[
板情報
|
R18ランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
|
1-
101-
201-
301-
401-
501-
601-
701-
801-
この機能を使うにはJavaScriptを有効にしてください
|
男「どちら様ですか」
612
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/04/26(日) 23:50:44 ID:xsAarjm2
主「なるほど。……さて、話を変えるが……どう思う?」
男「口下手すぎるだろ、もう少し要点をハッキリ聞け」
主「奴らの皆への順応だ。うまくいきそうかを聞いている」
男「どうかな、とりあえず今の状態のままでは殺されるぞ」
主「皆がか?」
男「違う。あの2人がだ」
主「…………面白いことを言う」
男「確実に殺される、このまま何もしなければな」
主「なに?」
男「つっても、精神的なものだがな。皆に、殺される。心を」
613
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/04/26(日) 23:51:45 ID:xsAarjm2
主「ああ。そういう事か」
男「あいつら、人に疎すぎる」
主「それはそうだろうな。奴らは生まれて来て十何年。
人間と接していない」
男「人との付き合い方を覚えさせないと、まずいぞ多分」
主「その為のお前だ。俺は奴らの戦闘力を引き出し磨き上げる事はできた。
しかし、その他は出来なかった」
男「…………」
主「お前には、向いているだろう。この役目は」
男「ははっ、人との衝突を避ける為の生き方なら確かに得意だが」
主「衝突をただ避けるだけではだめなのだ。溶け込ませろ」
男「……まぁ、俺なりのやり方は基本放任主義だ」
主「よく言う。……期待している」
男「話は以上ですかね、主様よ」
主「下がれ」
614
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/04/26(日) 23:52:31 ID:xsAarjm2
「主様」
主「盗み聞きとは感心せんな」
老中「ご冗談を、主様がそこで聞いておれと仰ったのではありませんか」
主「それで、どう思う」
老中「男には、ちと荷が重いのでは?」
主「ふむ」
老中「あの化け物共を溶け込ませるなど、かなりの力量が必要とされます。
常に奴らがいつ反抗するかに怯えながら、その奴らを皆に受け入れさせるなど」
主「貴様の思考回路では、確かに難しいかもしれんな」
老中「と、仰いますと?」
主「男に昨日、初めてあの2人を合わせた時に、奴は2人の手を取ってこう言った。
お前らは人間だ、と」
615
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/04/26(日) 23:53:10 ID:xsAarjm2
老中「まさかっ!人の形をした化け物であることは明らかではありませんか!
兵士の一部には、奴らを排除しなければ戦に向かう気も失せるという者たち
も出ているのですぞ!寝首をかかれたくはないと」
主「現状ではわからんでもないな。しかし、それではこれ以上の一族の拡大はない」
老中「主様……」
主「俺は、死ぬまでに日ノ本の半分の土地を手に入れたい」
老中「っ!!」
主「そのためには、優しき……とても優しき者の力を使い、
最強の力を御さねばならないのだ」
老中「……いずれ、皆の前でお話しください。
今はまだ聞かなかったことと致しましょう」
主「助かる」
616
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/04/26(日) 23:53:48 ID:xsAarjm2
【男の家】
男「ただいま」
赤白「……」
男「おかえりって言うもんだ、こういう時は」
赤白「帰って来たことぐらい気配で分かる。
何故いちいち声に出さねばならない?」
男「礼儀と気持ちの問題だ、今はまだわからんでもいいが取り敢えず言え」
赤白「え?」
男「ほらはやく、ただいま」
赤白「……おかえり」
男「ああ」 ニコッ
赤白「……」
617
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/04/26(日) 23:54:24 ID:xsAarjm2
男「もう一人はどうした」
赤白「寝てるが」
男「そうか、二度寝か。お前は寝ないのか」
赤白「そもそも我々は別に寝なくとも生きていけるのだがな」
男「ほー。便利なことで」
赤白「それで?主と話をしたんだろう。何の話をしたのか答えろ」
男「朝飯を作れ、昨日決めた当番によるとお前が今日の担当だ」
赤白「質問したのがわからなかったのか?」
男「そうだ、あと言い忘れていた」
赤白「なn 男「おはよう。赤白」
赤白「!……おは、よう」
618
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/04/26(日) 23:55:54 ID:xsAarjm2
男「おら起きろ!!」
青黒「…………」ムクッ
男「やっと起きたかーったくっておおおわあ!!?」
キィン!!!
青黒「誰だ貴様」
男「お前の記憶力はアリ並かいっ!昨日知り合っただろ!」
青黒「……ああ、おまえか」
男「寝ぼけてて凍らさせたら堪らんぞっ!?……ったく、飯だ」
619
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/04/26(日) 23:57:41 ID:xsAarjm2
赤白「……」
青黒「……」
男「いやお前ら挨拶ぐらいしろよ」
赤白「何がだ?」
青黒「何の挨拶をしろと?」
男「いやおはようとかよ」
青黒「ああ、人間どもが相手が起きているか確認できないから発する挨拶か」
男「違うわい!」
青黒「……じゃあなんだ?」キョトン
赤白「礼儀と気持ちの問題なんだそうだ」
青黒「なんだそれは」
男「いいから従え、じゃないとメシ抜きだ」
620
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/04/26(日) 23:58:44 ID:xsAarjm2
青黒「ふざけるな」
男「おはよう、青黒と赤白」
赤白「……おはよう。というか私はさっき言っただろう」
青黒「ちっ…………おはよう」
男「よし!それじゃあメシだ」
男「うめぇなおい!」
赤白「……な、なにがだ」
男「お前らもしかして料理得意なのか?」
赤白「ただの汁物だろう、この程度山で暮らしていれば造作もない」
男「いやぁ山暮らしだから肉焼いて食ってるとかだけかと思ってたからよ。
期待してなかったんだが。これはうまい。本当にうまいぞ」
赤白「……そ、そうか」
青黒「お前たちと似たようなものは食べてきたわけだが?失礼な奴だ」ギロッ
男「ひぃっ!」
621
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/04/27(月) 00:00:28 ID:6.biM9TM
赤白「まぁ待て、明日はお前の番だろう。見返してやれ」
青黒「え」
赤白「な?」ニヤッ
青黒「……」
男「?」
赤白「まぁその、料理をうまいと言われたら、悪い気はしなかった」
男「だから?」
赤白「教えてやろう、この青黒。獲物をよく取ってくるが、料理の方がな」
男「あ」
622
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/04/27(月) 00:01:33 ID:6.biM9TM
青黒「なんだその「あ」 は!!!」
男「いや、えーと明日の当番は俺がしようか?」
青黒「何故そうなる!当然私がやる」
男「…………」
青黒「料理なんてものは、簡単だ。見てろ……なにか文句あるか?」
男「な、ない」
赤白「はははっ」
男「さてと、二人とも。今日は市場へ行くぞ」
赤白・青黒「「?」」
男「メシの材料を買いに行くんだ。場所を教える目的もある。来い」
赤白「材料なら取ってくればいいだろう山で」チラッ
青黒「そこで私を見るな」
623
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/04/27(月) 00:02:10 ID:6.biM9TM
男「これからお前たちは人の社会に溶け込むんだ。
人の金の仕組みを理解しないとな」チャリン
赤白「?なんだこれは」
青黒「?」
男「これから先はそれで物を手に入れるんだ。
これが1文でな、これが…………」
男「よし、それじゃあいくぞ」
青黒「まだ信じられん。これと食料が交換出来るなど」
赤白「そういえば、むかーーーし主から聞いた事もあったやもしれん」
男「ま、一回使えば分かるさ、行こう」 ガラッ
624
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/04/27(月) 00:03:18 ID:6.biM9TM
男「…………」スタスタ
赤白「…………」
青黒「…………」
男「……気にするな」
赤白「気にしてなどいない」
男「そうか」
青黒「……雑魚どもが群がる様は滑稽だな。隠れて見張っているつもりらしい」
男「はぁ…………」スタスタ
625
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/04/27(月) 00:04:02 ID:6.biM9TM
市場
ガヤガヤ ザワザワ
男「やってるやってる」
赤白「ここが、市場か」
青黒「……」
男「ああ、賑やかだろう?」
赤白「まぁ……」
青黒「……」
「なぁおい、あいつら」
「! お、おい」
「例の奴らか……」
「化け物め……」
ザワザワ ザワザワ
626
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/04/27(月) 00:05:49 ID:6.biM9TM
赤白「……」
青黒「……」
男「あ、えーと。あそこが肉屋だ」
「へいらっしゃ……男」
男「よう!こないだ買った燻製が無くなっちまってさ、買いに来たぜ」
赤白「……」
青黒「……」
「…………ど、どれを買うんだ?また燻製でいいのか?」
男「ふむ、そうだなぁ、青黒。決めていいぞ」
青黒「……」ジッ
「ヒッ……」
男「おいおい、こいつらは別にお前を食いはしねぇよ。過剰反応すぎるぜ?
主様も言ってただろう?辺境からきた民族だって」
627
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/04/27(月) 00:06:24 ID:6.biM9TM
子供「嘘だ!!そいつら絶対化け物だってとーちゃん言ってた!!!」
母親「こ、こらっ!!!何てこと言うの!!」
赤白「…………」ジロッ
母親「ひぃぃ!!」
男「…………」
青黒「…………貴様ら」
男「やめろ、抑えろ」
青黒「何故だ」
男「相手は子供だ」
青黒「子供ならなにを言ってもいいと言うのか!!」
キィィン!!!!
ザワッッッ
628
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/04/27(月) 00:07:17 ID:6.biM9TM
「こ、凍ったぞあの娘の周りが!!」
「や、やはり化け物だ!!!」
「こ、ここ殺される」
「逃げろっ!!」
ザワザワ ザワザワ
男「……おい」
「ひ、ひぃ……」ガタガタガタガタ
男「この燻製とその肉をもらおうか、いくらだ?」
「ぁ……え、えーと20文」
男「値上がりしてんじゃーか……ったく」チラッ
赤白「……」スッ
「ひぃぃぃぃぃ!!!」
赤白「……」
男「金払うだけだよ!受け取れっての!」
629
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/04/27(月) 00:08:05 ID:6.biM9TM
「…………」
赤白「……これで、足りるか?」
「…………あ、あぁ」
赤白「そうか」
男「……帰ろうか、二人とも(他の店みんな逃げやがって……くそっ」
赤白「……わかった」
青黒「…………」
【男の家】
男「……」ガラッ
赤白「……」
青黒「……」
男「……みんな、まだお前らを怖がっているだけだ」
赤白「気にしていない」
青黒「そ、そうだ、あんな雑魚共」
男「すまない」
630
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/04/27(月) 00:08:44 ID:6.biM9TM
赤白「……何故、謝る」
青黒「……」
男「ここまでの反応とは、予想外だった。俺のせいだ」
青黒「……お前が、謝ることは、意味がないだろう」
男「そうかもしれない、しかし」
赤白「なんだ」
男「お前たち、深い傷を負った顔をしている」
赤白「ッ!」 青黒「そんなことはないッッッ!!」
男「…………すまない……」
青黒「……なぜ、お前がそんなに」
赤白「傷を負った顔をしているんだ」
男「…………必ず、俺が何とかしてみせる。時間をくれ」
青黒「…………」
赤白「…………」
631
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/04/27(月) 00:09:34 ID:6.biM9TM
コンコン
男「!……誰だ」
「伝令に参った、男よ、赤白青黒両名を連れて特攻の詰所へ来い」
男「え?」
赤白「……?」
青黒「何用だ」
「隣国が攻めてくるという情報が里の周りに布陣させている斥候から入った」
男「!!」
赤白「ほぅ……」
青黒「戦か」
「詳しい内容は詰所で説明する、急げ」
男「…………わかった」
赤白「……」
青黒「……」
男「行くぞ」
632
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/04/27(月) 00:10:10 ID:6.biM9TM
詰所
男「ここだ」
赤白「ふんっ」
青黒「へぇ」
シーーーン
赤白「68人か、奥の部屋に12……80」
青黒「我々への殺気は市場の比じゃないな」
ザワッッッ
(こ、こいつら……一瞬で人数を)
(俺たちの殺気に全然)
男「ひぃぃぃぃぃ」
赤白「おい、なぜお前が怯えてるんだ」
男「特攻の奴らの殺気だぞ!?普通の部隊じゃねーんだよ特攻は。
何でもきたねーことはやっちまうウチの一族の暗部だ」
青黒「くだらんな」
633
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/04/27(月) 00:10:50 ID:6.biM9TM
「なにぃ!?化け物風情が」
青黒「…………」ギロッ
「!?」ゾクッッ
「お、おいどうした!」
「泡吹いて倒れやがった」
「こ、こいつら……」
ザワザワ ザワザワ
主「そこまでだ」
ピタッ
男「お、きたか」
赤白「主よ、お前の手駒共、使い物になるのか?」
「なんだとっっ!?」
「聞き捨てならん!」
主「やめんか」
634
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/04/27(月) 00:11:28 ID:6.biM9TM
赤白「答えろ」
主「俺が選りすぐった精鋭達だ、こやつらがおらんと里の平和はない」
赤白「……そうか」
青黒「弱そうな奴らだ、役に立つのか?」
「こ、こいつら言わせておけばっっ!!」
主「青黒には俺から言っておく、拳を降ろせ、すまないな」
「主様っ!我々もこいつらが使い物になるのか疑念を抱いております」
「そうだそうだ!」
「ここにいる全員がそうだ!」
「化け物だ!俺たちを殺すんじゃないのか!」
男「それはないっ!!!!!!」
ピタッ
635
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/04/27(月) 00:12:03 ID:6.biM9TM
赤白「……お前」
青黒「お、おい」
男「こいつらの無礼は俺の教育不足なせいだ。
皆、今は俺に免じて許してやって欲しい!
こいつらは絶対に里の皆に危害は加えない。約束する、俺を信じてくれ」
「そ、そういわれてもだな男」
男「この通りだ」
赤白「!!」
青黒「!?」
「や、やめろ。土下座なんて」
「お前がそこまでする必要はない」
「そうだぞ男、お前が謝ることは何もない」
「頭をあげろ」
男「どうか……どうか……こいつらを嫌わないでくれ……頼む」
「い、いや俺たちは嫌っているわけでは」
主「顔をあげろ」
636
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/04/27(月) 00:13:42 ID:6.biM9TM
男「…………」
赤白「男……」
青黒「なんでお前……」
主「赤白に青黒」
赤白・青黒「「!」」
主「ここにいる者たちは、一族の皆を守る為にはどんな事でもやると誓った。
かけがえのない者たちだ。俺の宝だ」
「主様……」
「…………主様」
主「そしてお前たち、この2人は俺の呼びかけに遥か彼方より来てくれた者たちだ」
「…………」
「…………」
主「彼女らを貶める言動は慎め」
「…………」
「…………」
637
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/04/27(月) 00:15:08 ID:6.biM9TM
主「双方、いいな」
「「御意」」
赤白「……わかった」
青黒「ああ」
主「男もそれでいいな」
男「……もちろんだ」
赤白「…………」
青黒「…………男」
638
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/04/27(月) 00:16:48 ID:6.biM9TM
主「では本題だ。時間がない一気に言うぞ。
東の山から隣国の歩兵約3000が攻めてくる」
「3000だと!?」
「そ、そんな大軍」
ザワザワ
主「敵の目的は併呑だろう、一族の危機とも言える。これまでならば」
「どういうことですか主様」
主「皆にも見せただろう、こ奴らの力を」
赤白「3000か」
青黒「1500ずつか、まぁまぁだな」
「ま、まぁまぁって貴様ら……」
「……」ゴクッ
639
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/04/27(月) 00:17:22 ID:6.biM9TM
主「今回は、こ奴らの実力を最も把握しておかねばならんお前達への絶好の機会だ。敵兵の討伐にはこやつら2人のみを出す」
ザワッッッ
「!!!?」
「無茶だっ!!!」
「主様っ!それはあんまりにも……」
男「マジかよ!?」
ザワザワ ザワザワ
主「行けるな?」
赤白「当然だ」
青黒「最近身体が鈍っていたところでな、丁度いい」
シーーン
640
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/04/27(月) 00:18:27 ID:6.biM9TM
主「ふっ……お前達には、これから自分達にどんな戦力が加わったのかを見てもらう。2人の後方にてあぶれて来た敵を始末しろ」
赤白「あぶれさせる?……どう思う?」
青黒「愚問だな」
主「では、行くか……ついてこい!!出陣!!」
赤白「……」チラッ
男「行ってこい、ケガするなよ」
青黒「……」チラッ
男「どうした?」
《どうか……どうか……こいつらを嫌わないでくれ……頼む》
赤白・青黒「「…………」」
641
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/04/27(月) 00:19:12 ID:6.biM9TM
男「?」
赤白「見ていろ」
青黒「そうだ。絶対に勝つから、見ていろ」
男「!…………わかった」ニコッ
赤白「ふっ」
青黒「……競うか」
赤白「いいだろう」
青黒「勝った方が……あいつに……戦勝報告を、しよう」
赤白「……なんだろう、魅力的に聞こえるな。何故だろう」
青黒「分からん……しかし、魅力的だろう?」
赤白「……絶対に勝つ」ニヤッ
青黒「勝つのは、私だ」ニヤッ
642
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/04/27(月) 02:18:46 ID:gotyRAXA
乙でした
643
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/04/29(水) 02:26:36 ID:VLQUaC/k
待ってた
644
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/04/29(水) 23:48:29 ID:50jaRXfU
乙
645
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/05/08(金) 17:30:08 ID:1rPm8KMw
面白い
646
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/05/22(金) 16:55:54 ID:SjU6k/zs
まだかかるかな
647
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/05/27(水) 06:05:11 ID:D73Sjb16
上げ
648
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/05/27(水) 06:45:39 ID:D73Sjb16
上げ
649
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/05/31(日) 02:06:13 ID:ywj3OlI2
はよ
650
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/06/14(日) 21:54:31 ID:pJYMmSyA
あげ
651
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/06/28(日) 18:30:01 ID:tDcb0XoU
まだー
652
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/07/02(木) 01:09:34 ID:n.INCTyI
楽しみにしてます
653
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/07/08(水) 21:30:05 ID:tjwGi602
ほしゅ
654
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/07/26(日) 02:28:18 ID:3924Oqnw
一応楽しみなんだがなあ
655
:
面白すぎます。
:2015/07/27(月) 06:17:41 ID:T8IL85Tc
まじで早く書いて頼みます
656
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/07/27(月) 21:17:19 ID:X7M1eNgM
おなシャス
657
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/07/30(木) 21:43:38 ID:89kexS/o
面白い
658
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/07/30(木) 23:46:16 ID:Yu3wg2AY
黒さん、白さん先輩、くノ一赤城さん、青城さんの絵をイメージで描いたけど画像うpできないことに愕然としたわ
乙。まぁ気張らず適当に書いてくれ。
659
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/08/01(土) 10:49:01 ID:E1iZ0X7.
>>658
見たいから何とかうpだろjk
660
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/08/10(月) 16:18:17 ID:NSp/T6EA
まだですか?
更新待ってます!
661
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/08/13(木) 01:14:45 ID:HcFCBhHw
モッツァレゴラァァ!
662
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/08/14(金) 09:04:53 ID:9Le61Jf2
なんでこんなに臭いんだ・・・twitterから流れてきてるからかな?
663
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/08/15(土) 02:20:32 ID:Y6NhE2Vw
>>662
きもい
664
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/08/23(日) 02:25:36 ID:O9oEB0mI
更新待ってます
665
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/09/04(金) 23:19:03 ID:0v9woAyw
ほ
666
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/09/09(水) 19:29:25 ID:CwgZ2sNc
ほ
667
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/09/15(火) 22:24:58 ID:sNO0.msc
ほ
668
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/09/30(水) 17:39:28 ID:JTl/Bpqw
ほ
669
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/10/01(木) 16:42:38 ID:QUPfArbI
>>33
誤字じゃなく
1000万(円)台だろ
670
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/10/06(火) 08:56:15 ID:EX/tJAkE
今更すぎるツッコミに草
671
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/10/25(日) 17:15:34 ID:6qsQcJkw
待ってます
672
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/11/03(火) 08:05:35 ID:yc2Y8UME
待ってるぞ
673
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/11/23(月) 23:33:51 ID:PMVb3uO2
ほ
674
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/11/27(金) 21:29:26 ID:jUE/ysEo
もう少しです。すみません。出張もうすぐ終わります。
675
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/12/03(木) 16:29:02 ID:FflXVMw2
あ
676
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/12/03(木) 21:19:19 ID:TozbBKGQ
未だに待ってる
677
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/12/15(火) 01:14:41 ID:unJ0WA1w
ほっ
678
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/12/22(火) 16:31:14 ID:WwXaFW22
ほほ
679
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/12/23(水) 04:26:23 ID:YwuN4LW.
2年wwwwwwww
プロットはいいのに
680
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/01/01(金) 21:23:46 ID:AkWvh5Kc
あけおめ
681
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/01/04(月) 05:03:13 ID:/lsNccN2
◆読者の方へ
ここまで作者側に関することが多かったですが、読者側もローカルルールは守ってください。
また、読む側の皆さんにもお願いがあります。
・作者本人に断りを入れずに新しくスレッドを立てない
→次スレを勝手に立てる方が見かけられますが、作者本人が立てるのでその必要はありません。
ニュー速VIPや他の場所からこちらに移動する際も作者本人が立てるようにしてください。
作者以外が立てる場合は断りを入れてからにしてください。
作者が立てられない場合は誰かにスレ立て代行を依頼することをお勧めします。
また、「早く続きが見たい」という意図で勝手に他人のスレッドを立てる人もいますが、宣言なしにHTML化いたします。
・書き込む時はsage推奨
→この板ではsageを付けての書き込みが好まれる傾向にあります。できればsageを付けておくと余計な問題を生みません。
sageを入れずに書き込み、上げてしまう→指摘される→言い合いの流れはよく見かけます。
指摘する人もいますが必要でない限りはできれば無視、問題があれば言葉を選んで注意位にとどめてください。
一番大事なのは言い争いをしないことです。
・荒らしはスルー
→必要以上に煽る、埋める、スレッド乱立等、行き過ぎた行為は荒らしと見なされます。
荒らしを見かけた際は作者も読者もスルーすることをお勧めします。荒らしに構うのも荒らしです。
・SSを見つけるために
→
>>2
にあるHTML化依頼スレッドには完結したスレが多く書き込まれています。
そこから探すと完結したスレを読むことができます。同じく
>>2
にあるスレタイサーチもご活用ください。
SS速報VIPに始めてきた方へより引用
Email欄にsageを付けましょう。作者様に迷惑をかけてしまいます
682
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/01/17(日) 02:49:48 ID:r3g2ia/6
ほ
683
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/02/01(月) 17:37:18 ID:8rwZPmh6
待ってます
684
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/02/12(金) 02:32:59 ID:ukRJ0q.Q
待ってる
685
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/03/02(水) 00:07:43 ID:6xwE3tL2
お
686
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/03/16(水) 18:37:52 ID:hyNs9LWQ
はぇ^〜1年ぶりに来たけどまだ完結して無いんすね^〜
時間かかっても完結させてください!オナシャス!
687
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/03/17(木) 21:53:24 ID:Po5EQmd.
がんばります
688
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/04/26(火) 19:15:14 ID:AC8gmWjY
ほ
689
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/05/06(金) 03:52:04 ID:fh5ITqBk
まだかな
690
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/05/27(金) 20:26:45 ID:vOQJKTL6
イッチはもう来ないのか?
希望的観測に賭けて、保守
691
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/06/05(日) 13:36:39 ID:n3T.8WiQ
>>64
692
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/07/24(日) 04:48:33 ID:ct28jNwg
ここであえてageる!
693
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/08/17(水) 02:03:00 ID:oFTeodIo
保守
694
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/09/07(水) 07:12:59 ID:1h9ac30c
保守ん
695
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/09/15(木) 22:53:50 ID:zrmgh2sw
保守
696
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/09/19(月) 02:16:01 ID:eTGfiqQI
ほ
697
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/10/03(月) 15:38:55 ID:yCKoXw/o
ほ
698
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/10/04(火) 11:33:20 ID:3Ut79vPc
紫煙
699
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/10/25(火) 18:18:31 ID:f6ggoGzI
支援
700
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/10/28(金) 06:19:37 ID:pNzO2jbM
まだ?
701
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/11/21(月) 21:12:48 ID:e.sqgoqE
敵国大将「奴らの動きはどうだ!!」
斥候「はっ!現在陣地付近の砦で防戦することに決めた模様で、出てくる気配はありません!!」
大将「よぉし!!今日こそ長年の恨み晴らしてくれる!!!全部隊!!突撃せよ!!!
生意気な彼奴らを殲滅し我が国の礎とするのだ!!!!いけぇ!!!!!!!!」
ウォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ
男「う、うぉぉ地響きが……」
「お、おい大丈夫なのか」
「3000って言ってたな、近隣諸国4か国分は戦力を集めた計算になるぞ……」
「……いくらなんでも、多すぎだ」
主「落ち着け貴様ら、あの二人を信じろ」
「し、しかし主様……」
主「見ておれ、これから貴様らは新たな領域の戦いを目撃する」
702
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/11/21(月) 21:13:47 ID:e.sqgoqE
「おっしゃああああどんどんいけやあああ男は殺し女は犯せ!!!いけいけいけぇ!!!」
「体調!!前方に人影1!!女です!!」
「あぁ!?女が一人だと?こんなところでか?まだ奴らの中心街へはヘブッ!?」
「隊長!?」
赤白「よくおらぶ虫けらだな、そこら辺にいる蚊のほうがまだ避けるぞ」
「な、お、お前!! ギャッ!!!」
「きゅ、急に炎が!? ウギャアアアアアア!!!」
「な、ななお前は……なんだ?」
赤白「なんだ……か……あの世で見物でもして理解しろ」
グアァァァァ!!!!
703
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/11/21(月) 21:14:57 ID:kvF1HDAc
「ぬ、主様!?赤白の周りが!!!」
主「うむ」
「大火事じゃねぇか!!なんだありゃ!?もう何百人も炎の中に……」
主「奴は無尽蔵に炎を操ることが出来る、しかもまだ言霊を唱えていないとなると、お遊びなのだろうな」
「そん……な……」
「あれで手加減……だと?」
男「あいつ、笑ってやがる…………ッ!」
主「そして、奴が炎ならば、青黒は氷だ……ふん、派手にやっておるな」
「お、おいあっちを見ろ!!」
「え?」
「う、うわっ……山全体が凍って……?」
704
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/11/21(月) 21:15:45 ID:kvF1HDAc
「な、なんなんだよお前は!!!ひぃぃ!!」
「ギャアアアアアアア殺さないでくれ殺さな……ギ……ググッ……」 ゴキッ
青黒「弱いな、なんだお前ら。どうしてそんなに弱い」
「や、やめ……ああああああ俺のあしがああああああ!!!」
「たすけてくれえええええ肺が凍っていき……グッ」 ゴホ
青黒「おいおい……もっと楽しませてくれる獲物はいないのか?」
青黒「くくくっ……これじゃあアイツに数で負けてるのか勝ってるのか分からないじゃないか……もっと」
「ひ、ひぃ……」
「くるな……くるなああああああああああ」
青黒「もっと……殺させろ」 ニヤァ
男「…………」
705
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/11/21(月) 21:16:24 ID:kvF1HDAc
大将「こ、こんなバカな…………」
斥候「お逃げください!!奴らはすぐそこに!!一度撤退してギャァァァ!!!!!」
大将「……ひ」
赤白「終わったか?」
青黒「みたいだな、こいつが大将らしいぞ。誰かが言ってた」
赤白「ほぅ」
大将「い、命だけは……」
青黒「お前の命にどれだけの価値が?」
赤白「寝言は死んでから言え」
大将「や、やめ……あ、ぁぁぁ」
ボォッ!!!
大将「ギャアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!」
706
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/11/21(月) 21:17:20 ID:kvF1HDAc
赤白「ふむ」
青黒「結果は?」
赤白「今ので私がリードだろうな。1501だ」
青黒「ふん、絶対数えていないくせに」
赤白「そういうお前は?」
青黒「私はちゃんと数えたぞ。1504だった」
赤白「嘘だな、絶対数えていない。あんな粉々になった人間の氷塊から正確に人数を数えられるわけがないだろ」
青黒「うるさい……私が勝ったんだ」
赤白「……先に先勝報告をしたもの勝ちだ!!!」 ダダッ
青黒「あ!!こ、この!!お前卑怯だぞ!!!」ダダダッ
707
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/11/21(月) 21:17:54 ID:kvF1HDAc
主「戻ったか」
赤白「戻りました主様」
青黒「大したことないな、奴ら」
主「そうか……」
「「「「「「「「…………」」」」」」」」
赤白(な、なんだ……この視線は)
青黒(……?)
主「…………男ならあそこにいるぞ、戦勝報告でもしてくればいい」
ハッ
赤白「そ、そうだ……私が先だ!!」ダッ
青黒「っ!!!負けるか!!!」ダダッ
708
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/11/21(月) 21:20:11 ID:kvF1HDAc
男「…………」
赤白「お、おい……勝ったぞ」
青黒「見たか!!どうだ!すごいだろう私は」
赤白「私のほうがすごい!いっぱい殺したぞ!!焼き尽くしてやった」
青黒「いいや私だ!!みんな凍らせて粉々に砕いてやった」
赤白「やつらの断末魔たるや笑わせてくれるわ」
青黒「はははっ!気分がよかったぞ、やめてくれ!殺さないでくれってな……はっはっはっはっ」
赤白「ははっ!!私のほうだってやれやめてくれーーだの殺さないでくれーあついーーって散々言ってたわ」
青黒「あんな雑魚どもなら森でやってた訓練の標的のほうが100倍ましだな」
赤白「ふっ、確かにな……あ、それともう一つちゃんとこれは言わないとな!」
709
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/11/21(月) 21:21:28 ID:kvF1HDAc
男「…………」
赤白「男よ、私はケガをしなかったぞ!」
青黒「!!……私もだ!ほめろ!無傷だ!」
赤白「我々は無傷で3000の人間を殺し尽くせた!!」
青黒「一人残らず殺せた!!」
赤白・青黒「「私たちは!勝ったんだ!!!男!」」
パァン!!!!
パァン!!!!
赤白「…………ぇ」
青黒「………………ぁ……?」
男「……この、馬鹿野郎どもが!!!!」
710
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/11/21(月) 21:23:46 ID:kvF1HDAc
×体調!
〇隊長!
orz
711
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/11/21(月) 23:13:58 ID:nk0diU2k
来たか(●゜◇゜●)………(●^◇^●)
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板