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5巡目のしりとりスレ

161名無しの厨二能力者:2014/09/25(木) 08:00:55 ID:2dNr/K6s0
/チッ、文字化けとは締まらんな
/最後は「如何かな?」

162名無しの厨二能力者:2014/09/25(木) 09:38:01 ID:b6glTFaQ0
何読んでるの?
うわっ…創世神話とはまた真面目を通り越して気持ち悪いな…面白いの?

あ〜…アンタに聞いたあたしが馬鹿だったわ…
あーあー聞こえ無い〜っと、そうそう、その偉大なる神父様がお呼びだよ
なんの用かは知らないけれど、確かに伝えたからね〜

163名無しの厨二能力者:2014/09/26(金) 03:03:48 ID:MPLKAEEo0
ねぇ……って、もう居ない
しかし、このやりとりには違和感があるなぁ

根本的な部分ですれ違っているというか、そもそもコイツは神なんて語ってたっけ?
不満と力量を見るに、人のいない世界を創造してずっと引きこもってそうだけど……誰かの立場を押し付けられてるような

なーんて

まあ、昔話で似た奴が統合されるのはよくある事だよね

……っと、早く神父様の所にいかないと

164名無しの厨二能力者:2014/09/26(金) 15:51:34 ID:ueiqBRRs0
『父さんにこの剣の柄を受け取ったんだがどうすれば良いんだこれ…』
『刀身は元々取り付けられてないから切れ味やリーチなんて話は論外』
『これを握ってぶん殴るって訳でもなさそうだし…』
『唯一の手段の魔力を引き出す触媒として使ってみても普段正式に使われている触媒に比べると少々心もとない』

『まさかあの映画やゲームみたいに柄を持って剣として振れば謎のエネルギーの刀身が出るとか?ハハッまさかな…』
『何?あの映画を知らないのか?…何てもったいない!…真面目なのはいいがもう少し自分のために時間を使ってもいいんじゃないか?』
『俺が見た映画ではな、これをこう持って縦に振ると…』

……あの時は、俺も驚いたよ
まさか適当に振っただけで君の聖書を真っ二つに斬り裂いてしまったのだからな
その時の君の怒りようは今にも悪夢に出てきそうな程恐ろしいよ

…言い過ぎなんかじゃない、俺があの時あんな高い屋根まで登って逃げた相手は君が初めてさ

165名無しの厨二能力者:2014/09/26(金) 16:30:40 ID:d9Y0dlVs0
「さながら鬼や悪魔の類いのようだった」と、兄は後にそう言って懐かしんでいた
たしかに、普段の彼は常に冷静沈着……庭で本を読みふけっている姿が頭に浮かぶ
「不躾で申し訳ない」と言ってパーティー会場に隅で交際を申し込まれたのも良い思い出のひとつだ
だけどその時は兄の介入で見事なまでに話は流れた……思えば、兄は何でも少々行き過ぎるきらいがあった

そして今日、私は兄の亡骸と対面した
何者かに殺害され、発見時には既に手遅れだったらしい
けれども私には、犯人についての確信を得ている
……そう、彼だ……正確には、彼の中にいる誰か
私は

166名無しの厨二能力者:2014/09/27(土) 22:01:07 ID:rrktjSkE0
『――背徳の一面を見せたとしても決して彼を見放すな』
『彼の中にいる真実の姿を見据えるまで、決して瞬きしてはならぬ』
『私の親友を、お前にとっての何よりもかけがえのない者を、誰よりも強く、ひたすらに信じるのだ――』

意識が無くなる間際に貴女の兄さんは…私の師匠は君にそう伝えてくれと言った…
…解らない、親友と信じていた者に殺されるという救われぬ最期だというのに…
あいつは凶刃に刺された師匠に対して、嘲るように笑っていたのに
師匠であればあそこで刺し違えて道連れにすることもできたはずなのに

何故、私の師匠は…ただ幸せそうに微笑みながら逝ったというのだ

私には…わからない…

167名無しの厨二能力者:2014/09/28(日) 00:44:00 ID:U0V43ygk0
いつか……いつかは解る日が訪れるはずです
私の兄が望んだことだもの、きっと何か考えてあるはずです
だから私は……いいえ、私たちは! あの人を捜さなければなりません
そうすれば真実は自ずと見えてくると信じます

!!……こんな時間に、呼び鈴
出るべきでしょうか……姉様

168名無しの厨二能力者:2014/09/28(日) 08:13:53 ID:SxvLQACk0
待てェイ、我が妹よォオ……
こうも見え透いた危険にお前を晒すわけには行かぬゥウ……
お姉ちゃんが見てこようゥウ……お前はもう暫しの間、兄者の思い出話を楽しんでおけェイ……
なァに安心せいィイ……お姉ちゃんに任せておけば安心だからなァア……

……あァ、そうだァア……兄者の部屋にあの「柄しかない剣」があったなァア……
遺品……というわけでもないがァ、あれはお前の好きなようにするといいィイ……

……任せたぞ、妹よォオ……

169名無しの厨二能力者:2014/09/29(月) 16:19:59 ID:c56N6N0c0
おい待て、姉上
ちょっと姉上、足を!足を止めてくれ!頼むから!

……コホン
よし、姉上……妹を連れて奥へ
客にはこの私が対応する
なに、念のためだ

170名無しの厨二能力者:2014/09/29(月) 23:17:57 ID:6UK0.awY0
だ、大丈夫ですか?
いえ、まぁこんな夜遅くに訪ねてきた私も私なんですけどね
まぁそんなことはさておき

あなた方の亡くなられたご家族の方には御冥福を申し上げます

そして今回亡くなられた方の親友を名乗る者からメッセージを預かっております

『新月の日、初めて会ったあの場所で待つ』…とのことなんですが
…正直なんのことやら私には全く検討つかないですね
大方葬式の取り決めでも行いたいのだと思うのですが…
…まぁ私が首を突っ込むことでもないですね

取り敢えずメッセージは確かに伝えましたからね
それでは、さようなら
何時かまた縁が在れば会いましょう


……クッ、…フフフ…フフ、フハハハハ!!
アーッハハハハハハ!!おもしれぇおもしれぇ!
お前ってちょっと刺激したらいとも簡単にそれもアッサリと人を殺しちまうんだな!
それも初めて殺したのは大事な大事な親友様だとさぁ!

……どう思う?真面目で哀れな傀儡さんよ

171名無しの厨二能力者:2014/09/30(火) 01:04:24 ID:5pLLaIPQ0
よう、傀儡くん
お前さんが大事に読んでたこの聖書だがな、何が書いてあった?
神の教え、何て答えは求めてないぜ……わかるだろ、質問の意味は
この聖書には7、37、67頁が破られている
それともう一つ、15、55、95頁は角が折られているな
どういうメッセージなのか教えてもらいたいんだ
あいつが眠っている今の内に、なあ?

172名無しの厨二能力者:2014/09/30(火) 06:35:36 ID:smXYUC/20
あんぱん

173名無しの厨二能力者:2014/09/30(火) 07:30:05 ID:zU5GVOm20
ンンンンンンッ!!ンンンンアアアアアアアっっっっ!!!

まだだ!まだ終わらんよ!この俺が生きている限りな!

174名無しの厨二能力者:2014/10/01(水) 04:24:24 ID:7kixROGg0
何度も何度も繰り返したはずだぜぇ……?
その度にオレは言ってやったぁ……「力を貸してやる」となぁ……
いいかぁ……オマエの成せる事などたかが知れているぅ……
このオレと契約すればぁ……オマエも【能力者】の仲間入りぃ……
成せる事は飛躍的に増えるぜぇ……?
オレはオマエを気に入っているぅ……だからこそのぉ……提案だぁ……
まあぁ……今日はもう遅いからなぁ……夜までは待とうぅ……
よく考えてぇ……良き決断をするんだなぁ……

175名無しの厨二能力者:2014/10/01(水) 23:29:54 ID:AgxxPFnE0
ぁ…ぅ…お前みないなヤツの力を借りるなど、異能に呪われたバケモノの仲間入りなど・・・
おぞましい、お前みたいなヤツなんかっ・・・でも・・・

でも、何も出来無いまま見ているだけなんて、もっとイヤだ…使ってやるよバケモノ!
この願いに答えてみせろ!さぁっ力をよこせ!!!

176名無しの厨二能力者:2014/10/02(木) 02:25:00 ID:ytXXgbH.0
せっかくだから教えてあげよう
君が契約したそいつは君からあるものを奪い取る
時に寿命、時に金銭、時に周りの人間の命……まあ、色々だ
信用しすぎず、あくまで道具と持ち主としての関係でいることを勧めるよ
話は以上だ、頑張ってくれたまえー
あ、そうだ……お姉さんによろしく伝えておいてくれるかな

177名無しの厨二能力者:2014/10/02(木) 23:19:52 ID:zjIMsxBQ0
何を言っても無駄ですよ、僕はもう覚悟が出来ています
あの人を守るためなら、僕はどんなことだってできる
そう、そのためになら、どんなものを犠牲にしたって惜しむものか……ッ!

178名無しの厨二能力者:2014/10/03(金) 05:33:46 ID:xPML4zJM0
勝手にしたければするがいい
だが忘れるなよ……お前はもう一人ではない
つまりその双肩に責任が乗っているということだ
身勝手は自分自身だけではなく、お前の仲間にも牙を剥くんだ
その事を努々忘れるな……ッ!!

179名無しの厨二能力者:2014/10/03(金) 06:07:49 ID:wocgZ59I0
夏目漱石

180名無しの厨二能力者:2014/10/03(金) 19:22:08 ID:ptYrw.lw0
貴様だな、探したぞ
何年も探したぞ
始まりは我が師を殺し果てにはあろうことかその友までを利用したあの日からだ
貴様には随分と好き勝手してくれたが……これで終わりとしよう

我が一振りの剣は罪を償い全てを再びやり直す為…
貴様に奪われたもの全てを取り戻す為…
非力で、そしてひたすらに無力であった自らの過去を断ち斬る為に…
…今ここで全ての決着を着ける…

いざ、推して参る…!

181名無しの厨二能力者:2014/10/03(金) 21:25:40 ID:wocgZ59I0
ルーチンワーク

182名無しの厨二能力者:2014/10/04(土) 00:48:58 ID:LCXPajt.0
苦しい時は苦しいと言いなさいな
私は貴女の事を守るように主から仰せつかっているのですから
それだけじゃありません、私自身も貴女を守りたい……ええ、本当ですとも

私の名前?
私はただの猫です、名前はまだありません
そう、まだ……貴女にね、付けてもらいたいのです

183名無しの厨二能力者:2014/10/04(土) 05:42:36 ID:u8NcdXzI0
隅に置けないものであるな?立派な使い魔を連れているではないか
我輩?…冗談では無い、誰の命令に従うでもなく気ままに生きているだけである
しかし、そうだな…貴様が望むなら力を貸そう……なに、ただの気まぐれである

我輩の名?
我輩は猫である、名前はまだ無い
この暗がりで遊ぶのも飽きた…好きに呼ぶがよいぞ

184名無しの厨二能力者:2014/10/04(土) 05:55:05 ID:aDU83IaQ0
続々と集まってきてるみてえだなァ
ワクワクするぜ……とっつぁんも来ねえかな
久々に人間の話し相手も欲しくなってきた
あ?なんだよ、何か用か

俺の名前だァ……?
俺は猫だ、名前はまだねえよ
それよりもだ……なあ、ガキ
自分から名乗るのが、礼儀ってもんだぜ?

185名無しの厨二能力者:2014/10/04(土) 23:56:08 ID:SS7Wtei60
絶体絶命の瞬間
そんな状況でもただ一つ
一つだけこの状況を覆すことができるものがある…
それは……


どうだこの蜜柑の皮の汁の目潰しは!?
「買った!」?
毎度あり!

186名無しの厨二能力者:2014/10/05(日) 04:26:46 ID:V2QFkQt60
凉を求めて何処へ行く
皆が欲するその先へ

谷底で怨みを唄う者
花は静かに散った

いつかの恋の物語
先へと消えた魂

187名無しの厨二能力者:2014/10/05(日) 07:03:06 ID:drsf6NyE0
インドメタシン

188名無しの厨二能力者:2014/10/05(日) 17:13:10 ID:VaiHiNz.0
ンアーッ!

189名無しの厨二能力者:2014/10/06(月) 20:43:00 ID:AhDQMo1U0
辻斬りが現れて
俺は刀を抜いた
斬り合い鍔迫り合い
接戦を見下ろす月影

刹那の油断すら
命取りになって
今日という一日が
俺の最期になってしまう

190名無しの厨二能力者:2014/10/06(月) 21:01:12 ID:Rvr6f3tg0
ういろう

191名無しの厨二能力者:2014/10/06(月) 21:37:03 ID:Gs46nHwg0
うふふ…面白い事を思いついた
…ねぇ、こういう遊びはどう?
ふふ…ふふふ…そんなに楽しい?顔が真っ赤だよ?

ふ…ふふふふふふ…あはははははははは!

192名無しの厨二能力者:2014/10/06(月) 22:36:33 ID:Rvr6f3tg0
飯米

193名無しの厨二能力者:2014/10/07(火) 04:03:50 ID:95OtEbxg0
嫌らしい手を…
そうやって挑発に乗ったところをその端末に禁断の番号、「百十」を入れて
この俺を外界から完全に隔離された「牢獄」に送ろうって算段なんだろう?知ってるよ
実際、その禁断の番号の呼び掛けに応じた使者達が罠に嵌まった兄さんを牢獄へと連れ去っていく所を目の当たりにしたんだからな



…グス、やっぱり駄目だ兄さん…どんなにカッコつけて説明しても在り方が完全に警察に御用されたロリコンそのものだよ…
……何を思って未成年の少女に手を出したんだよあのバカは…
…毎日毎日挨拶してくれる近所の人たちの憐れむような視線が針のように刺さって涙が溢れて仕方ないよ畜生……

194名無しの厨二能力者:2014/10/07(火) 04:48:18 ID:hqpKSMaM0
恨むな弟よ
俺は衝動という名の魂の慟哭に従っただけのこと
それ自体に後悔はない……あの瞬間はとても良い気分だった
しかし我を忘れてお前たち家族のことが頭から抜け落ちていたのは駄目だ
後悔では済まされない過ち、すなわち罪だ
だから俺はこの檻の中で罰をおとなしく受けることとする

もはや会うことはないだろう
弟よ、皆のことを頼む

P.S. 血塗れの木彫り龍
  砕けた水晶玉の中
  世界に秘めたる宝
  書類は纏めてある
  祖母によろしくな

195名無しの厨二能力者:2014/10/07(火) 08:07:18 ID:oZNdRvac0
なっぱ

196名無しの厨二能力者:2014/10/07(火) 23:00:01 ID:0LnIxK3g0
Panasonic

197名無しの厨二能力者:2014/10/08(水) 00:37:42 ID:UuxmYqYI0
くっ……殺せ!!

198名無しの厨二能力者:2014/10/08(水) 01:50:25 ID:MRKAHjwo0
狭い狭い箱の中
寂しい寂しい日々
凍ったような年月
やがて微睡みの中へ

「やあ、お早う……久しい外は如何かな?」

夕闇と残骸
氷解の理解
覚醒は突然
憧憬の訪問

「時は来た……待たせたね」

199名無しの厨二能力者:2014/10/08(水) 06:59:31 ID:k0VHOYU60
ねえそのポエム恥ずかしくないの

200名無しの厨二能力者:2014/10/08(水) 15:36:25 ID:seC47VBs0
ノーノー、わかってねえな
ポエム程度で恥ずかしがってて厨二が勤まるかよぉ!!

201名無しの厨二能力者:2014/10/08(水) 21:26:02 ID:uw38lzSk0
おっと、驚かせてしまったようだな。これは人がいう電気でもレーザーでもない。
言わば神のみがつくり出せるエネルギー体だ。
ただ発生するだけでなく実態も形成できる。たとえばこの無数の刃……
気をつけろ、触れると一瞬で浄化されてしまうぞ?
……浄化とは何か?だって?はははは、それは昨日言っただろ。
……あ、すまない。君にとっては「明日」の出来事か……いや、もっと先だったかもしれないなぁ?
その日がきたら、また説明しよう。

202名無しの厨二能力者:2014/10/08(水) 23:11:00 ID:FZaPh/dY0
胡乱な気分で夢を見る
天は逆しまに昇り、星は太陽に沈む
そうして夜が訪れる
帳は幕のように閉じ、それが意味も無く自分を哀しくさせた
夢も現も、そこに差異など無いのなら
総ては、嘗て視た朱い月に堕ちていくだろう
――――なんて、溶けるように、夢心地な、幻視――――

203名無しの厨二能力者:2014/10/09(木) 00:57:57 ID:11qGU5WI0
信頼から憎悪へ
親愛から殺意へ
移り行く季節と変わり行く感情
やがて訪れるであろう朝より前に
いずれ終わるであろう夜より前に
すべてに幕を下ろそう

204名無しの厨二能力者:2014/10/09(木) 22:01:57 ID:SIlbqd020
歌が響き渡る
とても綺麗で、清んだ歌声
いったいどこから聞こえてくるのだろうと思いを馳せて
目を向けてみれば、ああなんということだ
どこか見覚えのある歌うたいの少女はその時既に、

205名無しの厨二能力者:2014/10/10(金) 01:05:07 ID:gXQTurus0
、、、二度とは動かない唇、聴く者の心を掴んだ美しい声
、、、二度とは踊らない体、魅る者の魂を虜にした美貌

若くして亡くなった少女にまつわる不思議な話
未だ彼女の墓標から、時折歌が聞こえてくるのだと言う
普通に聞けばありふれた怪談だが、誰も怖がる者はいなかった

何故ならば、生前の彼女そして彼女の死因を皆が知っているから
それではお話しよう"歌姫"と呼ばれた彼女の物語を

206名無しの厨二能力者:2014/10/10(金) 02:37:06 ID:j6z9OAGw0
WANTED…
謝礼金は2000万…
何々?罪状は要人『■■■■』の殺害事件の容疑者…
白く裾の長いコートを着ていて槍を扱う…だとさ

…正直さ、こういうのってせめて名前と顔が割れてないと話にならないと思うんだよね
武器や服なんて幾らでも変えられるのに、しかも実際は槍なんて大層なものじゃなくて
実はそこら辺で拾ってきた鉄パイプでした何てこともあり得るでしょ?

大体殺された人って民衆から結構な反感買ってたらしいじゃん
酒場に入ればまるで呪われてるかのように恨み言はいてる人居たし
気が滅入って外の空気を吸おうと思ったら飢えでの垂れ死にかけてた子供も居たし
……あ、でもご飯はちゃんとあげたよ?
ただでさえ気が滅入ってるのにここで見捨てたら良心の呵責って奴に苛まれるし

……とまぁ、怪しい人なんて沢山いる所か完全に真相は闇の中状態だと思うよ

…まぁ、実はこれ僕の事なんだけどさ

207名無しの厨二能力者:2014/10/10(金) 04:40:03 ID:mBhRhquA0
さあ……外に出ようか……
お前の首が……俺の懐を……繋ぐ……
実を言うと……今は切迫していてね……
俺の為に……今ここで……死んでくれ……

【月夜の邂逅は物語をどのような方向へと導くのだろうか】
【酒場から始まる八つの煌めき――開演は、すぐそこに】

208名無しの厨二能力者:2014/10/13(月) 19:30:09 ID:/DhjFKVU0
憎むべきは人ではない
人とは思えぬ所業を強いる、謂わば罪こそ悪なのだ
世界を満たす罪こそが、新たな罪を招くのだ

――なればこそ、我等は人を貶む
争いを生み、罪を着せ、新たな罪を生むことで……
……我等は世界を悪意で満たす

さあ、【悪魔(どうほう)】よ
この地上――即ち【悪意の楽園】に蔓延る【仮初の善】を……
我等が力で駆逐するのだ

209名無しの厨二能力者:2014/10/14(火) 05:24:59 ID:.KSWyOcY0
……怠い……とにかく怠い……
なあ相棒、俺は今日、昼まで寝ることにした
ってわけで後のことはよろしく頼むわ

210名無しの厨二能力者:2014/10/14(火) 19:36:40 ID:9wzJLjRw0
わかった、つまりはお前は「此処で捨て置け」と言いたいんだな?
いや残念だ、君とは割りと良好な関係を築いていたつもりだったがどうやらそのコンビも今日までで終いらしい
せめてもの情けだ、駄賃はここに置いてやる、もっとも全部俺の分だがな

さてそろそろ別の傭兵でも雇いに行くか、出来れば男じゃなくて別嬪さんが良いが…
どうせ良い女が傭兵なんてしている筈がないからな
これまた長い旅の始まりとなりそうだ

……ん?どうした?まだまだ早朝なんだがもう起きたのか?
……フッ…そんなに怒るな、ちょっとした冗談だ
なに、こんな茶番一つで目を覚ましたんならお得だろう…?

211名無しの厨二能力者:2014/10/20(月) 16:05:14 ID:aGpiDZoI0
唄が聴こえる
憤怒と憧憬を夜風に乗せて……
喉が渇こうとも唄い続ける……
やがて……

212名無しの厨二能力者:2014/10/21(火) 18:35:51 ID:O/Ra2k6I0
低音が響く実に耳障りな唄だ
それ以上声を出すならその喉笛を掻き切るぞ

213名無しの厨二能力者:2014/10/22(水) 03:16:36 ID:BdYW/gWE0
造園を繰り返すこと73回
彼女が「庭園の魔女」と呼ばれるわけはそういうことだ
しかしそれだけではない・・・魔女たる所以は他にある
今夜はゆっくりと話そう、とりあえず掛けたまえ

214名無しの厨二能力者:2014/10/22(水) 19:24:44 ID:6txVZ.HU0
延々と語り続けて七時間……お天道様が顔を出しやがったぞ馬鹿野郎……
ああもういい庭園の魔女のことは分かった、分かったよ、お前が庭園の魔女大好きなのもよく分かった!
俺までそっち側の世界に巻き込もうとすんのやめろ、お前昔っからそういうとこあるぞ!
こっちゃいい加減眠いんだ、もういい! 庭園の魔女のことは! 分かった! 分かったって! 分かったって!!

215名無しの厨二能力者:2014/10/22(水) 22:42:20 ID:iq3K.KmY0
テイク184と言った所か、しかし寝起きの朝は実に気分が良い
「庭園の魔女」に飽きたご様子のお前に今度は私が「花園の魔女」について語ってやろうじゃないか
何、遠慮するな、別に泣いて喜ぶ程の事でもなかろう…?…クッフフフ…

216名無しの厨二能力者:2014/10/23(木) 03:48:00 ID:rnZqBaw20
ふう……
存分に語り、夜を明かすというのは気持ちがいいな
さて、調子が出てきたところで次へ行くとしようか
その名を【白百合の魔女】……どうだ、なかなかに綺麗な響きだろう?

217名無しの厨二能力者:2014/10/23(木) 13:15:27 ID:Or/Ss1uM0
うはは・・・面白い話をしているじゃぁ無いか諸君
そちらさんも白目を剥いて聞き入っているご様子
良かろう、僭越ながらここからは「箱庭の魔女」の話をだな・・・

218名無しの厨二能力者:2014/10/23(木) 21:41:57 ID:hDicbFP.0
ナンセンスだ、実にナンセンスな奴等だ
一番面白いのは「菜園の魔法少女」だろう
勿体振ってないでとっとと語ってやったらどうだ?

219名無しの厨二能力者:2014/10/24(金) 03:33:55 ID:jtRTrRi20
旦那、《果樹園の魔女》も忘れちゃいけませんよ
「菜園の魔法少女」の実母にして師……今夜は語らせてもらいましょう
いい酒といい肴、いい夜になりそうですぜ

220名無しの厨二能力者:2014/10/24(金) 21:11:59 ID:t3XbaFOM0
是非に……と言いたいところだが
久方振りの逢瀬なのだから、私にもちょっとした土産話くらいはさせてくれやしないかい
……ああ、きみは話が長いんだ
まぁ、オードブルだと思って気楽に聞いてくれれば幸いだよ
それでは始めようかーー紅玉と【蔓薔薇の魔女】の話をね

221名無しの厨二能力者:2014/10/25(土) 04:23:41 ID:/AYiWfQ.0
ね、じゃねぇよ!いつまで「野菜畑の魔女」やらなんやら続けるんだよ!
……黙れこの野郎ッ!誰も「野原の魔女」の話を始めろなんざ言ってねぇ!うるさい!!
俺はこんなしょうもない話を聞きに来たんじゃなくて例の聖剣の元となった鋼の在処を探すためにここに訪ねて来たんだよ!
だから黙れよ!今度は「牧場の魔女」か!?この世界に魔女がそんな溢れ帰ってる訳ないだろ!!いたら世も末だろうが!

……ハァ、…話を戻そう
さっきも言ったように俺はちょっとした仕事で聖剣の元である鋼の在処を探してそれを回収するために来たんだ
「賢者」と呼ばれたあんたらなら何か知ってるかもしれないと踏んでここに来たんだが……
……何か知ってることないか?

222名無しの厨二能力者:2014/10/25(土) 14:38:47 ID:dszFAcP20
かつて竜が生んだとも伝えられている鋼、か
なるほど、君の発想はなかなかに的を射ている
しかし残念だ……私も彼も、それについては知識が及ばない

そう落ち込むな
こんな辺鄙な所まで訪ねてくれた礼として、ある人物を紹介しよう
『赤金の魔女』は、きっと君の力になってくれる
あ、そうそう……魔女とは結構、身近にいるものだよ

223名無しの厨二能力者:2014/10/29(水) 21:26:06 ID:IBQ6Zv5A0
よもや、その名を再び聞く日が来ようとはな……
『赤金の魔女』は50年前に西の国へ旅立って以来音信不通、生死不明であったが、生きておったのか

……そういえば「竜が生んだ鋼」で思い出したのじゃがな?
かつて『紫紺の角竜』の異名を持つ錬金術士がおったわ
真名はとんと忘れてしもうたが、奴は実に300種余りの新たな金属を生んだとされておる
お主の探し物はその者が作った鋼だったりせんかのう?

224名無しの厨二能力者:2014/10/30(木) 02:05:18 ID:o6vTMauQ0
うぅん?ようこそ迷子の旅人さん…いや『竜鋼』を求める探索者さん、かな?
何れにせよ、はるばるこんな極寒の地までお疲れ様。でも残念ながら私は貴方の探し人では無いの
私は『純白の氷竜』の異名を預かる占い師、貴方の様に漂流する者を導くのが仕事・・・"氷竜"だけにね

・・・サムい?それもそうね、外は猛吹雪だから・・・うん・・・
ところで、貴方の向かうべき先は・・・そうね、次は――

225名無しの厨二能力者:2014/10/30(木) 09:19:29 ID:BPPOG2Js0
はじめまして、で良かったかしら?
『赤金の魔女』だなんて、そんな風に呼ばれるのは久しいわね
『竜が生んだ鋼の物語』……私の父が遠い昔に書いた本よ
お伽噺のようでいて、実際には真実を記している
きっと、あなたの求める情報はこの中にある
だけど気をつけてほしいのは、相手が竜だということね
鋼を欲する者は数知れず……死した者もまた然り
あなたはどうかしら、ね?

226名無しの厨二能力者:2014/10/30(木) 19:20:36 ID:eE7Zt9ew0
ね、じゃねぇよ
俺の帰りを待つ馬鹿野郎共がいるんだ
決して生死だけの問題じゃない、「何がなんでも土産に鋼を持ち帰る」
この仕事だけは俺の命を払ってでも果たす、相手が竜なら俺はその顎に刃を突き立てその牙を奪い必ず仕留めて見せる
それだけだ

……話を戻そう
さっきの本を見せてくれて感謝する、危険はもとより承知の上さ
しかし「魔女」とは未だに信じられないな…世の中は広いものだ
…去らばだ、生きていればまた会おう

227名無しの厨二能力者:2014/10/30(木) 19:34:34 ID:gs7wsBw60
うふふ、「さらば」だなんて何を勘違いしているの?
私がタダで竜が生んだ鋼について教えてあげたなんて、まさか本気で思っているわけじゃないでしょう?
言っておくけど、情報量は相当高くつくわよ?

……何が望みだって?そうねぇ、じゃあ私も「竜が生んだ鋼」を追う旅に同行させてもらおうかしら
もちろん拒否権は無いわよ?
旅費はあなた持ちで、お目当てのものが見つかるまではずっと一緒に行かせてもらうから……覚悟してね♪

228名無しの厨二能力者:2014/10/31(金) 00:10:50 ID:Xb2JYcwo0
鼠にご注意を・・・
やあどうも、旅の方
怪しく見えても怪しくない、そんな私は旅芸人
先程は唐突に失礼を致しました
お連れの女性も道中お気を付けて
ああ、最後にもう一度だけ言っておきましょうか
「鼠にご注意を・・・」

229名無しの厨二能力者:2014/11/02(日) 02:00:04 ID:Mf3E8kmo0
面白そうねぇ?私も今回は暴れたいわぁ〜
だって、いつも、いぃ〜っつもアナタに美味しいトコロを持っていかれるんだものねぇ?
私がどれだけコツコツと積み上げてぇ〜お膳立てしたと思ってるのよぉ・・・
ズルイじゃないの、ねぇそうでしょう『鼠』さん?
わ、私だってねぇ?一応は伝説の十二獣とまで云われた『猛牛』の名を冠してるのよぉ?
今度こそ、ね?だからぁ私も暴れたいのぉ〜、ね?・・・あらぁ?
もう居ないじゃないのぉ〜、ねぇ、ねぇってばぁ〜置いてかないでぇ〜

230名無しの厨二能力者:2014/11/02(日) 06:03:18 ID:7iGGRKMs0
『円環の猫』はこう問い掛けた
「時の大河を移ろう者は、その岸辺に戻れるのだろうかニャ」

そして『穏羊』は答える
「メ〜……一度は戻れても……二度目はありえない」

現れた『飛猿』が続ける
「キー、なぜなら……生は一度きり、決して廻らない」

永久に生まれざる者がいるのなら
世界という大海は凪ぐのだろうか

231名無しの厨二能力者:2014/11/02(日) 19:41:25 ID:YFoAfNAA0
「欠片も興味がないわ。竜鋼? 十二獣? 魔女? 世界? 何かしらそれ、あたしと何の関係があるの?」

……あの女はそう言って立ち去ったよ
全くとんでもない女だった。『濡羽の斬竜』『静辰』『樹海の魔女』……それすら、あの女を構成する単語の断片でしかない
総てと関わりを持ちながら、総てとの関わりを断つ。そんな噂は本当だったわけだ。いや、実際確かに、二度と関わり合いを持ちたくないと思わされたね

さて、だが君たちは追うんだろう? 竜鋼の探索者さん
「あの女とは関わるな」と一応忠告はしておくが、聞きやしないだろうしな
そうだな、東へ向かうといい。運が悪けりゃ、会えるだろ

232名無しの厨二能力者:2014/11/03(月) 00:08:48 ID:OP1TX4Fc0
朗報は東方の地より、風に運ばれやってくる・・・
行こうか姫、ようやく時は訪れた
この長雨は、天からの激励と受け取ろう
さあ、戦いの始まりだ・・・!

233名無しの厨二能力者:2014/11/07(金) 21:23:36 ID:Ja6.LEB20
唾棄すべき楽観、おぞましいほどの無知
希望、友情、恋愛、努力、信頼、善意、高尚、勝利
すべてまやかし、ありえざる夢物語
絶望、懐疑、報復、怠慢、裏切り、悪意、凡俗、敗北
所詮は空夢、世に違うものなし

何を躊躇っている、真実はその先に在る
さぁ掴め
何を求めたか、いまここで思い出せ

234名無しの厨二能力者:2014/11/07(金) 22:55:15 ID:xqBeppnU0
「世界は、美しいものですか?」
閉ざされた箱の中で問うのは可憐な娘
その手には一冊の紅い表紙の本

「それとも、醜いのですか?」
一面の白の中で続けるのは問いかけ
その瞳は煌々と紅い光を放つ

答えに迷ったのなら……あなたもまた箱の中
紅に閉ざされ世界の姿を幻想するでしょう

235名無しの厨二能力者:2014/11/08(土) 02:22:55 ID:oFt1CDjs0
上辺だけの達観、鋭い爪でその薄皮を剥ぎ取れば醜い打算が顔を出す
愚かなるはどこまでも希望を夢想する者共は、終ぞ真理に至ることはないだろう

未だ分からぬか。世界とは絶望に絶望を塗り重ねて描かれた一枚の絵なのだ

236名無しの厨二能力者:2014/11/08(土) 18:24:14 ID:vIhmjQMI0
『黙れよ』
『俺は今から人間の可能性を確かめるんだ、邪魔立ては決して許さん』

俺が巨大な翼を持つ飛竜の前に立った時、飛竜は回りの者に静かにそう吼えると
その巨大な翼を巧みに操り俺に目掛けて飛び掛かってきた
残念ながらそこから先はあまり覚えていない、ただ俺が飛竜の牙をもぎ取って飛竜の喉元に突き立てた時
回りの者曰く、その飛竜は恐らく人よりも遥かに長い生を受けながら初めて安らかな表情で笑ったそうだ
尤も竜の笑う表情など竜にしかわからないだろうが、飛竜の表情は今はもう確かめようがない
だが回りの竜共が面食らった表情だったのは俺でもわかった、だから俺はこう言ってやった

『なら今からもっと面白い奴を見せてやる』
『俺に竜鋼を持ってこいとふざけた注文させた大馬鹿野郎をな』

さぁ、俺は今からでもこの鋼をあいつらへと届けなければならないのだが地理的には流石に遠い…
そう考えながら財布を覗くと今日の疲労がどっと振り掛かってくる…あの女、何処まで俺の金を使えば気が済むんだ…
…今日はさすがに疲れた、こんな仕事はしばらくは御免だ、鋼を届けたら…そうだな
少しは自由に生きてもバチは当たらないだろう、ならば旅をするか…目的に縛られない、宛のない旅だ
理由は簡単、俺はこの世界をもっと知りたいから世界中を駆け回りたい、それだけだ

……若い頃の「彼」の日記を元に書き留めた本、どうやら今でもバカ売れのようだよ?
ついでに言えばここに「彼」の日記の続きを綴った本がある、今ならセットでお得だよ?
ここで逃がせばしばらくは入荷してもすぐ売り切れちゃうだろうね…
ククク…さぁ、どうする…?買わないと流行に遅れちゃうかもよ…?

237名無しの厨二能力者:2014/11/10(月) 00:42:37 ID:zf9kiTEE0
余計なお世話だこの野郎!
テメェふざけんなよ!最初に来たときは一巻だけを売りやがって今度はまとめ買いしたらお得だとぉ!?
俺がこの著者のファンであることを知っておきながらよくもここまで舐めた真似してくれたな!!
絶対許せねぇ!!表に出ろ!十年前から一週間前までのツケを払わせてやる!

238名無しの厨二能力者:2014/11/11(火) 00:05:25 ID:NRPcgj/A0
『流浪狼記』を今だけ半額にしてあげるからさぁ〜ゆるしてチョリソー☆
え、ちょ、やめ……あれええええええええ

239名無しの厨二能力者:2014/11/12(水) 08:30:25 ID:mmwrz.Oo0
えー……と、コホン。まぁ欲を出し過ぎると良くないよってことだ
ところでお兄さん、採れたてピチピチの魔法石があるんだけど興味ない?
今ならこの炎石に氷と雷、なななんと闇属性光属性までついてセットでお得だよ!
魔力増幅から調合まで用途は豊富! 沢山持ってて損は無いよ〜
どう? どう? どうかにゃ?

240名無しの厨二能力者:2014/11/12(水) 08:37:07 ID:gNwIsbqY0
焼け落ちた教会と崩れた境界、そして謎の死体、それは異形……か
ふむ、こういったややこしそうな事件こそ奴に依頼すべきか

うん?魔法石だと?
四大元素はともかく稀少な光と闇まで……
とりあえず……ちょっと来てもらおうか

241名無しの厨二能力者:2014/11/12(水) 10:58:42 ID:/EzPtD2E0
買い取り?・・・ハッ!冗談言っちゃいけないよお嬢ちゃん
ココが"応接室"に見えるのかい?御覧の通りの"取調室"さ
あぁ、見れば分かるよ確かにこの魔石は正真正銘の本物だ・・・だから問題なんだよ
"白昼の大通り"で"純正の魔石"を"御買得価格"・・・あぁ、大問題だとも
まずは"質問"から始めよう『キミは何者で、コレをどこから手に入れたのか?』

あぁ、そんな答えじゃぁ釈放出来無いなぁ・・・次は"尋問"にしよう『誰の命令で、何が目的か?』
あぁ・・・あぁ、そうか・・・良かろう、ならば"拷問"だ

242名無しの厨二能力者:2014/11/13(木) 00:20:28 ID:R45eff..0
駄目ですって!取り調べで暴力沙汰は不味いっすよ
つうかここ防音対策はされてるけど監視カメラは設置されてるんですから下手な真似できないですって
…ともかく今日は諦めて、とっととこの子の魔石の入手経路探れるところまで探りましょ?ほらUターン


……ッククク、君の魔石は確かにいただいたよ契約は確かに成立した
でも残念だったなぁ、僕は少しでも自分の情報が裏に回るのは嫌だからね
君には未来永劫、このブタ箱で過ごしてもらうよ?
…後は…そうだ、魔石の入手経路を個人的に教えてくれると嬉しいんだけど…まぁ、無理だよね

243名無しの厨二能力者:2014/11/13(木) 07:17:37 ID:O96iEjP.0
眠れないのかな、かわいそうなお嬢さん
たまたま手にした魔法石からこのような事件に巻き込まれようとは・・・
助けがほしいかね?奴等を打ち倒したいかね?
ならばこの手を取るがいい・・・私は通りすがりの悪魔だ
あるいは妖精、あるいは幽霊、あやふやなる存在
ああ・・・今たしかに君と私は繋がった・・・

244名無しの厨二能力者:2014/11/13(木) 20:33:10 ID:ibATA6oA0
大海は永劫を
雷は断罪を
大地は祝福を
炎は原初を
世の調べ、界の糸を紡ぐ素の恵み
惟即ち万物の礎、万象の因
我茲に其を連ね、全の森羅を掌握せん
       アルスマグナ
――――“盤に委ねよ”

245名無しの厨二能力者:2014/11/16(日) 01:12:10 ID:/QjW8VV.0
何のつもりだ?
なるほど...裏切ったのか
まあ、世界を敵に回すのも悪くないだろうよ
じゃあな、せめて幸運は祈ってやる

246名無しの厨二能力者:2014/11/16(日) 08:18:58 ID:b9JRjkyM0
 流浪の一家に生まれた男
 廻る季節のひとつ、冬を知らぬまま……
 『忌避すべき時さえ凍てつくその季節』
 逃走とも言えるその旅路の果てに待つは……

  アルスマグナ
【大いなる秘宝】か
16世紀からまだ生き続けているとは興味深い……実に、ね
偉大なる術、王者の法、天上へと至る存在こそが得る力
ククク、我が主は断じているよ
君には『資格がない』とね

247名無しの厨二能力者:2014/11/16(日) 10:05:47 ID:1yCc3ZcM0
眠ったように瞳を閉じた老婆
深く悲しい季節のひとつ、秋を思い出して……
『遠く懐かしい時を語るその季節』
停滞とも言える懐古に意味はあるのか……

【賢者の秘術】ね
そんな物もあったねぇ…懐かしい話さ…本当に、ねぇ
分不相応、力不足、身の程を弁えない愚かな夢
ふっふっふ…歴史は語っているよ
賢者も愚者も『最期まで判らない』ものさ

248名無しの厨二能力者:2014/11/17(月) 09:14:24 ID:cZhnIerk0
去りゆく少女は振り返らない
ぬくもりの春を遠ざけるかのように……
『かつての幸せ、朽ちてしまった季節』
忘却とも言える道に先はあるのか……

【最果ての錬金術】なの
それをまやかしとも知らないで、パパとママは求めた
人の情熱、溢れる欲望、幻想を騙る醜い虚
あの人は言っていたわ
その存在は『虚像と作為で出来ている』ってね

249名無しの厨二能力者:2014/11/17(月) 12:29:08 ID:Dw9VNrl.0
値踏み、見下ろし、男が笑う
燦々たる覇気は真夏の太陽が如く・・・・・・
『鬱陶しい程の生命力、強引で傲慢な季節』
逃げず停まらず忘れずに、やがて旅路の先に意味を創るだろう……

【最初の偉業】さ
我が為した始まりの一手とも言える…信じられないかね?
否定、諦念、道半ばでの挫折した者の言い訳
誰の言葉も聞く必要は無いさ
我は断言する『士気あれば四季に死期なし』とな

250名無しの厨二能力者:2014/11/17(月) 15:07:47 ID:.T1hLT2g0
―――長い時を費やした
私には若い頃、時間があった、そこには自由もあり、愛もあり、何一つ不自由のない人生だった
しかしそれに気付く事はなかった、即ち私はこの尊い時間を無駄にしてしまったのだ

それを気付くのには長い年月を要した
しかし今、私はかつてない幸福に抱かれて生きている
若い頃にありとあらゆる衝動に駆られると同時に幾多の幸福を無駄にしたが今思えばそれこそが原動力
衝動に駆られる私を支え、突き動かしていたのはまさにこの時間、自由、そして愛だったのだ

寿命という時間の刻限が迫り、最早自らの肉体すら満足に動かせない今なら分かる
我が人生の旅路に得られた最大の宝は、今も尚変わらず側に居てくれる愛だったのだと
旅という最大の試練にして人の人生の答えを与えるこの広大なる大地
親愛なる友、愛しい我が子供達、何よりも尊くかけがいのない最大の秘宝、我が妻
その全てに私の全身全霊を以て永劫の愛を此処に標す―――

251名無しの厨二能力者:2014/11/18(火) 10:00:00 ID:7ENPxOl20
「寸分さえも……理解できなかったことが、ある……
良き友を得た……金も手にし、人生は充実した……
しかし《愛》だけは解らない……解らないものは、得られない
死の間際に、なっても未だ……朧気にさえ、見えてこないのだ
なあ、我が友人達よ……《愛》とはどういう、ものなのだろう」

若きあの頃、私は様々なことに手を出し、染めていった
それはいわゆる悪事であったり、人生の不徳であったり
そういった意味で言うならば、私は決して善ではなかった
数多の憎悪や殺意に揉まれ、気付けば友人達もその渦中へ
だが私は理解できなかった……外へと向ける燃えるようなその感情が
私に解るのは彼等が良くも悪くも人生に何かを刻んだということだ

そんな私の元に現れたのは、とても優しげに微笑む女性だった
彼女は私に「何故いつもそんな顏ばありしているの」と言った
私は「何故も何もこういう顏だ」と答えると……彼女は笑った
それ以来、何故だか彼女は私とよく行動を共にした
悪い気分ではなかったが……しかし私は知っていたよ
私と居ればで彼女は不幸になる、ということを……
そして、その時は来てしまった
彼女は撃たれ……即死だったよ
私を狙っていたと、後に知った

彼女は、私を愛してくれていたのだろうか
友人達の言葉から、そんな疑問が浮かんだ
理解したい、そう考えて努力はしたが、結局は無駄だった
私の人生は充実していたのだろうか?
自問に答はついに見つからず、私は逝くだろう

252名無しの厨二能力者:2014/11/18(火) 15:33:44 ID:bmEDVnE20
写し鏡
この二人の生き様を例えるならまさにそう言えよう
もっと言うのならばこの二人はコインの裏表の様なものであり
人生の黄昏の果てに得た答えは極めて似通った物ではあるが
その答えを得た上で陽の目を浴びたのは表側だけ
コインの裏表が同じ光を浴びることなどない
裏表が同じ道筋を向くことは決してないのだから

253名無しの厨二能力者:2014/11/18(火) 21:15:14 ID:fkicOqO.0
ランダムウォーク
  酔っ払い
この二人の生き様を例えるならまさにそう言えよう
もっと言うなら二人は大木にしがみつく枝の様な物であり
人生の黄昏に行き着く過程は極めてバラバラではあるが
その過程を違った角度で見てみると交わっている事がある
ただしランダムに走る線は点としてしか交わらない
二本の線が同じ方向を向くことは決してないのだから

254名無しの厨二能力者:2014/11/19(水) 11:38:47 ID:VMAwrDq60
らはら・・だかられ?酔って無いっつぅ〜んれすよ
あなたこそ酔っへるんじゃないの?ふらっふられすよ?

ちゃがうの、俺のウチはこっちだっつーのよ、で、俺がこう・・こうね?歩ってたでちょ?
したらアンタがぶつかって、らはらね?そっちがぶつかってきたのしょー!
俺ァ最初っから真っ直ぐこっちに歩い・・・ちょっと待ってれ?こう・・・真っ直ぐ・・・
うぅん?地面がちょっと傾いてるけどもぉ〜、俺はちゃんと真っ直ぐな?
いや、酔っては無っつーの!あなたこそ大丈夫なんですかぁ?ほら、立ってられないんじゃないんですかぁ?
らはら、俺は!ニョって!無いって!言っちぇウプ・・・オッ・・・ゲボボボボ・・・

255名無しの厨二能力者:2014/11/19(水) 13:10:00 ID:w2353lLQ0
僕としたことが、こんな妙な酔っ払いに絡まれてしまうとは……チッ
ええい煩いぞ!しっかり歩かないか、まったく!
そもそもなぜ僕はこんな酔っ払いと一緒に行動しているんだ?
帰ったら頑張って作った角煮を肴に軽く呑む予定だったというのに……
ええい、いいから黙って歩け!腕に掴まっても構わないから!
ああ待て駄目だ止せ頼む!離れてくれうおおおおお

【出会ってしまった二人の男】
【運命はその手で何を掴むのか】
【もうすでに物語は始まっている】
【……うおおおおおおおおおおおお】

256名無しの厨二能力者:2014/11/19(水) 17:29:00 ID:qQ5noku.0
同じような物語に見えて決定的に違う物は一つ
人生の終焉を迎えて最高の結果とも言える答えを見つけて辿り着き、安らかに眠った者
人生の始まりから黄昏までを費やした結果、答えを見つけるもついには辿り着けずに無念の内に眠った者

まるでその二人の生き写しのような彼等が同じ友として道を歩み始めたことだ

257名無しの厨二能力者:2014/11/20(木) 00:07:07 ID:7PKtHxiU0
暖炉の炎は揺らめき、音も無く消える
そうして訪れた静寂は、しかし闇ではない
窓から差す淡い月光は部屋を仄かに照らしだす

ここは屋敷という名の檻
広い窓は見えざる鉄格子
光と闇の狭間に光る風景
それはさながら夢のよう

『閉じ込められたこの時間より君を出してあげたい……永い暇はもう終わるのだ』

誰もが知らないこの場所で
物語の裏側が静かに蠢いて

258名無しの厨二能力者:2014/11/20(木) 20:13:05 ID:JwUGwAy60
『…テメェは、誰だ』

『此処は俺の精神の中だ、生半可な気分で足を踏み入れて良い場所じゃねぇぞ』

『三秒以内にその汚ねぇ足を引っ込めて消え失せろ、さもなければその喉元を掻き切るぞ』

259名無しの厨二能力者:2014/11/22(土) 11:28:00 ID:TstTosXk0
『ぞーうさん♪ぞーうさん♪』
『ぼく?ぼくはぞうさん!』
『君も災難だね。ぼくみたいな奴が精神の中に入って来るなんてさ』
『君は今からぼくに精神を掻き回されるんだ!起きた頃には廃人だね♪』
『言っておくけどぼくにあらゆる攻撃はきかないよ。そう言うものじゃないからね』
『じゃあ行くよ♪』
『ぞーうさん♪ぞーうさん♪おーはなが長いのね♪そーうよ、母さんもなーが…

260名無しの厨二能力者:2014/11/22(土) 12:58:40 ID:Nr/2s/Xs0
餓鬼は愚かに
神は寞かに
あなたは確かに
私は幽かに
唱えようか唄おうか 愛の言祝ぎ 呪の文言
怨嗟は遠く、調べは軽く、遙かに視ゆるは死の頂
天に在すは声 地に蠢くは瞳 獄に揺蕩うは骨
我等二つの言霊と六つの贄に誓いを捧ぐ
       グラドゥアーレ
――――“我が肢は雲を貫く”


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