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男「お願いだ、信じてくれ」白蓮「あらあら」
349
:
ぬえ
◆ufIVXIVlPg
:2017/09/07(木) 23:57:54 ID:m.FE6kXk
三人の命。どれほどの重さなのか計る定規はないが、勇儀さんと射命丸さんを抑える重石ぐらいにはなったらしい。
眉をひそめながらも二人が渋々うなずく。再びさとりの嗚咽だけが響く。
解決するための言葉を発することすら許されない状況。
首筋によく切れる刃を向けられているような寒々しさに耐えながら、時間が解決してくれるのを待つ。
長い呼吸を何度したことだろう。どくどくと激しく打つ痛いほどの鼓動を奥歯を食いしばりながら耐えているとさとりの嗚咽が徐々に小さくなる。
その声が完全に消えたときさとりは勇儀の胸元から抜け、火の消えた煙管を咥えた。
さとり「すいません。取り乱しました」
勇儀「大丈夫かい? さとり」
さとり「大丈夫です。心配をおかけしました。………申し訳ありませんが席を外してくれませんか皆さん。男と二人きりで話したいのです」
勇儀「あんなことがあってこいつと二人きりにはできないね」
さとり「良いんです。大丈夫ですから」
頑として譲らないさとりに勇儀は渋々と折れ、射命丸を連れて廊下へ出ていった。勇儀さんのことだ。廊下で聞き耳を立てるなんてこともないだろう。
マミ「何かあったら呼ぶといい。すぐに駆け付けるからの」
マミゾウさんも席を外す。ずりずりと気絶したナズーリンも引きずられて外へ連れて出された。
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