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勇者「世界が違っても変わらないものはありますよ」

134ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/08/26(土) 09:52:15 ID:6uhhLLNs
ガイド『えー...あそこ、遠いんですよね...』

担任「頼む 式であるお前だから言えるんだよ』

ガイド『後で何かしてくれますか?』

担任「...じゃあ今年の修学旅行の私のクラスのガイド役、お前にすると言ったらどうだ?」

ガイド『すぐに行きますよ ちょうど誰かを導きたいと思ってたんですよねー 伊勢神宮でしたよね?では失礼します』

担任「...現金な奴だな」

現国先生「姉さんの式はヤタガラスってのは知ってるが...どうして修学旅行の姉さんのクラスの担当になるだけで引き受けたんだ?」

美少女父「あいつがバスガイドをやっていることは知ってるだろ?修学旅行のバスガイドをあいつは前々からやりたがっていたからな...夢がこんな形で叶うとは思わなかったんだろ」

現国先生「ふーん...単純だな」

担任「そう言ってやるな あいつのガイドは優秀だぞ?それよりも父さん、今日はこれで帰らせてもらうぞ」

美少女父「料理作る時間が欲しいか...はぁ、お前も人のこと言えないな 仕方ない、残りは私がやっておくよ」

担任「助かる」

135ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/08/26(土) 10:00:41 ID:6uhhLLNs
〜伊勢神宮〜

女「姉さん、誰に送るって言ってたっけ?」

男5「多分、ヤタガラスだな あいつは姉さんの式だから」

ブゥゥゥゥーン

女「な、何だ!? バスが目の前で止まった...」

男5「そっか 姉さんは知らないだったな...あいつ、今はバスガイドなんだよ」

ガタン

ガイド「お待たせしました お二人様 さ、乗って下さい」

女「ヤタガラス...随分と変わった格好だな...」

ガイド「妹様...今の私はガイドです そう呼んで下さい」

男5「よし、乗るぞ」

女「バスガイドなのにお前、バスの免許も持ってるのか...」

ガイド「こんなこともあろうかとってヤツですよ アマテラス様も人使いが荒いですね...偶々今日は休みだったから良かったものの...あっ、右側を見て下さい 綺麗な海が見えますよ」

女「職業病だな...この状況でガイドをするなんて...」

136ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/08/26(土) 10:14:46 ID:6uhhLLNs
〜マンション 男6の部屋〜

男6「...あの まだかな」

勇者「もうすぐ終わります」ゴシゴシ

男6「いつも来る彼なら30分もあれば終わるのだがね...やはりお姫様は違うか 使用人に任せっきりだからな」

勇者「今の私は学生です」ゴシゴシ

男6「ハハハ そうだったね 悪い悪い、忘れてたよ」

勇者「...ふぅ 終わりました」

男6「3時間27分か...まぁ、初めてにしては上出来とするか お疲れさん」

勇者「男7さんはこの作業を本当に30分で?」

男6「初回はね 今なら15分程度で終わってるよ」

勇者「す、凄いですね...」

男6「彼だからあの時間で終わるというのもある 彼の眼は汚れのある場所を的確に見つけることが出来るからね」

勇者「私には到底出来ない所業ですね...」

男6「そうだな さて、彼の代わりとはいえ 君が頑張ったのは事実だ 給料として受け取ってくれ」スッ

137ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/08/26(土) 10:18:19 ID:6uhhLLNs
勇者「こ、こんなに沢山...受け取れませんよ」

男6「君の労働に見合った報酬だよ 疲れただろう?」

勇者「ま、まぁ...疲れましたけど...」

男6「ならば受け取りたまえ 私は慈悲で君に金を渡す訳ではないのだからね」

勇者「は、はぁ...では受け取らせてもらいます」

男6「タクシーを呼ぼうか?その足だと家まで行けるか不安だろう?」

勇者「いえ 大丈夫ですよ これくらいならまだ...」

バタン

男6「やれやれ...だから言ったんだ タクシーを呼ぼうかとな 自分の体調ぐらい気遣うことを知らないのか よいしょっと」

ポイッ ボフン

男6「今日は2人分作るとするか...」

138ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/08/26(土) 10:19:46 ID:6uhhLLNs
>>137 修正 体調ぐらいじゃなくて体調を です

139ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/08/26(土) 10:30:57 ID:6uhhLLNs
〜勇者の家〜

メイド「ただいまー...ってあれ?勇者さん、まだ戻って来て無いんだ...あれ?メールが来てる」

男6『恐らく君は勇者の帰りが遅くて心配しているのではないかと思い、彼女の携帯からメールをさせてもらった 私は男6だ 彼女は現在、私の部屋のソファーの上で眠っているよ 別に迎えに来いという訳ではない 今日の夕食は君の分だけで充分だ 家までは私が送る』

メイド「な、何これ...えーと、こういう時はどうすれば...でも夕食は私の分だけでいいって書いてあるし迎えに行かなくてもいいのかな?まぁいいや そのうち戻って来るだろうし 洗濯物寄せて畳んどこっと」

〜数分後〜

メイド「よし、終わり」

ピンポーン

メイド「あれ?宅配便は来る予定は無いだろうし...どちら様ですか?」ガチャ

男7「あっ、姉様 連絡も無しに来てしまいましたが...今、宜しいでしょうか?」

メイド「大丈夫大丈夫 ちょうど洗濯物を畳み終わったところだから 散らかってるけど上がってよ」

140ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/08/26(土) 10:47:02 ID:6uhhLLNs
〜リビング〜

メイド「手術はどうだったの?」

男7「無事終わりましたよ 恐らく安静にしていればもう安心ではないかと」

メイド「男ってお医者さんだったんだねー お姉ちゃん、知らなかったよ」

男7「いえ、一時期軍医をやっていただけですから...」

メイド「もー すぐそうやって謙遜するんだから 偉い偉い」ナデナデ

男7「あの...姉様?私が今日、訪ねに来た理由を話してもよろしいですか?」

メイド「あぁうん そうだったね で?今日は何の用で来たの?」

男7「もうすぐ母様の誕生日ですよね?何を差し上げようかと思ったのですが...何も思い浮かばなくて...姉様に相談すれば何かわかるのではないかと思い、こうして参りました」

メイド「そうか...母さんの誕生日、もうすぐだったね 忘れてたよ プレゼントか...花束は喜ばないと思うんだよね」

男7「やはりそうですよね...」

141以下、名無しが深夜にお送りします:2017/08/26(土) 10:54:47 ID:A60M0jwg
黄泉のご馳走でも振舞おう

142ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/08/26(土) 10:55:08 ID:6uhhLLNs
メイド「うーん...こういうのは昔から知ってる人に聞くのが一番なんじゃない?フレイヤさんに聞くのはどうかな?電話してみるよ」

〜数分後〜

保健先生「来たわよ ツクヨミの誕生日祝いでしょ?あの子は盛大に祝われるのは好まないからね〜 去年は私と2人でひっそりと祝ったわ」

男7「その時はどのようなことを?」

保健先生「ケーキを食べて、その後は思い出話をしたわね...他は特にしてないわ」

メイド「何かあっさりしてるね...」

保健先生「毎年そんなものよ?昔のあの子は大人しかったのよ だからサプライズとかそういうことされるとあの子、泣いちゃうのよ」

メイド「母さん、涙脆いもんね...私と再会した時も泣いてたし」

男7「私の時もそうでしたね...」

保健先生「でも折角、子供達である貴方達2人が祝おうとするんだから思い切って盛大に祝福するのも良いと思うわよ?ずっと会いたがっていたからね」

メイド「じゃあやっぱりサプライズが良いかな」

保健先生「そうね...でもちょっとしたことでもツクヨミは勘付くから慎重に事を運ばないと駄目ね 疑わせたらその時点でアウトと思った方が良いわ」

男7「やはり知人である貴女様に相談して正解でしたね、姉様」

メイド「そうだね 流石、幼馴染なだけあって母さんのことを知り尽くしてる 子供である私達だったらわからなかったことも」

保健先生「そんなこと言わないでよ 照れるわね」

143ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/08/26(土) 10:57:39 ID:6uhhLLNs
>>141 おい、ペルセポネさんとイザナミさんの悪口はよせよ

144ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/08/26(土) 11:04:16 ID:6uhhLLNs
〜次の日〜

美少女「それでさ...」ヒソヒソ

男「うん いいねそうしよう」

女「何の話をしてるんだ?お前達」

美少女「ん?いや、今度の生徒会で話す議題について話しててね」

女「珍しいな...お前らがそんなことを話し合うなんて」

男「これでも生徒会長と副会長だぞ?やる時はやるさ」

女「そうか...じゃあ出来たら私に言ってくれよ 他のメンバーに伝えるのは私の役割だからな」

美少女「うんそうするよ」

男(あ、危なっ...あともう少しで女にバレる所だった...)

美少女(今年は生徒会を挙げて祝おうってことにしてるからね...女には迷惑掛けてるし)

女(なーんか怪しいんだよな...最近、私の顔を見て避ける奴らが多い...嫌われるようなことしたかな...)

145ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/08/26(土) 11:16:35 ID:6uhhLLNs
男5「おっ、会長...男も一緒か」

男「??? 僕が一緒じゃ駄目なのか?」

男5「まぁ...そうだな 会長に相談したいことがあるんだよ」

美少女「ここじゃ不味いことなの?」

男5「そうだな ここだと非常に不味い」

男(女の誕生日祝いのことか...)

女(昨日話してた写真集のことだな...)

2人「「じゃあ向こうで話して来たら(どうだ)?」」

美少女「そうだね...じゃあ向こうに行こうか」

スタスタスタスタ

美少女「で?何の話?」

男5「2つある 1つ目は姉さんの誕生日祝いのことだ 姉さんに内緒で生徒会メンバーを呼んで話し合う機会を設けておいた」

美少女「おぉ 助かるよありがとう」

男5「気にすんなって で、2つ目なんだがな...その...これは個人的なお願いになるが...」

美少女「私達の仲でしょ?遠慮なく言ってよ」

146ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/08/26(土) 11:23:25 ID:6uhhLLNs
男5「...写真集出さないか?」

美少女「え?写真集?」

男5「以前からファンクラブ内から要望が出てたんだ...でも会長にそんなこと言えないし、男が許可してくれるとも思えない...」

美少女「じゃあどうして今話したの?」

男5「昔は俺も写真を撮る技術が無かったから夢のまた夢だと思ってたんだが...この前の写真コンテストで優勝したこともあるし、そろそろ良いんじゃないかと思ったんだ」

美少女「男にこのことは話したの?」

男5「いや...まだだ まず会長に話してから...」

美少女「じゃあ駄目だね 男の許可が無いなら無理だよ だって男は私の彼氏なんだよ?」

男5「でもあいつにそんなこと言ったらタコ殴りにされるし...」

美少女「そりゃ男5が言ったら殴られるよね どういう目的で写真集出すかって言わないと」

男5「まずファンクラブ会員の要望に応える為だな 男6に昨日話したら喜んでくれた やっとかって言ってたがな 2つ目は俺の腕を改めて確認する為 姉さんに話したら呆れながら認めてくれたよ 3つ目は会費だけじゃファンクラブを維持するのが足りないからな、その資金集めの為だ 姉貴に相談したらそれがいいと言ったよ」

美少女「やっぱりファンクラブも許嫁が一枚噛んでたんだね」

男5「ああ ファンクラブが立ち上がったのも姉貴の後押しがあったのもあるしな」

美少女「じゃあ男にそのことを話したら?多分納得してくれると思うよ?変な写真は撮るつもりは無いんでしょ?」

男5「勿論だ 如何わしい写真を撮るつもりは更々ない グラビアでは無いからな」

147ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/08/26(土) 11:31:36 ID:6uhhLLNs
美少女「...だってさ 男」

男5「え!?聞こえてたのか?」

男「この程度の距離ならね グラビアとかそういうのはわからないけど...ファンクラブを維持させるのに必要なら仕方ないな...でも1つだけ条件がある」

男5「な、何だよ...」

〜学校〜

女5「まさか私がポーズの担当になるとはね...確かに手が必要ならいつでも言ってとは言ったけどさ」

男「踊りの神である君が一番ぴったりだと思ったんだよ」

女3「衣装係で私呼ぶのもどうかと思うけどね...もっと居るでしょ」

男「いや、女3だから良いんだ」

女3「ふーん...まぁ、頼まれたからには全力を尽くすわ」

男5「幾つかの担当をお前に任せるって条件だったが...よりによって企画役を母さんに任せるとか...大丈夫かよ」

男「大丈夫だって 喜んで引き受けてくれたし」

美少女母「出来たわよ〜 こういう構成はどうかしら〜」

148ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/08/26(土) 11:39:18 ID:6uhhLLNs
許嫁「広報担当であたいを選ぶのは考えたね〜 てっきりヨミちゃんに頼むかと思ったけど〜」

男「商業の神なら校長程ではないけど人脈はあると思うからね ファンクラブの広報係というなら尚更ね」

許嫁「任せてよ〜 在庫が幾らあっても足りないって程の売り上げにしてみせるからね〜」

女2「でもよりによって私に化粧をさせるか...そこまで上手くないぞ?」

男「何を言ってるんだ この前の旅行の時の君のメイクは上手だった だから君に頼んだんだよ」

女2「そ、そうか?」

男「ああ」

女2「し、仕方ない奴だな そこまで言うのならやれる限りのことはさせてもらうよ」

149ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/08/26(土) 11:47:24 ID:6uhhLLNs
女4「会長、入りまーす」

美少女「よろしくお願いします」

美少女母「まずはこの場面からね〜 小道具係の人、頼んだわよ〜」

ガヤガヤワイワイ

男5「何か思ったより良い感じだな...さて、俺も準備をするか」

〜数日後〜

男妹「...で、出来たものがこれと」

男5「ああ でも最終確認がお前とはな...旅行帰りなのに...悪いな妹」

男妹「別に気にしてないよ うーん...この場面さ、ちょっと露出し過ぎない?」

男5「そうか?じゃあここ、よろしくな」

男4「了解 頼んだぞ、男3」

男3「分かったよ」

男5「他はあるか?」

男妹「....特に無いね これで良いんじゃないかな?」

150ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/08/26(土) 11:55:11 ID:6uhhLLNs
男「おい男5 ちょっといいか?」

男5「ん?どうした?」

男「さっき、ファンクラブのサイトの広告として打ち込む予定の紙を見たんだ...これ、どう思う?」スッ

男5「これ、姉貴が作ったのか?」

男「ああ、そうだ」

男5「ちと文章が硬いな...これじゃあ途中で読む気が失せる」

男「だよな だからそう言ったらこれを渡された」スッ

男5「今度は軽過ぎる...校外にも会員が居るんだぞ もっと当たり障りのない文章にしてくれ」

許嫁「む〜 文句が多いぞ?スサ君」

男5「そう言うがな姉貴 今回の写真集は絶対に成功させないと駄目なんだよ 分かってくれ」

許嫁「仕方ないな〜...じゃあこれでどう?」カタカタカタカタ

男5「...まぁ、悪くないな これで行こう」

151ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/08/26(土) 11:59:00 ID:6uhhLLNs
男「後は校長が出版社に話をつけてもらえば終わりかな...」

男5「思った以上にお前、この企画に関わってるな どういう風の吹き回しだ?」

男「どうせやるなら1番良いのを作りたかっただけだよ」

男5「まぁ、会長はお前の彼女だもんな...売れ残ることは無いと思うが用心して損は無いか」

男6「万が一、売れ残るなんてことがあった場合は私が全部買うから安心しろ」

男5「...こういう奴も居るしな」

152ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/08/26(土) 11:59:30 ID:6uhhLLNs
一旦切ります

153ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/08/26(土) 23:39:33 ID:6uhhLLNs
男「一応確認の為に聞いておきたいんだけどさ...」

男5「まだ気になることがあるのか?」

男「いや、大したことじゃないよ 僕はファンクラブに入会してないからわからないだけなんだ その...美少女のファンクラブの会員の総数って大体どれくらいなんだ?」

男5「そうだなー 1000万人?」

男「おい どう見てもこの県の総人口より多いぞ...というか東京の人口ぐらいじゃないか...多過ぎだろ...」

女「当然だ 私とフレイヤがかんがえたさいきょうのびしょうじょなんだからな」ドヤァ

男5「彼氏持ちでこれなんだからな」

男「何だよ まるで僕が彼氏なのが不満みたいな言い方じゃないか」

男6「否 寧ろその逆だよ 君が彼氏になってから彼女の輝きは更に増した 安っぽい言い方をするならば太陽を凌駕する程にな」

女「おう 変態は黙ってろ」

男6「へ、変態!? 私は変態ではないぞ」

男5「変態という名の紳士ってのはもう時代遅れだから勘弁な 彼氏居る人の写真集めまくってるんだから充分変態だろ 国家予算の3倍の金額を出したしな」

男「その金でファンクラブの維持をすることは容易なんじゃないのか?」

女「お前...いつも美少女がどれだけ食べてるか分かっててその言葉を言ったのか?あの金は全て美少女の食事代に回されるだろうな 遅かれ早かれ ここ最近益々食べる量が増えてるし...」

男「あぁ...なるほど...そういうことか なら腑に落ちるね」

154ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/08/26(土) 23:49:41 ID:6uhhLLNs
許嫁「流石にヨミちゃんが言ったのは誇張してると思うけど...あのお金はちゃんと近いうちに有効活用されるからね〜 男の家の改築とかに」

男「へ?どうして僕の家を改築するんだ?」

許嫁「する必要があるからだよ〜 天才が産まれるからね〜 あっ、これはお母たまから聞いた話ね」

女「また情報源:母さんか でも言ってること確実に当たるんだよな...あの金額を使い切るなんて大量に実験機材でも買わないと無理だぞ」

許嫁「でもお母たまがそう言ってたんだからそうなんでしょ〜 あたいもその頃には何か偉くなってるらしいしね〜」

男5「姉貴が偉くなる?まさか...天と地がひっくり返ってもあり得ないぞ」

許嫁「言ったなスサ君 じゃあもしあたいが偉くなったらどうする?」

男5「姉貴の子供の専属カメラマンになってやるよ」

許嫁「じゃあ決まりだね〜 忘れないでよ?」

女「おいおい...姉やんは商業の神だぞ?偉くなろうとしたらすぐになれるからな 男5、その賭けは間違いなくお前の負けだよ」

男5「そこまで言うか姉さん...じゃあもし賭けに俺が買ったらどうする?」

女「高天原を逆立ちで一周してやるよ」

155ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/08/26(土) 23:58:22 ID:6uhhLLNs
男「なぁ許嫁 高天原一周ってどれくらいなんだ?」ヒソヒソ

許嫁「そうだな〜 北海道から沖縄までの距離くらい?」ヒソヒソ

男「マジすか」ヒソヒソ

許嫁「マジっす」ヒソヒソ

女「何話してるかわからんがまぁ安心しろ、私は姉やんを信じてるからな 母さんも言うんだし間違いなく偉くなる」

男「でも具体的に目標めいたものが無いと後からあーだこーだ言い争うよね それはどうするんだ?」

男6「じゃあこういうのはどうだ? 男8と許嫁が共同で会社を立ち上げてそれが世間に知れ渡るようになったら」

男5「何だそれ 姉貴と男8が会社を立ち上げる?」

男6「許嫁は商業の神なんだろ?町工場が潰れかけたのを立て直したということを耳に挟んだことがある ならば会社経営などお茶の子さいさいなのではないかと思ってな」

許嫁「いいねそれ じゃあ高校卒業後に会社立ててみるよ どんな会社にしようかな〜」

女「多分、姉やんのことだからきっと凄い会社になるよ」

156ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/08/27(日) 00:07:30 ID:LkRiJaew
男5「このご時世に高卒で会社立てるとかそもそも銀行が金貸してくれないだろ」

許嫁「甘いなスサ君 あたいを舐めないで欲しいね お母たまには劣るけどあたいなりの人脈があるんだよ〜」

男5「そもそも男8がその話に賛同してくれるかがまず問題なんじゃないのか?」

男8「別に俺は構わないぞ?」

男5「お、お前っ...いつから居たんだよ」

男8「男6が変態って言われた辺りからだな 許嫁は凄い神様なのは知ってるからな 多分大丈夫だろ」

許嫁「流石、私のダーリンだね」

男8「おいおい 急に抱きしめるなよ びっくりするだろうが」

男「多分結婚しても長続きするわ この2人」

女「お前もな」

157ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/08/27(日) 00:23:07 ID:LkRiJaew
男8「話は変わるがな 男、お前に聞きたいことがある」

男「ん?何だ?」

男8「お前の名前は知ってるけど名字をどうしても思い出せないんだよ...何だっけ?」

男「は?僕の名字?神宮だけど」

男8「神宮?珍しい名字だな...」

女「こいつには私の娘の血が流れている そして娘は伊勢神宮の巫女だ 勿論一門だよ まぁ、神宮ってのは奈良時代辺りから呼ばれたんだけどな」」

男8「てことはお前、血筋スゲェ奴なんだな」

男「ま、まぁそうなるね お前は?」

男8「俺か?確か...箱入とか言ってたな」

男「は、箱入? 聞いたことないぞそんな名字」

男8「俺だって聞いたことない 調べても出て来なかったしな 何でだろう...」

女「姉さんの子孫って今は箱入って名乗ってるのか...」

158ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/08/27(日) 00:43:43 ID:LkRiJaew
男5「天孫の子孫がどうしてそんな名字になったんだ?」

女「お前の子孫だろ?知らないのか?」

男5「知るかよ 俺、ずっと高天原に居たからな」

男「じゃあ先生なら知ってるかも...」

〜職員室〜

担任「男8の名字がどうして箱入なのか?私に聞かれてもなぁ...」

女「姉さんも知らないのか?」

担任「子孫のことまでは知らん 私には引き篭もってる娘が居たからな 今もそうだが」

男「えっ?娘さん居るんですか?」

担任「そりゃ居るさ 私が何人産んだと思ってるんだ」

男5「あ、あのさ その話題はまた後にしようぜ」

女「あれのせいでますますクシナダと姉さんの仲が悪くなったもんな...」

男「また許嫁が何かやらかしたのか?」

許嫁「いや?あたいは何もしてないよ?」

159ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/08/27(日) 00:59:17 ID:LkRiJaew
女「男5には姉さんとクシナダ姫 2人の妻が居ることはもう知ってるだろ?」

男「ああ知ってるよ 先生の方は話を聞いてもよくわからなかったけど...確か男5が酔っ払った勢いで先生を孕ました?それがきっかけなんだよね」

男5「お、おい...もっと言い方があるだろ」

男「そんなこと言われてもなぁ...で?それがどうしたんだ?」

女「当然2人とも子供を産んでいる ところがまぁ...皮肉なことにな 姉さんの娘とクシナダの息子が互いに一目惚れしたんだよ」

担任「私は勿論反対したんだ 男5にも絶対に認めてはならないって念を押した だが...結果として2人は結婚したんだよ」

男「へー親の反対を押し切って結婚したんだ...で?この話の何処が駄目なんだ?」

許嫁「その後だね〜 結婚した後の2人は幸せな生活を送ってたんだけどさ...突然何処か現れた女の神に夫の方が取られちゃってね〜 で、奥さんであるアマちゃんの子が自宅に戻って引き篭もったんだよ〜」

男「何でそんなことが起こるんだよ」

担任「さぁどうしてだろうな?私としては夫が母親から悪い部分を受け継いだからこうなったと思ってる」

女「蛙の子は蛙ってことだよ こいつが浮気性だから息子もそうなったんだ」

担任「おいツクヨミ スサ君の悪口は許さんぞ」

160ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/08/27(日) 01:05:31 ID:LkRiJaew
男8「それでどうなったんだ?夫の方は」

担任「結婚したよ しかも後から来た方を正妻にしてな」

男「許せないな...親の反対を押し切ってまで結婚したのに...誰なんですか?その夫は」

男5「オオクニ...学食長だよ」

男「が、学食長!?」

担任「嘘だと思うなら直接本人に聞くといい 忘れてると思うがな」

男「そ、そんな筈は...」

ガラッ タタタタタタタッ

女「おい男! ったく...追うぞ」

許嫁「あれ〜おかしいな〜 ダーリンの名字の由来を聞きに来た筈なんだけど...」

男8「まぁいいじゃないか こっちの方が面白いし」

161ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/08/27(日) 01:20:45 ID:LkRiJaew
〜学食〜

女「だ、大丈夫だろうか...」

男5「凄い剣幕だったからな...」

男6「勢いで着いてきてしまったが...これ、私は関係ないことだよな」

男8「まぁそう言うなよ 乗りかかった船だ 最後まで付き合え」

男「どうしてそんなことを!」

ドゴッ

女「お、おい...この音、殴ったぞ...」

男5「やばいな...あいつを止めるぞ」

学食長「殴られてもなぁ...もう彼女とは終わったんだよ」

男「でも愛し合って結婚したんでしょう!?」

学食長「もう昔のことだよ...今更、よりを戻したいと言ったとしてもあいつが許してくれる筈がない」

男「あ、あんたって人は!」

グッ バシッ

162ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/08/27(日) 01:31:24 ID:LkRiJaew
女「そこまでにしろ...どうせこいつに言ったってわからないさ すまなかったなオオクニ」

学食長「気にせんよ...俺も昔は若かった...それがあいつを怒らせてしまうことを引き起こしたんだろうな...」

男「今だってまだやり直せる筈だ!あんたが奥さんを愛してるって言うなら! あんたは過ちを繰り返すことを怖れてるんだよ!ちゃんと自分の気持ちと向き合え!」

男5「こいつを連れていくぞ」

許嫁「何処に?」

男5「少なくとも此処ではない何処かだ」

男「逃げるなこの卑怯者ォォォォォ」ズルズルズルズル

〜店長の家前〜

男「離せ!まだ話は終わってないんだぞ」ジタバタ

女「今のお前は興奮している 一旦落ち着け」

男「落ち着いてられるか 愛し合ってるのにどうして別れるんだよ!」

163ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/08/27(日) 01:36:29 ID:LkRiJaew
男5「ならもう1人の方の言い分を聞けばいい ちょうど家は目の前だしな ただ...話してくれるかは別だが」

男6「確か、ここに住んでいるんだったな アポは私が取ってみる 訳を話せば入れてくれるかもしれない」

許嫁「男6 どうして君もこんなことに肩入れするの?」

男6「私も恋をしたことはある...だから男が怒るのにも理解出来るのさ もしかすると男なら別れた夫婦の仲を取り持つことが出来るかもしれない...可能性があるならそれに賭けてみるのも悪くないと思ってね」

〜数分後〜

男8「...思ったより時間かかってるな」

店長「俺達が幾ら言っても無理だったんだぞ?本当に出来るのか?」

男6「大丈夫さ 男ならきっとな」

女「おっ、来たか」

店長「父さん...スセリに会いに来たって本当か?」

男5「俺ではなく男がな 話を聞きたいそうだ」

店長「あいつ、ここ数百年も引き篭もってるんだぞ?高天原から部屋ごと持って来てもずっとこの調子だし...」

男「取り敢えず...会わせて下さい」

店長「無理だと思うけどなぁ...まぁ上がってくれよ」

164ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/08/27(日) 01:43:59 ID:LkRiJaew
〜店長妹の部屋前〜

店長「ここがスセリの部屋だ」

女「何か泣き声が聞こえるんだが...」

店長「ずっとこの調子だよ 訳を聞こうにも話してくれない 飯を置いたら出るかと思ったらいつの間にか食べ終わって空き容器を置いてるし...」

男「あの...初めまして 僕は男と申します」

男5「自己紹介し始めたぞ...」

男6「取り敢えず黙っていよう」

男「オオクニさんのことで話を聞きたいのですが...」

シクシクシク

男「...もう彼のことは愛してないんですか?」

シクシク...ピタッ

女(ん?泣き声が止んだ?)

店長妹『愛してますよ...今でも』グスッ

店長(し、喋った...今までどんなことを言っても泣いてたあいつが...)

男「じゃあどうして別れたんですか?」

165ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/08/27(日) 01:55:10 ID:LkRiJaew
店長妹『だ、だって...大国さんはもう私のことなんか相手にしてくれないんですもの...』

男「それは貴女の独りよがりなのでは?本当は相手の気持ちを確認するのが怖いんじゃないですか?そうやって自己完結して思い出に浸れば時が解決してくれると思っているんでしょうけどね 行動を起こさなければ何も変わりませんよ?」

店長妹『あ、あんたに...私の何が分かると言うのよ...』

男「分からねーよ だって何も話してくれないもの そうやって殻に閉じ籠ってる限りな!神様だか何だか知らないけど数百年も引き篭もってる馬鹿には誰も目を向けてくれないよ!悔しかったら部屋から出て来やがれ 本当はもう愛してないんだろ!」

ガチャ グイッ

店長妹「愛してるって言ってるでしょ!馬鹿って言う方が馬鹿なのよ!」グワングワン

男「ほ、ほら...この通り部屋から出して見せたよ...く、苦しい...」

店長妹「あっ...」

店長「お、お前...凄いな...」

男「こういう人は甘やかすと駄目なんだよ...きつく当たらなきゃ...」

166ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/08/27(日) 02:05:24 ID:LkRiJaew
〜リビング〜

店長「こうして顔を合わせるのは久しぶりだな...スセリ」

店長妹「そうだね...ホヒお兄ちゃん」

男「さてと 改めて話を伺いましょうか 先程は失礼しましたね」

店長妹「あ、あの時は私も動転して...申し訳ありません...」

男5「スセリは元々大人しくて優しい子なんだ...だからだろうな オオクニが他の神と結婚したら自分が本妻だと主張したりせず、黙って部屋に引き篭もった」

店長妹「お父さんってそんなに若い顔してたっけ?随分と見てないからわからないや」

女「そりゃ何百年も引き篭もってたら親の顔も忘れるわな...因みに私は叔母のツクヨミ で、こっちは」

許嫁「ヒルコだよ〜 久し振り〜」

店長妹「え、えーと...どちら様でしたっけ?」

ズテン

許嫁「あたいも貴女の叔母ちゃんだよ〜」

店長「でも俺の顔は覚えてたんだな...」

店長妹「ホヒお兄ちゃんは私に優しくしてくれたからね...いつもご飯、扉の前に置いてくれたし その時にちょっとだけ見てたんだ」

167ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/08/27(日) 02:19:47 ID:LkRiJaew
店長「そっか...でももう引き篭もるのは勘弁してくれよ お前が泣く声はもう嫌になる程聞かされたからな」

男8「余計なことだと思うが扉の鍵、閉めれないようにしておいたぞ まぁ、また元に戻すことも出来るがな」

男6「仕事が早いな...」

男8「まぁこれでも工場の跡取りなんでね これくらいならすぐに出来るんだよ」

男「どういう経緯で貴女は大国さんと別れたのか...聞かせてもらいませんか?」

店長妹「ある日、私はいつものように大国さんが帰って来たからお出迎えをしたの そうしたら...」

男「彼の服に自分のものではない女性の髪の毛が付いていたのを見た...ということですか?」

店長妹「はい...」

女「何で分かったんだよ」

男「ほら、よくあるだろ?夫の迎えをして服を預かった時に自分が見たことない物を見たらもしや...ってこと」

男5「お前、それドラマの見過ぎだ」

店長妹「でも大国さんは当時、色々な神と仕事をしていたから付いていてもおかしくないかなと思ったの それが1ヶ月も連続して付いていなければ...」

許嫁「そりゃ疑いたくなくても疑っちゃうよね〜」

店長妹「思い切って彼に聞いて見たんだ...この髪の毛...誰のって そしたら彼、ヤカミヒメのだって言ったのよ...しかもお腹に赤ちゃんが居るって...私はまだ赤ちゃん居なかったのに...」

168ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/08/27(日) 02:31:00 ID:LkRiJaew
女「それで自分はもう愛されてないと思って自宅に帰って引き篭もったってことか」

店長妹「はい...」

男「...ここに来る前に大国さんに...今は僕の学校の学食長をやっているんだけど...彼に話を聞いたんですよ...貴女と同じようなことを話してくれました...まぁ、彼の場合は浮気をしたことですがね...」

店長妹「やっぱりもう私のことは忘れてましたよね...」

男「忘れていませんでしたよ?貴女のことを聞いたらすぐに悲しい顔をしましたから...彼もまた忘れられないんでしょうね 貴女と共に過ごした日々を...だからこそ、僕は彼を許せなかった...悪いと分かっていて謝れないでいた彼を...」

男5「男...お前...そういう理由であいつを殴ったのか...」

男「悪びれも無く話したならまだ我慢は出来た でもあの人は後悔していながらも昔のことだと自分に言い聞かせて忘れようとした 今でも愛している筈なのに...」

ガタッ

店長「ど、どうした?」

店長妹「私、もう一度だけ大国さんに会いたい 彼がもし私のことをもう愛していないと言うならもう忘れる...でもそうじゃなかったら...」

男5「俺がぶん殴るよ あいつがああなったのも俺が原因だしな...」

169ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/08/27(日) 02:38:21 ID:LkRiJaew
店長「確か学校だったよな?俺が送ろう」

男6「ええ...では... あの、タクシー呼んだけど」

男8「そういやお前、金持ちだったな...」

男6「二台呼んでおいた 多分全員乗れると思う」

〜数分後 学校 学食〜

メイド「あの...学食長 本当に大丈夫なんですか?さっきから顔色が悪いですけど...」

学食長「ちょっと昔を思い出してね...」

男5「おい オオクニ!」

メイド「この声は伯父さん?」

学食長「どうしたんだ父さん...また来たりし...!? どうして君が...」

店長妹「お久し振りです...大国さん 私のこと、覚えていますか?」

学食長「忘れる訳が無い 君は俺の...ごめん でもどうしてここに?」

男5「お前に喝を入れる為だ! 歯ァ食いしばれェェェェ」

ドゴッ

170ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/08/27(日) 02:49:25 ID:LkRiJaew
男5「痛いか?痛いよな でもスセリはその何十倍も胸が痛かったんだ お前が浮気したことがな お前は俺とは違う人生を生きて欲しかった...なのにお前は俺とまったく同じ道を歩み...そして挙げ句の果てにはスセリを悲しませやがった」

男「貴方は心の中で自分がしたことに後悔した筈だ あの時、どうして謝ることが出来なかったんだろうって」

女「言っておくがこれが正真正銘最後の機会だ 泣きの一回とかはあり得ないからな お前は今でもスセリを愛しているのか?それとも愛していないのか? この場ではっきりと言ってもらおうか」

許嫁「嘘ついたらお母たまに言って学食長、辞めさせてもらうからね〜」

店長「逃げようとしたら地獄の果てまでお前を追うから覚悟しろよ」

店長妹「どうなんですか?大国さん」

学食長「俺は...俺はお前のことを...今でも...あ、愛している...悪かった...この通りだ...」

女「じゃあこれは離婚したことで悲しんだ姉さんの分だ!」ドゴッ

許嫁「これは同じく悲しんだクシちゃんの分」ドゴッ

店長「これは妹を悲しませた俺達兄弟の怒りの分」ドゴッ

男「そしてこれは...自分の心に正直になれなかった貴方自身の分」ドゴッ

171ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/08/27(日) 02:58:52 ID:LkRiJaew
男5「顔を上げろ オオクニ...お前はもう逃げるな それが親として俺が言えることだ わかったな」

学食長「...ああ」

店長妹「大丈夫?腫れてるよ?」

学食長「なに、暫くすれば治るさ...」

女「ああ、男 言い忘れていたがな オオクニはもう随分と前にヤカミヒメとは離婚している だからお前の考えているようなことは起こらんから安心しろ」

男「そ、そうなの?」

男5「ああ、そうだ それなのにスセリと縁を戻さなかったから俺達は参ってたんだ...男、お前には世話になったな」

男「い、いや...僕は思ったままにやっただけだからさ...褒められるようなことじゃないよ」

店長「じゃあオオクニ 後でお前の家にスセリの部屋の荷物、持ってくよ これからはまた同棲するんだろ?」

学食長「い、いきなりか!?」

店長「だってよりを戻すってことはそういうことだろ?」

メイド ポカーン

女「女...無理に理解しようとするな 長い年を経て漸く元の鞘に収まっただけだ」

メイド「え?...ああ、そうなの?」

172ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/08/27(日) 03:04:56 ID:LkRiJaew
男6「さて...私は家に帰るとするか...男8、君はどうする?」

男8「そうだなー 俺もやる事無いし...帰るとするか 行くぞ許嫁」

許嫁「あーもう 待ってよ〜」タタタタタタッ

女「見ろよ...さっきまで雨降ってたのに虹が架かってる」

男「そうだな...」

美少女「あーこんな所に居た 探したんだよ?2人とも 途中で居なくなっちゃったから妹が困ってたんだから」

男妹「はいお兄ちゃん チェックは終わったよ」

男「えーと...これ何だっけ?」

男5「会長の写真集だ」

男「あーアレね 忘れてたよ」

173ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/08/27(日) 03:05:49 ID:LkRiJaew
一旦切ります

174ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/08/27(日) 08:00:01 ID:LkRiJaew
美少女「あともう少しで終わるって時に居なくなるなんて止めてよね...何してたの?」

男5「俺の娘と息子を復縁させたんだよ」

美少女「は?どういうこと?」

男5「そのままの意味だが?」

女「こいつ凄いからな 数百年も引き篭もってた奴を部屋から出したんだ」

男妹「どういうことか詳しく聞かせて欲しいんだけど...」

〜〜〜

男「...ということなんだよ」

美少女「この短い時間の間でそんなことしてたんだ...」

女「でもまいったな...姉やんがもう先に帰ってしまった」

男5「あっ本当だ 姉貴の姿が見当たらないと思ったら先に帰りやがった」

男「もう許嫁が居なくても大丈夫だろ?校長が後は何とかしてくれるだろうし」

175ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/08/27(日) 08:13:37 ID:LkRiJaew
男妹「それよりもさ、お兄ちゃん 私に何か言うことあるんじゃないの?」

男「お土産ちゃんと買ってきたのか?」

男妹「勿論買ってきたよ でもそのことじゃない...」

男「じゃあ何だよ...」

美少女「相変わらず男は鈍いね...」

女「じゃあお前ならわかるのか?」

美少女「当然だよ これから食べるご飯のことでしょ?」

女「それはお前だろ ほら、まだ言ってないだろ?帰って来たこいつに向かって」

男「えっ?お帰りって?確かにまだ言ってないけど」

男5「良かったな妹 お帰りって言ったぞ」

男妹「誘導されて言うのは嬉しくないんだけど...まぁいいや ただいま 私が居ない間、妹2はちゃんと起きれた?」

男「昨日は寝坊してたな...でもラジオ体操のスタンプカードには何故かスタンプが押してあったんだよな...それが不思議でさ」

女「多分それ、母さんの仕業だな 女3が母さんが妹2の姿になってラジオ体操に参加したって待合室に行く前に聞いた」

美少女「またお母さんか...」

176ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/08/27(日) 08:38:00 ID:LkRiJaew
女「昨日、母さんは女4の曾祖父さんの手術やっただろ?となると...美少女妹2と一緒にラジオ体操をした後、女4の家に救急車を呼び、病院で手術して家に帰ったのか...」

男5「ラジオ体操した後に手術したのかよ...母さん...」

美少女「しかも妹2と一緒にね...確か妹2は昨日、テニスの大会だった筈」

男「全国大会だろ?結果はどうだったんだ?」

男妹2「優勝したよー 昨日、優勝トロフィー見せてもらったもん」

美少女妹2「あれはあんたが見せろって言ったから仕方なく見せたのであって...」

男「優勝したのか...流石、美少女の妹だけあって凄いな」

美少女妹2「いえ...練習の成果が偶々出ただけですから」

女「何処かの誰かさんにもこの謙虚さを見習って欲しいもんだな」

美少女「えっ?私?」

女「お前以外に誰が居るんだよ 大食い怪獣美少女ゴン」

男5「何だそのB級映画に出て来そうな名前...」

177ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/08/27(日) 08:39:54 ID:LkRiJaew
一旦切ります

178ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/08/31(木) 04:08:41 ID:RiN5TBYc
女「だってこいつ、やろうと思えば巨大化できるんだぞ?」

男「まだあったか...美少女の特技」

美少女「伸縮化と同じ系統だね...果たしてそれは特技と言えるのかな...」

男5「それよりもだ 会話に2人の妹2が参加していることに気付いてないだろ...お前ら」アセアセ

男「ん?...あれ?いつの間に...いつから居たんだ?2人とも」

男妹2「ついさっきだよー」

美少女妹2「昨日の男妹2が母さんだとは...一本取られたよ」

美少女母「妹2なら気付いてくれると思ったんだけどね〜 あっ、終わらせたわよ〜準備」

179ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/08/31(木) 04:23:13 ID:RiN5TBYc
男5「確か遊園地行った時も姉さんを欺いたんだったな、母さん」

美少女母「そんなこともしたわね〜 あの時、アマちゃんがいきなり私のこと褒めたからちょっと驚いたわ〜 あの子はそういう子じゃないから...」

男「昨日のラジオ体操用に作ったおにぎり、いつ持っていったんですか?あの時は母さんしか居ませんでしたけど...」

美少女母「それ、私よ? あの状況では貴方の母の姿が一番相応しかったからね〜」

男「えっ...じゃあ本当の母さんはあの時何をしていたんですか...」

美少女母「トイレに居たわね〜」

美少女妹2「でもおかしいな...私が家を出た時には母さんの靴があったけど...」

美少女母「フフフ...甘いわね〜誰が靴を一足しか持っていないと言ったの?」

美少女「そういえばお母さんの靴...それぞれ2つずつあったね...」

女「本当に変わったよな...母さん 昔は悪戯なんてしなかったのに...」

180ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/08/31(木) 04:24:47 ID:RiN5TBYc
一旦切ります

181ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/09/02(土) 08:02:43 ID:ugZ.WaXw
美少女父「いや、そうでもないぞ 昔から母さんは茶目っ気に溢れていた 宴会の時にアマテラスとヒルコの酌を隙をみて入れ替えていたしな」

美少女母「あれ、見られてたの? バレてないと思ったんだけどな〜」

美少女父「何千年お前の夫やってると思ってるんだ」

美少女「尚、馴れ初めは平打ちです」

女「ビンタされて一目惚れするとかあり得ないよな?普通」

美少女父「おいツクヨミ その言い方は語弊があるぞ 母さんに一目惚れした直後に平手打ちされたんだからな」

男「烏のフン付けられて怒ってたんですよね?確か」

美少女母「ええそうよ で、その時にフン付けたのがあの子」

数学先生「??? どふかしまひた?」モグモグ

182ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/09/02(土) 08:11:00 ID:ugZ.WaXw
美少女妹2「ん?数学先生を指差してどうしたんだ?母さん 烏と数学先生は関係ないでしょ」

美少女母「彼はフニンよ 男、貴方ならわかるでしょ?」

男「父さんの使い魔じゃないですか...確か、記憶の方ですよね」

美少女「ここに来て使い魔か...男4達から紹介されていなかったんだけど...」

女「多分、オーディンから口止めされてたんだろ...まぁ、主神が居るなら使い魔も居るとは思ったが...まさか先生だとは思わなかったな...ということはムニンも?」

美少女父「ああ、倫理先生だな」

男5「あぁ...話聞いてると眠くなるあの人か」

数学先生「おい 俺の嫁の悪口は止めろ」

男「えっ!?よ、嫁? 結婚してるんですか?」

数学先生「そうだけど...悪いのか?」

183ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/09/02(土) 08:13:10 ID:ugZ.WaXw
>>182 フニンって誰だよ... フニンではなく正しくはフギンです

184ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/09/02(土) 08:33:03 ID:ugZ.WaXw
男父「おいフギン いつからそんなに口が軽くなったんだ?」

数学先生「お、オーディン様...こ、これは失礼しました」

男「父さん 何で数学先生と倫理先生が父さんの使い魔だって教えてくれなかったんだよ この前、母さんが言ってただろ?家族の間に秘密は無しだって」

男妹2「そうだそうだー」

男父「聞かれなかったから言わなかっただけだが...お前のことだからもうとっくに知っていたと思ったし...」

美少女「言われなきゃ気付かないよ ね、女」

女「ああ そういうことはもっと早くに言ってくれなきゃ困る」

男5「でもまぁ、使い魔同士で結婚してるとは思わなかったなぁ...で?あんたが母さんにフン付けたのか?」

数学先生「付けたというか...偶々したらその真下を校長が通り掛かったというのが真実だな 俺だって付けたくて付けた訳じゃない」

185ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/09/02(土) 08:46:49 ID:ugZ.WaXw
倫理先生「その後しっかり叱っておきましたが...校長には申し訳ないことをしました...」

美少女妹2「あっ、倫理先生」

美少女母「別にもう昔のことだし気にしてないわよ〜 そのことがきっかけでお父さんと出会ったようなものだしね〜」

数学先生「じゃあ俺は校長と教頭の恋のキューピッドだったって訳か」

倫理先生「馬鹿なこと言わない」バシッ

女「この学校、夫婦で教師やってるの多いな...これで3組目だぞ?というか、うちの学校は卒業生しか採用しないんじゃなかったっけ?お前らも卒業したのか?」

男父「いや、この2人は卒業してない ラグナロクが近い為、校長に以前から頼んでいてな...2年前になってやっと許可が下りたんだ」

美少女母「コネ採用は避けたかったんだけどね〜 まぁ、今回は特例ということで許したのよ〜 理由が理由だったし〜」

数学先生「まぁ、俺達が居なかったらオーディン様の命は危なかったしな...」

倫理先生「あの人がまさかあんなことを企てていたとは思いませんでしたけどね...しかもその後ろにクロノスが居たなんて...」

男「異世界の男4のことか...」

男父「最初、フギンからそのことを聞いた時は耳を疑ったよ とてもそういう人物には思えなかったからな...」

男5「副顧問の先生はいつも俺に親切にしてくれたよ...ここを直したらもっと良くなるって優しく教えてくれた...」

美少女妹2「さっきから話している人って剣道部の副顧問の先生のこと? 長期休暇してるって聞いたけど」

186ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/09/02(土) 08:55:00 ID:ugZ.WaXw
女「お前、あの場に居たのに知らないのか? あの人は死んだんだよ...男4を庇ってな...」

美少女妹2「えっ!?そうなの?」

男「直前まで暴れてたけどね...後から男4から聞いた話に寄るとそれは『巨人の血』が原因だったらしい...」

女「あの時は大変だったな...美少女を追いかけて学校に走って行ったら斬りかかられそうだったから焦ったよ」

男「その直前まで女、埋められてたけどな」

男5「あの写真のことだろ?姉貴と一緒に埋められてたよな 姉さんからデータ貰ってな...ほら、この写真」スッ

女「お、おまっ...見せるなよ」

美少女妹2「ブッ...何これ」

美少女母「頭だけ残して埋められてるわね...本当に...」

数学先生「綺麗に埋められてるな...誰が埋めたんだ?これ」

美少女「私ですけど」

187ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/09/02(土) 09:01:32 ID:ugZ.WaXw
男「あの時の美少女は怖かったな...いきなりシャベル取り出したかと思ったら次の瞬間には2人が埋められていたし...」

女「抵抗の余地が無かった...しかもガチガチに固められて自分で出られないようになってたからな...そういえば姉やんの方は誰が出したんだ?男5、お前か?」

男5「いや...俺が姉貴を迎えに行く頃には既に出ていたな 近くで息切らしてた勇者が居たから多分あいつだと思う」

女「そういや、あの場に勇者居たな...忘れてたよ」

188ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/09/02(土) 09:04:44 ID:ugZ.WaXw
一旦切ります

189ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/09/03(日) 00:47:25 ID:xduSD09g
男妹「ね、ねぇ...お兄ちゃん?」

男「どうした?妹」

男妹「あと3日で2学期だよね?」

美少女「そうだね それがどうしたの?」

男妹「お兄ちゃん達の自由研究って...何やったの?」

女「あっ...自由研究って課題あったなそういえば...」

男5「不味いな...全くやっていない...」

男妹2「じゃあお姉ちゃんは何を自由研究としてやったのー?」

男妹「私?私は美少女妹と共同で海岸付近にある崖の地形の調査をやったよ 旅行はその調査をする為でもあったんだ」

男「そ、そうだったのか?」

男父「お前...行く前にちゃんと言ってただろ...聞いてなかったのか?」

190ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/09/03(日) 00:58:40 ID:xduSD09g
男「妹が旅行行くと聞いて成長したなと黄昏ていたのは覚えてるよ」

美少女父「美少女、流石にお前は覚えていたよな 全員が居る前で話していたから...」

美少女「あっ、ごめん 食事中は基本食べるのに夢中だからあまり覚えてないや」

数学先生「本当にこの2人が生徒会長と副会長でよくやっていけたな...この学校...」

女「ま、まだ3日あるし まだやれるし 写真担当で男5が居るしな」

男5「おい俺を巻き込むな 終わってないのは事実だが」

男「自由研究...すっかり忘れていた...何でも良かったんだよね?父さん」

男父「女4がそれと評して召喚をして課題クリアになったし...恐らく大丈夫だと思うぞ? ...いいですよね?」

美少女母「別にいいわよ〜 でも生徒会長とあろう人が朝顔の成長日記みたいな低レベルでつまらない物をやったらそれは駄目だけどね〜」

美少女妹2「おい母さん 私の自由研究、ほぼ中身こいつに振り回された記録みたいなものなんだけど...」

美少女母「妹2のことは言ってないわよ?私が言ってるのは美少女のことだからね〜」

美少女「手前味噌なことをやったら絶対駄目だ...ど、どうすれば...」

191ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/09/03(日) 01:07:49 ID:xduSD09g
女「...そうだ 登ろう! で、登りながらその様子の写真を撮って研究っぼいことを模造紙に書けばいいんだよ」

男「それってつまり登山をしようってことか?何に登るのかに寄ると思うぞ?」

女「富士山に登るなら文句は無いだろ 無論、車で行ける5合目からではなく1合目からな」

美少女「へぇ〜本格的だね 行ってらっしゃい」

女「お前も行くに決まってるだろ なに、さも自分が行かないのが当然みたいな言い方してんだ」

男5「でも富士山か...色々と懸念することがあるな...母さん、あいつを連れて行っていいか?」

美少女母「ああ、あの子?別にいいわよ〜高校生とはいえ生徒だけは危険だものね〜」

女「あいつって誰のことだ?」

男5「この前会ったろ?ヤタガラス あいつが一緒なら安全に行けること間違いなしだ」

数学先生「ヤタガラスがねぇ...あいつ、抜けてるところあるからなぁ...」

192ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/09/03(日) 01:19:34 ID:xduSD09g
倫理先生「でも趣味で登山してたからある程度の知識はあるし きっと大丈夫よ」

数学先生「そうだと良いんだが...」

女「その様子からして...ヤタガラスのことを知ってるのか?」

数学先生「勿論 あいつは俺達の幼馴染だからな よく泣いて俺の側を離れなかったあいつが一丁前に主神の式やってるんだからびっくりだよ」

倫理先生「最初聞いた時は冗談だと思ったのだけど...まさか本当にそうだとは...」

美少女父「まぁ、それはともかく ヤタガラスを同伴者として選ぶのは正しいと思うぞ この前もあいつ、富士山登ったって聞いたしな」

美少女母「私の方からあの子に言っておくわよ〜 実行日は当然明日よね?」

女「まぁ...そうなるな...」

男5「どうせ俺も同行させられるんだろうな...はぁ、面倒臭い...」

男「そう言うなって 1番嫌がってるのは美少女なんだぞ?」

美少女「いーやーだー 疲れることしたくなーい」ジタバタ

男父「...ツクヨミ 本当に美少女って元は男なんだよな?あまりにも変わり過ぎてないか?」

女「育った環境が環境だからな...温室育ちだとこうなるんだろう...」

193ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/09/03(日) 01:24:51 ID:xduSD09g
一旦切ります

194以下、名無しが深夜にお送りします:2017/09/03(日) 16:54:25 ID:yDwUmBz6
須弥山くらい登らせようぜ

195ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/09/07(木) 00:35:58 ID:RxH4Vak.
男父「それじゃあ今日はここまでにして、帰って準備をするべきだな 行くぞ男、妹、妹2 フギン、ムニン 何かあったらすぐ連絡するんだぞ」

倫理先生「了解しました」

男妹2「おうちに帰ろー」

美少女妹2「じゃあ私らもぼちぼち行きますかね おい姉さん、その食券は駄目だぞ 返して来なさい」

美少女「えぇぇぇ...そんなぁぁぁ...」

女「暫くは準備で忙しくなるからな...お前は食い物ばかり入れそうだが...登山だからな ちゃんと考えろよ」

男5「会長のことだから駄目だと言っても食べ物持って行きそうだよな...」

美少女父「私と母さんが最終チェックするが...そこの所が心配だな...」

196ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/09/07(木) 00:49:35 ID:RxH4Vak.
〜女の家〜

担任「は?富士山に登ることになった?しかも自由研究で?お前ら馬鹿の集まりかよ 残り三日でそれ、普通しようと考えないぞ...」

女「うるさいな...姉さんは関係ないんだから黙ってて うぐぐ...閉まらない...」グイッグイッ

男5「ちょっと貸せ よいしょっと」ズィィィ

女「流石だな これで私の分は終わった お前はどうだ?」

男5「姉さんが詰め込む前に終わったよ 母さんから何か連絡きたか?集合時間とかの」

女「まだだな...」

ブー ブー

担任「おっ?どうしてこいつが....もしもし?どうしたヤタガラス」

ガイド『ガイドですって それよりもアマテラス様...ついさっきイザナミ様から頼まれたのですが...今そちらに妹様と弟様は居られますか?』

担任「居るが...それがどうした?」

ガイド『では妹様にお伝え下さい いきなり無理難題を申さないようにと』

197ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/09/07(木) 01:06:20 ID:RxH4Vak.
女「どうした姉さん 私の顔なんか見つめて...」

担任「ヤタガラスがお前に、無理難題を言うなって伝えろって言ってな...どういうことだ?」

ガイド『事前の打ち合わせも無しに一合目から登ることですよ イザナミ様に頼まれたので渋々引き受けましたがね...私を先導役にするのは参りますよ』

担任「お前も行くのか!? 大変だな...」

ガイド『そのせいで明日の休みが潰れましたからね...はぁ...家でゆっくりしたかったのですが...』

担任「まぁ今回ばかりは観念してやってくれ こいつらも必死に考えた末に思い付いた苦肉の策だろうしな」

男5「それで姉さん...集合場所と時間については言ってないのか?」

担任「集合場所と時間について知りたいそうだ」

ガイド『そうですね...移動時間も考えますと今日の10時にバス停前で集まるのが妥当でしょう』

198ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/09/07(木) 01:07:30 ID:RxH4Vak.
女「そんなに早くか...」

男5「姉さん...今、なんて言ったのかわかったのか?」

女「ああ...これでも耳はいい方なんでな 時間は今日の10時...勿論夜のな 場所はバス停前だそうだ」

男5「今日中なのか!? 不味いな...会長の準備はかなりかかる筈だ...」

女「私達も手伝う必要があるな...姉さん、宜しく言っておいてくれ」

ガチャ...バン ダダダダダッ

担任「ヤタガラス...くれぐれも気を付けてな」

ガイド『だから何度言ったらわかるんですか...はぁ、勿論ですよ やるからには最高のガイドをする所存です』

担任「頼むぞ...じゃあな」

199ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/09/07(木) 01:08:04 ID:RxH4Vak.
一旦切ります

200ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/09/09(土) 21:00:28 ID:.YlTvdwk
〜美少女の家前〜

ガタンバタンドタドタ

男5「外に居るのにこの音...中はとんでもないことになってるぞ...」

女「そうだな...よし、行こう」

ガチャ

女「美少女?食べ物を入れるのは大抵に...」

美少女弟「こんな感じでいいか?」

美少女「駄目だね...このままだと死んじゃうよ...もっときつく縛らないと...やり直し」

美少女弟「マジかよ...これより強くなんて...解けなくなるぞ?」

美少女「解けたら一大事なんだよ 弟は家族の中で一番力持ちなんだから頼んでるんだよ?」

美少女弟「姉さんの方が強いだろ...いつも馬鹿力で...」ボソッ

美少女『えっ?今何か言った?』

201ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/09/09(土) 21:10:45 ID:.YlTvdwk
美少女弟「何でもありません すぐ結び直します」タタタタタタタタッ

美少女妹2「姉さん 言われた通り非常食作ったけど...これ本当に欲しいの?」

美少女「もしものことがあったら大変でしょ?家にあるものはお湯が無いと駄目なものばかりだから欲しいんだよ ありがとう」

美少女妹2「まぁ、力になれたなら良いけどさ...」

2人 ポカーン

女「あ、あの...美少女さん?これは一体どういう状況なのかな...あんだけ行きたくないとか言ってたお前がこんなに準備に力入れてるなんて...」

男5「凄く会長が頼もしく見える...あれ?おかしいな...涙が止まらない...」ポロポロ

美少女「もしかして私が心配で来たの?2人とも 山登りは何が起こるかわからないからね...ちゃんとした装備にしなきゃ 私が元ボーイスカウト隊員であること忘れてない?」

女「あっそっか...お前、こういうのに慣れてたんだっけな...じゃあ男も...」

美少女「今頃準備が終わってるだろうね...あそうだ いつ出発かわかった?多分夜頃だろうからもうご飯もお風呂も済ませておいたけど」

男5「何この人...もしかして、神か?」

美少女「神はそっちでしょ...私は現人神だけど...」アセアセ

202ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/09/09(土) 21:19:15 ID:.YlTvdwk
女「男5...もしかしたら登山...私達の方がお荷物になるかもしれんぞ...」

男5「そうだな...凄く頼もしいし...もう一回準備し直すか?」

女「それがいいかもしれんな...私、要らないものしか入れてないような気がするし...」

男5「...帰るか 会長、集合場所は22時 場所はバス停前だ」

美少女「バス停っていっぱいあるけど...駅?」

女「駅だと思うぞ あそこは駐車スペース広いからな まぁ、確認して違ったらメールするよ じゃあまた会おう」

美少女「うん また後でね あっ、寝袋忘れないでよー」

女「欲しいのか?まぁ慣れてるお前が言うなら持って行くよ」

203ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/09/09(土) 21:27:18 ID:.YlTvdwk
〜数時間後 駅前バス停〜

男5「バス停はまだかよ姉さん...」

女「そろそろ着くと思うが...うわっ、もう居る...」

男「遅いぞお前ら 10分前集合を心掛けろよ」

美少女「まあまあ...2人はやってないんだから仕方ないよ」

ガイド「恐ろしいのは私が早めに来たらもうその時には居たことですけどね...」

男「早めって5分前は遅いけど...30分前から居たよね?美少女」

美少女「うん 大体そのくらいから居たね」

男5「軍隊かよ...あんたら...」

2人「「えっ?当然のことじゃないの?」」

女「駄目だ...この2人には常識が通じない...」

204ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/09/09(土) 21:47:11 ID:.YlTvdwk
〜バス〜

ガイド「既にお二方には挨拶はしましたが改めて自己紹介をさせて頂きます 私はヤタガラス アマテラス様の式をやっております 普段はバスガイドを生業としていますのでガイドと名乗っていますからそう呼んでいただけると幸いです」

男「これはこれは...ご丁寧にどうも」

美少女「小さい頃はよく泣いて幼馴染の傍を離れなかったって本当なの?」

ガイド「ハハハ...面白いことを仰りますね それ...誰から聞きました?」

美少女「父さんの使い魔やってる数学先生 確か、フギンだったね...」

ガイド「あいつ...今度会ったらぶっ殺す...」

女「おいおい...穏やかじゃないなぁ そんなに昔のことを知られるのが嫌か?」

ガイド「あれは私の黒歴史です...主神の式にそんな過去があったと皆に知られたらアマテラス様の顔に泥を塗ることになりますので...」

男5「姉さんはそういうのを含めてお前を式にしたと思うぞ? 俺の方がお前の何倍もやばい過去だしな」

女「そうだそうだ 私なんて人と結婚して子供産んだから最近まで月に幽閉されてたんだぞ?」

美少女「私だって元々は男だったしね...」

男「あれ?この中でまともな過去なのってガイドさんと僕だけじゃない?」

205ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/09/09(土) 21:54:27 ID:.YlTvdwk
ガイド「...あっ本当だ 大した事無いですね」

女(こいつ...男と似てすぐ些細なことで落ち込むけどチョロいんだよな)

男5(こいつが単純で助かったぜ...)ホッ

美少女「ところで...いつ頃到着予定なの? 途中休憩するよね?」

ガイド「トイレ休憩のことですね?勿論しますよ エコノミー症候群になることも有り得ますからね 大体3時間後の予定です」

男「じゃあそこまで眠るか...ガイドさんは大丈夫なんですか?眠らなくて...」

ガイド「ついさっきまで眠っていたので大丈夫ですよ それに私は夜行性ですし」

女「私と同じか」

男5「姉さんは夜型だろ 全然違うわ」

206ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/09/09(土) 22:02:25 ID:.YlTvdwk
ガイド「到着は...道路の状況に寄りますが...恐らく8時間後ではないでしょうか」

美少女「やはりそれくらいかかるか...わかりました ありがとうございます」

女「じゃあそれまでトランプでもするか?」

2人 スヤァ...

男5「寝るの早っ!!」

ガイド「弟様も眠ることをお勧めしますよ?勿論、妹様もですが」

女「嫌だぞ 私は朝になるまでゲームをするんだ!」

男5「寝ろ 馬鹿姉さん」ガツン

女 スヤァ...

男5「よし寝たな じゃあ俺も寝るからサービスエリアに着いたら起こしてくれ」

ガイド「畏まりました お休みなさいませ」

207ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/09/09(土) 22:03:45 ID:.YlTvdwk
一旦切ります

208以下、名無しが深夜にお送りします:2017/09/13(水) 06:36:23 ID:lMn90xvs
キャラクター多すぎじゃない?

マンガとかなら絵で見分けられるけど、小説だとキツいよ。さらにそれぞれのキャラクター書き分けるスキルが>>1に無いかなと

むしろマンガだとしてもキャラクター多いくらい?コレだけ増やした理由はありますか?必ずこの人数じゃなきゃいけませんでしたか?


主人公は男なのにスレタイで勇者物だと思ってたし、何がやりたいのか不明。

主人公の男に対してそれぞれのキャラクターがどういった役割を持ってるのか、それぞれのキャラクターが必要じゃなきゃいけない理由がさっぱり?

とはいえこういうの書くの大変よね。勉強して次に生かして下さい。おつ

209以下、名無しが深夜にお送りします:2017/09/15(金) 09:07:36 ID:Zo7RSg8E
どうでもいいけどサービスエリアって大体サービス悪いよね

210以下、名無しが深夜にお送りします:2017/09/15(金) 21:02:08 ID:NyJ9liUE
>>209
道の駅の方がヤバい

211ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/09/15(金) 21:21:12 ID:tcjggbo.
>>208 登場人物が多い件は以前から言われていますが...勿論理由無く無闇矢鱈と増やしている訳ではありません 出番の差はあれど登場人物の誰か一人が欠けたらこのssは成り立たないと俺は思っています スレタイについては...誤解させてしまったのであれば申し訳ありません 未熟者ではありますが今後とも暇な時にちらっと読んで頂けると幸いです

212ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/09/15(金) 21:53:31 ID:tcjggbo.
〜女4の家〜

女4祖父「さーてとそろそろ寝るとするか...」

男7「普段寝る時間はもう少し遅いですが...明日何かあるのですか?」

女4祖父「ああ 明日、棋士が来るみたいでさ 俺が護衛することになったんだよ...俺、警部なんだけどなぁ...」

女4「確かその人って今まで一度も負けたこと無いんだよね でもご年配だからそろそろ引退するんじゃないかって噂されているよね」

女4祖父「そんな人がどうしてまたこんな町に来るのかよくわかんねえんだよな...将棋教室でゲストとして来るんだが...」

男7「その人の写真...良かったら見せて貰えますか? 少し気になりまして...」

女4祖父「この人だけど...父さんは知らないだろ?」スッ

男7「この人は...」

女4「もしかして...知ってるの?」

『先生 本当に行っちゃうの?』

『その呼び方は止めて下さい ええ...今度はいつ戻るかは分かりませんが...』

男7「...はい 見た目はすっかり変わりましたが私が昔、将棋を教えた人です 立派になられましたね...」

213ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/09/15(金) 22:01:09 ID:tcjggbo.
女4祖父「父さんって将棋指せたのか...しかも凄い人に教えたんだな...」

男7「下手の横好きですよ 対戦してもすぐに負けてしまう程の腕です 音、本当に明日彼がこの町に来られるのですか?」

女4祖父「だからさっきからそうだって言ってるだろ 父さんも来るか?将棋教室」

女4「行くべきだよ!ひいおじいちゃん 知り合いなんでしょ?」

男7「しかし...」

女4祖父「しかしもかかしも無いだろ 仕方ねえな...この人に会えるように掛け合ってやるよ 俺が護衛役で良かったな父さん 感謝しろよ じゃ、俺はもう寝ないとやばいから 父さんももう寝ろよ」

男7「あっ...音 まだ行くと決まった訳では...行ってしまいました...」

女4「これも何かの縁だしさ 会いに行くのが良いと思うな こんな機会、滅多に無いし」

男7「そうですかね...」

214ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/09/15(金) 22:07:46 ID:tcjggbo.
〜サービスエリア〜

ガイド「到着しましたよ皆さん 起きて下さい」

美少女「ううーん...おかわり...」ムニャムニャ

ガイド「寝惚けていますね...トイレ休憩ですよ ほら、起きて下さい」ユサユサ

美少女「...ん? ここ何処?」

ガイド「やっと一人起きた...サービスエリアですよ」

美少女「あっ! トイレ休憩か 起きて男 着いたよ」ユサユサ

男「おっ...もう着いたか じゃあ残りの2人も起こさないとね こら女起きろ」ペシペシ

女「痛いな...だからそうやって人を平手打ちするのは止めろって わかったよ起きればいいんだろ起きれば」

215ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/09/15(金) 22:14:14 ID:tcjggbo.
男「じゃあ男5も...あれ?男5は?」

ガイド「弟様なら着いた時に起きられまして...一足先に行かれました」

美少女「私達が寝てたのに?」

ガイド「はい」

女「マジかよ...あいつ、私を殴って無理矢理寝かしたのに起こさないって...」

男「最低だなあいつ」

男5「幾ら殴っても起きなかったからだよ はぁ...やっと起きたか3人とも」

女「おまっ...寝てた私を殴って起こそうとしたのか」

男5「揺すっても起きなかったから仕方なくな...でも起きなかったから先に済ませてきたんだ」

216ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/09/15(金) 22:21:07 ID:tcjggbo.
美少女「通りで男がビンタしてすぐ起きた訳だ さっ、2人とも 私達も行くよ」トントン スタスタスタ

女「私ってそんなに眠り深かったかな...」トントン

男「結構深いぞ」トントン

女「そうか?」

男5「...行ったか お前は行かないのか?」

ガイド「途中で済ませたので大丈夫です」

男5「そうか」

ガイド「あの...アマテラス様はお元気ですか?」

男5「元気だよ」

ガイド「そうですか...なら良かったです」

・・・・・シーン

ガイド(話題が続かない...どうしよう...)

217ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/09/15(金) 22:28:11 ID:tcjggbo.
2人「「あの...」」

男5「お前が先に言え」

ガイド「弟様からどうぞ」

男5「じゃあ...姉さんから聞いたが修学旅行の俺達のガイド役...お前なんだってな」

ガイド「ええそうなんですよ! 長年の夢でして...こんな形で叶うとは思ってもいませんでした」

男5「修学旅行の? お前ならもうしてると思ったが...」

ガイド「バスツアーのガイドしかしていませんから...まさかアマテラス様のクラスを担当するとは思いませんでしたけど」

男5「俺も姉さんのクラスなんだが...大丈夫か?お前って昔からおっちょこちょいだからな...」

ガイド「以前の私と同じだと思わないで下さい しっかりと導いて見せますよ」エッヘン

男5(不安だなぁ...)

218ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/09/15(金) 22:28:47 ID:tcjggbo.
一旦切ります

219以下、名無しが深夜にお送りします:2017/09/15(金) 22:48:45 ID:k4oizeFw
理解してないみたいなだからあえて言うけどさ。
出番か少ないキャラって整理すればいらないでしょ?

登場人物の多さって相当な技量が必要だと思うのよ。例えば何だけど恩田陸のドミノとか読んだことある?あれは登場人物がたくさん居たけど、作者の技量でどの登場人物もかけてはならないように出来てたのね。

そういうの読んだことないでしょ?


主のストーリー。サイドストーリーを相関させたいのは分かるけどぶれぶれ。
まずは登場人物が少なめからやらないと頭おかしく思われるよ?

良くマンガとかに出てくる大したこと無いキャラとかを、文字だけの小説に出したらダメだったりするしね。役割なんかも兼ね役ってのもあるしさ。

主人公に対してホントにそのキャラ必要ですか?
主人公に対してホントにその話は必要ですか??

出番の少ないキャラって要らないわけでしょ?
主人公に関わらない話なんかは短くしないとダメでしょ?

220以下、名無しが深夜にお送りします:2017/09/16(土) 14:54:29 ID:FBpxhWIw
>出番の差はあれど登場人物の誰か一人が欠けたらこのssは成り立たないと俺は思っています

そう決めつけてるだけでしょ
以前から言われてるならわかると思うんだけど頭固すぎ
どうして自分の方がおかしいって思えんの?
気でも触れてんのか?
いっぱい同じこと言われてるならそりゃ致命的に駄目なとこなんだって。せめて雑なキャラ名なんとかしろよ
文字通り記号化した設定の薄いキャラクター多すぎて誰が誰だかさっぱりわからん
薄すぎって自覚もないだろ?
わからせる努力がまるで見えないし、書きたいものだけ乱雑に書きなぐってるだけ
そも多くのキャラ動かすのにスタンプめいた固有名称に描写も少ないSS形式って時点でナンセンス
少し考えりゃわかんだろ……呆れるわマジで

221以下、名無しが深夜にお送りします:2017/09/16(土) 23:29:19 ID:caPzTe6k
>出番の差はあれど登場人物の誰か一人が欠けたらこのssは成り立たないと俺は思っています

ホントに自己弁護とかが聞きたいと訳じゃないから。成り立たないと思ってる?考えてもいないだろ?

明らかに人数多いです。関係ないキャラです。考えたてなんて嘘で自分の都合、やりたいこと妄想だけしか考えて無いです。煮詰めて無い事くらい分かるから。

キャラクター増やすだけなら誰でも増やせる。なんでみんながやらないかって読み手の事を思っての事。技量があるならともかく、無いのに背伸びしたのか、ただのバカなのか分からんけど出来ない事やるなよ?出来てないの分かってない?

独りよがりの妄想をただ垂れ流すんじゃなくて、最大限に考えて勉強して垂れ流せよ。

プライド、自尊心ばかり高くて。せっかくの意見を邪見にして。
意見されるのが嫌ならこんなところに書かなければ。ずっと妄想だけで終わらせとけばよかったのに。

書けば無条件に誉められると思ってた?チヤホヤされるとでも?

222以下、名無しが深夜にお送りします:2017/09/17(日) 00:06:32 ID:gI.MZgLI
書くの楽しい?

楽しいだろうね
読み手に一切配慮しないで書くって楽しいだろうね
それとも配慮してこれか? この様か? 頑張ってもこの無思慮・無配慮なのか? 糞を撒き散らしてる自覚は欠片もないか?

今まで君が書いてきたものは評価にすら値しない糞だって心の底ではわかってるよな?
わかんないならホントに駄目だよ君
君の自己顕示欲が強いのは痛々しさ満点の自分語りや名前からも分かるよ
内容からして現実じゃ相当悲惨なんだろーなーって予想もつくよ、浅ましさや独善的な薄っぺらさしか感じ取れないもの
だって努力のやり方間違ってるんだからさ
さぞやリアルでは辛かろうな
人の話聞けってよく言われない?
言われんとしたら、どーでもいいやつと思われてんぞ

223以下、名無しが深夜にお送りします:2017/09/17(日) 01:35:40 ID:mamgyyHs
自己愛性パーソナリティ障害・・・パーソナリティ障害B群(劇場型)に含まれる障害。
自分への過信や特別さといった空想にとらわれ、特権意識が強いのが特徴。

自称大佐の高二病患者ってとこがまさに的中してんねえ

「また、他人の気持ちに共感できないのも特徴の1つ」だとさ
そのままずばりじゃんwww大佐ってオメーwwwカッコいいと思ってんのかwww
身のほど知らずの馬鹿にしか見えねーってwww
一人遊びお上手ですこと
パパやママに誉めてもらえよww

224以下、名無しが深夜にお送りします:2017/09/17(日) 13:48:56 ID:mvLc1QJY

86 : ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs 2017/08/21(月) 16:30:40
枕元に何か凄いいっぱい人が立って続き書けって俺に迫ってくる夢を見た...俺、疲れてるのかな...


ひくわー、そんな見てもいないだろう嘘臭い夢なんて語られてもひくわー、痛いわー

仮にそんな夢見てたとしても原因は疲れじゃなくて病気なんじゃない?

225ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/09/18(月) 00:03:31 ID:bL2cgozQ
〜次の日 駅前〜

女4祖父(もうすぐ時間か...)

棋士「もしかして...あんたが音さんかい?」

女4祖父「えーと...じいさん 誰だ?」

棋士「写真を見たか?これが先生の息子だとは到底思えんな...」

女4祖父「ああ! そうか、あんたが...えーと何て読むんだっけあれ...」

棋士「別に無理して思い出さなくて結構 とにかく、今日一日宜しく頼むぞ」

女4祖父「その前に...一つ聞いていいか?」

棋士「名前の読み方か?」

女4祖父「違う 俺を護衛役に選んだ訳だよ あんたが俺を指名したって事は知ってるけど...まあさっき言ってたことから大体わかるが...」

棋士「わかってるなら答えなくてもいいな ほら、さっさと車に連れて行かんか」ブンブン

女4祖父「おい、杖を振り回すなって...あーわかったよ 連れて行けばいいんだろ連れて行けば こっちだ」

226以下、名無しが深夜にお送りします:2017/09/18(月) 00:16:46 ID:5Dl6rFoU
荒らしと決め込んで、いや信じてスルーして投下ねえ……みみっちい

読んでたっつーかバレバレだわ

期待通りの反応で実に面白い

ワリーけど指摘に反論できず頑なに現実見れない甘ったれたクソガキの行動だよソレ?

ああ、実際クソガキだったか、ツイッターでも同じクソコテだもんなジャガー大佐くん

大佐まで名前ですwww

227ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/09/18(月) 00:16:50 ID:bL2cgozQ
〜車内〜

棋士「まったく...大体あんたが本当に先生の息子なのかも怪しいな...養子か?」

女4祖父「実の父親だよ」

棋士「わしとあまり年が離れてないはずなのに、随分と若い風貌だが?」

女4祖父「そういう体質なんだ 悪かったな」

棋士「そうやってすぐ口答えする辺りが似てないんだがな」

女4祖父「どうしてそんなに父さんのことを気にするんだ? 子供だからって性格まで似る訳じゃない」

棋士「先生のお陰でわしは将棋を始めた...あれはわしが外を走り回ってた時にちょうど先生の家を通りかかった時のことだ」

女4祖父「えーと...話が長くなりそうだから要点だけまとめて言ってくれないか?」

棋士「はぁ...わしがたまたま先生が将棋をやってるのを見て興味を持ち。それから教わるようになったんだ」

女4祖父「へぇ...そうだったのか 父さんの腕は?」

棋士「強かった これまでわしは何人もの棋士と対局して来たが...先生を越える者はおらんかったよ」

女4祖父(結構強いじゃねえか...父さん...)

228ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/09/18(月) 00:28:20 ID:bL2cgozQ
女4祖父「父さんは死んだが息子の俺が居る たまたまこの町に来ることになったから俺を指名した そういうことか?」

棋士「本当なら来ようとも思わなかったんだがな...護衛だって必要ない」

女4祖父「じゃあどうして...」

棋士「虫の報せだ 行くべきだって思ったんだよ もう長くないしな...」

女4祖父「は?もう長くないって...」

棋士「この歳だと嫌でも病気になる そういうことだ」

女4祖父「まさかあんた...」

棋士「もう言わんでもわかるだろ さっきから喋りぱなしで疲れた 暫く寝かせてくれ」

229ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/09/18(月) 00:47:15 ID:bL2cgozQ
女4祖父(とんでもない仕事をさせれちまったな...これで父さんが来なかったらこの人、マジで浮かばれんぞ...)

〜女4の家〜

女4「ひいおじいちゃん、そろそろ始まるよ?行かないと...」

男7「私は死んだ身です 今更彼に会うなんて...」

女4「いいの?本当に会わなくて 会えるうちに会っておかなきゃ...一生後悔するよ?」

男7「・・・・・・」

女4「こうなったら力づくで連れて行くからね こう見えても私、結構力あるから ほら、行くよ」グイッ

男7「え?あっ...駄目ですよ そうやって力で解決しようとするのは...」ズルズル

女4「いいから! じゃあひいおばあちゃん、ちょっと行ってくるよ」

女4曾祖母「気をつけて行くんだよ」

女4「うん ほら、抵抗しない!」

〜富士山麓〜

ガイド「到着です さっ、登りますよ」

男5「それは良いんだが...お前、大丈夫か? 運転するのは結構疲れるし、その上登山でしかも富士山」

女「幾ら慣れてるお前でも無謀過ぎるぞ...」

230ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/09/18(月) 00:55:42 ID:bL2cgozQ
ガイド「私のことならご心配なく」

男「なぁ、美少女...ガイドさんの顔色、明らかに悪いよね...」ヒソヒソ

美少女「うん...もしも何かあったら大変だから一応お母さんに連絡しておくよ...」ヒソヒソ

男「頼んだ 校長ならどうにかしてくれるだろうしね」ヒソヒソ

ガイド「お二人様ー 行きますよー」

男「今行きます」

〜数分後〜

ガイド「あっ、妹様 そちらに石がありますから転ばないように注意して下さい」

女「うおっ...危なっ...危うく転びかけたよ ありがとな」

ガイド「いえいえ 当然のことをしたまでですよ 皆様、水分補給はしっかりこまめして下さいね」

男(今の所は大丈夫...まだそこまで険しくないからね...)

男5「おっ、あれ もしかして二合目の看板じゃないか?」カシャカシャ

美少女「そうだね この調子なら今日中に7、8合目までいけるんじゃないかな」

美少女(ガイドさんの体調がそれまでに悪化しなければの話だけどね...)

231ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/09/18(月) 01:06:51 ID:bL2cgozQ
女(さっき美少女が母さんに電話しているのを見たが...見られないように気をつけていた辺りからして...恐らく最悪の事態が起こった時に備えてか 軽はずみに登山しようだなんて言わなきゃ良かったな...)

男「女、どうした?そんな顔して ほら、上見ろよ こんな所でへばってたらリタイヤ確定だぞ?」

女「違うわ 実はさっき美少女が電話しているのを見てな」ヒソヒソ

男「別に小声で話すことじゃないだろ」

女「馬鹿野郎 ヤタガラスに聞こえたらどうするんだ あいつの体調が優れてないのは私でもわかる それで母さんに助けを求めたってこともな」ヒソヒソ

男「お前...聞こえてたのか」

女「私が女の母親なの忘れてないか?あの距離なら余裕で聞こえるわ」

男「メイドさんの耳の良さ、遺伝だったなそういえば...」

女「勿論目もだが...この身体だとそうはいかん ともかく、あいつにバレるようなことはするな」

男「言われなくてもわかってるさ」

232ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/09/18(月) 01:07:23 ID:bL2cgozQ
一旦切ります

233以下、名無しが深夜にお送りします:2017/09/18(月) 01:24:48 ID:/WgT80CE
それが答えな
安西先生もこう言うだろうさ

まるで成長していない……

正解を教えてもらわんと駄目な世代か
このSSは諦めてクソコテ捨てて、下手な技量に見合うモン書いて自分語りやめろ
自演コメントもしなくていいようになる
何もかも薄いキャラでも群像劇SSなんてやめとけ
器じゃないよ君
その器すら小さく狭くなってしまうだけだ

周りの声をしっかり聞け
独り善がりなSSを読むと……ああもういいや
時間の無駄だった
それだけがこのSSの価値だ


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