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少女「私を忘れないで」

770以下、名無しが深夜にお送りします:2018/11/28(水) 21:50:27 ID:FeU5lzV6
〜神社・少女さん〜
今日の授業が終わり、私は友香ちゃんと別れて神社に帰ることにした。
男くんの家の近くを通り過ぎ、ふわふわと住宅街を抜けていく。
ふと街路樹に目を向けると、今朝まであった雪吊りが取り外されていた。
季節はもう春になろうとしている。

私も役目を果たした雪吊りのように、もうすぐこの世からいなくなるんだろうな。
望む望まないにかかわらず、そのときが確実に迫ってきている。

その前に、男くんと双妹さんを交えて話し合わなければならない。
家に帰ることにも挑戦したいし、お姉ちゃんやお祖母ちゃんにも会っておきたい。
力が完全に戻ったらやりたいことが、まだいっぱい残っている。


少女「ただいま」

巫女「お帰りなさい。ついさっき双妹さんが来られて、社務所でお待ちになっていますよ」

少女「双妹さんが?」

巫女「ええ、あの日のことで話をしたいと」

少女「……分かりました。ありがとうございます」


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