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男「モテる代わりに難聴で鈍感なキミたちへ告ぐ 〆!」

199以下、名無しが深夜にお送りします:2017/01/30(月) 22:47:29 ID:1O6xl2qs
先生「――さてさて、みんな この期に及んでとやかく言われたくない気持ちで一杯だと先生も思います」

先生「優秀賞目指してクラス全員が一致団結、とても素敵なことだと思います……でーもっ!」

先生「羽目を外しすぎないようにっ! はい、散れ!」パンッ

クラスメイトたち「わっっっっ……!!」

男(お決まりである朝のありがたいスピーチも短めに、合図とともに蜘蛛の子は如く散らばる。そんな中、俺は先生の後ろ姿を追い掛けて)

男「先生、転校生がまだ来てないみたいなんですが どうかしたんですか?」

先生「ん、さぁ? 親御さんからは何も連絡受け取ってなかったから遅刻ぐらいとしか認識してなかったけど」

男「でも珍しくありませんか? アイツはそれなりに模範に沿う生徒です。登校途中で何かあったなら、連絡の一つぐらい……」

先生「……転校生の心配は良しとして、君の方はどうなの? 名無しくんもいないわよ?」

男「名無しは――――おぐ」

男(突然ドンっとぶつかる何かによろけ、俺は先生の前で尻もちをつく。ぶつかった、だと?)

男(視界には急ぎ歩くも駆けている人間は一人たりとも存在しない。浮かれた生徒もだ。だが、確かに俺は 何か と衝突したのに)

男「……ん? 何だ、この手に感じるやわらかい感触は」ムニュ

?「ひゃあ!?」

男・先生「えっ!?」


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