくハス太さんが合いそうな本教えてくれたのに、読む気ないでしょ」
耕平「そ、そんな事はないよ」
珠緒「そうそう、あんな感じ」
珠緒「というか高原君だね、あれ」
https://i.imgur.com/mBnLI1V.jpg
18
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/01/03(木) 20:42:00 ID:hQwlp4cI
友佳「あれ、彼女? しかも両手に花じゃん、どこの肉欲系男子だ」
珠緒「そうだったら都合よかったんだけど、残念ながら両方男なんだよねぇ」
友佳「は?」
敏美「ホモが沸いていると聞いて!!」
クー音「沸いてねえよ、フライングすんな!」
友佳「とっしー、いつのまに……」
珠緒「黄色いのはあたしの同級生」
友佳「あのナリであたしより年上!?」
珠緒「そんでもってもう1人が例の幼馴染の男の娘」
クー音「がっちり仕上がってるな」
和泉「あの子のおかげで私の薄い本が厚くなり続けるのよ」眼鏡クイッ
19
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/01/03(木) 20:43:13 ID:hQwlp4cI
クー音「男の娘サークルの王子的なアトモスフィア醸し出してるな」
友佳「どうするの、すでに手遅れ感あるよ、あれ」
珠緒「どうするって言われても特に用事ないし、そのままでいいんじゃない?」
敏美「あれを放っておくなんてもったいない!」
和泉「だからあなたは未熟なのよ」
珠緒「何の話で?」
友佳「元々ホモになるのを食い止めるために付き合わされているんでしょ」
珠緒「うん」
友佳「ホモならホモでもう手遅れだから、証拠つきつければ付き合う理由も女紹介する必要もなくなるよ」
珠緒「よし、バレないように付いていこう」
クー音「わぁ、師匠あくどーい」
敏美「おもしろくなってきました!」
和泉「私達の冒険が今始まるわ」眼鏡クイッ
珠緒(この人達もついてくるのかぁ……)
20
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/01/03(木) 20:44:13 ID:hQwlp4cI
敏美「腐らり立ち寄る通り道」
和泉「そこに広がるマーベラス」
敏美「男三人行く先に」
和泉「婬情の先、男色斡旋」
敏美「私達の行動はただひとつ」
和泉「その先を見守る事のみ」
珠緒「何この、何?」
友佳「とっしー、その人(和泉)と知り合いなの?」
敏美「誰ですか、この人、ケンカ売ってるの?」
和泉「馴れ馴れしいわね、でも今喧嘩する暇があるかしら」
敏美「敵の敵は味方……ですね」
友佳「いったい誰と戦っているのよ」
クー音「そういえばこの通りにラブホなかったっけ? 亜美伊新が設計した奴だったような」
友佳(何で外国人が亜美伊新知ってるのよ)
21
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/01/03(木) 20:49:42 ID:hQwlp4cI
耕平「この前のデパートのセールの時に馬鹿みたいにフォークをまとめ買いする人見たんだ、俺達と同い年くらいだったか」
琥太郎「わたしも理々とデパート行った時に見た事ある、あの夜魘されたよ」
ハス太「……へ、へぇ」
敏美「これ勝ち確では?」
和泉「流石に琥太郎の意思だけでは無理、高原くん、あなたの勇気が琥太郎の気持ちを汲むチャンスよ」
クー音「アレ、亜美伊新のラブホか?」
友佳「亜美伊新か知らないけどラブホね」
敏美「落ちたわね」
敏美「仮に、あの二人が抵抗してもあの華奢な体では糸目の子を力ずくでどうにかできるようには見えない」
和泉「琥太郎は空手の心得があるけど、高原君に迫られたらそもそも抵抗しないでしょう」
和泉「さらにあの金髪の小さいのが防犯ブザーを持っていたとしても、あの面子なら、誤作動という言い訳でなんとかなる」
敏美「やっぱり勝ち確じゃないか!」
珠緒(早くホモの証拠を撮って帰りたい)
22
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/01/03(木) 20:50:22 ID:hQwlp4cI
耕平「……! おい、あれ」タッ
琥太郎「ふぇ?」
ハス太「どうしたの?」
和泉「琥太郎の腕を掴んでラブホにダッシュ!? 普段の高原君からは想像がつかないわね」
和泉「よくやった、高原耕平」スマホカメラでパシャッ
敏美「キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!」
友佳「とっしー、落ち着いて」
珠緒「え、マジ? アレが掴まれている方が八坂君だったらおもしろかったのに」
珠緒「とにかくホモの証拠押さえないと」スマホ取り出し
クー音「……ねぇ、ラブホの前に落ちてるアレ――」
友佳「?」
23
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/01/03(木) 20:53:01 ID:hQwlp4cI
耕平「五百円玉見っけ」
琥太郎「良く気付いたね、ってかわざわざわたしをひっぱる意味が――」
耕平「手を離したら迷子になるだろ」
琥太郎「そこまでどんくさくないからね」
ハス太「交番に届ける?」
耕平「確か通貨の場合、落ちている物なら自分の物にして構わないんだっけか?」
クー音「やっぱそれか」
珠緒「ちっ」
敏美「確定演出までしておいてふざけんな!」ストレートパンチボゴッ
真尋「ぐはっ!」フォークのセールの帰りにたまたま通りかかりバタッ
クー音「よし」ガッツポーズ
友佳「とっしー、落ち着いて!」
24
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/01/03(木) 20:54:41 ID:hQwlp4cI
和泉「……あれ、どう思うかしら」ガシッ
湊「何の話ですか? どちらさんで?」
和泉「私達と同じ波動を感じたわ」
湊「たぶん眼鏡女子というだけで判断していますよね、そういう趣味はないので、マーリン、行きますよ――」
マーリン「王のお知り合いですか、よかった、我々と兄君以外で親しい人がいたんですね、じゃあ先に帰ってますので」
湊「え」
湊「え?」
耕平「このお金で皆でジュースでも買うか」
琥太郎「おつりはどっかに募金しておけば、わだかまりもないねっ」
ハス太「えーと、自販機自販機」
耕平「ここらへんでジュース売ってる果物屋があったはずだしそこに――」
理々「あんた達―――何やってんの?」
https://i.imgur.com/ujz49JC.jpg
25
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/01/03(木) 20:56:46 ID:hQwlp4cI
耕平「理々か、ベルテインさんも、丁度五百円拾って――」
ベルテイン「この建物は男女がプロレスごっこを行う宿泊施設でありますな、でありますな」
耕平「へ?」
ハス太「やっぱそれか」
理々「……幼馴染としてあんたを信じていたあたしが甘かったわ」
ベルテイン「コーヘー殿、こちらに来るであります、来るであります」
耕平「……え――」
耕平「……待て、お前が思っているような事じゃなく――」
ベルテイン「コタロー殿はそのまままっすぐ家に帰るでありますよ、帰るでありますよ!?」
琥太郎「ア、ハイ」
ハス太「じゃあジュースはまた今度と言う事で」
耕平「理々、ベルテインさん、話聞いて、ねぇちょっと――」
26
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/01/03(木) 20:58:40 ID:hQwlp4cI
友佳「……タマ姉、誤解解いてあげなくて良いの?」
珠緒「ホモだと思われたら思われたで、都合が良いからいいんじゃない」
敏美「つまりあのまま、高原さん……でしたか、BLに走る可能性が!!」
和泉「やるじゃない、あなた」
湊「何もしてませんよ」
和泉「希望はまだある、私は、すべての可能性を、高原耕平君に託すわ」
敏美「私達の戦いはこれからです!」
湊「カナー、マーリン、助けてー、この人達怖いです! ある意味ゾンビです!」
クー音「家に帰ろう……」
27
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/01/03(木) 21:02:04 ID:hQwlp4cI
不良(ただいまパン屋でアルバイト中、今日は客がいないな)
不良「あぁ、楽なのはいいが暇だ」
和泉「くくく、今すぐ暇がなくなるわ」
不良「誰だ貴様」
和泉「級友だった近藤和泉よ、忘れてないでよ」
不良「なんだ、他のお客に迷惑かかるから変な事するなよ」
和泉「今私しか客がいないでしょ」
和泉「それで暇つぶしの事だけど、まずこれを見なさい」耕平が琥太郎とラブホにダッシュしてた時の画像
不良「……オカマ野郎とその幼馴染、ハス太も移ってるな、それがどうかしたか?」
和泉「この場所を知らないのかしら、この町の風景、そしてどのお店に入ろうとしているかよく視てみなさい」
不良「……? ………………!?」
不良「」
不良「ゲハッ」吐血バタッ
和泉「よしっ」
完
28
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/01/03(木) 21:03:17 ID:hQwlp4cI
おまけ
田中「ジョルノ・ジョバァーナがアンパンマンに登場したら、やっぱ頭のチョココロネをアンパンマンの頭のノリで上げたりするのかな」
健彦「嫌な事あったなら相談に乗るよ」
完
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