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男「どちら様ですか」
512
:
<削除>
:<削除>
<削除>
513
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/09/02(火) 07:11:15 ID:rc/jcVO.
はよ
514
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/09/06(土) 11:19:51 ID:DQZEmtDg
もう更新はないかな……
515
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/09/09(火) 21:26:23 ID:.EGKRuWk
はよう……
516
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/09/10(水) 02:11:30 ID:WD2apHWM
なんで更新してくれないのーーーわー
517
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/09/10(水) 22:07:01 ID:Hnz8T9a.
さげ
518
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/09/12(金) 18:46:56 ID:Taugx5oY
あうあうあ^ q^
519
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/09/15(月) 16:11:04 ID:DCTk8.EI
ほ
520
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/09/17(水) 11:50:59 ID:wVxezBUo
しゅ
521
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/09/20(土) 19:16:21 ID:S9VZh.es
test
522
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/09/21(日) 23:59:21 ID:Goejp7EQ
黒の奴隷になりたいage
523
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/09/24(水) 01:30:25 ID:0RJaYE1g
お願いしますだ
524
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/09/27(土) 15:17:25 ID:FQKMKJHs
まだ?
525
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/09/28(日) 22:04:01 ID:JaSsTCk2
1です。
仕事が忙しくて、最近書けていません。
来月中には再開したいです。
すみません。
526
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/09/28(日) 23:47:52 ID:/5RTiI7w
よかった生きてた!
待ってるから頑張ってくれ!
527
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/09/29(月) 08:24:39 ID:q9L8.w/Y
ここの1はとり付けてないのか
本物か?
528
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/09/30(火) 22:59:50 ID:GTgOYO/Q
ほんと時間かかっても良いから続けて欲しい
エタるにはもったいなさすぎる
529
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/10/01(水) 23:54:49 ID:83PB6XtM
期待あげ
530
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/10/02(木) 12:12:21 ID:edc1rWos
誰かこのSSのあらすじとかキャラとかをまとめてくれ
読みたいが長い
531
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/10/02(木) 18:52:14 ID:K6ajMhPk
ごく平凡な男の前に突如として現れた黒宮!死んだと思っていたじい様が実は金持ちで生きていて?!異能力あり!バトル今のところなし!男は……ハーレムを作れるか……
532
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/10/02(木) 19:45:30 ID:Qg.rNZMc
してそのラノベのタイトルは!!?
533
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/10/03(金) 21:40:22 ID:cjocqTEQ
羅生門
534
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/10/04(土) 11:36:49 ID:1699rELk
「色」←この漢字が入ってたら即買うわ
535
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/10/07(火) 19:29:16 ID:0oVF1vxc
10月になったのに、全然こないな…
536
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/10/11(土) 20:28:58 ID:s8El4zYI
ま
537
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/10/13(月) 01:12:55 ID:7y2UC89I
次回更新待ってます!
538
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/10/14(火) 07:28:58 ID:1zxYuDGM
④
539
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/10/18(土) 15:12:50 ID:uPzmAV3Y
ほ
540
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/10/20(月) 18:39:47 ID:0M0u3tYM
ほっ
541
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/10/23(木) 19:19:00 ID:3Ho5Bacw
ほ
542
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/10/24(金) 15:57:55 ID:EZjDaaYU
保守しなくても落ちない
543
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/11/07(金) 23:30:11 ID:L1jHzgWs
あげ
544
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/11/13(木) 00:51:55 ID:LubuA23I
まっているぜ
545
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/11/16(日) 01:12:13 ID:F6xxFYho
まってるぜえええええ
546
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/11/16(日) 18:10:06 ID:3bNmCsFA
【数百年前 とある地方】
男「 俺に紹介したいモノがいるだと?」
主「そうだ、私が力を持っているのは知っているな」
男「……」
主「私は戦闘能力を鍛え上げる能力に長けている」
男「だからなんだ」
主「その私が育てた最高傑作が2個体ある、それらとお前を会わせる」
男「会わせてどうすんだ、俺には何の能力もない」
主「確かにお前は何の能力もない、代々我が一族を支えうる能力発現者ではない」
男「分かってる、俺はそれでいい。のんびり暮らせればいい」
主「そんな時代ではない」
547
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/11/16(日) 18:21:35 ID:3bNmCsFA
男「……時代は関係ないだろ」
主「大有りだ馬鹿者、いいか。お前は能力発現者ではない、が、それは
時代を率いる、一族の勢力を拡大させるための能力の発現者ではないという意味だ」
男「え?」
主「お前には一族の誰にもない能力がある。それは力の譲渡だ。お前は己の中に人ならざる
量の力を有している。それを他者に譲渡することで、我が一族の力となるのだ」
男「俺にそんな能力はない!俺はただの落ちこぼれだ、一族の他のもの達から馬鹿にされている無能だ」
主「俺をはじめ上層部の力を感じられる人間は、誰もお前のことを落ちこぼれであると見なしてはいない」
男「嘘をつくな」
主「本当だ、まだ能力はの開花には至っていないのでお前を贔屓する理由がないだけだ」
男「……俺は信じない」
主「一族を率いていく長は能力者にする。しかし実質的な私の後釜はお前だ」
548
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/11/16(日) 18:30:41 ID:3bNmCsFA
男「都合のいい話には惑わされない。何の能力もないと言っておきながら、一族の補助的な能力はあるだと?」
主「俺も説き伏せるのは苦手でな、だがお前には自分の言葉で伝えておきたかった。
まぁ記憶は無くすが許せ」
男「? どういうk」
主「…………今は忘れろ、数年後に思い出せば、それでいい」
男「…………………………ん?」
主「おい寝ぼけているのか、行くぞ」
男「え?あ、どこに?」
主「俺が育てている個体とお前を会わせると言っただろう、はやくついて来い」
男「お、おう(そんな約束したっけ?」
549
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/11/16(日) 18:45:15 ID:3bNmCsFA
主「ここだ」
男「洞窟?」
主「ここからは門外不出の領域としてある」
男「閉じ込めて育ててんのかよ、趣味がわりぃな」
主「結界を貼らねばこの地域一体が崩壊しかねなかったのだ当初はな。今は力の制御方法を
ある程度教えられたので、大丈夫なのだが、まぁ別にこのままでいいと奴らが言うのでな」
男「奴らねぇ……屈強な男2人とかキッツイなおい」
主「何を言っておる、出て来たぞ」
男「え?」
青黒「主よ、なんだそいつは」
550
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/11/16(日) 19:13:30 ID:3bNmCsFA
男「女?」
主「赤白はどうした」
青黒「中にいるが、それよりまだ鍛錬の時間ではあるまい」
主「赤白を呼んでこい」
赤白「私がどうした」
男「また女だ」
551
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/11/16(日) 19:28:03 ID:3bNmCsFA
青黒「さっきから何なのだこいつは」
赤白「今日の標的だろ、どう殺せばいい?主」
男「ひっ……」
主「こやつは標的ではない、今日からお前ら担当の教育係だ」
男「!?」
青黒「はぁ!?トチ狂ったか?」
赤白「こいつが我々の教育係だと?何の教育をするんだ」
主「お前らの鍛錬は修了だ。戦闘能力についてはな」
青黒「! まさか……」
赤白「…………」
主「察しのいいことだ、お前らには今日から里へおりてもらう。
里で里の者達と暮らし、人の生活を送れるようにしろ」
552
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/11/16(日) 19:32:05 ID:wnkHLIBs
来た
553
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/11/16(日) 19:42:49 ID:8G0fsR56
待ってた
554
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/11/16(日) 19:52:08 ID:3bNmCsFA
男「俺がこいつらの教育係だと?自分でやれよ!」
主「此奴らには我が一族の戦闘部隊を任せる予定なのだ。自分と同年代の奴らを率いる立場になる。
お前が適任と判断した」
青黒「断ると言ったら?」
赤城「同じく」
主「殺す」
青黒「なっ……」ゾクッ
赤白「……恐ろしい殺気を放つな」
男(やべぇよこのおっさんやべぇよマジで殺る気だ)
主「さぁ、降りるのか、降りないのか、決めろ」
赤白「頼みがある。そこの男に我々のことは言ってないんだろう?」
555
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/11/16(日) 20:37:29 ID:3bNmCsFA
主「言ってない」
赤白「我々の存在について教えて、その態度次第では考えてやってもいい」
主「ふむ」
青黒「…………」
男「どういう、ことだ?」
主「男よ、お前は此奴らを見てどう思う?」
男「強そうだとは思った」
主「それだけか?こいつらは人間であって人間ではない」
男「え?」
主「この地方に古くから封印されている神の末裔だ、特殊な能力を持っている。
此奴らが本気を出せば人間など塵に等しい」
赤白「神と呼ぶのは主ぐらいだ」
青黒「実際は鬼やら、悪魔やら、災いの権化やら、色々言われている存在。
その末裔が我々だ」
主「末裔とはいえ、本質は何も変わらん。此奴らの一族はそれぞれの力をそのまま下の代に移譲し続ける。
この2人は、争っていた2つの一族が10数年前に和解した際、それぞれの一族が初めて人の形と同じにして
誕生させたモノなのだ」
556
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/11/16(日) 20:52:25 ID:3bNmCsFA
男「神の一族が2つあって、争ってて、和解して、までは分かったが」
赤白「神ではない」
男「なんで和解になったんだ? あんたが何かしたとか?」
主「お前もなかなかの察しの良さだ。我が一族が此奴らの一族が争っている原因を排除した関係でな」
男「ふーん、流れは分かったが」
赤白「男と言ったな」
男「そうだが」
557
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/11/16(日) 21:00:03 ID:3bNmCsFA
赤白「お前、分かっているのだろう」
男「何を?」
赤白「我々の目の色や、肌の白さ、髪の艶、体格、容姿全てがお前ら人とは違うということを」
青黒「人は自分とは異質のものを排除したがる生き物だろう、お前もそうだな?」
男「いや、お前らは人だろ」
赤白「いや、だから人の形をしているだけで人というには」
ギュッ
赤白「な!?」
青黒「さ、触るな!!殺すぞ!!」
主「ほう」
男「ふむ……」
558
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/11/16(日) 21:25:39 ID:3bNmCsFA
赤白「な、なんだ」
男「お前らは人間だ、普通の人間とは違うと言われればまぁそうかもしれん。
しかしそれは個性とも言い換えられるんじゃないか?人間には違いない。
何より俺と同じく温かい。お前らは人間だ」
赤白「…………」パチクリ
青黒「お、お前……」
男「なんだ?」
青黒「い、いや……その」
主「何をモジモジしておるのだ。いくら人間の男との接触が私以外では初めてとはいえ」
赤白「…………」
男「なんだ?」
赤白「…………」プイッ
男「なんだよ」
主「さてと、それでは里へ戻るか、おとなしくついてくることだ」
559
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/11/16(日) 23:38:41 ID:IH4JvPyY
乙
次回更新早めに頼むよ…
560
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/11/17(月) 02:05:53 ID:zDDGGnw6
まってたぞ
561
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/11/17(月) 08:11:47 ID:HQXNw9pU
んふ、楽しみ過ぎて入院が長引くじゃないか。
562
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/11/18(火) 00:15:30 ID:2BFxZa9M
まっていたぜ!
563
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/11/20(木) 04:35:51 ID:3j9/DQ7Q
乙
564
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/11/27(木) 04:11:52 ID:yz.6s0Rs
車の中で黒が倒れた続きからだと思ってたが
565
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/12/07(日) 02:13:45 ID:BnTF2oJs
だいぶ間ながかったからわすれた読み直さなきゃ
566
:
いぬのたまご
:2014/12/12(金) 12:19:13 ID:.I85lmIU
まとまったお金が欲しい人はこちらへ
http://www.fc-business.net/qgesw/
567
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/12/18(木) 21:58:39 ID:7HNj9/JE
ま
568
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/12/21(日) 20:03:37 ID:HbRyouV.
【里 中央集会場】
主「皆のもの聞け。此奴ら2人を我が一族へ迎え入れる」
男(何で全員集められてんだ……いい見世物になってやがる)
青黒「……」
赤白「……」
ザワザワ……ザワザワ……
「主様、そ奴らはどこから?」
主「うむ。この地より遥か西、幾つもの国を越えた先にある深い渓谷に少数ながら
精鋭ぞろいの戦闘民族がいる。此奴らはそこ出身だ」
「き、聞いたことないぞそんな民族がいるなんて」
「俺も初めて聞いた……」
「儂もよ……それにあの容姿……」
ザワザワ……
主「勢力拡大著しい我が一族の皆でさえこの一族の存在を知るものはごく一部であった。
それには理由がある」
569
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/12/21(日) 20:10:32 ID:HbRyouV.
主「よく聞け。この民族は我々とは異なる理に沿って生きてきたのだ」
「……と、言いますと?」
主「此奴らは古に存在していた魔術を使用することが出来る」
ザワッ‼︎‼︎
「魔術……だと?」
「主様!それは一族の能力とは」
主「異なる理からのもの、だと思われる。俺も正確に言えない事をもどかしく思うが
我々に発現する能力よりも具体的で直接的な攻撃としての力を此奴らは持っておる」
ザワザワ……ザワザワ……
570
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/12/21(日) 20:20:37 ID:HbRyouV.
主「百聞は一見に如かずだな」チラッ
赤白「……はぁ」スッ
ボォゥッ
男「あちゃちゃちゃちゃぁ!!!!」
「!? 勝手に男の周りに火柱が!!」
「ど、どういう事だ!」
「というか何で男はあそこにいるんだ?」
主「……」チラッ
青黒「……」スッ
キンッ
男「おわわわわさみいいいいいいいいい!!!」
「こ、今度は氷の柱が……」
「信じられん……さっきまでの火柱が今度は氷の柱に……」
「男は本当になんであそこにいるんだ?」
571
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/12/21(日) 20:23:23 ID:JtM2oVgI
待ってた
572
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/12/21(日) 20:27:57 ID:HbRyouV.
ザワザワ……ザワザワ……
赤白「……」
青黒「……」
男「てんめぇら後で覚えてやがれよ!!!」
主「……見ての通りだ、此奴らの力を使えば他国の戦で我が一族は更なる有利に立てる事は
間違いない。今日より、此奴らを我が一族へ加える。いいな」
ザワザワ……ザワザワ……
主「そうだ。一つ言い忘れていたが、此奴らがこの里の環境へ順ずる為の世話役として
ここにいる男をつけることにした」
「あいつが……?」
「何であんな……」
ザワザワ……
男「……やれやれ」
主「それでは集会は終わりだ。各自仕事に戻れ、解散」
573
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/12/21(日) 20:40:01 ID:HbRyouV.
主「……解散と言ったが?」
ザワザワ……ザワザワ……
「ぬ、主様……そやつらは、大丈夫なのでしょうか」
主「何がだ」
「い、いえその……」
「俺は反対だ!!そんな怪しげな魔術を使う奴らと一緒なんか」
青黒「……」ギロッ
「ひっ……」
赤白「やめろ」
青黒「ふん」
主「これは決定事項だ。従わないのなら一族から去れ」
男(ダメな流れだなこりゃ)
574
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/12/21(日) 20:47:59 ID:HbRyouV.
「主様よ、そ奴らはどこに所属させるつもりで?」
主「そうだな、環境に慣れさせた後、特攻部隊へと考えている」
「左様でございますか……」
「特攻にこいつらが?」
「確かに力はありそうだが」
「し、しかし……」
ザワザワ……
青黒「言いたいことがあるのならばハッキリ言え」
ピタッ
赤白「……そうだ、言え」
男「……主様よ、こいつらはどこの家に?」
主「決まっているだろうお前の家だ。連れて行け」
男「はぁ!?」
主「さっさとしろ」
男(こえぇぇぇ)「……おい、お前らついて来い」 スタスタ
575
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/12/21(日) 20:52:45 ID:HbRyouV.
【男の家】
男「入れ」
青黒「これが家か?」
赤白「狭いな」
青黒「洞窟の方がマシじゃない?」
赤白「まったくだ」
男「失礼って概念を知らんのかお前ら」
青黒「しかも汚い」
赤白「洞窟の方がマシだな」
男「はぁ……」
576
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/12/21(日) 20:59:07 ID:HbRyouV.
【男の家 居間】
男「さてと、お前らはどうやらここで生活をせねばならんらしいぞ」
青黒「……拷問か」
赤白「……拷問だな」
男「無視させてもらうぞ戦闘民族ども」
赤白「あれは主の口から出まかせだ」
男「分かっとるわ」
青黒「人里に降りる際にはああいう設定でということは予め聞いていたが」
青黒「……あの反応はなんだ……殺意が湧いてきたぞ……」
男「やめいやめい!殺すな」
577
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/12/21(日) 21:03:47 ID:HbRyouV.
赤白「そうだぞ青黒。やめておけ」
青黒「お前までそういうのか」
赤白「あんな蟻共は殺意を向ける価値もない」
男「そっち方向での見下しもやめろ」
赤白「ただただ不愉快ではあった、本当に人間という生き物は」
男「まぁ、皆はお前らが怖いのさ」
578
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/12/21(日) 21:05:51 ID:HbRyouV.
青黒「怖いとはなんだ」
赤白「わからんk
579
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/12/21(日) 21:10:43 ID:HbRyouV.
青黒「怖いとはなんだ」
赤白「わからん」
男「自分達にない力を持つ者を怖がるという感覚がないのかお前らは」
「「ない」」
男「はぁ……例えばだが自分よりも遥かに強い生き物がいるとする。
そいつが突然襲ってくるかもしれないが、近くにいなければならない。
怖いだろう? 皆が考えてるのはそういう類の事だ」
青黒「我々より強い生き物なんて見たことがない」
赤白「いるのか?いるのなら力試しをしたいな」
青黒「ああ、どちらが先に殺せるか競おうか」
赤白「望むところ……それで?いるのかそんな奴は」
男「俺が悪かったから今の話は忘れろ馬鹿ども」
580
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/12/21(日) 21:19:16 ID:HbRyouV.
青黒「馬鹿だと? 人間の分際で我々を馬鹿だと?」
男「そういう部分が俺たちにとっては怖いんだ。
仲良くは出来るかもしれない、しかし何か気に障った事があればすぐに
殺されるのではないかと……そんな、存在の近くにいたいと思うか?」
赤白「……」
青黒「……」
男「お前らは抑えていたつもりだろうが、滲み出た殺気を感じていた奴は大勢いた」
赤白「ほぅ」
男「伊達に皆戦争まみれの人生送ってねぇさ。お前らは友好する気ゼロどころか
殺気を滲ませていた。あれじゃダメだ」
青黒「勘違いするなよ人間。我々は主の命令には従う、ただそれだけだ」
男「だからお前らはどうでもいいと……その考えは皆に筒抜けだったぞ」
青黒「だからどうした。それでも我々は主に従いこの一族の為に戦う事になるのだ。
それでいいだろう?奴らの態度はふざけたものだった」
581
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/12/21(日) 21:24:12 ID:HbRyouV.
男「あくまで自分は悪くないと。そう言いたいわけだ」
青黒「実際そうだろう、なぁ?」
赤白「……」
青黒「赤白?」
赤白「……ハッキリと理解できた訳ではないが、お前ら人間は我々を恐れているわけだな」
男「まぁそうなる」
赤白「ならなぜ、お前は怖れない?我々を」
男「怖れてもしょうがないという考えだ。あとお前らは俺にとっては特殊能力が使える人間でしかない」
582
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/12/21(日) 21:29:41 ID:HbRyouV.
赤白「他の人間は何故お前の様な考え方はできない?」
男「それはわからんよ、俺の頭が一般人よりは飛んでるからじゃないかな」
赤白「飛んでるとはどういう事だ」
男「狂ってるということだ」
赤白「お前は我々は狂っている人間にしか相手にされない存在だとでも?」
男「曲解すぎる!」
青黒「……赤白」
赤白「まぁ、奴らが我々を恐れるのならばそれでもよかろう?
我々は堂々と過ごせばいい」
青黒「……そうだな、あんな奴ら……」
男「…………」
ギュ
赤白「な、なんだ」
青黒「なにをする!?」
男「手を握っただけだ。二人とも俺の目を見てよく聞け」
583
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/12/21(日) 21:37:06 ID:HbRyouV.
男「今は、その態度でも耐えられるかもしれない」
青黒「何がだ、手を離せ」
男「でもな、人間と集団で生きていくということ。これは本当に大変なんだ
いつか必ず耐えられなくなる、その態度では大きな傷を負う」
赤白「我々は傷を負うようなヘマはしない」
男「人間を甘く見過ぎだ、それに傷というのは身体的なものだけではない」
青黒「何を言ってるんだ?こいつは」
赤白「全くわからんがそろそろ手を離せ」
男「…………はぁ……まぁいい。今はわからんかもしれん。いくら言っても」
赤白「まぁ、何か助言をしようとした雰囲気ぐらい分かる。礼でも言おうか?」
男「いい」
584
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/12/21(日) 22:21:32 ID:LVrPBa2E
更新が月刊並だけどおもしろい
585
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/12/21(日) 22:22:21 ID:LVrPBa2E
上げすまん
586
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/12/21(日) 23:11:49 ID:mnJSBvSQ
更新きたあああああ
乙
587
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/12/31(水) 07:01:24 ID:zOTMIZtc
更新が楽しみだわ
588
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/01/01(木) 11:22:14 ID:Tfv9YaTI
男性格が気持ち悪い
589
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/01/01(木) 17:34:33 ID:Vh5TGzbg
>>588
ならみるな
590
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/01/13(火) 02:03:59 ID:gi/xceY6
なんか東京レイヴンズみたいな感じだ
591
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/01/21(水) 20:06:27 ID:DthfewqA
ま
592
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/01/23(金) 02:21:36 ID:aRkVrv8s
まだ続いていたんだな、更新止まったときに終わったと思ってみてなかったけど
今日からは、完結まで見るよ。
面白いから続き待ってる。
593
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/01/30(金) 13:26:11 ID:c1kxIAbI
ほ
594
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/01/31(土) 03:57:21 ID:1JhlfMzs
嗚呼、また素晴らしいSSに出会ってしまった
595
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/02/04(水) 22:11:42 ID:/Vto3daE
保守
596
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/02/05(木) 01:00:26 ID:LWEd5wOo
/ ̄ ̄ ̄\
/ \
/ ─ ─ ヽ
| (●) (●) |
\ (__人__) __,/
/ ` ⌒´ \
_/((┃))______i | キュッキュッ
.. / /ヽ,,⌒)  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄(,,ノ \
/ /_________ヽ.. \
. ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
____
/⌒ ー \
/ (●) (●) \ +
/ :::::⌒(__人__)⌒:::::ヽ
| |r┬-| | +
. \_ `ー’´ _,/
/ \ +
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | トン
_(,,) 早く続きを (,,)_
/ | お願いします | \
/ |_________| \
597
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/02/12(木) 23:25:42 ID:zJRq7QIc
保守
598
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/02/15(日) 11:51:53 ID:zCwUHVQw
保守
599
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/02/21(土) 02:56:24 ID:hGn/Ui5g
もう1年ちょいか……
600
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/02/28(土) 16:03:09 ID:8aNhrwTw
はよ
601
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/03/04(水) 22:21:57 ID:QSOptTpQ
1よおおおおおおおおおおおお続きを書いてエエエエエエエエエエエエエエエエ
602
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/03/14(土) 00:53:01 ID:5qO8sbc2
すみません。多分4月になります
603
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/03/14(土) 21:33:35 ID:OAfE4pDs
絶対待機なう
604
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/03/17(火) 20:57:42 ID:iG/mg4Es
保守
605
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/03/24(火) 18:59:51 ID:gD6MeqMk
ほす
606
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/03/25(水) 13:07:17 ID:RP4.MpE6
まだかよカス
607
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/04/01(水) 03:29:18 ID:1/TIzatE
保守
608
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/04/06(月) 01:02:12 ID:9Ha18mIM
保
609
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/04/09(木) 03:18:48 ID:S/dhjTps
守
610
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/04/16(木) 09:33:33 ID:1BQ6I9Tk
総
611
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/04/26(日) 23:49:59 ID:xsAarjm2
翌日
早朝
男「朝早すぎるお呼びに感謝する」
主「それが一族の長に対する態度か貴様」
男「日がまだ昇っても居ないうちに俺を起こすとはいい度胸だと思われます」
主「はぁ……奴らは?」
男「兵が俺を起こしに来た際に起きたようだ、家にいるよ」
主「昨日はどうしていた?あれから」
男「あんな初顔合わせだぞ、当然家に閉じ込めてた。あいつらもそれを望んだんでな。ま、簡単な俺の家での決まりを教えた1日だったよ」
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